チシマザクラの育苗

  • 2016.09.12 Monday
  • 06:00
先週末は、寒地土木研究所でチシマザクラ三昧。まずは金曜日に苗木のポット上げをやりました。ここのチシマザクラもかなり傷みが激しく、毎年何本も枯れていくので、ここの木からタネを取って苗木を作り、また植える作業を4年前から始めています。この播種床は3年前の初夏にタネを播いたもの。本当は昨年ポット上げしなければならないところ、いろいろあって一年遅れてしまいました。
播種床

このため播種床の中で苗木の根が絡み合ってしまい、ほぐすのにえらく時間がかかってしまいました。所員が参加しての植え替え作業は昼からだったのですが、これに手間がかかりそうだと、昼前に運転手さんに手伝ってもらい、段取りしておいて正解でした。
苗ほぐし

長く伸びた根を切り揃え、苗木の大きさを揃えていくと、約250本もの苗木がありました。実際に定植できるのは年に10本くらいしかなく、売るほどの苗木を作っても行き場がないので、早く行き先を決めてもらわねばなりません。
苗の用意

用土は、黒土に火山礫をたっぷりと、堆肥を混ぜて調合しました。ここは独法なので役所と同じしくみで動き、このような資材を買うのにも一般入札を行わなければならず、一ヶ月半もかかるのです。このためズルズルと作業が遅れてしまいました…(^^;)
用土の調整

午後からは所員参加でのポット入れ作業。この会自体も、先日の洪水被害対応で一週間遅れになってしまい、参加したのは事務方の所員が数名… これではと所長のところに行って、連れ出してきてくれました。所長には、この取り組みがどういうものかは以前説明していたので、すぐに手際よく作業に参加してくれました。
ポット入れ

さすがに所長が出てくると、あちこちの部署からちらほら参加者があり、一時間くらいで植え替えが完了しました。みんな慣れない作業で腰やひざが痛くなり、よれよれになっておりましたが、きれいに植え替えられた苗木を見てうれしそうでした。
苗床

このような樹木の苗では、通常のポリポットではすぐに根が回ってしまうので、ロングポットを使っています。1、2年ですぐに定植できるならいいのですが、このまま数年おいておく可能性があるため、ロングに植えておかなければ心配なのです。用土がたくさんいるし、コンテナがとても重たくなるけれど、致し方ありません。早く苗木の行き先を決めてほしいです〜
ポット苗

土曜日の午後からは、既存のチシマザクラの毎木調査を行いました。昼から雨のため仕事にならず、2時頃になってようやく上がったので、それからの作業になりましたが、170本の木を1本ずつ病気や枯れの有無をチェックして、写真を撮っていきました。今回から、自撮棒を使って樹木番号をマグネット式で表示できるようにしたので、とても作業がはかどるし、写真の整理も楽になります。現場での工夫も、いろいろとやっていかなければならないのです〜
毎木調査
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