ハルニレの樹齢

  • 2017.07.24 Monday
  • 05:59
先日十勝ヒルズに行った時、いつもは国道から稲田のセコマの信号を左折してヒルズに向かうのに、たまたま真鍋庭園の前を横切る近道を通ったのです。するとその突き当たりに、「ハルニレ公園」というのがあり、大きなハルニレがあることに気付きました。今までもその横を通っていたのですが、真横なので全然気付きませんでした。

帰り道に寄ってみると、なかなか素晴らしい樹形をした、ハルニレの巨木が一本立っていました。歩測ですが、短径が20m以上、長径は30m以上もあり、巨大な樹冠を持っているのです。ちなみに幹周(地上1.2mで計測)は425cmでした。
ハルニレ

足元にある小さな標識には、帯広市の保存樹木第1号であり、樹齢推定200年とあります。思わずえっ!となりましたが、戻ってから詳しく調べてみることに。
標識

それにしてもこのハルニレ。下枝まで全く手が入っておらず、よくもまぁこんなに水平に枝を伸ばせたものだと感心するほど。数年前に息子の結婚式でハワイに行ったおりに、例の「モンキーポッド(日立の木)」を見てきましたが、まさにあの木と同じ雰囲気を持っているのです。
枝振り

帯広市のHPを見ても、この木がどうやって保存されてきたのか何も記載がなく、他の情報見ても何も分かりませんでした。多分隣が浄水場なので、その隣接地ということで手がつけられなかったのでしょうか?
市のHP

大通西1丁目にあるわが「ハルニレ」は、樹木医によって樹齢約300年とされており、樹高が22m、樹冠は21m×23m、幹周は396cmとなっています。なので、幹周が400cmを越えているのに、樹齢が200年というのはちょっと少なさ過ぎでは?と思ったのです。
わがハルニレ

北大構内の農学部から理学部にかけて広がる「エルムの森」では、ここ数年立ち枯れを引き起こす病気によって、何本ものハルニレが枯れて伐採されています。その切り株を見てみると、根元直径がちょうど1mなので幹周は300cm程度。このような新しい切り株では、デジカメで撮影してパソコン上で拡大し、一つずつ年輪を数えていくとほぼ正確な樹齢が分かります。この木では185本ありました。
北大切り株

それほどストレスを感じないような場所で育っていれば、このようなデータを蓄積していけば、ハルニレの大径木の樹齢は幹周から推定出来るようになるでしょう。それにしても変な病気が広まって、ハルニレの悲しい切り株がどんどん増えるのは困りものですが。
コメント
こんばんは!
このハルニレですが、豊頃の樹よりも単木としては太いです。
豊頃町さん(町のメインシンボルなので)に遠慮して非公表です。
祖父の時代までは、アイヌの方々のご神木としてしめ縄が付いていたそうです。
過去に真っ直ぐ道路を通そうとしたり、
上水場の施設拡大などの計画で、
移植や剪定の危機がありましたが、
事故があって誰も手を付けなくなりました。
地域の大きな財産ですが、あまりPRしませんね。
ひっそりと地域や水害から守ってくれている
ご神木に変わりありません。
小さい頃に登ったからか?
賢くなれませんでした!



  • Kentaro
  • 2017/07/24 11:35 PM
Kentaroさま

いつもありがとうございます。
今まで何十回と横を通りながら、不覚にも気がつきませんでした…

橋が架かる前は、確かに庭の一部みたいなものですからね。
そんな祟りまであるとは・・・

この木は大切にしていかなければなりません。
  • こまめ
  • 2017/07/25 7:45 AM
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