北方山草会

  • 2018.03.11 Sunday
  • 07:04
今日は3.11.早くも7年が経ちました。私にとっての7年は盛りだくさん過ぎて、思い返すのも大変なくらいなのに、被災された方たちにとっては、とてつもなく重たい年月だったことでしょう。いまだ見つからない方もいれば、仮設に暮らすことを余儀なくされている形がまだ1万人以上もいらっしゃるし、原発で故郷を追われた方たちだって何万人もいるという現実。その一方で復興予算をジャブジャブ注ぎ込んで、巨大な防潮堤は植生も風景も踏みつぶしながらどんどんできているし、原発が次々と再稼働しているのですから、この国の政治が狂ってきていることだけは紛れもない事実として受け止めなければ。ともあれ今日は、心静かに冥福を祈る一日にしたいと思います。

昨日は北方山草会の総会。入会して20年以上経つけれど、最近は完全に幽霊会員。ここ数年総会にも出られなくて、4年振りくらいの参加になりました。道内にはもう一つ、北海道山草会があり、こちらは実際に山草を栽培する方たちの団体で、歴史も大変古く、そろそろ百周年くらいではないのかな?北方山草会は、会則には「本会は自然保護を肝に銘じて、山野草の研究や培養・繁殖に取り組む人たちの楽しくなごやかな集まりとする。」とありますが、培養や繁殖をやっている方は少なくなり、近年では道内各地のフィールドに出て、植物を観察するのがメインの活動といえるでしょう。表紙はずっと坂本直行さんの絵でしたが、いよいよ原画がなくなってしまい、5年くらい前から現在顧問である鮫島淳一さんの植物画になっています。
表紙

今回発行の会誌が35号で、小特集はキンポウゲ科の植物となっていました。道南特有のセンニンソウやクサボタン、キクバオウレンなど、道央では見慣れないものもありました。
グラビア

今回の講演会は、事務局のIさんからキンポウゲ科の植物の紹介と、釧路の会員のSさんから、「釧路のスミレ」の出版記念講演があるはずでした。ところが今回の豪雨被害でJRが止まってしまって来ることができなくなり、急遽Iさんから引き続き、現在出版準備中の「道内植物の分布型」について、話題提供をいただきました。

道内には黒松内低地帯や石狩低地帯などの区切りによって植物の分布が区切られたり、そのまま日本海岸を北上したり、日高地方から道東の方に広がるものなど、様々な分布型が見られます。これらを実際に調査しながら地図にプロットし、類型化を図っているものです。本にまとまるのが楽しみです。(説明に使用した分布図は私も持っているけれど、見つからなかったので少し違うものを挙げておきます。)
分布型

梅沢さんに挨拶したら、あなたにぴったりのカレンダーを見つけたからあげるね〜と、咲くやこの花館のカレンダーをいただきました。植物のカレンダーはいくつあって嬉しいです♪
これはベトナム原産のカイドウツバキ(Camellia amplexicaulis)。種小名のアンプレクシカウリスはいろんな植物に使われますが、調べてみると「茎を抱く」という意味なので、この場合は葉ではなく花弁が丸まって、雄しべの筒を抱いているという意味でしょうか。
カイドウツバキ

北方山草会では、新会員を募集しています。年会費は4千円で、毎年この時期に会誌が発行されるし、春〜秋に各地で行われる観察会に参加することができます。(詳しくはHPを参照下さい)

(なぜか自宅のWi-Fiが繋がらなくなったので、更新が遅れました。m(__)m)
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM