小樽梁川通

  • 2016.04.10 Sunday
  • 06:10
先日十勝に出張のおり、JRの車内誌を読んでいて、おやっ!と思ったことがありました。毎度楽しみにしている渡辺敏博さんの「ズゥさんのより道まわり道」を読んでいて、「年配夫婦が切り盛りしているあずましい店で、コハダと自家製の漬け物がうまかった。」とあったので、ズゥさんも『飯鮨(いいずし)』に通っていたんだ〜と懐かしくなりました。
ズウさん

以前やったマッチのコレクションでは、札幌のものだけしか載せていなかったのですが、この『飯鮨』には私もよく通っていました。初めは友達に連れられて行ったのですが、とても気に入ったので、時々電車で通うほどでした。結婚してからは、子供を連れて日曜の夕方に行くと、じいちゃんはカウンターで仕込みしながら、ぼそぼそと話をしてくれるのです。なんでも、戦後すぐに小樽の寿司職人が戦争から帰ってこれなくて手が足りず、東京の組合にSOSが来たのだそう。それに応じて何人かが小樽にやってきたうちの、私だけが残ったんだわ〜。しゃりが小振りでとても上品。特に小さなコハダを開いて酢で締めたものを、しゃりにかぶせるように握ると、雀が止まっているように見えるので、江戸前では雀鮨っていうんだよ〜。光り物大好き人間の私には、この雀鮨は本当に美味しかったなぁ。
飯鮨
残念ながらご主人が亡くなられて閉店したあとも、オタモイの市営住宅におばあちゃんに会いに行ったこともあります。子供二人連れて行っていたので、よくおばあちゃんにかわいがられていました。いろんなことが走馬燈のように頭の中をよぎってきてしまい、ちょっとうるっとなってしまいました。梁川通には、たくさんの思い出があるのです。

昨年余市で偶然手に入れたのですが、梁川通についての立派な冊子が作られています。多分古い商店で聞けばまだ手に入るかと思いますが、28ページもある解説書で、榎本武揚の号「梁川(りょうせん)」からこの通りの名前ができたことも初めて知りました。是非これを読んで散策してみて下さい。
小樽梁川通
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