秋の名残花

  • 2018.10.11 Thursday
  • 05:54
10日間予報を見ても、札幌はまだ霜の降りるような低温にはならない様子。ガーデン街道も15日までだし、今週末がガーデンの花巡りの最終になりそうなので、お近くのガーデンの、名残の花を楽しんでいただきたいです。
滝野公園では、天の川ガーデンがますます色が冴えてきました。この‘ミスティック・スパイヤーズブルー’というサルビアは、花穂が長いし色が濃いので、ますます見事な天の川に。マリーゴールドも、一度散髪してやったので、きれいに復活してくれました。
天の川

その下にある秋咲きクロッカスは、なぜかほとんど花が上がってきません。あんまり暖かいので、まだその気にならないのでしょうか。その下にはヒマワリ‘サンフィニティ’があり、その次が黄花のコスモス‘クサントス’の畑です。今年は今までで一番きれいな花を咲かせてくれたけれど、淡いクリーム色なので、今一つインパクトに欠けてしまいます。ちゃんと謂われを知っていただくと、へぇ〜となるのですがねぇ。
クサントス

まきばのせせらぎでは、棚田にエゾリンドウ(Gentiana triflora var. japonica)がたくさん咲いていました。土地が痩せているせいか、エゾリンドウらしさが全くなく、本州以南のリンドウ(G.scabra var. buergeri)の風情。子供の頃、よく遊びに行った溜め池の土手に、ぽつぽつと咲いていたリンドウがいまだに忘れられません、あぜ道や土手の草刈りをやらなくなって、絶滅寸前なんだとか。もったいないなぁ…
リンドウ

花人の隠れ家に入ると、ドライウォールの上でコハマギクが満開になっています。この花も、研究室のシンボルのような花なので、ひときわ思い入れのある花です。四阿の屋根の上でも満開だし、峠の庭では近縁のピレオギクやエゾノソナレギクが咲いています。
コハマギク

カントリーハウスとの間には、パレット花壇があり、今年もダリアがもりもりと咲いてきました。今年はすべて早来の「やまき育種園芸研究所」の品種が使われています。朝日が斜めに差す頃には、この花壇の特徴が一番分かりやすい表情が見られます。昼間になると、色の重なりがよく分かって面白いでしょう。
朝のパレット

‘黒蝶’かと思ったら、‘黒豹’という品種でした…(^^;) すべてラベルが付けられているので、花の特徴と名前を比べていくのも面白いです。いろんな花型があるので、面白いですよ〜
黒豹

このすぐ上には、この時期「ハギの小径」と私が勝手に名付けているハギのコレクションがあります。ミヤギノハギの赤・桃・白、園内で見つけたやや立ち性のミヤギノハギ、花の色がかなり明るいピンクのムサシノハギ、シラハギとニシキハギとソメワケハギ、ヤマハギの‘江戸絞り’が植えられているのです。ミヤギノハギはなんとか咲きましたが、江戸絞りやシラハギ系のハギは、今年はほとんど花がなく、青々とした枝葉ばかり。こんな年は本当に初めてで、とても残念なことになってしまいました。
ハギの小径

初夏にはスズランコレクションがある、花のテラスの右手には、原種系のシクラメンが咲いてきました。現在咲いているのは秋咲きのシクラメン・ヘデリフォリウム(Cyclamen hederifolium)で、春咲きのシクラメン・コウム(C.coum)もさらに800球植え込むのだそうです。小さくて気付かない方も多いので、案内サインをお願いしました。是非かわいい花を見ていただきたいです〜
シクラメン
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