温室再び

  • 2018.03.20 Tuesday
  • 05:53
道庁周辺で会議のある時には、事務所から札駅行きのバスに乗り、西7丁目で下りるとすぐなのでとても便利です。今年北1条通は渋滞がほとんどなく、毎度すいすい走れるので早く着きすぎてしまい、植物園温室でちょこっと時間つぶしができるのです。先週も20分ほどの駆け足でしたが、前回から変化のあるものをさっと見てきました。

花や実が付かないと、なかなか気付かないものだぁと毎度思ってしまいます。入ってすぐの所に、ミラクルフルーツ(Synsepalum dulcificum)が少しですが実っていました。これ自体は全然甘くないけれど、これを食べてから他のものを食べるととても甘くなるのだそう。一度やってみたいと思っているけれど、他に食べるものがなかったので断念しました…(>_<)
ミラクルフルーツ

ちょうどマンゴー(Mangifera indica)が花盛り。その昔沖縄に材料仕入れに行った時に、あちこちの庭先にあるマンゴーにみんな網がかかっているので、通る人が盗んでいくの?と聞いたら、夜にコウモリがやってきて食べてしまうんだよ〜と聞きました。開花はだいたい冬なので、ミツバチよりもハエなどの方が効果的なんだとか。ハウス栽培では、中に魚のアラを放り込んでおくと、銀バエがたくさんやって来て効果的に受粉できるそうです…(^^;)
マンゴー

シチヘンゲ(七変化)の和名があるランタナ(Lantana camara)が咲き始め。開花して間もないうちはカロテノイド色素で黄色っぽく、日が経つに連れてアントシアン色素が増えてきて、赤紫色になっていきます。受粉済みの花は色が変わって昆虫には見えにくくなる変化もあり(例えばウコンウツギ)、単に時間の経過による変化なのか、いまだはっきりとは分かっていないとありました。
ランタナ

独特の大きな花が咲く、ツユクサ科のコクリオステマ(Cochliostema odoratissimum)も咲き始めているので、しばらく楽しめそうです。
コクリオステマ

奥の部屋では派手なエリスリナの花が。本当に花が咲かないと気付かないものです。和名はカイコウズ(海紅豆)(Erythrina crista-galli)だけれど、普通はアメリカデイゴと呼ばれます。四国や九州ではよく植えられ、南アメリカ原産だけど、鹿児島県の県木になっているそうです。
エリスリナ

南側の3部屋は相変わらず寂しいもの。見るものがないので、モウセンゴケの粘液をどアップに接写してみました。いつも何かくっつけてやりたいと思うのですが、小バエも飛んでおりませんでした。
モウセンゴケ

ピンギクラ(ムシトリスミレ類)の花もほとんど終わってました。この葉のどこに虫を捕るほどの粘液があるのか、触ってみてもさらさらだし、虫を捕らない種類もあるのかなぁ…?
ピンギキュラ

ネペンテス(ウツボカズラ類)の捕虫袋は、ほとんど干からびていて、寂しい限り。むしろ隣の部屋で裂いているパフィオペディルムの花の方が食虫植物らしく感じます。
パフィオ

夜明けもぐんと早くなったし、昼間の日差しが強くなっても、木々が芽吹くまでにはもう一息。本州以南の花の便りが本当にうらやましくなる日々ですが、こんな息抜きをやりながら乗り切りたいです〜
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