温室の花たち

  • 2016.01.17 Sunday
  • 05:55
冬の間に何回か植物園の温室に行きますが、微妙に時期がずれているのか、これまでとは違う初めての花にも巡り会いました。日当たりのよい南側では、ノボタン科のケントラデニア‘カスケード’(Centradenia inaequilateralis 'Cascade')が満開に。隣のヒメノボタンとは少し違う樹形で、カスケードの名前の通り長く垂れる枝先に花が咲いています。
ケントラデニア

似たような色の花が満開になっているのは、斑入りのブーゲンビレアで、花のやや小さなサンデリアナ系の斑入り品種です。(Bougainvillea glabra 'Sanderiana Variegata')咲いた時は見事でも、なかなか四季咲きにならないので、キリンやいわみざわ公園の温室では苦労させられました。
斑入りブーゲン

奥の方にひっそりと咲いていたのがコエビソウ(Justicia brandegeana)。以前の学名がベロペロネ・グッタータ(Beloperone guttata)なので、今でも園芸名はペロペロネで通用し、園芸屋さんはベロベロなんて呼んでいました。結構耐寒性は強く、松山の家では庭でなんとか越冬していた、懐かしい植物です。
ベロペロネ

ハマユウのように大きな葉を広げていて、紫色の花が咲いている植物は、中米原産の着生植物で、ツユクサ科のコクリオステマ・オドラティッシムム(Cochliostema odoratissimum)という舌をかみそうな植物。あまり出回っていない珍しいものだそう。
カクリオステマ

これに花が咲いたといえば、遠くからわざわざ見に来る人もいるくらいだとのことですが、今の植物園はそのような人寄せはやらない方針なので、ひっそりと咲くことになりそうです。
花

その隣で不思議な花を咲かせているのは、ソテツ科に近縁だというスタンゲリア科のオオバシダソテツ(Stangeria eriopus)。裸子植物なので松笠状の花を咲かせますが、その名の通り葉の様子はシダそのものという原始的な形質を持っています。南アフリカとオーストラリアに自生し、アルゼンチンには化石があるという、ゴンドワナ大陸が分裂して移動していった痕跡を残している植物だとか。
スタンゲリア

奥の部屋の窓際に、ひっそりとスイゼンジナ(水前寺菜)(Gynura bicolor)があるのを見つけました。昔一度だけスーパーで買ったことがありましたが、それ以来全く見ないので、きっと売れなかったのでしょう。
水前寺菜

そういえば今年初めての植物ネタになったようで、植物を見て歩くとうれしいというか、ホッとさせられます。日長も少しずつ長くなっているとはいえ、寒さと雪はこれからが本番。時々息抜きに来て、なんとか乗り切ろうと思います。
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