趣味の園芸

  • 2017.04.10 Monday
  • 05:54
昨日の趣味の園芸。ビデオに撮って帰ってから見ましたが、滝野公園のスズランがちょこっとだけ出ていました。あんないい状態の咲き方は、何年前に撮したものなのかなぁ。それにしてもスズランの解説を熱心にしてくれるのはいいけれど、スズランとドイツスズランの違いくらい説明してくれればいいのに。本州の高温多湿環境で、ドイツスズランがどの程度うまく生育できるのか分かりませんが、結構ハードルが高そうです。やっぱり北海道に見に来てくれなきゃだめなのかな。

趣味の園芸の放送開始は、50年前の1967年4月8日だそうですが、独立したテキストは1973年4月から発行されていました。かなり昔に、松山にいた母から置き場がないのであげるわと、どっさり10年以上分ものテキストを送った来たものが、自宅の本棚の隅に埋もれています。どれが一番古いのか探してみたら、第3号の1973年6月からありました。
  1973-6月号

パラパラめくっていくと懐かしい顔が。柳 宗民(やなぎ むねたみ)さんは、民藝運動の創始者である柳 宗悦(やなぎ むねよし)さんの三男で、当時は一番人気のあった園芸関係の解説者ではなかったかと。エッセイもなかなか面白く、何冊も持っています。
アイリス

この時には既に札幌に来ており、もちろんテレビなんかないので、番組を見たこともないし、趣味の園芸のテキストを買うお金もありませんでした。ただ、表紙に太田洋愛さんの植物画があったことは気になっており、毎度生協で見ていた記憶があります。本当に素晴らしい植物画です。
  1974-6月号

この頃の解説者は、庭木関係が西良祐さん(この方はまだ現役のようで)、洋ランや温室ものは江尻光一さん、なんでも屋が浅山英一さんといったところでしょうか。中でも浅山さんは、毎日新聞の園芸欄をずっと書かれていたこともあり、子供の時から読んでいて切り抜きもたくさんあります。本当は浅山さんのいた千葉大の園芸学部に行きたかったけれど、数学の足切り点があるので断念し、やむなく北の地を目指すことに。もう少し数学ができていれば、北海道に来ることはなかったかもしれないなぁ。
5月号目次

趣味の園芸が果たした功績は本当に大きなものがあり、その時代を代表する解説者もまた、これをバネに大きく飛躍してきたと思います。公共放送を標榜するのであれば、つまらないバラエティ番組なんか作らないで、こういう地道な番組をしっかり作り続けてほしいものです。
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