束の間の晴れ間

  • 2017.06.10 Saturday
  • 05:58
昨日は再び滝野公園。今度は渓流ゾーンが現場です。朝からピーカンに晴れて、エゾハルゼミが大合唱となっておりました。鱒見口に車を置いて平成の森に入っていくと、新緑の滴るような緑に包まれ、セミの大合唱を聞きながら空を仰ぐと、時を忘れて神々しい気持ちになっていきます。少しでも俗世のごたごたから逃れられたような…(^^;)
ギャップ

渓流ゾーンにはかつてスズランが群植され、けっこうな名所になっていましたが、木もれ日のある疎林が完全に鬱閉(うっぺい)してしまい、日照条件が著しく悪くなってしまったので、見る影もなく衰退してしまいました。それでもわずかに残っていたものを数年前に調査していたら、なんとそれらが(日本)スズランだったのです。全部ドイツスズランだと公園も思い込んでいたけれど、今残っているものは日陰にも強いスズランだったのです。花茎が草高の半分もないけれど、ひっそりとしとやかな花はそれなりにいいものです。
スズラン

渓流ゾーンには、あちこちにクリンソウが植えられていますが、大部分は昔私が植えたものの名残です。これは今年木道も撤去されてしまった湿生植物コーナーのもので、植えられたものからこぼれダネでどんどん広がり、いろんな花色が混じっていい感じになっています。もう手入れされることもないので、自然に生き残っていくことでしょう。
クリンソウ

炊事遠足広場の拠点であるロッジ「ゆきざさ」の横には、このあたりの原風景の名残であるエゾマツの大木が一本残っています。左の木は植栽されたアカエゾマツで、樹高は同じくらいになっていますが、エゾマツの方がはるかに太いです。札幌近辺の開拓初期には、アシリベツの滝近く水車場が置かれ、札幌の町で使われる木材を製材していた頃の生き残りなのです。
エゾマツ

炊事遠足広場では、たくさんの若者が目一杯に広がって、バーベキューやジンギスカンで盛り上がっていました。あとで聞いたら市内の市立高校の遠足で、300人もいたとのこと。いい天気に当たってよかったねぇ。
炊事遠足

鱒見口に戻っていくと、保育園児の遠足と、小学生の遠足とがすれ違ってとてもにぎやかでした。かわいい子供たちが次々挨拶するので、ていねいに答えるのがけっこう大変でした…(^^;)
遠足

午後からはボランティアの作業を。通常の業者管理ではできないきめ細かい作業により、渓流ゾーンの見どころの強化と、帰化植物等の抜き取りなどによる環境保全を徹底しています。まずはカタクリの群生地に行き、タネ取りを行いました。
タネ取り

たくさん取れた朔果を室内で追熟させ、タネだけにしてみんなでタネ播きをするのです。カントリーガーデン内の林床に、毎年せっせとタネ播きを続けており、5〜6年もすれば開花し始めてくるので、春の見どころがだんだん増えていくのです。
カタクリのタネ

いろんなところで作業をしながら、厚別川沿いの植栽地の手入れを先月に続いて行いました。せっかくクリンソウが咲いているのに、クサヨシやエゾノギシギシなどに埋もれてしまい、悲惨な状態になっていたものです。完全には取り切れませんが、根気よく続けて行こうと思います。
除草作業

作業を終わり、駐車場まで上がってきたところで雨が降ってきました。また週末は悪天候だとか…どこも苦戦していることと思いますが、昨日のような晴れ間が一日でも続いてほしいものです〜
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