メアリーさんのハルニレ

  • 2017.02.01 Wednesday
  • 05:50
昨日は朝から大島の委員会。早朝は降っていなかったのに、7時ころからわらわらと降り始め、北12条駅から会場までは前を向けないほどの吹雪でした。ようやく完成に近づいてきたこともあり、結構議論が白熱。ようやく昼過ぎに終わると、外は晴れてまぶしいくらいでした。短時間に10cm以上積もったようです。正門めがけて歩いて行くと、雪の重みで生垣があちこちでつぶされて気の毒なくらいでした。
北大前

なんか着いているなぁとよく見ると、イボタノキに真っ黒い実が鈴成りに成っていました。やっぱり黒い実は、野鳥には見向きもされないのでしょうか?この時期にこんなに着いているということはよほどまずいのかも。まずいとされるナナカマドでさえ、最近ほとんど食べられてしまったというのに。
イボタノキ

正門前に来ると、たくさんの観光客が記念写真を撮しており、中国からの観光客のようでした。やはり春節なのですね。正門左の建物は、「エルムの森」という名前のインフォメーションセンターで、北大グッズや軽食も食べられる便利な場所です。ここで待ち合わせがあったのですが、着いた途端にメールが来て、ドタキャンになってしまいました…(^^;)
正門前

せっかくここまで来たので、天気もよくなったことだし、前にあるメアリーさんのハルニレの写真を撮していくことに。新渡戸稲造夫人のメアリーさんは、日本名を万里子。アメリカで講演をしていた若き稲造を見初めて、告白をしたのだそうです。札幌農学校の教授や遠友夜学校の経営など多忙がたたって体を壊し、温暖なカリフォルニアに転地療養するために札幌を離れるときに、24本のハルニレを農学校に寄贈しました。同期の宮部金吾が配植したのが1905(M38)年のことで、そのうちの5本が正門前に残っているのです。それにしても百年経つと大木になるものですねぇ。
マリーさんのハルニレ

本部側に2本、「エルムの森」側に3本あるのがそれですが、残りの19本はどこにあるのでしょうね?正門から両側に並木として植えたという話もあるけれど、今はその痕跡もありません。「エルムの森」を建てるとき、たまたまよく知っている建築事務所だったこともあり、この木を傷めないようにするにはどうすればよいのかアドバイスを求められました。一部の根をカットするのはかまわないけれど、傷口をきれいに切り戻すことと、埋め戻す土はいいものを使ってほしいとお願いしました。今の樹勢であれば、問題なかったようです。
5本

事務所に戻ろうと札駅地下に入ると、さすがにお腹がぐうぐう鳴ってきたので、杵屋に行きました。杵屋のうどんは丸亀のようにこしが強くなく、私的にはちょうどよい固さなので、出張先でもよく食べてます。
杵屋

いろいろ目移りしましたが、あったかそうなのと彩りがよかったので、桜海老のとじうどんにしました。ここのうどんつゆは、さすが丸亀とは違っており、とても出汁がきいていて本当に旨い。指先までほっこり温まりました。
桜エビ卵とじうどん
コメント
メアリーさんのハルニレ、初めて知りました。これから北大の前を通る時、メアリーさんのハルニレ、青柳庵日記のハルニレ、と思いながら見ると思います。
  • sugiyama
  • 2017/02/04 5:45 AM
sugiyamaさま

いつもありがとうございます。
すべてではないけれど、いろんなところにある樹木には、なにがしかの意図や謂われがあるものです。
少しでもそれらを記録していきたいと思っております。
なにか情報があればよろしくお願いいたします。
  • こまめ
  • 2017/02/05 7:04 AM
笠様、ご返信ありがとうございます。
いわれを知ると町歩きの景色が一変します。
旧市立病院(ヤマダ電機)の入口のロータリーにあった樹木、どこかに移設されてまだ生きていないかなあ、と思うことがあります。
中島公園近くの明道風香園、移転するそうです。
  • sugiyama
  • 2017/02/08 12:10 AM
sugiyamaさま

いつもありがとうございます。
旧市立病院の樹木の移植は、私がまだ植木屋に入ったばかりの年に、うちの会社がやりました。
真夏の一番暑い時期だったので、こりゃ絶対に枯れるなと思いながら、本当に汗だくになって穴掘りをやっていました。
持っていった先は、平岸霊園の横にあった精療院という市の隔離病院のあたりです。
そのあとはしっかり見ておりませんが、かなり枯れたことは間違いありません。
大きな木は移植できないので、伐採されたと思います。
  • こまめ
  • 2017/02/08 7:45 AM
ご返信ありがとうございます。
なんとご本人が関わっていらっしゃたのですね。驚きました。訊いてみるものですね。
静療院は市立札幌病院の分院、なるほど。ほとんど枯れてしまっただろうということですが、また、
実際にどの木なのかは分からないでしょうけれど、見に行ってみようと思います。
ありがとうございました。
  • sugiyama
  • 2017/02/08 7:18 PM
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM