春の雪

  • 2017.04.14 Friday
  • 05:47
昨日の朝は、車の上にはうっすら雪が積もっていたものの、盤渓まで走る分にはどってことはなかったのに、8時ころから吹雪模様。出勤時の方は大変だったのではないでしょうか。確かに雪の予報にはなっていたけれど、ちらつくくらいの雪かと思ったら、本格的な吹雪になりました。今年の雪は、積丹半島から余市小樽のラインを経て、手稲山の麓をまっすぐに雪雲が流れ込んだのが特徴的でした。いつもならもう少し北に寄っていて、石狩から当別〜岩見沢方面に抜けるものが、ずっとこんな感じだったのです。こんな時期まで続くとは…

吹雪

3時ころになってようやく雪がやみ、車は真っ白になっていました。このまま凍り付いたら帰る時に大変なので下ろしておきましたが、本当にもうご勘弁です。
積雪

スズランの分布を調べるのに引っ張り出した「植物生活史図鑑供―佞凌∧2」を、また読み返してしまいました。これがなかなか面白くて、つい仕事からそれてしまいます。こういう基礎研究は、実利優先で基礎研究軽視の今の時代には、とっても大変な環境に置かれていると思いますが、地道に続けてほしいといつも思います。
フクジュソウは、ずっと一種だと思われていたものが、比較的最近実は四種だということが分かりました。道東にあるキタミフクジュソウは、一茎一花でガク片が花弁より長く、葉が対生に付くというはっきりした区別点があるのに、なかなか野山では区別がつかないですよねぇ。染色体を調べてみると、フクジュソウはキタミフクジュソウの2倍あるのですから、全く違う植物だったのです。
フクジュソウ

エゾエンゴサクは、本州のものはオトメエンゴサクと分けられるのだそうです。エゾエンゴサクの学名も、今まで使われてきた Corydalis ambigua ではなく、C.fumariifolia ssp. azurea となっていると思ったら、道内のものは、カムチャッカ半島に自生するアンビグア種ではなく、サハリンから沿海州に自生しているフマリフォリア種なんだとか。信じて疑わずに来ていたものも、こうやって調べていけばけっこう違っていたというものがあるのです。
エゾエンゴサク

アザミやトリカブトなどのように、いまだに新種が見つかるのは、普段見ているものの中にあるわずかな違いに気付いている人がいるからです。植物の世界は奥が深くて本当に面白い。
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