マンション禍
- 2018.05.16 Wednesday
- 05:52
GW前のある朝、向かいにある駐車場の塀に、建築計画の予告看板が立てられました。なんだろうと覗いてみると、なんと11階建てのマンションが建つというのです。しかも敷地の広さが500坪あまり。よく見ると、同じ看板がこの区画の三方に3枚立っていました。いやはやどんなマンションになるんだろう…(>_<)

そうしたらGW明けに、各戸宛の詳細資料の入ったお願いが郵便受けに入っていました。図面を見ると、事務所前の宅地と両側にある駐車場、本通側の宅地を合わせた逆T字型の敷地に、11階建てで42戸が入る大きなマンションが建つことになっていたのです。

ここ数年、円山地区のマンション建築は本当にむちゃくちゃで、戸建て住宅がどんどんつぶされてマンションになっていきます。しかも価格が高騰しているため、完成しても半分も売れないところばかりだとか。それがよりによってこの真ん前に建つことになろうとは。しかも赤い矢印のように、事務所の真ん前の敷地ぎりぎりに本体が鎮座するので、窓から空は全く見えなくなってしまうのです。

工事は7月上旬に始まり、来年の8月末の完成を予定しているので、向かいにある庭木も間もなく伐られてしまうようです。名残惜しいので、花が咲いているものからせっせと写真を撮しているのですが、なんとも切ないものですねえ…

駐車場の角っこには、毎年開花宣言を出している、わが事務所の標本木があります。本体はコブ病で衰弱してしまっているけれど、株元から新たに伸びた枝に、元気にたくさんの花を咲かせてくれていたのです。

この木はどう見てもエゾヤマザクラだけど、花の色といい花着きといい、なかなか見たことのない素晴らしい形質をもっているのです。古くから住んでいるお隣さんに聞いたら、昔ここには神宮に勤めている人が住んでいて、神宮から分けていただいた由緒ある桜を植えたものなんだとか。

今から接ぎ木することも出来ないし、もったいないなぁ…と思っていたら、株元からひこばえが5本伸びているので、お隣さんにこれを掘ってもいいか聞いてもらったのです。すると、業者にとってはどうせ伐ってしまうなんの価値もない木なので、掘ってもいいよということになり、今度チャレンジしてみることに。うまく根が生えていればいいけれど、どうなりますやら。

そうしたらGW明けに、各戸宛の詳細資料の入ったお願いが郵便受けに入っていました。図面を見ると、事務所前の宅地と両側にある駐車場、本通側の宅地を合わせた逆T字型の敷地に、11階建てで42戸が入る大きなマンションが建つことになっていたのです。

ここ数年、円山地区のマンション建築は本当にむちゃくちゃで、戸建て住宅がどんどんつぶされてマンションになっていきます。しかも価格が高騰しているため、完成しても半分も売れないところばかりだとか。それがよりによってこの真ん前に建つことになろうとは。しかも赤い矢印のように、事務所の真ん前の敷地ぎりぎりに本体が鎮座するので、窓から空は全く見えなくなってしまうのです。

工事は7月上旬に始まり、来年の8月末の完成を予定しているので、向かいにある庭木も間もなく伐られてしまうようです。名残惜しいので、花が咲いているものからせっせと写真を撮しているのですが、なんとも切ないものですねえ…

駐車場の角っこには、毎年開花宣言を出している、わが事務所の標本木があります。本体はコブ病で衰弱してしまっているけれど、株元から新たに伸びた枝に、元気にたくさんの花を咲かせてくれていたのです。

この木はどう見てもエゾヤマザクラだけど、花の色といい花着きといい、なかなか見たことのない素晴らしい形質をもっているのです。古くから住んでいるお隣さんに聞いたら、昔ここには神宮に勤めている人が住んでいて、神宮から分けていただいた由緒ある桜を植えたものなんだとか。

今から接ぎ木することも出来ないし、もったいないなぁ…と思っていたら、株元からひこばえが5本伸びているので、お隣さんにこれを掘ってもいいか聞いてもらったのです。すると、業者にとってはどうせ伐ってしまうなんの価値もない木なので、掘ってもいいよということになり、今度チャレンジしてみることに。うまく根が生えていればいいけれど、どうなりますやら。