咲くやこの花館

  • 2018.01.30 Tuesday
  • 05:57
毎日厳しい寒さが続きますねぇ…今朝なんか、寒いというより痛い感じ。アメダスで−12℃だと、このあたりはさらに2℃は低いでしょう。今日の寒さが今年の冬の底であることを祈りたいです。

毎日うんざりするような天気だし、どちらを向いても緑や花が見えないので、暖かさと花を求めてハードディスクにもぐり込んでみました。デジカメに切り替えたのは2001年からなので、翌2002年の画像は最も古いものになります。この時は、滝野公園のカントリーガーデンがオープンしたばかりで、急遽東口に情報センターを作るという話になり、どんな施設がよいのか、関東各地から中部、そして関西と見て歩きました。現在東口にある三棟は、オープン時にはなかったのです。カントリーハウスだけでは全然まかないきれず、あわてて作ることになったものでした。建築施設系は別のコンサルだったので、なにやってんだろう?という感じでしたが。

その時に行ったのが、大阪にある咲くやこの花館です。90年の花博では、地元大阪市が力を入れて作った、多分我が国最大級の温室でしょう。面積ではもっと大きいところがあるでしょうが、世界中から珍しい植物を集めまくったという感じで、内容はとにかくすごいものでした。ここの高山植物室の計画を私がやることになってしまい、コンサルに転職した88年から足かけ3年、てんてこ舞いな時間を過ごした懐かしい場所です。
咲くやこの花館

ここの目玉の一つが、入ってすぐのところにある熱帯スイレンのコレクション。2月初めなのでさすがに花はまばらでしたが、実に様々な花が咲いてくるのです。
熱帯スイレン

この頃の大阪はまだ元気があったので、花博に合わせて相当な投資を行ったはずです。裏にあるバックヤード温室だけでも、めちゃくちゃ広かったですから。最近は府も市も維新に絞られてしまったので、あんな派手なことはできないとは思いますが・・・(^^;)
洋ラン

完成して12年目だったので、十分すぎるくらいの熱帯雨林温室になっていましたが、それから更に16年も経ったので、今はどんな様子になっているのでしょうね。
熱帯雨林

薄暗い館内ですが、ヤシなどの足元にはいろんな珍しい植物が植えられていました。チユウキンレン(地湧金蓮)(Musella lasiocarpa)はバショウ科の植物で、中国雲南省が原産。一年近く花が咲き続けるので、温室では人気があります。函館湯の川の熱帯植物園にもありました。
地湧金蓮

一番奥にある高山植物室では、本来の高山植物はもうほとんど姿を消しており、代わりにそれ風の植物が植えられていました。ボタニカルチューリップは高山ではないけれど、似たような雰囲気の場所に生育しているので、ちょうどいいのかも。ここは冷温室として冷房が入るようになっているけれど、ガラス越しの弱光線では、高山植物は難しいのです。
チューリップ

花博の目玉の一つに「ヒマラヤの青いケシ」がありました。株は小樽の赤岩園芸が提供し、期間中どのように栽培管理すれば次々と咲かせることができるかを、北大植物園と共同でプログラムを組んだり、なかなか大変なものでした。これはメコノプシスだけど、種類はなんだろうな?その後は自前で、バックヤードにあるファイトトロン(人工気象室)で栽培していましたが、ベトニキフォリア種ではありませんでした。
メコノプシス

ギンケンソウ(銀剣草)(Argyroxiphium sandwicense)はハワイのマウイ島とハワイ島にのみ自生するキク科の植物で、熱帯にあるけれど標高の高い場所に自生している高山植物です。こういう博覧会の「レガシー」というものは、形だけ残っても無用の長物化してしまいがちなもの。ここはその後しっかりとした体制と人を得たので、施設が十分に活かされているいい例でした。あれから見ていないので、また行ってみたいなぁ。
銀剣草
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