新農園始動!

  • 2018.05.28 Monday
  • 05:54
娘夫婦が取得した新しい農園が、土曜日に完全引き渡しとなり、さっそく準備していたワインブドウの苗を植えるため、朝早くから手伝いに行ってきました。場所は以前と同じく余市の登地区。今年の冬、新たに余市まで高速が延びれば、余市ICから数分という便利のいいところです。かみさんは孫の具合がよくなかったので、四日前から余市に入り、ずっと手伝いに。

余市に着いてさっそく新しい農園に行ってみました。聞いてはいたのですが、あまりの惨状に唖然… 前の所有者が、敷地内の山林の木は自分が昔植えたものだからと、皆伐して売り払ってしまい、切り株や枝葉の残材が山のようになっていたのです。とりあえず作業に支障のない範囲は除けたのですが、どこから手をつけていいのか分からない状態でした。
がれきの山

ワイン用苗木は、ブドウに致命的な被害をもたらすフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)の抵抗性を持つ台木に接ぎ木しています。接ぎ木のできる業者が限られているので、「ワイン用ブドウの苗が足りない!」と、よくニュースになるほどです。早くから予約しておいたので、今回植える約千本の苗木は、冷蔵庫でしっかり保管されていたものが数日前に届いてました。
接ぎ木苗

穂木はこちらから送らなければならないので、剪定して不要になった枝を分けてもらい、その芽を使ってもらう訳です。特級と1級の2種類があり、さすがに特級苗はしっかりしたいい苗でしたが、活着してしまえばすぐに差はなくなるのだとか。
アップ

もう一つは、自分たちで挿し木をして作った自根苗です。初めは収量が少ないので、できるだけたくさんの株があった方がいいのですが、すべて接ぎ木苗にすると多額の費用がかかるし、現在は必要数の半分も手に入らなくなってしまいました。そこで自分たちで挿し木をして苗を作り、株の間に植えていくのです。切り口にしっかりカルスができていれば、すぐに発根してくるそうです。
自根苗

植え方は「余市方式」という、先輩方が確立した独特のやり方があり、短時間に確実に植えられる方法として、引き継がれているのでした。
余市方式

昨日は、近くのワイナリーの方や、札幌などからやって来た助っ人のみなさんが、慣れた手つきでどんどん植えていきました。お互いいろんな場面でこういう風に手助けをしているのです。いろんなコツを教えてくれるので、本当にありがたいことでした。
苗植え

かみさんと娘は、その間ずっと昼食の用意をやってくれていて、昼休みにはサクランボの木の下で昼食をいただきました。日差しは強かったけれど、風はひんやりとして、気持ちのいい日でなによりでした。
昼食

2時過ぎには予定していた苗木をすべて植え終わり、遠方から来ていた方たちも三々五々帰って行きました。娘は子供の具合がよくなかったこともあり、自分で苗木を植えることができなくてちょっと寂しそうでしたが、やがてブドウの芽が伸び始めれば、しっかりと育ててくれることでしょう。
小春の畑

2年後にはワイナリーの設備も準備して、購入ブドウからワインの仕込みを始める予定だそうです。その2年後には、今回植えたブドウからワインを仕込むことができるので、乞うご期待とのこと。その節にはどうかよろしくお願いいたします。
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