大島からの帰還

  • 2015.06.25 Thursday
  • 16:47
島での二日間、本当に死にものぐるいで働いて、昨日の昼前に島を離れました。今回はスカッと晴れた時間がほとんどなかったけれど、これで晴れるとものすごい紫外線で火傷を負うこともあるほどなので、このくらいの方が過ごしやすかったです。島を離れる時には、来年もまた来ることになるのかなぁ…と、ちょっぴり感傷的になるのですが、26年目にもなるとねぇ…(^^;)
大島

今回は9年ぶりに工事が再開し、工事業者の交通船に便乗する形なので、いつもの江良漁港ではなく松前港の発着です。津軽海峡の方に回り込む形になるので、20分ほど余計にかかり、松前港の入り口にある弁天島灯台を見ながらの入港になりました。
弁天島

上陸して遅いお昼を食べようと旧道を通っていたら、家の前にずらりとボタンゲシの花壇が… こんな人通りの多い道端で、よくも堂々と栽培しているものだとあきれてしまいました。パトカーだって頻繁に通っているだろうに、おまわりさんにもちゃんと教育しなければいけませんねぇ。
ボタンゲシ

松前では、これまで何度か入ったことのある蕎麦屋さんへ。鰊蕎麦と海苔弁当をいただきました。この海苔は白神岬周辺でわずかに取れる寒摘みの岩海苔だそうで、とっても香りがよくて美味しかったです。アルマイトの弁当箱がなんとも懐かしく、昔の弁当談義で盛り上がりました。
ニシン蕎麦 のり弁当

今回は、調査開始時に世話になった植生研究の権威であるS先生に同行をお願いし、いつものH氏と3人での道行きとなりました。植物好き3人なので、まっすぐ帰るわけがありません。まずは松前の町外れにある立石観音回りの植物確認を。珍しいアオツヅラフジ(Cocculus orbiculatus)が見つかりました。ツヅラフジ科の雌雄異株のつる性木本で、雌株には秋になると真っ青なブドウのような実がなるというものです。図鑑でしか見たことがないものが間近にあると感激ものです。
アオツヅラフジ

車を止めたあたりには、もうかなり萎れ気味でしたがオオマツヨイグサが群生。この花を見ると松前に来たということが実感されます。
オオマツヨイグサ

松前町二越の海岸では、以前見つけていたエビヅル(Vitis ficifolia var.lobata)を先生に見ていただきました。これも雌雄異株のつる性木本で、ヤマブドウよりは美味しいとのこと。アオツヅラフジも本種も道南要素の一つです。
エビヅル

砂浜にはハマハコベ(Honkenya peploides var.major)の大きな株が満開になっていました。雄しべ雌しべを完備した両性花と雄花雌花の単性花の株があるとのこと。これは雄花ばかりの株でした。今年大島の海岸にも3株小さな株が見つかり、海流によって漂着したもののようでした。対岸にこれだけあるのですから、いろんなものが流れ着いてきそうです。
ハマハコベ
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