冨茂登

  • 2018.10.09 Tuesday
  • 05:37
冨茂登は、宝来町にある千秋庵総本家のお隣。栞に「山のふもとの憩ひの家に 今日もほのぼの灯がともる」とあるように、目の前にある高田屋嘉兵衛像の上には函館山の山頂が望めます。

冨茂登

この建物は、戦前の1935(S10)年の建造といわれ、確かに廊下を歩いて行くと少し波打っている感じがします。人数が多かったのでこの大広間での会食でしたが、欄間や天井の細工はしっかりしていました。
座敷

料理のレベルもさることながら、仲居さんたちのサービスが細やかで、いろんな方がここを贔屓にしているようです。外には出ていませんが、高倉健さんは特にこの店を贔屓にして、亡くなられるまで晦日は必ずここで過ごしていたそう。もう公表してもいいでしょう。献立も丁寧な作りになっていました。
メニュー

お造りは海峡鮪に、知内産平目、戸井産真蛸。一切れずつだけだったけれど、とっても美味しかった。鍋物は紙製で、ズワイガニの寄せ鍋だけど、具よりあまりにも出汁が美味しくて、全部すくっていただきました〜
紙鍋

もちろん庭もチェックしました。一通りメニューは揃っているけれど、全然しっとり感がなく、かなりがっかり。植木屋時代には‘海陽亭’と‘高はし’という料亭の庭の管理をやっていたので、どうしても比べてしまいます。函館の植木屋は「奥地」の我々をいつもバカにしていたけれど、負けてなるものかといろいろと研鑽していましたから。
庭

会食が終わり、遺影を片付けて初めて全貌が見えた掛け軸です。「清風払う」のはなんだろうと思っていたら、下に明月が隠れていました。戻ってから調べて見ると、「清風明月を払い、明月清風を払う」という禅語の一部で、禅の悟りの清らかさを表した言葉だそうです。宗派が曹洞宗なので、これを選んだのでしょうか?
掛け軸

帰ろうと玄関に向かって行くと、来た時にはよく見ていなかった陶磁器のコレクションが目に入りました。我が国の名陶が網羅され、松山の砥部焼もちゃんと入っていました。白磁に藍色の絵付けなので、他に比べてちょっと違和感がありますが。
焼き物

会席は、6,200円から16,000円までの間、お昼のミニ懐石は4,752円(税込み)とお手頃だけど、いずれも要予約です。室蘭にいる息子一家が、今月末には引っ越しして函館住まいになるので、一度行って見ようかな〜
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