チシマザクラ
- 2022.11.10 Thursday
- 05:47
今朝はかなり暖かく、南の空には十六夜(いざよい)の月が煌々と輝いていました。来週はぐっと気温も下がり、雪マークが付いてきたので、盤渓コースもそろそろ終わりに近づいてきたようです。
寒地土木研究所のチシマザクラに関わったのは、2013年から2016年の4年間。その後は所員の自主的な活動で、細々と手入れを行って来たようですが、一度状況を見てほしいというので行ってきました。駐車場脇のチシマザクラには、隣のヨーロッパアカマツの枝が被さっています!一番よく見えるところなんだから、ちゃんと管理しなさいよ!とまずは雷一発。
こんなこともあろうかと、長柄ノコを積んできていたので、さっそくバツバツと落としてしまいました。他にも枝払いが必要な木があちこちにあり、ちょうど総務の方も来ていたので、業者による剪定のお願いをしておきました。
5年前に記念植樹したチシマザクラは、思ったほど伸びていません。除雪の雪が押される可能性があったので、丸太を立てておいたのですが、丸太は1本だけ残っていてあとは細いイボ竹を立て、ネットで巻いています。よく見るとみんな枝先が折れていました。
チシマザクラは厳しい環境に自生しているので、こんな過保護にする必要はないし、こんなヤワな冬囲いは百害あって一利なしと、すべてはずしてもらいました。
剪定したばかりの枝の切り方を見て、さっそくダメ出しを。この様な切り方をすると傷口を塞ぐことができなくなり、すぐに幹の内部が腐朽するだけでしょう。
ちょうど通行に支障があって落とさなければならない枝があったので、正しい切り方を見ていただきました。切る枝の直交方向に切断し、ブランチカラー(枝の付け根の膨らみ)を残すことが必須です。
みんなでタネを播いて作った苗木を川沿いに植えたのが今から7年前。最も成績のよいチシマザクラは、2mを越しています。ほかの木もこのようになっていくよう、時々見てあげないといけないようです。
寒地土木研究所のチシマザクラに関わったのは、2013年から2016年の4年間。その後は所員の自主的な活動で、細々と手入れを行って来たようですが、一度状況を見てほしいというので行ってきました。駐車場脇のチシマザクラには、隣のヨーロッパアカマツの枝が被さっています!一番よく見えるところなんだから、ちゃんと管理しなさいよ!とまずは雷一発。
こんなこともあろうかと、長柄ノコを積んできていたので、さっそくバツバツと落としてしまいました。他にも枝払いが必要な木があちこちにあり、ちょうど総務の方も来ていたので、業者による剪定のお願いをしておきました。
5年前に記念植樹したチシマザクラは、思ったほど伸びていません。除雪の雪が押される可能性があったので、丸太を立てておいたのですが、丸太は1本だけ残っていてあとは細いイボ竹を立て、ネットで巻いています。よく見るとみんな枝先が折れていました。
チシマザクラは厳しい環境に自生しているので、こんな過保護にする必要はないし、こんなヤワな冬囲いは百害あって一利なしと、すべてはずしてもらいました。
剪定したばかりの枝の切り方を見て、さっそくダメ出しを。この様な切り方をすると傷口を塞ぐことができなくなり、すぐに幹の内部が腐朽するだけでしょう。
ちょうど通行に支障があって落とさなければならない枝があったので、正しい切り方を見ていただきました。切る枝の直交方向に切断し、ブランチカラー(枝の付け根の膨らみ)を残すことが必須です。
みんなでタネを播いて作った苗木を川沿いに植えたのが今から7年前。最も成績のよいチシマザクラは、2mを越しています。ほかの木もこのようになっていくよう、時々見てあげないといけないようです。