秘密の花園

  • 2017.10.10 Tuesday
  • 05:58
滝野公園からホテルまで送迎中も、いろんな話で盛り上がりました。現在首都圏から大量の見物客を送ってきている旅行会社が、武市後も陽殖園をどうやって維持していけるのか、重役クラスが役場に乗り込んできていろんなアイデアを出してくるそう。でも武市さんは「そんなもん知らん。自然に還るのが一番だ」と首を振らないので、そこから話が進まないわけです。いろんな思惑はあるでしょうが、武市さんが淡々と植物と向き合っている空間にこそ意味があるのですがねぇ。

町中に近づいて来たときに、私の息抜きは「秘密の花園」で黙々と作業をすることだと言ったら、そこ見たい!というので、北大の圃場まで連れて行きました。植物はたいしたものはないけれど、あれ欲しいなぁとか、これいいなぁとか、眼がキラキラと輝いてきます。
バラ

真ん中にある小屋のところに来て、説明文を見ていたら、「この小屋オレとほとんど同じ歳だわ。オレのうちもこんな板張りだったんだわ」と盛り上がりました。この小屋は戦争中に建てられたもので(1942〜43(S17〜18)年頃)、大学の財産台帳に載っていない幽霊小屋です。3年前に改修していただいたお陰で、なんとか倒壊から免れましたが、高齢であることは間違いありません。
小屋

そんな圃場で昨日は半日作業してました。積雪までにやっておかなければならない作業がたくさん残っており、人に任せられないものが結構あるのです。支部大会が終わり、頭の切り替えもしなければならないので、しっかり作業をして汗をかくとすっきりしてきます。朝のうちの曇ったままかと思ったら、ピーカンに晴れて暑いくらいでした。今年はエゾヤマザクラやナナカマドの紅葉が、一際鮮やかなように感じます。
ナナカマド

ナナカマドの足元には、フェンス際からタネが運ばれたと見えて、アメリカヅタが這い上がろうとしています。でもナツヅタと違って吸盤がないので、ナナカマドのつるつるした樹皮をどうやって這い上がっていくのかな?
アメリカヅタ

作業の後半は、先日やり残した紅シダレの剪定を。5年くらいほったらかしにしていたので、ぼうぼうに伸びた枝が鬱陶しいくらいに繁っています。あんまり繁らせていると、積雪で枝が折れるのでもう限界に来ていたのです。
紅シダレ

脚立やはしごから、時には木に登って黙々と枝を透かしていくと、みるみる涼しげな枝振りになっていきます。植木屋時代には、個人庭園や料亭の庭などの手入れを一手に引き受けていたので、多少時間はかかるものの、腕はまだ落ちてないなと、一人にんまりしておりました。
剪定後

考えてみればこの圃場だって、私が関わっている間はなんとか維持していけるでしょうが、私がやめればとても維持していくことはできません。ここは自然に還す訳にはいかないので、樹木だけ残して芝生広場にでもなるのでしょうか。武市さんは150歳まで生きるといってるけれど、こりゃ武市さんと長生き競争しなくちゃならないようです。
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