エゾノコリンゴ

  • 2015.11.10 Tuesday
  • 05:53
今年はあちこちで、ズミの実が目に付きました。特に豊凶年がある訳ではなさそうですが、実が幾分大きくてたくさん着いているように思い、あちこちで写真も撮していたのです。
ズミ

そうしたら先月末に、昨年も出演したAir-G「ほっかいどう宝島」の担当者から電話があり、ぜひ「エゾノコリンゴ」について話していただきたいとのこと。なんで私に?と聞いても、笠さんなら絶対に知っているとの話があったのだそう…(^^;) それで先週収録に行ってきました。
収録

エゾノコリンゴ(Malus baccata var. mandshurica)といっても、札幌近辺ではズミ(M. toringo)であることが多く、その区別がなかなか難しいのだけれど、果たしてラジオでそれが伝わるのかなぁ…というところが一番の心配でした。今の時期なら実を見ていただくのが一番だけど、実の大きさでは二種の区別はできないので、実に悩ましいのです。先週から確実なもののサンプルを集めておき、実物を持っていきました。左の大きな実はエゾノコリンゴに間違いないのですが、右の二つはズミなんだけど、実のサイズは木によってかなり違います。
実の比較

まだかろうじて葉が残っていましたが、今年の春にしっかり区別できるような比較写真を撮してありました。とはいえ、ズミの葉にすべて切れ込みが入る訳ではないので、またこれも難しいのです。
葉の比較

花はエゾノコリンゴの方が大きく、花弁の縁が波打つような感じです。真ん中にある雄しべは、ズミに比べて短く集まっています。これに対してズミの花はキリッと小振りですが、雄しべはやや長く伸びているという違いがあります。
花の比較1

ズミのつぼみはかなり赤みが強く、開くにつれて真っ白になっていくのに対し、エゾノコリンゴでは真っ白かうっすらと赤くなる程度とのこと。これはとても微妙かもしれません。
花の比較2

このほかにも、ズミの葉は二つ折りになっているものが開いてくるのに対し、エゾノコリンゴの葉はらせん状に畳まれているものが開いてくるのだそうですが、そんな微妙な時期に確認したことがありません。

こんな比較をラジオでしゃべっても分からないので、DJに振られるままいろんな話をしたのですが、何をしゃべったのかもよく覚えていません。こういうのは、自分では聞くのがホント怖いですねぇ。放送は22日(日)18:30からのほっかいどう宝島2015なので、興味のある方は聞いてみてくださいませ〜
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