快晴の創成川公園

  • 2017.06.14 Wednesday
  • 05:41
昨日は創成川公園のボランティア作業の指導日。いつものように北の端から見ようと思ったら、バイパス管の吐出口からゴオゴオと音がするほど水が噴き出しておりました。水質浄化のために以前よりも水量を増やしているけれど、それにしてもかなりの水量です。このバイパス管は当初設計にはなくて、あまりに危険なので後から付けさせたものだけど、土木屋さんの感覚の鈍さにはびっくりでした。
吐出口

ここの公園整備は北の方から3年かけて施工が進んだので、この辺りの樹木は植栽後7〜8年ほど経ちました。主木のハルニレがしっかり根を張って大きくなり、だんだん存在感を発揮してくるのが楽しみです。
ハルニレ

今年はライラックの開花がかなり遅く、遅咲き系のライラックがちょうど見ごろでした。この‘メヌエット’は、ヨシフレクサ系‘レッドワイン’とプレストニエ系‘ドナルド・ワイマン’の交配種で、フレンチライラックが作れないカナダのカミングによって作出され、1972年に発表されたものです。
メヌエット

もう一つきれいな花を咲かせていたのが、チョウセンハシドイの血を引いている‘ミス・キム’。アメリカのイェーガーによって1963年に発表された品種で、濃緑の葉の中に大きな花穂を付けてよく目立ちます。王立園芸協会のガーデンメリット賞を受賞しており、樹形がコンパクトで場所を取らず、とてもいい品種だと思います。
ミスキム

狸二条広場に行くと、昨年4月に植樹したハルニレが勢いよく芽を吹いていたものの、あらゆる芽から枝を吹いてしまったようで、ひどいことになっていました。なんでこんなことになったんだろう?このくらいの苗木は、不要な枝を払って早く大きくしてやらなければならないので、作業が始まる前に整枝をやっておきました。時々面倒を見てやらなければ。
剪定前 剪定後

三々五々集まってくるボランティアのみなさんから、なんでこんなにいい天気なんでしょうねぇ…?と言われてしまいました。そんなに雨ばっかりじゃないんだけどなぁ…(^^;)
ボランティア

今年は春一番でムダ枝を落とす作業ができなかったため、花が咲きすぎてしまったことや、剪定が少しずつ甘くなって細い枝がやたら増えてきているので、ただ花ガラを落とすだけでなく、かなり強めに切り込んでいきました。2時間で半分くらいしかできなかったけれど、みなさんは来週もやってくれるので、あとはしっかり頼んだよ〜
剪定作業
コメント
こんばんは。
先日、真駒内公園に立ち寄ってハルニレの古木を見てきました。樹齢100年超えのハルニレが数多くある真駒内公園ですが、狸二条広場のハルニレも立派な木になるよう、祈っております。古木は、幹に迫力を感じますね。古木から「木」ならぬ「気」を少々頂いて帰ってきました。200年そして300年と育ってほしいですね。
  • 豊平マイスター
  • 2017/06/14 8:58 PM
豊平マイスターさま

いつもありがとうございます。
私も粘ればまだ20数年がんばれそうなので、せっせとハルニレの苗木を植えていこうと思います。
なにせ血統書付きのハルニレですからね!
  • こまめ
  • 2017/06/15 6:47 PM
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