名所復活を目指して

  • 2015.10.13 Tuesday
  • 05:51
中の島駅のすぐ近くにある寒地土木研究所には、たくさんのチシマザクラが植えられていて、近年急速に花見の名所化してきています。本来は国の研究機関なのに、花見の時期にはガードマンを配置したりライブカメラで様子を知らせたりと、市民サービスにも積極的に行っているのです。ところが肝心のチシマザクラが近年急速に衰弱化してきており、3年前からチシマザクラの再生のお手伝いをすることになりました。
チシマザクラ

とにかく植えられている場所が狭すぎます。研究所の敷地はこの駐車場のアスファルトまで。これらのサクラが生えている場所は、北海道管理になっている精進川の土手の上なのです。最近はかなり気を使っていますが、昔は除雪の雪を川の方にも押しつけたりしていたようで、枝や幹も傷だらけでした。
花見

これまでは駐車もぎりぎりまで迫っていたので、調査するのも一苦労。昨年から排気ガスをかけないよう向きを固定すると共に、ラインを引いて車が近かないようにしてくれました。
駐車

環境改善の提案の第一は、これだけスペースがあるのだから駐車スペースを少しずらし、このラインのところまで縁石を移設して、根の張れる基盤を確保するものでした。
模式図

去年は予算が取れなかったけれど、今年はなんとか確保できたようで、先日から整備工事が進められています。わずか2mほどでも、しっかりと根が張れるスペースが広がると共に、衰弱して枯れかけているところには、後継樹を補植することができるようになるのです。
完了

ここに植えられる苗木は、一昨年ここのサクラからタネを取り、職員たちでタネを播いて育てることにしました。けっこう興味を持った方が多く、苗木を玄関先に置いていることもあり、気にして見てくれているようです。
タネ播き

昨年ポットに植え替えて肥料も与えているので、すくすくと30cm近くまで苗木が育ってきました。雪の降る前に職員たちでこの苗木の植樹祭を行いたいとのこと。たとえ時間はかかっても、このような粘り強い取り組みによって再生してくれば、本物の名所として誇れる存在になってくれることでしょう。
苗木
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