星置緑地の観察会

  • 2017.04.24 Monday
  • 05:53
星置緑地の観察会も13年目になりました。毎年同じようなことしか解説できないけれど、これをやると今年一年もがんばろう〜という気になるので、こういう節目の行事も大切なのかもしれません。現地確認があるので8時半に到着すると、もうお客さんがたくさん来ておりました。どこでどんな話をすればよいか、見どころをあらためて確認していくと、やっぱりミズバショウの花が小さくなったというか、花数が少ないというか、なにかもの足らないのです。
ミズバショウ

この取り組みが始まった、2004年春のミズバショウの開花状況はこんな感じでした。どう見ても昔の方が見栄えがするのです。一体何がこの変化を生むのでしょうか…(2004年4月19日)
2004年の様子

今年はとうとう、コジマエンレイソウの花をご覧に入れることができませんでした。多分初めてのことではなかったかと思いますが、ちょっと残念です。
コジマエンレイソウ

着いた頃はどんより曇っていて、これでは寒すぎるし、キクザキイチゲの花が開かないので困ったなぁと思っていたら、9時過ぎから少しずつ日が差し始めてきました。日差しがあれば、8℃前後の低温でもなんとかしのげます。今年は市の広報だけでなく、フ○ッ○ーにも掲載されたので、市内のいろんなところから約60名の参加者がありました。
初めの挨拶

人数が多くなると木道の上では列が伸びてしまうため、近藤先生と私で半分ずつに別れ、経路を替えてご案内を。近藤班はエゾサンショウウオの生体を見ることができて感激したとのことでした。私も夏の草刈りの時に出くわしたことがあるだけで、この時期には見たことがありません。
近藤先生

私は、この緑地の成り立ちととか、植生の変化、ボランティアの方たちによる作業の結果、どのように植生が変化していったかなどもお話ししながら一回りしていきました。
笠の解説

そういえば、昨年は観察会当日に、エゾノリュウキンカをカマで刈り取っている山菜おばさん二人をとっ捕まえた話をして、今年はきれいな状態でよかったぁと話をしていたら、あれっ!ここがないよ!と言われたところがひとつかみ、きれいにちぎられているのを見つけました。こんなに人がいる中で、よくもまぁこんなことをしでかすものです。
リュウキンカ

今年の参加者は反応がとてもあり、たくさんの質問をいただきました。厚別や清田など、遠くからの参加者もたくさんいて、例年になく盛り上がった観察会になったのではないでしょうか。また時期を変えてきていただければ、いろんな見どころに巡り会えることでしょう。この次は30日13時から、稲穂ひだまり公園の自然観察会です。いろんな花が咲いてくれるとよいのですが。

寒くても着々と

  • 2017.04.22 Saturday
  • 05:41
夜明けはどんどん早くなっていくのに、今年はなかなか暖かくなりません。日曜に星置緑地の自然観察会があるので、その準備と、先日見つけたたくさんのゴミを片付けておこうと、手稲に向かいました。昨日は晴れていたので、車に乗っていると暑くなるのですが、気温は低いままでした。途中稲穂ひだまり公園に寄って、カタクリの咲き具合を確認。ナニワズやフクジュソウ、エゾエンゴサクなどが咲き始め、カタクリの葉が無数に伸びていました。
カタクリ群落

大きなミズナラの日だまりには、カタクリが数輪開花しており、これも今年の初物です。この状態であれば、観察会まであと10日あるので、ちょうど見ごろになっていることでしょう。
カタクリの花

星置緑地に着くと、ずらりと車が並んでいて、たくさんの方が訪れていました。先日ほどではないけれど、まだあちこちで蛙合戦が聞こえており、水の中にはたくさんの卵塊が沈んでいました。昨年はかなり花が少なかったけれど、今年は平年並みに回復している様子。満開宣言が出せるかどうかが微妙なところです。せっかく観察会をやるので、日曜日に出すことにしようかな。
星置緑地

線路寄りの少し乾いたところでは、キクザキイチゲが満開に。かつて一面覆っていたササを刈り取ってきたので、紫と白のキクザキイチゲがよく見えるようになりました。まだコジマエンレイソウの花がないのが寂しいけれど、キクザキイチゲの花が閉じてしまわないよう、日曜が晴れてくれることを祈るばかりです。
キクザキイチゲ

エゾノリュウキンカの花も、まだほんの咲き始め。やはり気温が低いために、なかなかつぼみが開いてこないようです。この株なんて、上から見ると真っ黄色に花で埋め尽くされるのに。
エゾノリュウキンカ

長靴履いて、水の中をジャブジャブ歩きながらゴミ拾いしていると、みなさんからご苦労様ですねと声をかけてくれました。大掃除の時に雪の下になっていたものが、たくさん出てきて目障りだったのですが、作業中の腕章して堂々と中を歩けるので、ミズバショウと間近でご対面できる特権もあるのです。
ミズバショウ

1時間ほどで緑地内を一回りし、40リットルのゴミ袋が軽く一杯に。今年はなぜか、焼酎のワンカップばかりが2〜30個も落ちてました。わざわざここまで来て放り込んでいくのですから、全く腹立たしいけれど、これだけたくさんの方の目があれば、捨てたくても捨てられないだろう!このクソおやじ!!
ゴミ

少しずつ春が

  • 2017.04.16 Sunday
  • 06:10
ようやく寒気が抜け、暖かい南風が吹き込んで、昼間はポカポカ陽気になりました。木曜日には事務所近くの日だまりでタンポポの花を見つけて思わずにんまり。初物はやっぱり嬉しいものです。
タンポポ

昨日は家に帰ると、敷地内の斜面に生えているフキノトウを天ぷらにしてくれました。このほろ苦い味は、やっぱり春の風物詩。年に一度は食べたいものの一つです。
フキノトウ

ようやく家の回りの雪が融けてくれて、一回りすることができるようになりました。スノーフレークも雪でつぶされたのではと心配しましたが、意外と強いものです。数日で花が開いてくれることでしょう。
スノーフレーク

昨日はハルニレプロジェクトの苗木の定植をやりましたが、それはまた報告するとして、そのあと手稲区の公園を一回りしてきました。来週23日には星置緑地で自然観察会をやるので、雪融けの進み具合を確認しておく必要があったのです。周りにはまだ雪が残っていましたが、緑地内はすっかり雪も消え、水が張られてきれいになっていました。蛙合戦はまさに真っ最中。ケロケロと大変にぎやかなのに、来園者もびっくりしていました。ミズバショウの花はまだ二分咲き程度ですが、一週間経てばちょうどよくなることでしょう。
ミズバショウ

キクザキイチゲもあちこちで咲き始めました。花の大きな白花と、やや小振りな紫の花が混じり合い、ササ刈りのおかげでずいぶんと花の数が増えたので、来週はばっちりな状態になりそうです。
キクザキイチゲ

緑地内に一本しかないツノハシバミが、雪の重みで枝がかなり開いてしまいました。株立状の枝がぺしゃんこになってしまい、観察しやすくなったのはいいけれど、これでは毎年雪につぶされそう。でも花がちょうど満開で、尾状花序の雄花の上には、雌花から真っ赤な柱頭だけが顔を覗かせていました。来週まで残っているかな?
ツノハシバミ

稲穂ひだまり公園に行くと、まだあちこちに雪が残っているものの、カタクリの芽がたくさん伸びてきており、気の早い数株はもうつぼみが開きそうなものまであります。こちらは30日の13時から自然観察会が行われますので、見ごろのカタクリやコジマエンレイソウを楽しめそうです。
カタクリ

最後に富丘西公園へ。こちらはまだ駐車場も開いておらず、あちこち雪の山が残ってますが、スズランの保全区域は半分以上雪が融けていました。こちらの自然観察会は5月28日なのでまだ先ですが、4月30日の10時から、カモガヤの抜き取り作業を行います。スズランの保全にはとても大切な作業となりますので、ぜひご参加下さいませ〜
富丘西公園

星置緑地の大掃除

  • 2017.04.07 Friday
  • 05:46
手稲区のイベント第1号は、星置緑地の大掃除。雪が融けるとすぐにミズバショウが咲き始めるので、日程の決めが毎年大変です。ここ2年は雪融けが早く、2週目3週目では全然遅かったので、昨年から第1週目にしたけれど、今年は完全に裏目。入り口も雪山で塞がっていました。
入り口

これでは仕事にならないので、なんとか一人通れるだけの道を開けましたが、中が凍っていて大変でした。今年の雪がなかなか融けないはずです。
突破

ミズバショウが一番よく見える広場も、まだ完全に雪の中。木道部分は、前日に土木部の方達でかなり除雪してくれてましたが、それで力尽きたらしく、広場には手がついておりませんでした。
広場

円山公園にあったカラスのねぐらの一部が分散し、かなりの数がここをねぐらにしてしまったため、真ん中の広場あたりに集中して糞が落ちてくるように。なのでベンチもひどいことになってしまうのです。
ベンチ

この広場はきれいに掃除しなければならないので、一人で雪かきしていると、この緑地を管理している業者さんがやって来て、たちまち雪を割って木道を出してくれました。奥の方はまだ雪が凍り付いて入れないけれど、これで当面ミズバショウを見に来る人には、最低限の動線と広場が確保できそうです。
雪割り

時間近くになると、ぽつぽつとボランティアの方が集まって来ます。異口同音に今年の雪はすごいねぇ…と半ば呆れておりました。市営住宅の中庭の雪山も3mくらいあるものの、日だまりではチオノドクサが咲き始めており、これだけでもホッとするものです。
チオノドクサ

例年20名近く集まるのですが、さすがに今年は9名のボランティアの参加となりました。できる範囲も限られているので、却ってちょうどよかったです。
開会

デッキブラシや洗車ブラシで、手すりやベンチをごしごしこすり、水で洗い流していくと、見違えるようにきれいになっていきました。
ベンチ掃除

木道面は浅い溝が付いているのでなかなか落ちにくく、かなりごしごしとこすらなければなりません。乾いている時にこすり落とし、ブロワーで吹き飛ばすのが楽だということが分かり、来年からの手順としておこうと思いました。
デッキブラシ

十数名が手分けしてがんばったので、40分ほどで予定の部分をきれいに清掃し、回りに落ちているゴミも拾いました。残りの2/3くらいは、雪が融けてから業者さんにお任せすることとして、一回目の作業を終えることに。今年も楽しくがんばりましょう。
完了

公園の下見

  • 2017.04.04 Tuesday
  • 05:56
今年もいよいよ手稲区の仕事が始まるので、積雪の融け具合を確かめてきました。宮の沢までの旧国道は既にラインも引かれており、やっぱり気持ちいいものです。一番手前の富丘西公園に着くと、駐車場はまだ雪山の下。壁を乗り越えてズボズボ長靴をもぐらせながらスズラン保全区域まで行くと、まだ木道が完全に雪の中。真ん中あたりを掘ってみると、70cm近くありました。ここのスタートは30日のカモガヤ抜きなので、なんとか融けると思います。
富丘西公園

次の稲穂ひだまり公園も同じく国道より山側なので、どうしても雪の量が多くなります。見た感じ少ないかなと思いましたが、スコップがなかなか地面に届かず、ここもやはり70cm前後ありました。カタクリなどの観察会は30日に設定しているので、満開は無理としても一部が開花してほしいものです。
稲穂ひだまり公園

最後の星置緑地は国道よりも下にあるので、さすがに雪は少なかった。でもここ2年は3月中に完全に雪が消えてしまっていたので、こんなに雪があったのは久しぶりです。
星置緑地

カモのつがいが二組いて、水がないぞぉ〜とお尻振り振りアピールしてました。こんな雪原状態の所に、なにか食べるものがあるのでしょうか。心配になりました。
カモ

ここはこの時期、周辺から雪融け水が流れ込んでくるので、雪解けも少し早まるようです。穴を掘ってみると、地面には5cmほど水が溜まっており、積雪深も12、25、35cmとなっておりました。ここの観察会は23日を予定しているので、今年はちょうどいいかもしれません。昨年はミズバショウの葉っぱの観察会になってしまったので。
積雪

土木センターで打合せの後、もう一つ打合せがあるので、前田森林公園の横にあるイコロファームへ。温室の中は植え替えられて元気いっぱいの苗が、びっしりと並んでいます。出荷前なので今が一番満杯かもしれません。露地に置いた苗がまだ雪の下なので、せっせと雪割りしたので大変だったとか。
イコロファーム

片隅にひっそりと咲いていたのが栽培シクラメンの原種、キクラメン・ペルシクム(Cyclamen persicum)。残念ながら北国では露地越冬ができませんが、とっても品のある花を咲かせます。
シクラメン

日差しがあるとハウスの室温が上がってしまうため、気の早いプルモナリアやユーフォルビアなどでは花が咲き始めているものが。春咲きのものは温度に敏感なので仕方ないのですが、思わぬ花を見ることができて嬉しかった。いよいよここも臨戦態勢に入ることでしょう。
プルモナリア

アスベスト

  • 2016.12.23 Friday
  • 06:12
12月からこんなにドカドカと雪が降り続くとは… ちょっと記憶にありません。今回の雪は湿って重たく、この時期にこんなのも初めてです。今年の冬は先行きが思いやられます〜(>_<)

昨日は手稲区との打合せがあり、久しぶりに手稲方面に向かいました。ところが事務所を出てすぐに車が詰まってしまい、琴似くらいまでだらだらと混み合ってました。このあたりは店や集合住宅の雪を道路に持ち出して積み上げるので、本来4車線道路が2車線にもないくらいに狭まっています。本当にたちの悪い奴らばかりだとあきれ果ててしまいます。しばらく動かなくなっていたら、ちょうどツキネコカフェの前でした。前の場所がマンションになってしまったので、こちらに移転して一年くらいになるのかな?うちのこまめは、ここではないけれど、同じような活動しているところから引き取られたものです。
ツキネコカフェ

西町くらいまで行くと車がすいすい走れるようになり、手稲方面に行けば行くほど雪も少なくなっていきます。土木センターに着くと、玄関脇に大きな貼り紙が。なんとアスベストが見つかった施設だったようで。
アスベスト

会議室に入るとなんだか懐かしい匂いがすると思ったら、ポータブルのストーブが置かれていました。ここのボイラーの煙突からアスベストを含む断熱材が見つかったので、ボイラーが使用禁止になり、ずっとストーブでしのいでいるとのこと。学校ではこのおかげで簡易給食になり、子供たちにはかわいそうなことになってしまいましたが、ここであれば多少匂うくらいなので我慢できるでしょう。役人の怠慢が、子供達にこんな迷惑を引き起こすのですから、ボーナスなんか取り上げてしまえばいいのに!
石油ストーブ

帰ろうと玄関に出ると、ポリタンクがずらりと並んでいました。担当の係長が、せっせと給油しているのだそう… ここの屋上などからは飛散アスベストが検出されているそうですが、私は冬にはほとんど来ることがないので大丈夫かな。いやはや物騒なものをまき散らしていたものです。
ポリタンク

保全区域の大掃除

  • 2016.10.31 Monday
  • 06:01
昨日は、富丘西公園と稲穂ひだまり公園の大掃除。毎年10月の最終日曜日に設定しているのですが、昨年はみぞれになってしまったし、今年も予報があんまりよくなかったので、はたして何人来てくれるのだろうかと公園に向かいました。富丘西公園に着くと草はすっかり枯れていましたが、濡れていなくてホッとしました。乾いているのと濡れているのでは、作業の能率が全然違いますから。
ススキ

草むらの中にはたくさんの真っ赤なスズランの実が。とっても美味しそうだけど、かなり強い毒が含まれているとのことです。一粒食べたくらいで死ぬのかは、誰も試してみないので分かりませんが…
スズラン

やはり人数が少なかったので、刈り取りの区画を木道に囲まれた範囲にしました。みなさん一斉に刈り取りを始めましたが、ノコ鎌を新調してくれたので、ざくざくとよく刈れると好評でした。中央の方は横浜在住で、私のブログをよく見ていてくれていたそうです。西区の知人の家によく来るとのことで、今年はわざわざ保全作業に合わせて3回も参加してくれました。うれしいやらありがたいやら…♪
刈り取り

木道内を刈り取ったけれど、まだ焼き芋が焼けていないので、さらに丁寧に刈り残しを掃除していただきました。おかげですっかりきれいになりました。
刈り取り後

刈り取った草がどのくらいになるのか、パッカー車に入れないで積み上げてもらうと、4トン車に山盛り一杯ほどにもなりました。20人ほどのマンパワーでも、これだけのことが数十分でできるのですからたいしたものだと思います。町内会にも草刈り機があるのでその方が楽だから…と、毎度言われるのですが、機械で刈ってしまうようでは焼き芋は当たらないからね〜とやんわりお断りしているのです。
刈草の山

このエリアの管理を受け持っている造園会社が、毎年お疲れ様の意味を込めて焼き芋を用意して下さるのです。毎度作業に参加してくれるTさんは、お孫さんを連れて参加してくれました。とっても美味しい焼き芋だと喜んでいました。
焼き芋

午後からは場所を変えて、すぐ近くの稲穂ひだまり公園で、カタクリ保全区域の大掃除。こちらは毎年数人の参加ですが、毎年来て下さる熱心な方が4名来てくれました。ここは落葉広葉樹林の林内なので、ミズナラやイタヤカエデ、ハリギリなどの稚樹が無数に生えてきます。放っておくと稚樹が大きくなって見通しも効かなくなるし、カタクリなどの春植物にも日当たりが確保できなくなって衰退してしまうために、このエリアだけは稚樹の抜き取りを進めているのです。
ひだまり

事務局合わせて8人の作業でしたが、一時間弱で全域の大掃除をなんとか片付けることができました。これで来年の春も、すっかりきれいになった保全区域で、カタクリやエンレイソウ類などの野草を楽しむことができるでしょう。本当にお疲れ様でした。
稚樹の抜き取り

雪の中での大掃除

  • 2016.10.22 Saturday
  • 05:55
朝起きると、あたりは真っ白に。さすがにこれでは走れませんでした。家から下りて来る道路は、気温がプラスのためアイスバーンにはなっていなかったものの、ほとんどの車は夏タイヤのまんまかと思うと、却って緊張してしまいます。
昨日は星置緑地の最後の作業日。国道の路面に雪はなかったけれど、道路中央には横断する人が苦労するほどの雪の山ができていました。緑地の前も真っ白に。
星置緑地

ヤチダモがまだ全然緑のまんまなのにはびっくり。滝野公園はもちろん家の辺りでもすっかり落ちているので、海に近い手稲が暖かいのか、水気がたっぷりなので遅れてしまうのか。その中で唯一色付いていたのが、ヤチダモに絡みついているツタウルシ。本当にきれいな紅葉です。
ツタウルシ

1本だけあるツノハシバミは、いくつか付いていた実は既になく、来年春に咲く雄花がたくさんぶら下がっていました。これも全然色付いていなかったので、ヤチダモだけではないのでしょう。
ツノハシバミ

土木センターの二人と、こんな天気で何人来るかなぁ?と話しながら待っていました。私は絶対に5人は来る!と。そうしたらちゃんと5名の参加があり、挨拶していると少し遅れてもう1名の参加がありました。12年目の最長老はじめ、やっぱり最後だから先生の顔見なくちゃね〜といってくれる方もいてうるうる…(T_T)
挨拶

最終回の10月には、木道の落ち葉かきと緑地内でのササ刈りをするのがメインの作業です。今回は落ち葉かきはあきらめ、ササ刈りだけに専念することにしました。野鳥の生息に配慮する範囲を活動の初めに決めていたので、それ以外の、さらに木道近くの部分について、毎年少しずつ刈り取りを進めてきました。ササによって被圧されている植物の生育を活性化することが一番の目的です。
ササ刈り

今回は、もう一つ目的を増やして作業をすることに。今年の夏に、道内でマダニによる「ダニ媒介性脳炎」による死者が23年振りに発生したことを受け、木道近くのササについては、利用者に触れないように少し遠慮をしてもらうことにしました。緑地の西側の入り口付近で、木道に覆い被さっている区間があったのです。
木道脇

全員で9名でしたが、みなさん慣れているのでザクザクと刈り取りを行って、木道から1m以上離すことができました。ここの両側はササの保全エリアのため、茎が繋がっていてすぐに再生するので、これからも毎年刈り取りが必要でしょう。
刈り取り前 刈り取り後

大きなフゴに7つ詰め込まれたササを、1人1つずつずりずりと入り口まで引っ張っていきました。雪が積もっていたのでよく滑ったのはラッキー。初めは寒い寒いと言っていたみなさんも、すっかり体が温まっていました。水分を取っていただきながら、来年また会えるかなぁ…みんな元気でいろよな〜と、わいわい賑やかに歓談してお開きに。今年も本当にお疲れさまでした。
ササ運び

丼にも秋の気配

  • 2016.09.09 Friday
  • 05:58
いきなり空気が秋になりました。星置緑地に着くと肌寒いほど。これで汗だくでの作業からは解放されそうです。まず最初に緑地内を観察して、今日の仕事を決めなければなりませんが、毎度熱心な作業を積み重ねてきているので、本当に緑地内の植生がいい方向に安定してきました。ここもかつては、背の高いアシの群落があったので、緑地内が全く見通せず、問題になっていたところでしたが、今は背の低いスゲ群落に変わってしまったので、さわさわと風が通って気持ちがよくなりました。
スゲ群落

ここの端っこに生えているハルニレの枝が、1本だけ坊主になっているので近寄ってみると、まだニレチュウレンジの発生が続いているのでした。最初に見つけたのが、7月28日に白石駅の広場でのことだったので、40日も経っているのに。
ハルニレ

林業試験場のサイトで調べてみると、道内では7月から9月にかけて、年2回発生とのこと。しかも繭を作ってそのまま越冬し、春に蛹になって羽化し、ニレの葉の縁に卵を産み付けるのだそうです。うーん、なかなか手強そう。来年もまた発生しそうです。
ニレチュウレンジ
生態
 (北海道林業試験場のサイトから引用)

ツノハシバミの実が大きくなったかな?と見に行くと、別名である「トックリハシバミ」らしい形になって来ました。たくさん成ればいいのに、木全体で見ても10個くらいしか成りません。やはり日当たりが悪いからでしょう。
ツノハシバミ

参加者はだいたい10名前後。昨日はこの時期恒例、インターンシップに来ている高校生二人も参加してくれました。今年の仕上げとして、市営住宅側でのクサヨシとヒロハヒルガオの抜き取り、カモガヤやエゾノギシギシなどの帰化植物の抜き取りを行いました。とまどう高校生たちに、みなさんがてきぱきと指導してくれるので、安心して任せられます。
作業

草取りばかりでは飽きてしまうので、二人には支障木の伐採を。歩専道側にだらしなく枝を伸ばし、顔に当たるようになっているヤマグワをノコで切ってもらいました。ノコギリで木を切ることは初めてなので、毎年恒例とても興奮する作業になりました。
除伐

終わってから毎度中の広場で給水してもらいますが、ちょっと古い方が、ちゃんと「あの木はねぇ、鳥の糞から出てきたツリバナだよ〜」と教えているのです。うれしくてにまにましながら聞いていました。高校生からは「こんな作業をやっている場所があったなんてびっくりです〜」との感想をもらって解散しましたが、がんばって市役所に受かってもらいたいです。
談笑

帰り道はまた丸亀へ。七月に入ってからずっと「冷やしぶっかけ」ばかり食べていたけれど、ようやく「かけ並」に戻り、ここにも秋の気配が訪れました〜(笑)
うどん

汗だくの作業

  • 2016.09.02 Friday
  • 05:52
今年もバタバタ走り回っているうちに、いつの間にやら…という感じで誕生日になっていました。さすがに還暦の時には感慨もありましたが、ここまで来ると何にも感じなくなってしまいます。こんな感じでひたひたと、歳をとっていくのかなぁ…(>_<)

昨日は富丘西公園の作業講習会。手稲区は最高気温32℃の予報なので、参加者の年齢を考えながら、作業内容とボリュウムを決めなければなりません。保全区域では、ススキが背丈以上も伸びているほかは、シラヤマギクがちらほら咲いている程度、ハギもそろそろ終わりになって来ました。オオアワダチソウの花が目立つので、なるべく日陰を選んで、これの抜き取りをやっていただくことにしましょう。
ススキ

もう一つの作業は、高台線近くにあるオオウバユリ保全区域での、オオイタドリの刈り取りです。一回刈りだと全然効果がないので、7月と9月の2回刈りを3年続けたら、もうほとんど出てこなくなり、今回は作業しなくても済みました。もう一息でオオイタドリを衰退させることができそうです。
オオウバユリ

上の四阿への帰り道、いつもと違う経路で帰っていると、林内に見慣れぬ植物が。よく見るとなんとサンショウの稚樹でした!!人間がわざわざ持ち込むような場所ではないので、野鳥がこの実を食べたところが、あまりに美味しくないのでここで吐き出したのかもしれません。このまま大きくなるでしょうか?
サンショウ

いつものところでヘクソカズラを確認すると、この暑さに気をよくして伸び伸びとツルを伸ばし、たくさん花を咲かせていました。この近くにはアカネも生えており、つくづく不思議な植物が見られる場所だと思います。
ヘクソカヅラ

こんな暑さだから、参加者も一桁だろうと思いきや、ちゃんと15名もの参加者が。遠くは横浜のKさんも再び参加していただき、とてもにぎやかな作業となりました。特にオオアワダチソウの多いエリアが半日陰だったので、繁りすぎるススキやヨツバヒヨドリの刈り取りと、オオアワダチソウの抜き取りを行いました。
作業

平均年列は多分70歳近いはずなので、時間を短くしましたが、それでもものすごい作業量。堆積場所に積み上げられた草の山を見ながら、いやぁよくがんばったなぁと汗をふきふき給水していただきました。
成果

保全区域では、エゾニュウの株が少しずつ増えてきており、3年前にも端っこの方で花が咲いたことがありました。今年は木道に囲まれた内部に花が咲いたので、終わってからみなさんに見ていただくと、4mもある壮大な花にみなさん感激していました。ところでニュウってなんだい?と聞かれましたが、アイヌ語だったかなぁ…としどろもどろ。戻って調べてみると、辻井・鮫島・梅沢図鑑(1993)にアイヌ語からと記載があるけれど、「コタン生物記」にはそんな言葉は出てきません。また宿題ができてしまいました。
エゾニュウ
(赤丸のところに花が咲いています。)

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