見どころ探訪ツアー

  • 2017.10.19 Thursday
  • 05:54
日曜日には、中島公園での見どころ探訪ツアーが予定されていました。通夜に出るには予定をキャンセルしなければならないけれど、定員をオーバーする方が申し込まれているので中止は忍びなく、通夜には遅参することにしました。南9条入り口から伸びるイチョウ並木は、ものによっては真っ黄色、雌の木には鈴生りに銀杏がなっていました。
イチョウ並木

パークホテルの庭園は、日曜なのでウェディングがあり、入ることができませんでした。このため菖蒲池のほとりからこの公園の設計意図をお話しすることにしました。スカッと晴れていれば、園内の木々と池越しの借景になる藻岩山のコントラストがもっと素敵に映ったでしょう。
借景

この寒空の中、定員を超える24名もの方が早くから集まりました。何度も来ている方がいるので、そんなに来られても同じ話だよ〜といっても、大丈夫!家に帰ったら忘れてるから…と言われてもねぇ…(>_<)
参加者

いつものように時計回りに回ろうと、ボート乗り場からハウチワカエデの ‘舞孔雀’を経由して、木下成太郎像のところに。木々の葉が少し落ちて明るくなり、ちょうどいい雰囲気になっていました。
木下成太郎像

旧百花園を通り、中島球場跡地に広がる芝生広場の中には、ケヤキがたくさん植えられています。近寄ってみると、ケヤキフシアブラムシは既に樹皮にしがみついたまま死んでいました。例年よりもかなり早いようです。雪虫は北国の風物詩になっているのに、同じ生活史を持っているケヤキフシアブラムシは見向きもされず、気持ち悪る〜と嫌われてばかりなのはかわいそうかも。
ケヤキ

彌彦(いやひこ)神社の横手には、伊藤組の開祖である伊藤亀太郎が植えた、株立のケヤキの大木があります。そのすぐ横に、なぜかホウキ立ちのケヤキの品種である ‘むさしの1号’があります。誰がいつここに植えたのか、全く不明の木なんですが、隣にある普通のケヤキとのコントラストが面白いので、近くを通った際にはよく見比べて下さい。
むさしの1号

Kitaraの裏手を通って鴨々川沿いに出ると、ウルシの木が真っ赤に紅葉し始めていました。これも誰が何のためにここに植えたものか分からない、不思議な木です。屯田兵村まで遡るほど太くはないので、岡田花園時代としても、なんの目的でと疑問符が付きます。この時期には鮮やかな紅葉が目立つので、かぶれないよう遠目にお楽しみ下さい。
ウルシ

天文台の前にもなぜかクコが二株。いくつか真っ赤な実が付いているけれど、ナス科特有の花がまだ無数に開花していました。市内でも時折見かけはするけれど、公園の中にわざわざ植えるものでもなく、全く不思議なものが多い公園なんですねぇ。
クコ
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