盤渓の道すがら

  • 2015.08.24 Monday
  • 05:58
足の具合がよくなって、2週間の中断のあとまたそろそろと走り始めました。4時だとまだ真っ暗、4時半でうすぼらけ、5時でようやく夜が明けてきた感じになります。セミの声から虫の声にBGMも代わり、どんどん秋めいてきたので、出勤前に再度写真を撮してきました。

ばんけいスキー場の中には、道端にホソバウンラン(Linaria vulgaris)がクリーム色のかわいい花を満開に咲かせています。北一条通の中央分離帯でも密生して咲いているように、強い繁殖力や環境適応性、そして長い鑑賞期間を考慮すれば、ちゃんとグラウンドカバープランツに昇格させてあげてもいいと思いますが。
ホソバウンラン

あちこちでオオイタドリ(Polygonum sachalinense)が満開になってきています。花序が上を向く雄花(左)の方が鑑賞価値は高いですが、花期はあっという間で、そうなると雌花(右)の方に軍配が上がります。
イタドリ雄花 イタドリ雌花

民家の野菜畑の角に植えられた、赤と白のエキナケア(Echinacea purpurea)。この花色の組み合わせはいいですねぇ。
エキナケア

その隣ではもうシュウメイギクの花が咲き始めています。「盆花」の名のある宿根フロックスも、そろそろ選手交代の時期でしょう。
シュウメイギク

昨年落石防止柵が取り付けられたところの、工事跡地に真っ先に侵入してきたのは意外にもノゲシ(Sonchus oleraceus)でした。ノゲシはもともとはヨーロッパ原産で、古い時代に渡ってきた史前帰化植物であるといわれています。この身軽さで、簡単に大陸を渡って移動してきたものでしょう。
ノゲシ

そのすぐ近くの道端には、なんとヨモギ(Artemisia indica var. maximowiczii)が生えていました。道内でヨモギといわれるのは実はオオヨモギ(A.montana)で、こちらは全道に広く分布しています。本物のヨモギは基本的には石狩低地帯より南側に少しだけ分布している程度なので、滅多にお目にかかりません。ヨモギの見分け方は大変難しく、生育のよいヨモギと貧弱なオオヨモギの区別はなかなかつかないので、これも100%の自信はありませんが。
ヨモギ

このあたりの道端では、オオハンゴンソウ(Rudbeckia laciniata)が真っ盛り。もともと園芸植物として導入されたくらいですから、これだけ群生すればとても見事です。道内では至る所に野生化して、すっかり風景になじんでしまっておりますが、国による特定外来生物の指名手配を受けている身なので、様々な制約があります。栽培や増殖はもちろん禁止され、じゃあ抜いてあげましょうかということも、環境省の許可なくできないという面倒さ。限られた場所での抜き取りが行われている程度で、大半は我が世の「秋」を謳歌している次第です。
オオハンゴンソウ

雪が降るまであと二ヶ月あまり、だんだん植物達も見えにくくなってきますが、道端の植物達にも目を向けていきたいと思っています。
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