お堀端の散歩

  • 2017.11.07 Tuesday
  • 05:58
昨日の夜にようやく札幌に戻りました。五日間で福岡から熊本、そして別府と松山を通り抜ける慌ただしい旅でしたが、さいわい雨には一度も当たらず、暑くも寒くもないちょうどいい天気で、本当に恵まれました。いよいよ松山から帰るために、ホテルのある城山の北側から、市内電車の環状線に乗って松山市駅前に向かってました。すると車庫のある古町(こまち)から、坊ちゃん列車が追っかけてきました。JR松山駅前が始発なので、単線のためすれ違いに支障がないように、先行の電車のあとをつけてきたのです。20mくらいあとを付かず離れずついてくるのでおかしかったです。
坊ちゃん列車

昼前の飛行機まで一時間ほど時間があったので、市駅からお堀端周辺を散歩することに。(JRは松山駅、伊予鉄道は松山市駅で、普通は市駅と呼んでいます。)歩道の植えますに植えられているマーガレットはもちろんツツジのような低木になって満開になり、隣のサルビア・ガラニチカも低木状に木化しておりました。
マーガレット

別府市内に最近植えられているという街路樹が、車中から何か判断できなかったのですが、ちょうど間近に見ることができました。最近流行だというシマトネリコ(Fraxinus griffithii)だったのです。花かと思っていたのは果実で、同じ仲間のアオダモにそっくり。わが国では沖縄だけに自生する熱帯から亜熱帯産の樹木なので、暖地でしか楽しめませんが、病害虫の心配がほとんどなく、長く楽しめるので人気があるのでしょう。
シマトネリコ

その足元にはツワブキ(Farfugium japonicum)が咲いてきており、この時期に松山に来たことがなかったので、懐かしく感じました。
ツワブキ

東堀端から見上げる松山城は、麓にある県庁とのコントラストがよいので、よく観光写真に使われます。昨日は霞もなくくっきり晴れていたので、よけいに美しく見えました。
県庁

堀之内公園には、かつて野球場や総合グラウンド、ラグビー場や国立病院がぎっしりと詰まっていたものを、すべて移転させて広々とした芝生広場になっていました。その回りに列植されていたのがアキニレ(Ulmus parvifolia)です。間近で見たのは初めてで、樹皮がボロボロはげる様子は、同じニレ科のケヤキによく似ていました。葉もケヤキより小さく、ハルニレとは全然似ておりませんでした。
アキニレ

南堀端から市駅までの間は花園町の商店街。幅の広い道路にはイチョウの街路樹が分離帯状に植えられ、走行車線と駐車帯のようになっていたものを、車道をつぶして自転車走行帯と休憩スペースが整備されていました。松山の町には自転車走行帯がかなり整備されてきており、一年中走れる町がうらやましいかぎり。
自転車道路

すると汽笛を響かせて、もう一編成ある坊ちゃん列車がやってきました。あれっ?これはディーゼル機関車なのにビューゲル(電気を取るパンタグラフみたいなもの)がついている!と思ったら、あとで調べてみるとポイントを切り替えるために、架線に付いている切り替え装置を操作するトロリーコンタクターというものなんだそう。停止位置によって右の道後温泉行きなのか、左のJR松山駅行きなのか、ポイントを切り替えることができるようになっているので、ここでだけバネで上げているのでした。ちなみに左からやって来たのは、最新型の5000系車両で、旧型車がこれに置き換わっていくことになるようです。
坊ちゃん列車2
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