にきたつの道

  • 2015.01.20 Tuesday
  • 05:46
町中から道後温泉に向かうには、市電の通りを南側からアクセスすることになりますが、かつてはまっすぐ西から小川沿いに道後に入る道がありました。現在は川に半分フタをして歩道を設け、歩きやすくなっています。
にきたつの道

これには「にきたつの道」と名付けられています。ちょうど真ん中辺りに『仁喜多津』という酒で知られる水口酒造があるからというよりも、有名な万葉集の歌にちなんで名付けられたものでしょう。
サイン
天武天皇の后であると言われる額田王(ぬかたのおおきみ)が、百済救済に出陣する際に道後で船待ちをしている時の歌、「熟田津(にきたつ)に 船乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな」(万葉集第一巻の8、※原文は漢字)から来ています。いろんな情報に、熟田津とは道後温泉付近にあった船着き場などと書かれていますが、いくらなんでもそれは無理。大きな湾があり、古来天然の良港であった三津浜辺りだと思います。(この三津浜の記事が、ブログを始めてちょうど1,000件目の投稿だったことに、今気付きました♪)

日本酒の仁喜多津も甘口すぎて(※松山はなんでも甘口)、どうも口に合わないのですが、旧市街では唯一の酒蔵なので覗いてみることに。
玄関
ここは、有名な道後温泉本館が落成した翌年(1895(M28))に開業しています。中を覗いてみるとかなりいろんな種類を出していて、のど元が騒ぎ始めました。今日は車に乗らないし・・・
展示

敷地内にはにきたつ庵という洒落たレストランがあり、ちょうど昼時なのでいいタイミングでした♪
にきたつ庵

せっかく来たのだからと、食事が出る前に飲み比べセットを。一杯が6〜800円近くするお酒が、4種類で1,600円。これはリーズナブルでいいセットです。空きっ腹にちびちびと味わい始めましたが、上撰酒やら純米酒やら吟醸酒やら、風味も味も全然違います。後で食事をしながら飲むと、また全然変わって感じるので、とてもいい経験になりました。やや甘口でも、料理次第ではちょうどよくなるので、普段の酒の飲み方では感じられない旨さがあるのです。
飲み比べ

実は鯛飯につられて入ったのですが、宇和島風と聞いてがっくり。鯛飯には鯛の刺身をご飯に乗せ、卵をかけて食べる宇和島風と、鯛の塩焼きをほぐして炊き込みご飯風にして食べる北条風があります。(北条とは、今は松山に合併した北隣の町)私は断然北条派なので、そちらはかみさんに任せることに。
鯛飯

私はクルマエビが二本も乗っている天丼セットにして、両方を味わいました。ご飯の味と日本酒の相性もまた微妙。料理あっての日本酒の旨味なんだなぁ、普段の日本酒の飲み方を考え直さないといけないなぁと、しみじみ思った食事でした。
天丼
子供たちにも味わってもらおうと、入り口にある売店でまた試飲しながら、重たい土産をかついで帰ることになりました〜(^_^;)
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM