エゾヤナギ

  • 2018.03.27 Tuesday
  • 05:48
中島公園三十三選のパンフレットの在庫がなくなり、初めて増刷することになりました。あちこちミスや施設の変更があって、修正しなければならないところがあったので、管理事務所へ打合せに行って来ました。その中で一つ困ったのが、以前ツアーの参加者の中に林業関係の方がおり、その方から「エゾヤナギとなっているが、あれはシロヤナギだよ!」と指摘されていたのです。
夏のエゾヤナギ

南14条橋のたもとにある園内一の巨木で、上を切られているためそんなに大木には見えないのですが、近くに寄るとその存在感は見事なものです。私も最初は、こんな巨木になるのだからシロヤナギだろうと思っていたのです。ヤナギは見分け方が結構難しいのですが、特徴の一つが托葉の有無やその大きさなので、これだけしっかりと大きな托葉であれば、シロヤナギではなくてエゾヤナギだとしたのです。
葉の拡大

植物図鑑の検索表だと文章なので、いまいち細部まで分からないのですが、図解付きのヤナギの専門書があったので、その図からも間違いなくエゾヤナギと判断できるものでした。
  文献1
(出典:「ヤナギ類 その見分け方と使い方」 斎藤新一郎著、(社)北海道治山協会発行、2001)

ヤナギでは多分一番巨木になるシロヤナギですが、こちらの托葉は全然小さく、これなら間違えるはずもないでしょう。シロヤナギの大木も、護国神社前にはありました。
シロヤナギ

これを調べたのが8年前のことなので、今一度その葉を確認しておこうと、打合せのあと現地に向かいました。町中の公園なので雪がかなり消えていると思ったけれど、除雪している園路脇はまだまだたくさんの雪山が。日曜とは違い、全然日が差さなくて肌寒かったです。
園内の様子

あらためてヤナギの根元から幹を見上げると、やっぱり存在感がありますねぇ。鉛筆くらいの枝を取らせていただいたので、事務所で花瓶に挿しておけば、すぐに芽が動いて葉が広がってくれるでしょう。印刷発注はGW明けとのことなので、それまでに物証も固めておこうと思います。
大木

園内を流れる鴨々川のほとりには、たくさんのシダレヤナギが植えられているのですが、その中に一本、枝の真っ黄色なセイヨウシロヤナギ ‘トリスティス’がありました。夏の姿では見分けが付かないので、この時期に枝を見るのが一番ですが、こんな時期に見たことなかったからなぁ。ヤナギは本当に面倒です…(>_<)
トリスティス
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM