隈笹
- 2021.11.19 Friday
- 05:39
いつもの歯医者に歯の検査に行く途中、たしか春までマンションギャラリーだったプレハブが撤去されて空き地になっているところから、隣の庭がよく見えるように。そこにクマザサが生えているのに気付いたので、空き地からそっとのぞかせていただきました。
道内のササでも、一冬過ごすと葉の縁が白く枯れてこんな姿になるのですが、クマザサは初めからこの様になるので、隈取りができる笹ということで、クマザサと呼ばれます。本州の庭園ではごく普通に植えられているけれど、道内ではササは嫌われるのか、ほとんど見たことがなかったのです。
道内でクマザサと呼ばれるものは、「熊笹」ではなく本当はクマイザサ。漢字で書けば「九枚笹」です。実際に九枚あるのはかなり珍しいのですが、背丈くらい大きくなっていれば、たいてい見つかるはずです。今まで十枚あるものは見たことがないので、九枚が限界なんでしょうか?
参考までに、梅沢さんの図鑑を拝借して道内のササを紹介しておきますが、これまでスズタケはササとは別属だったのに、これでは一緒になっているようです。ササの区分は面倒ですが、道内自生ではこの4種と割り切れば、見分けるのはわりと簡単です。でも園芸ものは種類が多くてけっこう大変だけど、クマザサは見分けがつきやすいササかもしれません。
(「北海道の草花」 梅沢 俊著、北海道新聞社、2018 より拝借…m(__)m)
道内のササでも、一冬過ごすと葉の縁が白く枯れてこんな姿になるのですが、クマザサは初めからこの様になるので、隈取りができる笹ということで、クマザサと呼ばれます。本州の庭園ではごく普通に植えられているけれど、道内ではササは嫌われるのか、ほとんど見たことがなかったのです。
道内でクマザサと呼ばれるものは、「熊笹」ではなく本当はクマイザサ。漢字で書けば「九枚笹」です。実際に九枚あるのはかなり珍しいのですが、背丈くらい大きくなっていれば、たいてい見つかるはずです。今まで十枚あるものは見たことがないので、九枚が限界なんでしょうか?
参考までに、梅沢さんの図鑑を拝借して道内のササを紹介しておきますが、これまでスズタケはササとは別属だったのに、これでは一緒になっているようです。ササの区分は面倒ですが、道内自生ではこの4種と割り切れば、見分けるのはわりと簡単です。でも園芸ものは種類が多くてけっこう大変だけど、クマザサは見分けがつきやすいササかもしれません。
(「北海道の草花」 梅沢 俊著、北海道新聞社、2018 より拝借…m(__)m)