しっとりしたガーデン

  • 2017.07.28 Friday
  • 05:42
昨日から上川へ。これまでは2週間おきに日帰りで来ていたのですが、さすがに往復400キロはきついので、上川に泊まって二日間じっくりと仕事することにしました。確かにその方が肉体的な負担も軽くなり、作業もじっくりできるのでいいのですが、一ヶ月空けると植物の様子もすっかり変わってしまいます。このため、ガーデンに着いた午前中は、じっくりと一人で園内を見て歩くことにしました。

ガーデン入り口前の広場では、テマリシモツケの紫葉や黄葉の品種、シラタマミズキや‘白露錦’などのカラーリーフがちょうどいい感じに育ってきました。足元にはクラウンベッチとバーズフットトレフォイルをグラウンドカバーに植えてあるので、花のカーペットになっています。
階段横

一昨年秋にリニューアルした高山植物コーナーでは、すっかり元気になった植物たちが、次々と花を咲かせてきました。これからは大雪特有の植物を少しずつ増やしていきたいところです。
大雪な庭

今年からガーデンの中に新設された「ドレスガーデン ツイン」は、先月来た時にちょうど植栽している最中でしたが、植栽直後にたっぷり雨が降り、しばらく低温が続いたことが幸いし、植物がしっかり根付いてくれました。「イメージよりずいぶん低いなぁ…」という声が聞こえたりしていたものの、注目を集める存在にはなってくれているようです。
ドレスガーデン

メコノプシスは最後の花が数輪咲いていて、株もみんな元気に育っていて一安心。昨年補植したヤマユリやカノコユリも元気に育ってきていました。目立つオレンジ色の花が見えたのでなんだろう?と思ったら、クルマユリが満開に。野生ではなかなか見られない育ちぶりに、ちょっとびっくりでした。
クルマユリ

森の絨毯もいい感じに花のカーペットを作っておりますが、もっと派手な花を植えなければいけないのかなぁ…といつも悩んでしまいます。集客施設と割り切ることも必要なのでしょうか。
森の絨毯

広場脇の植物も、ようやく植栽したねらい通りに雰囲気を作ってくれておりますが、やっぱり地味だなぁと我ながら思ってしまいます。なかなか花の上がらなかったアナベルが、ようやくたくさん咲いてきているので一安心。
森の広場

オープンまもなくの頃、少しでも園内を華やかにしたいと、ガーデン近くの道路のり面に群生していたヤナギランを取ってきて、あちこちにたくさん植え込みました。一時は真っ赤になるほど群生していたのですが、いろんな植物が育ってくるにつれ、それほど目立たなくなってきました。カフェ回りがちょうどいい感じに咲いています。
ヤナギラン

ちょっとびっくりしたのは、大雪な庭に植えられているエンレイソウの実。ミニトマトほどにも大きくなり、熟れ熟れになっていました。普通は大豆ほどの黒い実になるのに、こんなに赤く大きくなるものなのですねぇ。ヤマソバとかアイヌ語ではエマウリと呼ばれ、食べられたとはいうけれど、なるほどと思いました。
エンレイソウ
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