『北の造園遺産』募集中

  • 2015.02.17 Tuesday
  • 05:56
現在『北の造園遺産』を募集しています。これは、日本造園学会北海道支部の事業の一つで、5年前に私が支部長をやっていた時に始めたものです。世界遺産や北海道遺産など、いろいろな着眼点から遺産を認定・顕彰する動きは年々活発になってきています。私たちはそんなに大それたものを始めようとした訳ではなく、身近なところにある庭園や公園、並木や緑地などのなかで、先人がどのような苦労をして造り上げたものなのか、どのような使い方をする中で、地域の中でどう活用されていたものなのか、そんな「造園的」なものを発掘していこうと考えたものです。

北の造園遺産

5年前からこれまでに毎年募集をし、応募されたものの中から審査の上、23件の『北の造園遺産』を認定してきました。段々数が増えてきたので、札幌や函館、小樽などの歴史のある都市の公園などだけでなく、地方にも少しずつ認定箇所が増えてきています。これらの中では、鉄道防雪林である深川林地や、ノシバが用いられている小樽カントリー倶楽部の旧コースなどは、いかにも造園資産という雰囲気を持っていると思っています。

配置図

応募の概要や募集方法などは北海道支部のHPに掲載されていますが、応募の対象は一応下記のようになっています。

北海道に現存し、造園・ランドスケープに関わる空間で、将来に向けての保全を検討すべき対象であり、公園や庭園、街路樹や並木、造園材料や造園の道具なども含まれます。
歴史的・文化的な遺産の場合においては年代を問いません。当初形態が変化していても、ランドスケープとして持続的に存続しているものを含みます。ただし、跡地となっていて営みが停止していたり、消滅しているものなどは含みません。
例えば、空間としては下記のようなものがあげられます。
・ デザインされたランドスケープ(公園、庭園、街路樹、並木道、ビオトープ、石組、など)
・ 生活や生業など広く人為によって生み出されたランドスケープ(棚田、防風林、屋敷林、田園景観など)
・ 時代を代表する行楽地や景勝地、眺望景観など
・ 自然的な遺産としては、特に人々の生活や諸活動との関わりにおいて維持・発展してきたものなどのほか、地域の風土を理解する上で大切なもの

身近なところにこんなにいい所がある!場合には、ぜひ応募ください。自分で応募するのが面倒であれば、このコメント欄を使ってご一報いただけれはば、私が代わりに書類を作りますので。よろしくお願いいたします〜
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