蒸し蒸し

  • 2018.08.11 Saturday
  • 05:51
一昨日から待望の雨が降ったものの、札幌ではその量はほんのわずか。もっと降ってくれないかなぁ…と思いながら滝野公園に向かって走ると、出がけには結構な雨降りだったのに、鱒見口に着いた頃にはほとんど上がってしまいました。一応カッパに長靴姿で園内のチェックを始めましたが、ムンムン蒸れ蒸れの暑さでした。平成の森のレンゲショウマがちらほら咲き始め。でもこんな天気では、カメラを持った方も誰一人寄りつきませんでした。
レンゲショウマ

ここ数年、ここのシラネアオイ群落では、結実してきた果実をエゾシカにすべて食い尽くされていました。このためタネが落ちて株元に子株が発生し、どんどん群落を大きくしてきたサイクルが断たれてしまい、群落の維持に黄色信号が灯っていたのです。ところが今年は全く被害がなし。シカって、そんなに気まぐれなんでしょうか?
シラネアオイ

すぐ隣のアジサイは、今まで食害なんてなかったのに、今年はきれいに頭を囓られていました。エゾアジサイにはほとんど被害がなく、アジサイばかり食べるというのもなぁ…?
アジサイ

かつての渓流ゾーンでは、園路脇にかなり豊かな自然が残されており、自然観察会をやってもとても楽しかったのが、今は全く単調になり、アキタブキとウマノミツバ、オオバコなど少数の草種に占拠されてしまっています。多分夏の生育期に、草刈りを続けたのが原因ですが、もう元には戻すことができないでしょう。そんな中、クサレダマが一群かろうじて咲いているところがあります。こういう見どころが、少しでも回復してくれればいいのですが。
クサレダマ

昼近くになると、雨は完全に上がって晴れ間が見えてきました。予報では夕方からまた雨模様になるとのことなので、なんとかそれに期待するしかないとあきらめました。
雨が上がる

午後からはボランティアのみなさんが作業をやってくれるので、手の回りそうもないところだけ、一人で片付けることに。ミズバショウの群落のある湿地の両側は、ほとんどスゲに覆われているのですが、その中にかなりの数のオオアワダチソウが侵入しているのです。これまで何回も抜き取りをやって来たのですが、なかなか徹底できてなかったので、今回はじっくりと何度も往復しながら、ランナーをちぎらないようにていねいに抜き取っていきました。来年もう一度これをやれば、ほぼ根絶できそうです。
オオアワダチソウ抜き取り

午後からは、私含めて7名で、昨年から続けているカタクリエリアの植生管理。抜き取るもの残すものをしっかり見極めていくので、こういった作業は業者さんには任せられないのです。蒸し暑い悪条件の中、みなさんの力強い手であっという間にきれいになっていきました。
カタクリエリア

最後にレンゲショウマのエリアで、最近増えてきているヤブマメの抜き取りを。これは根気よく続けるしかないので、しばし根比べが続きます。
レンゲショウマエリア

夜半には雷が鳴って、かなりの雨降りになり、今朝までに32mmの降水がありました。昨日は土の表面しか濡れていなかったけれど、これで芯までしっかりしみ込んでくれたかな。ようやく一安心できました。
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