星置緑地の大掃除

  • 2017.10.20 Friday
  • 05:57
昨日は星置緑地の最後の仕事である大掃除。例年最終日にはササ刈りをやっています。緑地の横を通る市道では、イチョウが半分くらい黄色くなっていました。札幌は初霜や初氷となりましたが、この時の気温が5℃くらいで、晴れていても寒かったです。
イチョウ並木

そういえば昨年は異常に雪が早く、最終日は雪の中での仕事になったなぁと思いだしました。多少寒くても、雨や雪が降らなければ何とかなりますから。ヤチダモの黄葉はかなり遅く、あんまりきれいな黄色にならないまんま、はらはらと落ちてしまうのが普通です。
緑地入り口

ササ刈りを始めて12年目。予定の範囲は10年目に完了し、その後は再生してくるものをの刈り取りを続けています。ここは最初の年に刈り取ったところで、周りにササが無いのでほとんどなくなったはずですが、この時期になると生き残っている常緑のササだけが浮かび上がってきます。もともとは背丈ほどのササが密生していたところなので、ずいぶんとかわいくなったものです。
ササの再生

西側のササは、ウグイスの営巣地となっているので、これ以上刈り取らないでそのままにしているのですが、近年マダニ被害が問題になっているため、園路際だけはある程度の幅を刈り取るようにしています。でも地下茎をどんどん伸ばすササのことなので、2〜3年もすれば元の木阿弥になってしまうのです。
歩専道脇

こんな寒さの中でも、今年最後だからと、いつものメンバーが集まって来ました。このうち初年度から来ていたSさんは、今年をもって卒業させて下さいと挨拶されました。後期高齢者になると、いろいろ終活が忙しくてな〜とのこと。ちょっと寂しいですね。
ボランティア

ササを刈り取ると共に、進入する木本類もある程度整理しています。特に本数の多いのがヤマグワとハリギリなので、ヤマグワはできるだけ抜き取り、ハリギリは鋭い棘が脅威なので、地際で切り取りました。
刈り取り

歩専道際のササは、法面部まで刈り取っていきました。2009年に一度刈り取り、その後も歩道にかかるものは刈り取っていたのですが、もう少し下から刈らないといけないようです。
ササ刈り

一時間ちょっとの作業で、トラック1台分くらいのササを刈り取っていただきました。少し寒いくらいの方が、体を動かすのにはちょうどよかったみたいです。
ササの山

すっかりきれいになった歩道脇の様子からは、来年キクザキイチゲやホウチャクソウがよく観察できるようになるでしょう。今年も1年大変お疲れさまでした。
刈り取り跡

雨に当たらず…

  • 2017.09.15 Friday
  • 05:48
昨日は星置緑地の作業日。天気予報は雨だったし、石狩北部には警報まで出ていたけれど、手稲方面は薄日が差す天気でした。現地に行く前に土木センターに立ち寄ると、整備の終わった除雪用のグレーダーがずらりと。ここには除雪機械のセンターが併設されているので、夏の間は全市の除雪機械が集められて整備されるのです。もうそんな時期なんですねぇ…
グレーダー

緑地内を下見していると、買い物籠下げてうろついているじいさんがいるので、職務質問したらやっぱりボリボリを取っていました。この時期は必ず出没するのです。もうすぐ職員来るから早く消えな!と無罪放免しましたが、ミズバショウの芽を踏まれないか本当に心配です。
ボリボリ

毎度9月の作業日には、工業高校の2年生が、インターンシップでやって来ます。今年も手稲区在住の2人がやって来て、ボランティアのみなさんと一緒に作業をすることに。
作業

ボランティアの方たちには帰化植物の刈り取りや抜き取りと共に、増えすぎたドクゼリの間引きをやってもらうことに。園路近くにあるものや、増えすぎて密生しているもの、背丈近くある巨大株などを間引いていただきました。
ドクゼリ刈り

高校生たちは、草刈りだけではつまらないだろうと、毎度用意しているのが支障木の除伐です。歩道に枝を伸ばして通行に支障があるもの、繁りすぎて奥の見通しがきかないものなどを伐採するものです。普段ノコで木を伐ることがないものだから、毎年夢中になって作業をしてくれます。
除伐

昨日はヤブ蚊がひどく、スプレーしていても、いくつも刺されて顔がぼこぼこになってましたが、二人で協力しながら細かく切り刻み、きれいに片付けてくれました。顔のかゆみが、忘れられない思い出になってしまったかな…(^^;)
片付け

目隠しになっていたヤマグワがなくなって、林内がよく見渡せるようになったものだから、ボランティアのみなさんも「よく頑張ったね!」と喜んでおりました。
すっきり

みんなが引き上げて静かになってから、私はハリギリの除伐を。歩専道に面して、鋭い棘だらけの枝をあちこちで伸ばしているけれど、さすがに高校生には頼めなかったのです。これで安心して歩専道を歩けるし、緑地の観察ができるようになりました。
ハリギリ

秋の総合学習

  • 2017.09.08 Friday
  • 06:00
昨日は富丘西公園の作業日。今回も春に続いて、近くの小学校から子供たちがやってくるので、いつもより一時間早く現地に行き、ハチの巣はないか?、怪我するようなものはないか?現場の確認をしっかりやっておきました。園内のエゾヤマハギはもう盛りを過ぎているのですが、大きな固まりになっているので近づいてみると、枝先が帯化(たいか)してたくさんの花が咲いていました。ミヤギノハギでもよく起きる現象です。
ハギの帯化

木道を歩いていると、私の大好きなシラヤマギク(Aster scaber)が一本だけ咲いていました。宿根草なのに、毎年咲く場所は異なり、同じ場所で続けて咲くことがほとんどありません。市内ではほとんど見ないけれど、以前室蘭に行った時にはたっくさん咲いていて、うらやましかったなぁ。
シラヤマギク

子供たちにはカマは使う作業はできないので、この時期にやっているオオアワダチソウの抜き取りをやってもらうことに。ここにあるのはほとんどオオアワダチソウですが、一部セイタカアワダチソウも生えています。セイタカにピッタリな2mを越えるものを見本に、オオアワダチソウと在来のアキノキリンソウと見比べてもらうことにしました。
アワダチソウ

10時過ぎに近くの手稲中央小から、35人の3年生がやって来ました。子供たちを6つの班に分けてもらい、地域のボランティアの中から、女性陣6名にそれぞれ指導してもらうことにしました。残った方達は、別のところでササとクズ刈りをやってもらうことに。
子供たち

ちょうどお孫さんの年頃なので、みなさんとてもやさしく、的確に見分け方を教えてくれました。
班長さん

だんだん見分けるのに慣れてくると、抜き取りが早い早い。ちゃんと根を抜かなきゃダメだぞ!と、ダメ出ししながら20分ほどで、予定していたエリアの抜き取りが完了しました。人数が多いので、一人20本としても700本ですから、手数の多さはありがたいです。
抜き取り

抜き取った草を積み上げて記念写真。あとで質問や感想を聞くと、みなさん「初めは大変そうだったけど、やっていくと面白くて、どんどん作業できましたぁ」と言ってくれました。少しでも地域の宝物が、みなさんの記憶に残ってほしいものです。
抜いた草

終わってから現場を一回り確認していくと、植えられた木にくっついてきたと考えられるヘクソカヅラ(Paederia scandens)の花が咲いていました。まさにヤイトバナの別名通りの花です。
ヘクソカヅラ

子どもの頃、向かいの家のシラカシの生垣にたくさん絡んでいました。まだ道路が砂利道で、夏の夕方には必ず水まきして砂埃を抑えるのが日課でした。この花を見ると、あの夏の風景が鮮明に思い出されるのです。

お盆前の作業

  • 2017.08.11 Friday
  • 05:49
世の中もうお盆モードに入っているのでしょうか。山の日なんて、ピンと来ない祭日が増えたけれど、こんなに祭日だらけの国なんて他にあるんだろうか?
昨日は星置緑地の作業日。夜半の雨もすっかり上がり、ここの作業日はいつも調子がいいのです。入り口に咲いているタチギボウシの花がもう終わりに近づいており、植物園の方が遅いんだ?と、ちょっとびっくり。産地間の差が出るのかもしれません。
タチギボウシ

ゴミ拾いしながら緑地内を一回りすると、相変わらずビールの空き缶や焼酎のカップなどが散乱。いったいどんな奴がこういうことをするのでしょうねぇ。ツノハシバミの果実がだんだんトックリ状に膨らんできました。もっと日当たりがよければたくさん成ってくれるのに、毎年一ケタくらいしか稔ってくれません。
ツノハシバミ

ポンプでの給水を止めたため、緑地内はすっかり土が見えてきましたが、そこから無数の芽が伸びてきているのにびっくり。今までこんなにたくさんの芽生えがあったことはなく、一体何が起きたのでしょうか?こんなにタネを振りまいた犯人はヤチダモしかあり得ず、全部が木になることはないとしても、先行きが案じられます。
ヤチダモ?

みなさんが集まってくるのを待っている間、ノラニンジンの花を見ていると、黒い花が三つと、血が飛び散ったような花がいくつもありました。先日、7つもあったとコメントを頂きましたが、アン王女はそそっかしい方だったのでしょうか…(^^;)
ノラニンジン

同じセリ科でも、ドクゼリの花は花序が小さく丸まり、かなり雰囲気が違います。ノラニンジンの花が風に揺らめいている姿は、それなりに風情があるけれど、図体のでかいドクゼリにはそんな風情は微塵も感じませんねぇ。
ドクゼリ

さすがにお盆前のこの時期は、例年参加者は一ケタになってしまいます。それでもバスでやってくる方が二人もいて、いつも通りの作業をすることができました。この時期に視界を遮る大型のアシを刈りとり、スゲ群落に移行させてきましたが、もう少し残っているところがあるので、そこを刈り取りました。
アシの高刈り

毎度参加されるKさんが、今日は他に用事があるので作業はできないけれど、出かける途中に顔を出してくれました。少しだけでも手伝えるよ〜と言ってくれたので、最後の草の掃除をお願いしました。充電式のブロワーの威力は抜群で、これなら私でもできるわ〜と、あっという間に掃除も完了。本当にいつもありがとうございます。m(__)m
ブロワー

夏草刈り

  • 2017.08.04 Friday
  • 05:52
昨日は富丘西公園の作業日。気温は26℃くらいの予報で、公園に着いた頃は曇って涼しかったのに、昼近くになると結構な蒸し暑さに。いろいろ作業があるので、かなり早くに公園に着いたら、入り口付近のススキに穂が出ていました。
ススキ

着いてさっそく、スズランの生育調査をやっている方形区の刈り取りを行いました。この取り組みを始めた14年前から、方形区を作って株数と開花数の調査を行っています。さらに夏刈りを入れるとどう変わるかを観察しているのです。背丈ほどのススキをかき分けて調査区に着くと、オミナエシが咲いていました。これは栽培品の逸出ですが、珍しいので特に駆除はしていません。
オミナエシ

いったん木道に上がってもう一つの試験区に移動していると、今度はキキョウが。これも札幌には自生がなく、逸出したものですが、秋の七草風情なので残しています。
キキョウ

先月ススキの高刈りをやったエリアを見ていると、ヤブガラシがはびこってきているのにびっくり。5〜6年前から公園の隅の方にちらっとあったのが、だんだん勢いを増してきているようです。もともと札幌にはなかったはずだけど、最近ではいろんなところで出くわすようになりました。
ヤブガラシ

いつもの元気なボランティアのみなさんが集まってきて、早速このヤブガラシを見ていただきました。なかなか退治することは難しいけれど、手をこまねいている訳にはいかないので、見つけられるものをすべて抜き取っていただきました。これの対策は今後頭を悩ましそうです。
抜き取り作戦

メインの作業は、木道に被さって通行に支障が出ている草の刈り取りです。ススキ、エゾヤマハギ、ナワシロイチゴの三種がメインの刈り取り対象で、これから花の咲くものはなるべく残すようにお願いしています。
木道

女性陣は割と丁寧に刈り残してくれますが、男性陣はなかなかそうはいかず・・・でもハギやツリガネニンジンなどは、今刈り取られても、また枝を伸ばしてちゃんと咲いてくるので、そんなに気にしなくても大丈夫。却って時期がずれて咲くので、見どころになるのです。
刈り取り作戦

作業をしていると、エゾヤマハギにセミがしがみついて離れません。まだとてもきれいな姿だったので、羽化してまもなくのため動けなかったのでしょうか。こんな間近にエゾゼミが観察できるなんて、もうけた気分になりました。
エゾゼミ

木陰の作業

  • 2017.07.14 Friday
  • 05:52
連日の猛暑にへたりそうですが、この程度の暑さに負けていては四国生まれの名が廃ります。汗腺の数は幼少時の環境で決まるというので、ものすごい汗かきなのはそのせいなのでしょう。そのおかげで、水分補給をしっかりやれば割と平気な方です。でも夜だけはもっと涼しくなってほしいなぁ…(>_<)

昨日は星置緑地の作業日。9時に現地に着く頃には、車の温度計は既に30℃になっていました。車から降りて準備していると、横の草むらに四つ葉と五つ葉のクローバーを見つけました。先月は赤クローバーの四つ葉だったので、不思議なものです。
クローバー

今日はなるべく林内で、涼しい木陰の作業にしなければと緑地内を見ていくと、炎天下の作業となる歩道際の草刈りは、前回しっかりやっていたので、このままスルーできそう。
歩道際

内部の木道は、先月見事な花を咲かせていたバイケイソウが、既にタネを付けて葉は黒く溶けていました。これが木道に倒れかかってくるので、ものすごく汚くなってしまうのです。
木道

林内ではたくさんのオオウバユリの花が咲き始めており、キツリフネもちらほら。なので、木道の清掃を一通りやれば結構な作業量になりそうです。
オオウバユリ

ぐるり回って歩道際に戻ってくると、ハルニレの枝が一部丸坊主に。今年もニレチュウレンジの幼虫が発生し、首を振り振り猛烈に葉を食べていました。一枚食べ尽くすと、みんな列を作って隣の葉に移動していくのでしょうかねぇ…(^^;)
チュウレンジハバチ

こんな暑さなので、はたして何人参加してくれるだろうと話していると、ちゃんと出てくるのですねぇ。数年前に、大雨で避難勧告が出た時でさえ、ちゃんと参加してくれたほどですから。しっかりと首にタオルを巻き、このくらい大丈夫だよ〜と、みなさん涼しい顔でした。
挨拶

木道やオオウバユリに倒れかかるバイケイソウの残骸を片付け、木道のへばりついている枯葉をこそげていきます。作業に慣れているので、どんどん片付いていきました。
木道の清掃

最後にブロワーできれいに吹き飛ばしていくと、木道が見違えるほどきれいになっていきました。予備バッテリー含めてぎりぎりの作業量でしたが、ブロワーは買ってもらって大正解でした。たっぷり水分取っていただき解散。お疲れ様でした〜
ブロワー

総合学習

  • 2017.07.07 Friday
  • 05:45
昨日は富丘西公園の作業日。朝からジリジリと気温が上がり、公園に着いた頃には車の温度計が28℃になっていました。今回久しぶりに小学校の総合学習の子供たちが見学に来るので、いつもの作業手順と異なり、始めにオオウバユリの保全作業を済ませてから、移動してスズランの保全作業をすることに。相変わらずオオウバユリの姿はほとんど見えず、オオイタドリに埋め尽くされていますが、毎年しつこく刈り取ってきたので、草丈がひざくらいしかなくなってきました。
イタドリ

町内会婦人部の旅行とぶつかったことや、この天気予報のせいか、参加者は少なめでしたが、それでもちゃんと参加してくれるので本当にありがたいです。茎も細くなり、とても刈りやすくなったので、作業はどんどんはかどりました。
刈り取り

イタドリに隠れていたオオウバユリが次々と出てくるので、作業もやりがいがあるらしく、少ない人数の割には早く作業が進みました。
オオウバユリ

園路脇まで運んで山にしておけば、あとで維持管理担当の業者が回収してくれます。こんなにあるとは思わないくらいの大きな山になりました。
刈草の山

スズランの保全区域に移動するのと時を同じく、近くの手稲中央小学校の3年生がやって来ました。3クラス約100名いるので、なかなか賑やかです。
見学

エリアを変えながら、毎年この時期にはスズランを被圧するススキやアキカラマツ、エゾヤマハギなどをひざ丈くらいで刈り取ります。エゾヤマハギやツリガネニンジンなどは、この時期に刈り取られてもすぐに脇芽を伸ばし、ほとんど変わりないくらいに開花してきます。これをやらないと、高茎草本の勢いが強くなり、スズランの株数や開花率に影響が出てくるのです。
高刈り

四阿のある木陰に移動して、ここに生えているスズランが市内では大変貴重なものになっていること、なぜこの時期にこんな作業をやっているのか、などを説明していきました。今からちょうど90年前に失火から校舎が全焼したことがありましたが、校舎はなんとか建て替えられたもののグラウンド整備の資金がなく、青年団がスズランの時期に縄を張って入園料を取り、そのお金を数年かけて積み立てて、ようやくグラウンドの整備ができたことなどもお話ししました。先生方はそんな話は初耳だったらしく、びっくりしていました。
説明

終わってからも子供たちから質問攻めに遭い、できるだけ分かりやすくお答えしておきました。子供たちの好奇心は本当に多様で、しかも鋭い質問が多くてたじたじになってしまいました。今日の出来事やお話の中から、何か一つでも記憶に残ればいいですね〜
質問攻め

カタクリのタネ播き

  • 2017.06.16 Friday
  • 05:44
2年前から、稲穂ひだまり公園のイベントの一環に、カタクリのタネ播き会を行っています。6月中旬に設定しているけれど、早く咲いた2年前はタネが落ちてしまわないように、あらかじめタネ取りをしたことがありました。ところが今年は開花が遅く、先週下見に行ったときに、これじゃ来週までに熟さないので、あらかじめさく果を採取して室内で追熟させることにしました。ようやく当日朝にはタネがこぼれ始め、ぎりぎりセーフです。
追熟

何粒くらいのタネが採れたのか、数えてみることに。紙に広げて‘しいな’(未熟果)を除いて数えていくと、さく果20本ずつで、424粒と521粒の、計945粒ありました。一本あたり約24粒稔ったようです。
タネ

現地に向かおうとするとまた雨がぱらぱらと… 天気予報では朝のうちだけだったのにぃ。それでもぱらぱら程度ですんだので、林内にはほとんど落ちてきませんでした。園路際にクゲヌマランが何本か咲いていましたが、こんな暗いところで大丈夫かな?
対象地

林内のかなり暗いところに、サイハイランが一本だけ咲いていました。この時期になると葉が傷んでなくなっていることがあり、花だけが異様に目立ちます。
サイハイラン

オオハナウドが林内にもたくさん咲いているものの、明るいところの株に比べればとても貧弱。でも暗いだけに余計花が目立ちます。
オオハナウド

こんな天気で誰か来るかなぁ…?と待っていると、いつも来てくれる女性がわざわざバスでやって来てくれました。以前はすぐ近くに住んでいたけれど、数年前に区内の山口の方に引っ越されたのに、毎度参加してくれるのです。もう一人近くの方が完全装備で参加してくれました。場所が1m角×2箇所なので、私たち含めて4名がちょうどいい数でしょう。まずはツタウルシをバリバリとはぎ取ってから、落ち葉をすべて取り除き、土を露出させました。
地拵え

そこに約500粒ずつタネを播いていきました。これまで2年間の結果では、それぞれ10本くらいしか出ていないので、あんまり歩留まりはよくないようです。はたして来年はどうなるでしょうか。
タネ播き

雨上がりの星置緑地

  • 2017.06.09 Friday
  • 05:51
こんなに雨に振り回される年も記憶にありません。昨日は星置緑地の作業日だけど、予報では9時まで雨で、その後上がる予報に。本当に上がるのかなぁ…と心配になるほどの降り方の中、手稲に向かいました。車を止めてカッパを着ていると、少し明るくなってきて雨が止んでくれたのです。ふと車の横の繁みに目をやると、ムラサキツメクサの四葉がありました!シロツメクサのは山ほど見つけましたが、これは初めてだったのでちょっとびっくり。とてもでかいので、いいことがあるかもしれません♪
よつ葉のアカツメクサ

湿地の道路際では、ヤナギトラノオの花が咲いてきました。まだ学生の頃、公園を作るための事前調査の手伝いでモエレ沼に行った時、不思議な花の付き方をしているのに感激し、以来忘れられない植物になりました。
ヤナギトラノオ

林内に入ると、ヤチダモの葉が繁ったので林内が薄暗くなり、ミズバショウの大きな葉だけが目立ってました。たっぷり水を吸って、なんと生き生きしていることか。
林内

緑地内ではこのバイケイソウの増殖が顕著です。ミズバショウのあるところとは棲み分けているのか、やや乾いた場所に何カ所かびっしりと群生し、豪快な花を咲かせています。今はまだなんとか見られるのですが、花が終わるとぐずぐずに倒れ始め、茶色に融けていくので、ひどく汚らしくなってしまいます。
バイケイソウ

ツルアジサイが清楚な花を開いてきました。アジサイと交雑して色のついたつる性アジサイを作りだしたら、世界中で大人気になるだろうなあと思っているのですが。じっくりそういうことをやれる日が、いつになったらやってくるのかなぁ…(>_<)
ツルアジサイ

こんな天気なので、せいぜい5名も来たらいい方かな、なんて話していたら、ちゃんと8名の参加がありました。このうち3名はJRやバスでわざわざやってくるのですから、本当に頭が下がります。今回は帰化植物の抜き取りをじっくりやろうと、いろんな植物を観察しながら、外周部から作業を進めていきました。
抜き取り作業

まれに新規出現種はあるものの、みなさん大体見分けがつくようになってきているので、ていねいに抜き取りを進めていくことができました。こんな作業の積み重ねで、緑地の内部からはほとんど外来種が見つからなくなっているのです。
クサヨシ

富丘西公園の自然観察会

  • 2017.05.29 Monday
  • 05:55
運動会が土曜日にできなかったので、ほとんどの学校で1日順延し、日曜開催となりました。盤渓小や大倉小、円山小も朝早くから場所取りに大賑わいだったけれど、あの雨では途中で打ち切りになったのかなぁ… なんとも恨めしい週末の雨でした。

そんな昨日は富丘西公園の自然観察会。私はとても下見に行くことができなくて、いつも自然観察をされているKさんやSさんにお願いして、チェックポイントを押さえていただくことにしました。お二人からは、スズランの開花がかなり遅れており、あんまり見栄えがしないです〜との情報をいただいていた通り、スズランはようやく咲き始めといったところ。いつにもまして密やかな花の様子でした。
スズラン

ふと上を見ると、ここのハルニレにもびっしりとタネが。ハルニレプロジェクトを始めた2014年以来、3年振りの豊作年となりました。ここまでタネが付くと、負担がかかりすぎて枝枯れを起こすこともあるので、あんまり極端な豊作は考えものです。
ハルニレ

こんな空模様だし、運動会があるので参加者が少ないと予想していたけれど、それでも30人以上もの参加がありました。いろんな広報のおかげで、手稲区以外からの参加者がかなり多かったのも特徴的です。昨年は近藤先生が不在のため私一人で大変でしたが、今年は二人でかけ合いが出来たので、とてもやりやすかったです。
解説

園内の自然観察は二つのグループに分かれました。20人弱でないと声が届きにくくなってしまうのです。林内を案内しているとかなり強い雨になってしまい、ますます声が届きにくくなってしまいました。本当に昨日の天気はひどかった。
自然観察

今年初めてクマゲラの舟彫りが出現。立ち枯れしたカラマツの中に、アリが巣を作っていたので、それを一網打尽にしようと思ったのでしょう。かなりしつこく上から下まで、きれいにくり抜いており、アリはもう一匹もおりませんでした。よくもこんなにくちばしだけで彫れるものです。
船堀り

なんとか観察会も無事に終え、さっとお昼を食べてからは、近藤先生と学生達とでスズランの追跡調査と生育調査を行いました。スズランの生育数と開花数の調査は、もう14年間毎年続けているので、とても貴重なものとなりました。まだ集計はしておりませんが、感じとしては開花数が少なくなったような気が。これだけの努力をしても、維持していくのがやっとこさ…という状態ですが、やらなければまたたくまに衰退してしまうので、粘り強く活動していくしかないのです。みなさん本当にお疲れ様でした〜
調査

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