ジンギスカン

  • 2018.07.22 Sunday
  • 05:33
ここ数日高湿度で、空気がべたべたまとわりつくようです。昨日は北大の圃場整備。圃場に入ると、目の前に植えているユリの‘ロートホルン’が満開でした。このユリは、テッポウユリに色をつけることに、世界で初めて成功した画期的な品種で、いわば研究室の宝物。偶然ホームセンターに売られていたものを手に入れ、大切に育ててきたものです。一度調子が悪くなって植え替えたものの、ここでも4年経ったので、そろそろまた植え替えなければならないようです。
ロートホルン

ローンの入り口にあるバラのアーチが、これも見事に満開に。このバラのアーチは、この圃場のシンボル的な存在で、戦前の写真にもここにアーチが存在していました。植えられているのは‘ドロシー・パーキンス’(Rosa 'Dorothy Perkins' E.A.Miller,USA,1901)と‘ホワイト ドロシー・パーキンス’。初めからかどうかは分かりませんが、私が学生の頃から、両側から入り交じるように咲いていました。
アーチ

かつては木性の立派なアーチでしたが、今は柱がかろうじて残り、バラも南側のみ生き残っています。そこでハウスの骨の鉄パイプを曲げてアーチにし、バラを絡ませているので、強風でくるりと北側に半回転してしまったよう。北側からの方が見事な花着きになっていました。それでもこんなにたくさんの花が咲いたのは初めてなので、苦労して剪定してきた甲斐がありました。
表側

サンクンガーデンの隅に植えられている‘フォルトゥーナ’(Rosa‘Fortuna’,Kordes,Ger,2002)も、ようやく株がしっかりして、花がもりもり咲いてきました。植物が元気な育ってくれるのは、やはり一番嬉しいものです。
フォルトゥーナ

昨日は前期最後の学生実習。終わってからジンギスカンをやるのが恒例なので、それに合わせてOBがよくやってきます。今年は春に卒業したばかりのOBが東京と福岡からやって来て、仕事の苦労などを話ながらの、にぎやかな作業になりました。
除草

生垣刈りの残りや芝刈りなど、他の作業も淡々と進め、蒸し暑い中汗だくになってきれいにしていきました。
芝刈り

いつもより30分早く作業を片付け、手際よくジンギスカンの準備を。春の卒業生四人が一番慣れているので、あっという間に準備が整いました。中国からの留学生三人や、今年入った3年生はただただ傍観… さすがです。
準備

七輪に炭をおこし、鉄鍋でジュウジュウ焼くスタイルは、昔から全く変わっていません。学内で最も恵まれた場所でのジンギスカンに、大いに盛り上がった一時。みなさん暑い中お疲れ様でした〜
ジンギスカン
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