ヤマゴボウあれこれ

  • 2012.08.25 Saturday
  • 07:11
このブログを始めてちょうど4ヶ月が経ちました。主に身の回りの植物についてあれこれ書いてきましたが、おかげさまで非常にたくさんのアクセスをいただき(約25,000アクセス)、やめるにやめられず、半分意地になって毎日更新してきました…(^。^;;
といっても好きな植物が相手なので、別に苦痛になるわけでもなく、自分としても情報を確認して整理することにより、今まであやふやにしてきたことがとてもすっきりしてきました。これからもぼちぼちと続けて行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

昨日は、打合せで大通管理事務所に行く前に、バラ園や花壇を見て歩きました。
リラの会
大通公園西8丁目にある、リラの会が管理している花壇 (2012.8.24 以下同)

8丁目にあるリラの会の花壇が、ずいぶんもりもりしてきたなと思ったら、片方の花壇の中にヤマゴボウが植えてありました。嫌われ者の帰化植物の中で、お前はちゃんとガーデンに居場所を見つけて、高く売られるようになったんだなぁと、私なりに感慨深いものがありましたが。
でも、よく見ると2種のヤマゴボウが植えられているので、ひょっとして流通上は、この2種はごっちゃにされているのかな?と思った次第。
というのは、花序がだらんと垂れ下がっているヤマゴボウは、アメリカヤマゴボウ(ヨウシュヤマゴボウ)で、どちらかといえばややメジャーかな?という感じがします。

アメリカヤマゴボウ

子どもの頃、この実を集めてままごとで使ったり、ズボンを真っ赤にして叱られた思い出があります。英名はインクベリーで、一時的なインクや安いワインの着色に使われたといわれます。でもこれはかなり強い有毒植物で、子どもに触らせてはいけないし、口に入れると大変なことになると書いてあるものもあり、こんなもので遊んでいたのかと思うとぞっとします。しかもアメリカではワインの色づけに使ったり、ソウルフードとして食べられていたなんて…怖いですねぇ…

これに対してもう一種、花序が上を向いているものがヤマゴボウです。大通のものはまだ実になっていませんでしたが、そのあと19丁目にある行きつけのうどん屋に寄ったとき、店の前の街路樹の下に立派な実を付けている株がありました。

ヤマゴボウ
リラの会の花壇の中で
ヤマゴボウ実
うどん屋「おかだ」の前の街路樹にあったヤマゴボウ

アメリカヤマゴボウ(Phytolacca americana)は、その名の通り北アメリカ原産で、明治時代に渡来したとされています。これに対してヤマゴボウ(P.esculenta)はヒマラヤから中国原産で、江戸時代以前に食用や薬用として渡来しています。いずれも有毒植物ですが、ヤマゴボウの葉は食用に、根は薬用にされていたのです。(学名のエスクレンタとは、食用のという意味です)

花序の向きで大体区別できますが、実になっても区別できます。アメリカヤマゴボウの実は、10個に分かれているものの、間がくっついているのでほぼ丸くなっていますが、ヤマゴボウの実は8個の実が合体している様子がよく分かります。

ヤマゴボウ熟した実
動物園の森に発生したヤマゴボウの実 (2007.9.13)

帰化植物も、いろんな所に居場所を見つけて居心地よく生活しているものもあれば、嫌われ者になって目の敵のように抜き取られるものもあり、人生いろいろですねぇ…有毒植物は、管理にさえ気を付ければ何も問題は起きないのですが、くれぐれも子どもが口に入れたりしないよう注意が必要です。

なお、漬け物になっている「山ごぼう」は、アザミの一種であるモリアザミの根を使っているので、全く毒性はありません。ご心配なく〜
コメント
今は斑入りのヨウシュヤマゴボウが人気です(^_^)/
  • a.u
  • 2012/08/25 10:18 AM
auさま
早速グビグビやっているようですねぇ…( ̄。 ̄;)
しばらくは誰にも文句いわれないので、できないものはできないとはっきりして下さいよ〜
ぼちぼちやりましょうね。
  • こまめ
  • 2012/08/25 2:27 PM
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