十勝千年の森

  • 2017.08.17 Thursday
  • 05:56
お盆前のガーデン巡りで、十勝の最後に行ったのが千年の森でした。昨年は洪水被害を受けて、しばらく閉園を余儀なくされたというので、ずっと気になっていた所です。入り口にあるヤナギは、ガーデンショーの時に差し込まれたものがそのまま活着しています。このまま放置していてよいものでしょうか?やはり手入れが必要なのかなぁ?
ヤナギ

森の中の道は、相変わらず涼しくて気持ちがいいのですが、植物にあんまり興味のない方には、ただただ遠い道のりでしかないのでしょうか。植物にラベルでも付いていればまだしも、なんの花だか分からないとなると、どうしてもそういう気持ちになってしまいそうです。こういうところは各ガーデンのポリシーなので、一番難しいところでしょう。咲いている花も、夏から秋に移行している最中で、ツリガネニンジンやミソガワソウなどがちらほら咲いていました。
ツリガネニンジン

開放的なメドウに出ると、いつもながらそのスケールには圧倒されます。一般受けという点では、これも評価の分かれるものになっているのでしょう。ここにもヤマユリがたくさん咲いていました。なんでこんなに人気が出たんだろう?
メドウ

キッチンガーデンはどれももりもり。カボチャやズッキーニがたくさんなっていました。トマトはようやくこれからという感じ。ここの売りの一つ、イギリス風のヤナギの造形的な支柱がつけられています。
キッチン

思ったほど洪水の被害は見当たらないなと思いましたが、帰り道に川に近い道を歩いて行くと、あちこちで大きくえぐられた跡がそのまま残っていました。洪水が荒れ狂っている最中はどんなだったことでしょう…
洪水跡

一番気になっていたのが、ガーデンショーの時に作られてそのまま残されている、ダン・ピアソンの作品でした。近づくに連れたくさんの風鈴があちこちの木の枝に取り付けられ、涼しさを通り過ぎるくらいのにぎやかさ。一体どうやってこんなにたくさんの風鈴を付けたのでしょうか。
風鈴

久しぶりに見た『クロッシング』。やはりガーデンショーの中では白眉の作品でした。制作されてもう5年が経ち、さすがに手すりにはキノコがびっしり着いて、今にも崩れ落ちそうになっていましたが、真下を流れるせせらぎと相まって、見事な存在感を示しています。これを制作した重野さんと太四郎の森の泉さんの腕がなかったら、とても実現できなかった作品でもありました。
ガーデンショー
 (「北海道ガーデンショー」オフィシャルガイドブックより)

ここは流れがまっすぐだったことが幸いして、被害の跡は見られなくてホッとしました。手すりはまた新しくして、これだけはいつまでも残しておいてほしいと思います。
クロッシング

森から出て入り口に向かうと、セグウェイフィールドは大賑わい。ここはガーデンはほんの一部で、様々なアクティビティがメインの施設。気持ちよく時間を過ごせるためには、何が必要なのか、これからの施設造りの方向性を示した場所と言えるでしょう。
セクウェイ
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