星置緑地で作業

  • 2018.07.13 Friday
  • 05:39
昨日午前中は、星置緑地の作業がありました。市営住宅側の入り口脇には、ヒロハヒルガオの花が2つだけ。一時はこの一帯の草を覆い尽くすほど繁茂していたものを、こつこつと抜き取りを続け、完全になくならないまでも、ほんのわずかしか残っておりません。
ヒロハヒルガオ

例年であれば、この作業の時にオオウバユリがたくさん咲いていたのに、今年はたった一株だけが咲き始めていた程度。長雨で生育が遅れているのかもしれません。
オオウバユリ

緑地内はほとんどがヤチダモの林なので下枝がなく、すこーんと明るい独特の雰囲気になっています。木もれ日がキラキラして本当に気持ちのいい天気でした。
ヤチダモ林

定刻になっても、集まった参加者がたったの4名。小雨が降っても10名近く集まったのに、なんだろう?とみなさん首をかしげてましたが、久しぶりに晴れ間が出たので、やることが一杯なんでしょうということに。
挨拶

歩道脇の草刈りは、カモガヤなどの帰化植物を徹底して削り取ってきたので、格段に作業量が少なくなりました。セイヨウタンポポやブタナはまだしつこいものの、徐々に在来種に置き換わっていくのが面白いです。
刈り取り

2年前に抜き取ったキショウブが、まだ4株も残っていました。タネが飛ぶはずもないのに、なんで違う場所にも生えてきたんだろう?
キショウブ

30分ほどで歩道際の草刈り作業を終え、緑地内の木道に被さってくる、バイケイソウの枯れた茎やミズバショウの枯葉を取り除いていきました。みなさん作業にはすっかり慣れているので、作業の早いこと。その後をブロワーで吹き飛ばしていったので、ベタベタになっていた木道もすっかりきれいになりました。
木道清掃

結構気温が上がっていたので、しっかりと水分補給していただいてから解散しました。ここの取り組みは、作業範囲が限られているので、少ない人数の作業の積み重ねでも十分に効果が出てきています。だんだんやることがなくなってきているのが一番の悩みとは・・・(^^;)
完成

ようやく晴れ間が♪

  • 2018.07.07 Saturday
  • 05:47
やっと雨雲が通り過ぎていき、朝からまぶしい日差しが戻ってきました。前日予定していた富丘西公園の保全作業は、全市に大雨警報が発令され、午前中はかなりの雨降りだったので、一日順延することに。四阿で待機していると、あんな雨でも一応様子を見に来たと、3人もの方が定刻に来てくれたのです。本当に熱心な方たちに支えられている活動だと実感させられました。

昨日は駐車場に車を置いて、真っ先にオオウバユリ保全区へ。一昨日もここを歩いたけれど、足元をザアザア水が流れて大変だったのに、昨日はこもれびがキラキラ輝いて気持ちよかったです。
林の中

前日に見に来た時、雨で濡れたカシワの枝が地面に着くくらい垂れており、奥の方に全然光が入らなくなっていました。これではオオウバユリも衰退してしまうので、作業の前に少し枝を詰めておくことに。手の届く範囲なので限られてますが、これでかなり明るくなりました。
作業前 作業後

集合場所の広場に行くと、なんとも清々しい青空が。本当に待ち望んでいた青空です。
青空

前日に来てくれた方や地元町内会長など、人数は少なかったけれど、やる気満々の精鋭なので仕事の早いこと。毎年の刈り取りのお陰でオオイタドリの茎も年々細くなり、大半は割り箸より細くなってきたので、刈り取りもずいぶんと楽になりました。
イタドリ刈り取り

生育範囲はかなり狭くなったけれど、いろんな世代のオオウバユリが姿を現してきました。毎年タネが落ちて、子株が補給され続けないといけないので、本当に根気のいる作業です。
オオウバユリ

予定の30分でオオイタドリの刈り取りを済ませ、スズラン保全区域に移動して、厄介者の抜き取りをやりました。ここ数年でかなり数の増えてきたアキタブキ。大きな葉を広げて回りを覆い尽くすので、要注意植物です。地面が固くて根茎まで抜き取ることはできませんでしたが、これも根気よく抜き取りを続けて行かなければなりません。
フキの抜き取り

もう一つがオオヨモギの抜き取りです。ここの保全作業で真っ先にやったのがオオヨモギの抜き取りで、大株を作ってしまうと、スズランは完全に閉め出されてしまいます。ここ数年、作業量を軽くするためにエリアを決めての作業にしていたため、手の回らない範囲にずいぶんとはびこってしまいました。
ヨモギの抜き取り

10人に満たない人数ながら、一時間あまりの間にたくさんの作業を行うことができました。作業内容を理解している方ばかりなので、迷いなく作業できるのがこの取り組みの強みでしょうか。本当に感謝感謝です。
草の山

富丘西公園の観察会

  • 2018.06.04 Monday
  • 05:54
昨日は富丘西公園の自然観察会。暑くなる予報だったけれど、朝のうちは涼しくてちょうどいいかなとスズランの咲き具合を確認に行きました。するとスズランを見に来たご夫婦が、なんだもう終わってしまったのかいと。いやいやちょうど満開なんですけれどと、葉をかき分けて花をご覧に入れると、これでかい…と苦笑い。みなさんドイツスズランの花をイメージしているようです…(^^;)
スズラン

参加者は40数名とかなり少なめでしたが、観察会としてはちょうどいい人数でした。あんまり多くなると列が長く伸びてしまうので、このくらいが限界なんです。
参加者

いつものように私と近藤先生が保全区域の中に入り、木道の上にいるみなさんに保全作業のやり方や植物の様子を解説していきました。フキとオオヨモギが随分増えているのにちょっとびっくり。来月からの作業内容がはっきりして、作戦が立てやすくなりました。
保全区域の案内

そのあとは全体を半分に分け、近藤先生と2班に分けて園内の観察を始めました。私は時計回りで園内を案内して行くことに。この頃から空模様が怪しくなり、雨がパラつき始めたので、あわてて林内に入って大きなミズナラのところでこの森の履歴をお話ししました。
森の案内

1954(S29)年に撮された航空写真では、このあたりはまだ広々した牧草地で、このミズナラなどは草地の中にまばらに点在していたことが分かります。(左の赤い矢印の場所がこのミズナラあたりです。)私がこの公園に携わるようになったのはこの写真から40年後だったわけですが、その時既に立派な森になっていたので、意外と早く木が育つものだと感心してしまうのです。
S29航空写真

林内の植物は花が咲き終わっているものが多く、代わりにいろんな花のパウチを用意して、こんな花が咲いていたのですよ〜と案内していきました。クルマバツクバネソウがなんとか見られてよかったです。
クルマバツクバネソウ

林内にはこのサイハイランや、コケイラン、クゲヌマラン、ギンランなど、ランの仲間も少しながら咲いていました。でもこの近くのサイハイランは最近盗掘されたばかりだというし、本当に油断も隙もありません。都市内のこういう自然の保全は、本当に難しいものです。
サイハイラン

予定の時間を少々オーバーして、元の広場に戻ってきました。あまり暑くもならず、さいわい雨にも当たらずにすんでよかったです。この観察会は、事前の調査や道案内をしっかりとやっていただいた、地元のKさんとSさんのおかげで実り多いものとなったことに、この場をお借りして改めて感謝したいです〜本当にありがとうございました。

富丘西公園での作業

  • 2018.04.30 Monday
  • 05:38
昨日は朝のうち肌寒かったけれど、ぐんぐん気温が上がっていき、昼近くには汗ばむほどの陽気になっていきました。今日はもっと暑くなるとか。最近の天気は本当に極端です。昨日の午前中は富丘西公園での作業日。手稲山にはまだ真っ白な雪が残っていたけれど、園内のエゾヤマザクラは、いい感じに花がほころんできてました。
保全区域

この時期に行う作業は、スズランの保全区域に増えてきたカモガヤの抜き取りです。高茎草本を抜き取ったり刈り取ったりして、スズランが順調に増えていったのですが、それに合わせて増えてきたのが牧草のカモガヤでした。牧草は刈り取りに強いため、いわば一人勝ち状態になって猛烈に増えてしまったのです。このため、スズランの芽がまだ伸びてこないこの時期に、毎年抜き取りを行ってきてもう8年が経過し、場所によってはほとんど見当たらなくなってきました。
抜き取り

右側がやや浅緑色のカモガヤで、左がこれも増えつつあるハルガヤです。カモガヤはがっしりした大株になっていくので、スズランには圧迫要因になるため、カモガヤを優先的に抜き取ってきましたが、どちらも外来牧草なので、どちらも抜き取ってもらってます。
見分け方

作業を進めていると、日当たりがよく雪融けが早かったところではスズランの芽が伸び始めてきていたので、そのあたりは回避して作業を進めていきました。
スズランの芽

地域の方が約20名、管理の業者さんも日曜にも関わらず参加していただき、事務局を合わせて30名で作業を進めたので、約1時間で全域の抜き取りを行うことができました。
手前の抜き取り

昨年あたりから、町内の若い方も数人参加してくれるようになり、多少若返りが進んできたのも心強い限り。抜き取った大きな山を前に記念写真を撮してお開きにしました。
抜き取りの成果

近くに咲いているサクラが、エゾヤマザクラとは違うので見てくれと言われたので、うろうろ探していたら、電柱看板に玄米カフェ「じょじょ」というのがあったので、そのあと行ってみました。本当に住宅地の中なので、案内がなかったら絶対に行き当たらなかったです。
じょじょ

手作り感あふれる店内は、4〜5組で一杯になる小さな店ですが、きっちり手を加えて作られた料理は、とっても美味しかったです♪ ただ、料理が出てくるのにすごく時間がかかり、午後のイベントが控えていたのでメチャ焦りましたが、また行きたくなるお店でした。
玄米定食

星置緑地の観察会

  • 2018.04.23 Monday
  • 05:51
いきなり肌寒く(今朝の盤渓は霜で真っ白!)なったものの、土曜の馬鹿陽気のおかげで、円山あたりのキタコブシは一気に満開となりました。事務所の近くにあるエゾヤマザクラをよく見ると、既に開花寸前に…)^o^( あの陽気が2日続いていたら、一気に開花していたことでしょう。
つぼみ

昨日は星置緑地の自然観察会。一回り下見していくと、先日あんなにたくさんあったエゾサンショウウオの卵塊は、捕られてしまったのかほとんどなくなっておりました。ミズバショウも葉がぐんぐん大きくなり、ただでさえ小さい花が隠れてしまってました。ここ数年花数がかなり少なくなり、ますます目立たなくなってしまっています。
ミズバショウ

奥の方にたくさんあるエゾノリュウキンカは、まだ5分咲き程度ですが、いい感じで花が咲いてきています。この時期になると、2年前の観察会当日に、「山菜ばばあ」を捕まえたことを思い出してしまいます。
リュウキンカ

キクザキイチゲはほぼ満開になっているけれど、あいにくの曇り空とこの寒さで、ちゃんと花が開くのかが心配でした。木道近くにたくさん紫色の花が見られるので、ご満足いただけたかな。
キクザキイチゲ

定刻の10時近くになると、電車が止まると共にどっと参加者が集まって、受付がなかなか追いつかなくなってしまいました。100部用意したパンフレット類も底をつき、あわてて予備のものを出して配るほど。これまでにないほどの参加者数になってしまいました。
参加者

近藤先生と手分けして案内をしていきましたが、50名以上の参加者では、木道に上に細長ぁぁく列が伸びてしまい、遠くの方には声が届きにくかったかもしれません。m(__)m
案内

みなさん熱心に耳を傾け、たくさんの質問もいただきながら1時間ほど緑地内を一回りしてきました。寒さを吹き飛ばすほどの熱気で、終わりのあいさつをする頃にはかなり暖かくなっておりました。なんと解説を聞きながらさらさらと絵手紙をたくさん描いていた方もいて、その出来映えの素晴らしさに感激してしまいました。本当にありがとうございます〜
絵手紙

帰りに、来週(29日(日)13時から)自然観察会をやる稲穂ひだまり公園の様子を見てきました。カタクリはほとんど咲いてきているので、来週だと少し盛りを過ぎた感じかな。でもコジマエンレイソウなどはまだつぼみなので、ちょうどよくなりそうです。アクセスしにくい場所ですが、どうぞお越しくださいませ。
カタクリ

星置緑地の大掃除

  • 2018.04.13 Friday
  • 05:55
星置緑地のミズバショウは咲いてきたかな?と思いながら、今年も5号線を手稲に向けて走る日々が始まりました。昨日は星置緑地の大掃除。ここがカラスのねぐらになっているため、木道やベンチが糞まみれになってしまうので、見ごろになる前にゴミ拾いと掃除を実施してきています。
糞の汚れ

昨年はポンプが雪の下になっていたので、井戸水のくみ上げがかなり遅れてしまいました。今年は雪が少なく、数日前に稼働を初めていただいたので、水が張られた中にミズバショウがちらほらと開き始めていました。ここ数年、花の数が少ないのが気になっていますが、理由が全く分かりません。花のサイズもずいぶん小さいので、肥料不足では?などの意見もありますが、なんなんでしょう?カラスの糞では肥料にならないのかなぁ?
ミズバショウ

水が張られたので、さっそくエゾサンショウウオがたくさんの卵を産み付けていました。これも親子で採りに来る馬鹿者が毎度いるので、木道近くの卵塊はすぐになくなってしまうことでしょう。
サンショウウオの卵塊

この緑地には、花がやや大きく平開する白花のキクザキイチゲと、ややすぼんで咲く青紫色のキクザキイチゲが見られます。日当たりのいい場所では、たくさんの花が咲いてきていました。
キクザキイチゲ

定時になると、いつものボランティアのみなさんが集まってきました。久しぶりの方、初めての方もいたりして、初回はいつもにぎやかに会話が弾みます。ボランティアだけで全域はできないので、三つあるベンチが置かれた広場をボランティアが担当し、残りの木道部分は業者さんにお願いすることにしました。担当してきたSさんは、4月の異動で本庁勤めとなり、今回が最後のイベントになりました。新人から三年、みなさんにかわいがられていたので、ちょっとしんみり…
挨拶

手すりにもべったりと糞がこびりついているので、洗車ブラシやタワシでごしごしと落としていきます。ねぐらが移動したのはわりと最近なので、本当に困ってしまいます。
手すりの掃除

床材は滑り止めに浅い溝が付いているため、そこに汚れがこびりついてなかなか大変。三つある広場を、みんなで手分けしながらごしごしとこすり続けました。最後はポンプで汲み上げた水で流してもらいます。今年は45分くらいで三つの広場をきれいにすることができました。
床の掃除

すっかりピカピカになったので、気持ちよくミズバショウを楽しんでいただけそうです。今年の自然観察会は、22日(日)の10時から行います。この陽気だとミズバショウは完全に盛りを過ぎ、エゾノリュウキンカが満開で、コジマエンレイソウなどが咲いて来ていることでしょう。保全活動も月に一度のペースで行います。興味のある方はぜひご参加下さい。
ピカピカ

手稲の現場めぐり

  • 2018.04.04 Wednesday
  • 05:58
手稲の仕事も始まってから今年で15年目。なかなか止めさせてくれません…(>_<) 年度が替わったので、さっそく各公園の雪融け状態の確認に行ってきました。富丘西公園はいつも雪融けが一番遅れるところ。まだ駐車場が雪に埋まっているので、雪を乗り越えて保全区域にたどり着きましたが、思ったほど雪は残っていませんでした。最初の作業は29日のカモガヤ抜き。あんまり暖かいとスズランの芽が動いて困るので、今週のようにほどほど寒い方がありがたいのです。
富丘西公園

いつも集合する四阿の脇にあるカラマツに、なんとクマゲラが舟彫りしていました。昨年公園の一番下の方でも彫られていたので、これだけ活発に活動しているところを見ると、近くに巣があるのかもしれません。観察会の格好の話題ができました。
舟彫り

ここで困っているのがミヤコザサの繁茂です。滝野公園をはじめ、至るところでミヤコザサが広がってきています。本来札幌には無いササですが、近年緑化木が道東から供給される比率が多くなるにつれて、根鉢にくっついてきたミヤコザサが至るところに生えてきているのです。このササは成長点が地下にあるため、刈り取りでは簡単にへばらないのが厄介です。
ミヤコザサ

続いて稲穂ひだまり公園へ。ここの方が雪はかなり少なく、根開けした穴がどんどんくっついていく様子がよく分かります。ここの観察会も29日の午後ですが、3年前のようにカタクリが完全に咲き終わり、葉っぱの観察会になった二の舞にならないことを祈りたいです。
根開け

最後に星置緑地へ。昨年は7日の大掃除の時には雪割りしないと中に入れなかったのに、今年は申し訳程度の雪山がある程度。緑地内部には全く雪はありませんでした。
入り口

ここ数年、札幌西部のカラスのねぐらになっているため、糞の量がものすごいのです。歩くのもはばかられるほどの糞まみれなので、12日の大掃除は働きがいがありそうです。
カラスの糞

ミズバショウは、雪が融ければすぐに花が咲き始めてくるので、来週末には見頃を迎えるようになりそうです。ここの観察会は22日なので、やや終わりかけのミズバショウに、満開のエゾノリュウキンカやキクザキイチゲ、咲き始めのコジマエンレイソウなど、たくさんの花が楽しめそうです。
ミズバショウ

奥の広場に行くと、ヤチダモが一本倒れてました。幸い手すりなどには被害がなかったけれど、早く処理が必要です。稲穂ひだまり公園でもここと同じ方角に倒木があったので、強烈な西風が吹いたようです。ここはヤチダモの落枝がひどいので、来園者に怪我がないことを祈りたいです。
倒木

ドングリとの戦い

  • 2017.10.24 Tuesday
  • 06:01
昨日朝起きた時には穏やかな天気だったのに、8時頃から風雨が強くなりました。円山の事務所はずっと雨降りだったけれど、昼前に家から電話があり、どっさり積もっているから車で帰れないよ〜とのこと。標高が200m近いので、今までにもひどい目にあったことがありました。すぐに戻ってタイヤ交換済ませましたが、近くの道路では立ち往生している車があちこちに。10月下旬ともなると、準備万端しておかなければなりません。

手稲区の行事は、一日違いで無事に終わって本当によかったなぁ。日曜日は午後からもイベントがありました。まずは腹ごしらえにいつものインドカレー屋に。店員がまた変わっていたけれど、毎度日本語がペラペラな人ばかりです。チキンの辛口にしたら、けっこうヒリヒリ辛かったけれど、体がポカポカ温まりました。
カレー

稲穂ひだまり公園に早めに行くと、まさに紅葉真っ盛り。といってもモミジやサクラ類がないところなので、真っ黄色になっていました。林床にはミズナラやイタヤの稚樹がびっしり。全部育つわけではないけれど、放置すると見通しがきかなくなるので、せっせと抜くしかありません。
ミズナラの稚樹

そっとミズナラを抜いてみると、去年のドングリがまだくっついたままでした。ドングリは落下するとすぐに根を伸ばし、冬の間にしっかり根を張ります。翌春に芽を伸ばしたものがこれなので、この時期なら簡単に抜くことができますが、3〜4年も経つと簡単に抜けなくなります。今年とはドングリの不作年で、全く落ちてこないからいいけれど、クマさんはお腹空かせて人家に近寄ってこないか心配です。
ドングリ付き

ただ抜き取りやるだけならつまらないので、ここに落ちている葉っぱを集めてみました。左からツタウルシ、アオダモ、ハウチワカエデ、ハリギリ、エゾイタヤ、アカイタヤ、キタコブシ、ミズナラです。ハリギリがうまくカエデ類の中に紛れ込むと、みなさんにはなかなか分からないですねぇ。
落ち葉

参加者は5名で、うち2名は午前中に続いての参加です。毎度親子で参加してくれている二人は、最初からずっと春秋に参加してくれており、数年前に曙に引っ越してからも、バスに乗って参加してくれているのです。こういう人たちがいるので、この仕事がなかなか止められなくなってしまうのです。
抜き取り作業

私はひたすらツタウルシのはぎ取りをやったので、収穫物の半分はツタウルシになりました。がさはないけれど、小さな稚樹の数なら相当な本数が詰まっているとと思います。
収穫物

帰ろうと車を出してまもなく、歩道際に真っ赤な実が。あれま!こんなところにピラカンサがあったのですね。昔東区の会社の近くにあったけれど、市内では2例目の大きな株でした。多少葉が傷むものの、十分越冬できるので、もっと増えてもよさそうなものですがねぇ。
ピラカンサ

富丘西公園の大掃除

  • 2017.10.23 Monday
  • 05:48
昨日は富丘西公園の大掃除。スズラン保全区域の刈り取りを行います。以前は全域を刈り取ることができるくらい人が集まったけれど、近年は高齢化が進んでいることもあり、刈り取れる範囲が狭くなる傾向が。しかも今回は投票日となってしまったので、町内会の役員さんたちも忙しそうなので、苦戦が予想されました。
アルバイトの待ち合わせに時間があったので、駅の向こう側にある白実のナナカマドを見てきました。紅葉真っ盛りで、実の色もなんとなく赤く見え、あんまり目立ちませんでした。でも木がかなり大きくなり、実の数も増えてきたので、葉が落ちるとかなり目立つかもしれません。
白実ナナカマド

公園に着くと、真っ先にニセアカシアの刈り取りを行います。保全区域内のあちこちに生えているので、間違って握ってしまうと鋭い棘で怪我をする危険性があるのです。
ニセアカシア

この大掃除は、結構大変な作業になりますが、最後に焼き芋があるのでそれを楽しみに参加される方も。この区域を担当する維持業者さんが、毎度こんがりとおいしい焼き芋を焼いてくれます。
焼き芋

葉が少し落ちて見通しがよくなったので、意外なところにスズメバチの巣が二つも見つかりました。この寒さなので動きが鈍く、たちまち退治されてしまいましたが、ミツバチと違って蜜がある訳でもなく、幼虫もほとんどおりませんでした。
スズメバチの巣

予想通り参加人数が少なかったので、まずは木道に囲まれている区域の刈り取りから始めました。木道際は一度刈り取っているので草丈は低いものの、中の方のススキは、背丈を超えるほどです。
刈り取り1

エゾヤマハギはカマで刈れないので残してもらい、維持業者さんに切り取ってもらいながら、かなりのスピードで刈り取っていきます。毎年来ている方がほとんどなので、刈り取り作業も慣れたもの。予定の範囲はあっという間に刈り取られたので、外側の方も刈り取ってたいただきました。
刈り取り2

刈り取られた草は、広場に運んで積み上げていきます。20人ほどの作業でどれだけ刈り取りができるか、作業量を見ていただくためです。作業を終わって広場に戻ってくると、刈草の山が見事に積み上がっているのにびっくりしていました。こんな山でも、パッカー車に詰め込んでいくと、この山がもう一つくらい入るんだそうな。
刈草の山

広場に戻って一息ついている方達に、焼き芋とお茶を配っていきました。今年のイモは特に美味しいと大好評。あんまり焦げ目も付かず、ほくほくとちょうどいい焼き加減だったようです。みなさんに一言ずつインタビューをしていくと、この保全作業は地域の誇りだし、ぜひ来年も参加したいと力強くおっしゃっていただきました。本当にお疲れ様でした。
焼き芋

星置緑地の大掃除

  • 2017.10.20 Friday
  • 05:57
昨日は星置緑地の最後の仕事である大掃除。例年最終日にはササ刈りをやっています。緑地の横を通る市道では、イチョウが半分くらい黄色くなっていました。札幌は初霜や初氷となりましたが、この時の気温が5℃くらいで、晴れていても寒かったです。
イチョウ並木

そういえば昨年は異常に雪が早く、最終日は雪の中での仕事になったなぁと思いだしました。多少寒くても、雨や雪が降らなければ何とかなりますから。ヤチダモの黄葉はかなり遅く、あんまりきれいな黄色にならないまんま、はらはらと落ちてしまうのが普通です。
緑地入り口

ササ刈りを始めて12年目。予定の範囲は10年目に完了し、その後は再生してくるものをの刈り取りを続けています。ここは最初の年に刈り取ったところで、周りにササが無いのでほとんどなくなったはずですが、この時期になると生き残っている常緑のササだけが浮かび上がってきます。もともとは背丈ほどのササが密生していたところなので、ずいぶんとかわいくなったものです。
ササの再生

西側のササは、ウグイスの営巣地となっているので、これ以上刈り取らないでそのままにしているのですが、近年マダニ被害が問題になっているため、園路際だけはある程度の幅を刈り取るようにしています。でも地下茎をどんどん伸ばすササのことなので、2〜3年もすれば元の木阿弥になってしまうのです。
歩専道脇

こんな寒さの中でも、今年最後だからと、いつものメンバーが集まって来ました。このうち初年度から来ていたSさんは、今年をもって卒業させて下さいと挨拶されました。後期高齢者になると、いろいろ終活が忙しくてな〜とのこと。ちょっと寂しいですね。
ボランティア

ササを刈り取ると共に、進入する木本類もある程度整理しています。特に本数の多いのがヤマグワとハリギリなので、ヤマグワはできるだけ抜き取り、ハリギリは鋭い棘が脅威なので、地際で切り取りました。
刈り取り

歩専道際のササは、法面部まで刈り取っていきました。2009年に一度刈り取り、その後も歩道にかかるものは刈り取っていたのですが、もう少し下から刈らないといけないようです。
ササ刈り

一時間ちょっとの作業で、トラック1台分くらいのササを刈り取っていただきました。少し寒いくらいの方が、体を動かすのにはちょうどよかったみたいです。
ササの山

すっかりきれいになった歩道脇の様子からは、来年キクザキイチゲやホウチャクソウがよく観察できるようになるでしょう。今年も1年大変お疲れさまでした。
刈り取り跡

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