小石川植物園

  • 2015.05.24 Sunday
  • 06:13
昼前に羽田に着き、2時からの会議に少しだけ時間ができたので、小石川の植物園に行って来ました。この時期はほとんど花も咲いておらず、見どころも余りなさそうですが、時間もないことだしちょうどいいかと。住宅地の中にある入り口には、国指定の名勝及び史跡の新しい看板が着いていました。3年前の指定だそうです。
門

入ってすぐのところにあるソテツには、精子発見の記念碑があります。約100年以上も前に、池野成一郎によってイチョウと共に種子植物にも精子があることが発見され、その記念すべき株から分けてもらった株とのこと。本家は鹿児島にあるのだそうです。
ソテツ

少し奥には、平瀬作五郎によって精子が発見されたイチョウが立っています。
イチョウ

薬草園でひっそりと咲いていたのがナルコユリ。アマドコロのことをナルコユリと呼ぶ方が多いのですが、ナルコユリの葉は細く尖り、花が2〜5個着くので賑やかです。一番分かりやすいのは、ナルコユリの茎は丸いのに対し、アマドコロの茎は角張ってごつごつしています。
ナルコユリ

林床を覆っているのはクマザサ。この時期新しい葉には隈がまだないので、コントラストが面白い。北海道にあるのはクマイザサ(九枚笹)で、道民はほとんど熊笹だと信じています。
クマザサ

池の縁にはメタセコイアと共にヌマスギが植えられており、膝根(しっこん)と呼ばれる気根がにょきにょきと伸びていました。梅雨前のためか水が干上がっていたので、初めて池側からよく見ることができました。
ニー

池の回りに点々と生えるオオハンゴンソウ。寒冷地に多いと言われるので、こんな町中に生えるものなのかと意外でしたが、そんなにたくさん生えている訳でもないのに、特定外来生物を大切に育てて?抜き取らないでいるのは、何か意図があるのかただのご愛敬か…
オオハンゴンソウ

蒸し暑い中、汗だくになりながら小石川まで行ったのに、この程度なら…と思いかけた時に見つけたのがこれ。
ニワゼキショウ
私の一番好きな植物だったニワゼキショウ(Sisyrinchium rosulatum)を、その近くで見つけたのです。アメリカ原産のアヤメ科の植物で、芝生などの雑草として広まったものです。この花に出会ったのは小学5年の春。新しく増築された鉄筋校舎に向かって、田んぼの中に新しく広げられた道路脇に生えていたのを見て感激し、家に持ち帰ってずっと育てていました。大学時代のペンネームを庭石菖にするほど思い入れがありましたが、北海道では近似種はあるものの、これがなくて残念に思っていたのです。数十年ぶりの再会に、ちょっと感激でした。
コメント
小石川植物園は実家からは徒歩圏内です。筑波大学付属小学校の近くに占春園という森みたいな公園がありました。生まれも育ちも神保町なので、文京区に越したら随分緑が多いと感じます。大学構内は北大に行ってなんじゃこりゃ?と広さにビックリしました!
  • AZ
  • 2015/05/25 2:30 PM
AZさんは、ちゃきちゃきの江戸っ子だったのですね。

小石川界隈は戦災に会っていないのか、車の通れないような路地ばかり。あんな坂道の多い町は年寄りには住みづらそうでした…
でも東京は本当に緑が多いです。
  • こまめ
  • 2015/05/26 7:04 AM
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