花と緑のまちづくりフォーラム

  • 2016.10.30 Sunday
  • 06:00
昨日はエルプラザで、花と緑のまちづくりフォーラムがありました。札幌市には、かつて緑の愛護員制度というのがありましたが、これが全くひどいもので、全然機能しておりませんでした。何度か研修会で話をさせてもらったことがありますが、そのあとの市とのやりとりの中で、どこそこの公園の落ち葉がひどいので、思い切り枝を切ってくれとか、とても愛護員からの発言とは思えないものばかり。要するに、町内会長たちの名誉職的なもので、なんとか表彰を受けるための点数稼ぎみたいになっていたのです。
当時の上田市長から、この制度の見直しの指示があったらしく、私がそれを請けて検討したのが2008(H20)年のことでした。その中で、心ある愛護員の方や、既にその枠組みとは別に活動している方などとのワークショップを何度も行い、現在の花と緑のネットワークのしくみを創り上げました。「さっぽろタウンガーデナー」は私が考えた名前で、翌年からこのしくみがスタートしたのです。いわば「生みの親」なので、この話が来ると断れないのです…(^^;)
フォーラム

エルプラザのホールは定員300人ですが、フロアを半分パネルで使ったので少し減っていました。あとで聞くと150人ほどの参加者だったので、ちょうどいい入り具合だったようです。
会場

司会は安藤こず恵さん。以前もどこかでお世話になっていた、よどみのない素敵な司会振りでした。会場を飾っている花は、終わってからバラバラにして、抽選で当たった方に持ち帰っていただけるようになっていました。さすがですねぇ。
司会者と花

基調講演は内倉真裕美さん!バシッと和服での登場で、会場がピリッと引き締まりました。「花のまちづくり〜変わらないために変わる」というテーマで、恵み野の花のまちづくりにおける参加者やその意識、しくみの変わり方を分かりやすく話していただきました。
内倉さん

第2部のパネルディスカッションは、「花のまちづくり〜できることからはじめよう〜」というテーマをいただき、私がコーディネーターを務めさせていただきました。横に内倉さんがコメンテーターとして座っていてくれるので、困った時には振ることができて、とてもやりやすかったです〜
コーディネーター

パネリストは「花と緑のEGG」代表の堀さん、「ゆめガーデンサポーター」代表の小林さん、伝説となってしまった『花新聞』初代編集長で、まちづくり観光デザインセンター代表のかとうけいこさん。いやー、コーディネーターであることを忘れて、3人の話題提供や話を聞き惚れてしまいました。とてもここでは紹介しきれませんが、会場の方達にとっても、参考になる話ばかりだったのではないでしょうか。
パネリスト

ボランティア活動は年々盛んになっていますが、単なる時間つぶし、適当な運動代わり、おしゃべりに終わることなく、ちょっと意識を変えれば、自分自身も大きく変われるし、少しずつでも社会を変えていく力を持っていることをあらためて認識した時間でした。私自身とても勉強になり、内倉さんやパネリストのみなさんに本当に感謝です〜
コメント
東京五輪をきっかけに、日本は美しい国だと世界の人々から認識を深めてもらいましょう!
EXCEL対応「造園植物材料データファイル2018」のご案内を送信させていただきたく思います。
つきましては、空メールを送信願います。
一件ご購入いただければ、コピーは自由です。
東京農業大学造園学科卒30期
  • 野沢  俊哉
  • 2018/06/11 8:33 PM
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