富丘西公園の観察会

  • 2018.06.04 Monday
  • 05:54
昨日は富丘西公園の自然観察会。暑くなる予報だったけれど、朝のうちは涼しくてちょうどいいかなとスズランの咲き具合を確認に行きました。するとスズランを見に来たご夫婦が、なんだもう終わってしまったのかいと。いやいやちょうど満開なんですけれどと、葉をかき分けて花をご覧に入れると、これでかい…と苦笑い。みなさんドイツスズランの花をイメージしているようです…(^^;)
スズラン

参加者は40数名とかなり少なめでしたが、観察会としてはちょうどいい人数でした。あんまり多くなると列が長く伸びてしまうので、このくらいが限界なんです。
参加者

いつものように私と近藤先生が保全区域の中に入り、木道の上にいるみなさんに保全作業のやり方や植物の様子を解説していきました。フキとオオヨモギが随分増えているのにちょっとびっくり。来月からの作業内容がはっきりして、作戦が立てやすくなりました。
保全区域の案内

そのあとは全体を半分に分け、近藤先生と2班に分けて園内の観察を始めました。私は時計回りで園内を案内して行くことに。この頃から空模様が怪しくなり、雨がパラつき始めたので、あわてて林内に入って大きなミズナラのところでこの森の履歴をお話ししました。
森の案内

1954(S29)年に撮された航空写真では、このあたりはまだ広々した牧草地で、このミズナラなどは草地の中にまばらに点在していたことが分かります。(左の赤い矢印の場所がこのミズナラあたりです。)私がこの公園に携わるようになったのはこの写真から40年後だったわけですが、その時既に立派な森になっていたので、意外と早く木が育つものだと感心してしまうのです。
S29航空写真

林内の植物は花が咲き終わっているものが多く、代わりにいろんな花のパウチを用意して、こんな花が咲いていたのですよ〜と案内していきました。クルマバツクバネソウがなんとか見られてよかったです。
クルマバツクバネソウ

林内にはこのサイハイランや、コケイラン、クゲヌマラン、ギンランなど、ランの仲間も少しながら咲いていました。でもこの近くのサイハイランは最近盗掘されたばかりだというし、本当に油断も隙もありません。都市内のこういう自然の保全は、本当に難しいものです。
サイハイラン

予定の時間を少々オーバーして、元の広場に戻ってきました。あまり暑くもならず、さいわい雨にも当たらずにすんでよかったです。この観察会は、事前の調査や道案内をしっかりとやっていただいた、地元のKさんとSさんのおかげで実り多いものとなったことに、この場をお借りして改めて感謝したいです〜本当にありがとうございました。
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