あけび

  • 2012.09.29 Saturday
  • 06:58
先日滝野公園では、珍しいものに出会いました。ガイドのNさんが、自宅に成ったアケビを持ってきたのです。それがなんと大きいこと、約15cmもあるのです。
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道内にも自生があり、よく植えられるのはミツバアケビ(Akebia trifoliata)で、その名の通り三枚の小葉からなる葉をしています。ミツバアケビは盤渓への道すがらにもありますし、あちこちのヤブで見かけるほど、道内では珍しいものではありません。葉をよく見ると、縁が少し波打ち、浅い切れ込みが入っています。
ミツバアケビの葉

ミツバアケビの果実は、紫色に色付き、大きさはだいたい8〜10cm程度のものです。
ミツバアケビ

ところがこれは5枚の小葉を持っているので、アケビ(A.quinata)かなと思いましたが、戻ってよく調べてみると、葉の縁が少し波打ち、浅い切れ込みが入っているので、アケビとミツバアケビの雑種であるゴヨウアケビ(A. x pentaphylla)のようなのです。
あけび

アケビの葉はホンコンカポックによく似ていますが、確かに切れ込みも入らず、波打つこともありません。この葉の様子からは、間違いなくゴヨウアケビでしょう。
アケビ

アケビは、「開け実」が訛ったものといわれ、なんともほほえましい実の割れ方をしてくれます。ミツバアケビは時々食べましたが、こんな大きなアケビは、子どもの時以来ではないかと思いました。タネの回りにはほんのり甘い果肉があり、口に入れると子どもの頃を思い出してしまいました。ガイドにみなさんに勧めても怖がるばかりで…やはり原体験がないと、こういうものにはなじめないのかなぁ…
アケビの実

東北地方ではとことん利用されるようで、「内部にひき肉を詰めて油で揚げたり、刻んで味噌炒めにするなど、こちらは山菜料理として親しまれている」そうです。漢名「木通」の通り、よく伸びるツルを持っているため、乾燥させて籠を編むほか、漢方薬としてもよく使われる、身近な植物だったのです。久しぶりにほの甘い味を楽しんだものですから、我が家にも植えてみたくなりました。
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