アルテピアッツァのポプラ

  • 2018.05.01 Tuesday
  • 05:57
このところの低温で、山麓通りを越して荒井山あたりで停滞していた桜前線が、昨日の暖かさで一気に我が家まで登ってきました。朝はまだつぼみでしたが、夕方帰ると花がいくつか開いていたのです。4月中に開花したのは、記憶のある限り初めてだと思います。
小春桜

昨日は美唄にあるアルテピアッツァに行って来ました。ここのスタッフに知り合いがおり、樹木のことで困っているので、一度見てほしいと頼まれていたのです。ようやく時間を作ることができたので、かみさん共々出かけてきました。もともと石彫をやっていたこともあり、その恩師は安田さんの芸大時代の大先輩でもあったので、一度連れてってと言われ続けていたのです…(^^;)
馬乗り

問題というのは、旧体育館脇にあったイタリアポプラが昨年枯れてしまい、とりあえず地上部を伐倒しているけれど、思い入れのある方が多いので、復活することができるだろうかということでした。
アルテのポプラ
 (施設提供の写真を加工しています。)

3年前の秋に、強風で倒れたら危険だという声があり、初冬に枝を切り詰め剪定を行ったところ、翌年弱々しい芽吹きしかなくて一気に衰弱し、昨年完全に枯れてしまったとのことでした。切断面を見ても内部に腐朽はなく、健全な生育をしていたことが分かります。剪定の時期は休眠期なので、特に問題はなかったはずですが、枝の付け根あたりまで切っているので、切り詰めの程度が強すぎたようです。
切り口

このまま切り株を晒しておく訳にもいかないので、連休明けに根株を掘り上げて整地し、芝を貼っておく予定だけれど、また苗を植えられるだろうかということでした。これだけの根株なので、結構な大仕事になりそうでした。それにしても、ここには真っ白な大理石の玉石などがあちこちに使われているので、これもそんな修景の一つかと思ったら、まだ残っていた雪を割っていただけでした…(^^;)
切り株

イタリアポプラの苗木なんかどこを探してもある筈もなく、どこかに枝を取ることができれば挿し木した方が早いんだけどなぁ…と言ったら、園内にありますと案内してくれました。かつて駐日イタリア大使が記念植樹した時に、余った苗木を裏の方に植えているのが生き残っていたのです。肝心の植樹木は豪雪につぶれてなくなったけれど、この木はかろうじて生きておりました。でも剪定もされずにひどい状態だったので、不要枝をきれいに剪定し、その枝を挿してもらうことにしました。ポプラの挿し木は今の時期なら確実に発根するし、成長は極めて早いので、10年もすればかなりの大きさに復元してくれると思います。
イタリアポプラ

ついでに園内の樹木を一通り見ていくと、サクラの木にはテングス病が猛烈に蔓延しているので、見分け方をしっかり覚えていただきました。こんな取りやすい場所にあるものなんて、ここまで放置してはいけませんねぇ…
テングス病

久しぶりのアルテピアッツァでしたが、ごちゃごちゃしていなくて気持ちのいい空間ですねぇ。連休後半には近くの東明公園にある北限のソメイヨシノの名所も満開になりそうなので、ぜひお出かけ下さい。
広場
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