秋晴れの作業

  • 2018.09.30 Sunday
  • 05:59
集中講義のあとは二日間の上川出張。さすがに体が悲鳴を上げ始めているので、クールダウンしなければなりません。ちょうどタイミングよく北大の圃場整備になり、少し早めに小屋に着くと、目の前のナナカマドが真っ赤になってきました。もう9月も終わりですからねぇ…
ナナカマド

荷物を置いてさっそく園内のチェックに出かけると、秋咲きクロッカスの花が開いてきていました。私にとっては、これが咲くと秋本番だなぁ〜と感じます。
クロッカス

今年の夏は、球根類をいろいろと掘り上げて植え直しました。たくさんあるコルチカム‘ザ・ジャイアント’はとうとう手がつけられませんでしたが、イヌサフラン(Colchicum autumnale)の方は花壇に植えておいたところ、きりっとした花が咲いてきていました。やはりシンプルな方がいいですねぇ。
コルチカム

作業内容は、メンバーの年齢に応じて割り振らなければならないので、けっこう神経を使います。最長老のIさんには、夏に刈ったイボタの生垣がつんつん伸びて来ているので、軽く刈っていただきました。とても丁寧な仕事をするので、パリッと仕上げてくれるのです。
生垣刈り

芝刈り隊長が所用で欠席のため、ピンチヒッターとしてS氏に芝刈りをお願いしました。普段使っている古い機械はかなり重たいので、新品の軽い機械で刈ってもらうことに。腰の具合がよくないので、負担にならないのです〜
芝刈り

芝を刈ると草の中から虫が出てくるのか、たくさんのカラスが集まってきました。私たちのことを信用しているのか、2〜3mくらいまで近づいても逃げようとはしませんが、ハシブトガラスは体が大きいので、どアップで見るとやはり気味が悪いです。
カラス

球根畑が草に埋もれていたので、手抜きではとても埒が開かないため、ホーで除草しました。二年草のメマツヨイグサやヒメジョオン、ヒメムカシヨモギが最も多く、一年草のメヒシバやスベリヒユは少なめでした。ホーの使い方は、学生時代に技官にしっかり鍛えられたので、広い面積の除草はこれが一番です。
雑草取り

でも久しぶりにホーを使ったので、腕の筋肉があちこち悲鳴を上げていました。夢中になってやりすぎるのが、私の欠点なので、少し修正しなければなりませんねぇ。でも頭を空っぽにして、無心に作業するのは気持ちいいものです〜

作業三昧

  • 2018.09.02 Sunday
  • 05:31
昨日は明け方にザァッと雨が降り、走り始めたばかりで、ええっ?とびっくりさせられましたが、まもなく上がってくれました。午前中は北大の圃場整備。本当は早引きして月形のトマトイベント最終回に行くはずだったけれど、入院しているかみさんが退院かも…というので断念しました。作業的にはいっぱいやることがあったので、8時には圃場に。迎えてくれたのは、ユリのしんがりに咲いてくる内田カノコでした。
内田カノコ

球根はかなり大きくなっても、なかなか花の上がってこないナツズイセンも、今年は10本以上開花して賑やかでした。ヒガンバナがお彼岸に咲くように、ナツズイセンは9月初日にきっちり満開になります。
ナツズイセン

涼しくなって雨が多いので、芝生がびっくりするほど伸びていました。明け方の雨で芝草が濡れているため、芝刈り隊長もすぐに機械が詰まって苦労していました。
芝刈り隊長

前回から刈り込み隊長にがんばってもらっているイチイの大刈り込み。ようやく木の回りを一周したけれど、どうしてもてっぺんが届かないので、今度は長柄ノコを持ってきて、ちょん切ってみようかしらん。
苅込隊長

私は春に掘りあげた球根の植え込みを。前回は黄花カタクリとスノードロップを植え込んだので、今回はチューリップ2品種とイヌサフランなどの植え込みです。今までは畑に列状に植えていたものを、クリーニングしていい球根だけをボーダーの中に植え込みました。来春が楽しみです。
球根植え

私は4時間以上仕事したので、かなり腰に来てましたが、すっかりきれいになった圃場を見ると、疲れも吹き飛びます。あと10年くらいは大丈夫そうだけど、その先はどうなるのでしょうねぇ…
すっきり

心地よく作業

  • 2018.08.19 Sunday
  • 06:00
ようやく青空が見え、肌寒いくらいの涼しさに包まれました。前回の圃場整備では、干害で緊急灌水を行ったばかりだったけれど、その後は雨が降るわ降るわ。7月17日〜8月8日までの23日間1ミリの雨も降らなかったのに、9日からは毎日雨が降り、9日間で163ミリもの雨が降りました。今年の天気は本当に極端です。圃場に着くと、小屋の前にあるナナカマドがかなり色付いていました。黒岳に雪が降ったくらいですから、もう何でもありという感じです。
紅葉

圃場内を見て歩くと、ユリの ‘ブラック・ビューティ’がやや盛りを過ぎている中に、キカノコユリが3本混じって花が咲いていました。貴重な生き残りなので、大切に育てていかなくては。
キカノコユリ

そういえばと、圃場から市立病院が見える場所なんてあったかなと、あちこちうろうろしてみましたが、やはりこのようにヘリポートのあるてっぺんだけがかろうじて見えるだけで、この両側に伸びている東病棟と西病棟は、木々に隠れて見えなくなっておりました。
市立病院

みんなが集まる時間より2時間も早く来たのは、春の終わりに掘り上げた球根類を、そろそろ植えていかなければならないのです。春の生育が早い黄花カタクリとスノードロップ、スイセン ‘ファン・シィオン’の3つを植え込んでいきました。残り半分は次でも間に合うかな。
球根植え

前回干からびて気息延々になっていた一角も、生垣はしゃんとしているし、宿根ボーダーには雑草だらけに・・・雑草たちも雨を待っていたのですかねぇ。
草取り

イチイの刈り込みは、結構大変な作業なので一年おきくらいのペースですが、一番大きなものが枝が暴れて大変なことに。こちらはいつもやってもらっているS氏に頼み、私はその手前にある小さな刈り込みを素早く片付けました。
大刈り込み

枝ゴミを捨て場に運んでいると、ポプラ並木の下あたりにオオハンゴンソウが満開に。こんなに観光客が集まる場所に、国が指定した「特定外来生物」を繁茂させておいて平気なんでしょうかねぇ…?大学というところ、いろんな意味で世間とのずれが目立つ場所だけに、私的にはあきれてしまいますが。
オオハンゴンソウ

参加人数は少ないけれど、みなさんそれぞれの仕事をバッチリ片付けてくれたので、2時間の作業ですっかれきれいになりました。せっかくこれだけ維持しているのだから、ポプラ並木に面して使っていない場所を利用し、カフェでも公募すれば、きっと参入するところがあると思うのですがねぇ。その「あがり」の一部でもっとここを素敵な空間にすることだってできるのに。
きれいになりました

緊急灌水

  • 2018.08.05 Sunday
  • 06:00
2週おきにやっている北大の圃場整備は、生活のリズムを作る上で大いに役立っていると思います。暑かろうが雨が降ろうが、これを乗り切ってこそ次の仕事に取りかかれるような気がします。体調もほぼ元に戻ったことだし、勇んで8時半には圃場に着きました。入り口脇のユリのコーナーは、‘ロートホルン’がすっかり終わり、もっと紅の濃い‘ブラックビューティ’が咲いて来ました。これも放植していて衰退し初め、あわてて植え替えてきたものです。
ブラックビューティ

この季節、やはりガルトニア(サマーヒヤシンス)が咲いて夏が来たことを実感します。ヒヤシンスには少し違和感がありますが、涼しげな姿は最も夏の花らしさを感じます。南アフリカ原産なので暑さはへいちゃらですが、多湿を好むので、あとでたっぷり灌水しておきました。
ガルトニア

ローンの入り口のアーチでは、ランブラーローズが2週間前に満開だったのでとっくに終わっているかと思ったら、まだたくさん咲き残ってました。今日こそは剪定しなくては。
ランブラー

ローンに入ってあらら。この干天で芝生の一部が干からび、隣接するボーダーや、イボタの生垣も一部の葉が巻いてしまってました。圃場の一部は旧河川敷で、掘ると砂がどっさり出てくるのです。その部分は少し雨が降らない天気が続くと、たちまち干害が発生し始めるのです。とりあえず花壇の中にどんどん注水していきました。
アスチルベ

昨日はOBのみ5名での作業で、まず芝刈りをやってもらい、すぐにスプリンクラーをセット。このガルデナのスプリンクラーは、学生時代にも頻繁に使っていたので、50〜60年も現役ということ。さすがドイツのガルデナです。
ガルデナ

作業は、春に切り戻したカツラの生垣が、どんどん枝を吹いてくるので、1〜2芽残して2度目の切り詰めをやってもらいました。できるだけ細かく分岐させることにより、密度の高い生け垣に戻していくのです。
カツラ生垣

みんなは昼で終わってもらい、私だけ残業でランブラーの剪定を。この棘は本当に鋭くて痛いので、厚手の作業服と皮手で武装し、ツルを全部ほどきながら、切り戻しと剪定を進めました。脚立が低いものしかなく、なかなか大変でしたが、1時間半ほどでようやく誘引まで完了。
ランブラーの剪定

今回は顔を引っ掻かれなかったし、腕にも刺さらなかったので、一番楽だったかも。作業の合間もスプリンクラーをこまめに移動し、ローン全体に4時間ほどたっぷり灌水できました。天気予報見ても全然傘マークが見当たらないけれど、今度は干害が心配になってきますねぇ…
完成

ジンギスカン

  • 2018.07.22 Sunday
  • 05:33
ここ数日高湿度で、空気がべたべたまとわりつくようです。昨日は北大の圃場整備。圃場に入ると、目の前に植えているユリの‘ロートホルン’が満開でした。このユリは、テッポウユリに色をつけることに、世界で初めて成功した画期的な品種で、いわば研究室の宝物。偶然ホームセンターに売られていたものを手に入れ、大切に育ててきたものです。一度調子が悪くなって植え替えたものの、ここでも4年経ったので、そろそろまた植え替えなければならないようです。
ロートホルン

ローンの入り口にあるバラのアーチが、これも見事に満開に。このバラのアーチは、この圃場のシンボル的な存在で、戦前の写真にもここにアーチが存在していました。植えられているのは‘ドロシー・パーキンス’(Rosa 'Dorothy Perkins' E.A.Miller,USA,1901)と‘ホワイト ドロシー・パーキンス’。初めからかどうかは分かりませんが、私が学生の頃から、両側から入り交じるように咲いていました。
アーチ

かつては木性の立派なアーチでしたが、今は柱がかろうじて残り、バラも南側のみ生き残っています。そこでハウスの骨の鉄パイプを曲げてアーチにし、バラを絡ませているので、強風でくるりと北側に半回転してしまったよう。北側からの方が見事な花着きになっていました。それでもこんなにたくさんの花が咲いたのは初めてなので、苦労して剪定してきた甲斐がありました。
表側

サンクンガーデンの隅に植えられている‘フォルトゥーナ’(Rosa‘Fortuna’,Kordes,Ger,2002)も、ようやく株がしっかりして、花がもりもり咲いてきました。植物が元気な育ってくれるのは、やはり一番嬉しいものです。
フォルトゥーナ

昨日は前期最後の学生実習。終わってからジンギスカンをやるのが恒例なので、それに合わせてOBがよくやってきます。今年は春に卒業したばかりのOBが東京と福岡からやって来て、仕事の苦労などを話ながらの、にぎやかな作業になりました。
除草

生垣刈りの残りや芝刈りなど、他の作業も淡々と進め、蒸し暑い中汗だくになってきれいにしていきました。
芝刈り

いつもより30分早く作業を片付け、手際よくジンギスカンの準備を。春の卒業生四人が一番慣れているので、あっという間に準備が整いました。中国からの留学生三人や、今年入った3年生はただただ傍観… さすがです。
準備

七輪に炭をおこし、鉄鍋でジュウジュウ焼くスタイルは、昔から全く変わっていません。学内で最も恵まれた場所でのジンギスカンに、大いに盛り上がった一時。みなさん暑い中お疲れ様でした〜
ジンギスカン

ひたすら作業…

  • 2018.07.08 Sunday
  • 05:59
西日本の豪雨被害はとどまるところを知りません。松山の親戚の話では、ニュースには全然ならないけれど、市内の至る所で浸水被害が発生し、町の中心部に近い城山の麓の自宅周辺でも、床下浸水があったそう。アメダスで見てみると、松山では昨日一昨日の二日間で、なんと314.5mmもの雨が降っていました。それでは小河川でも、すぐにあふれてしまいます。一日も早く平穏な暮らしが戻りますように。

昨日午前中は、北大の圃場整備ボランティア。こんなに雨ばかり降ってくれたので、芝生も生垣も、そしてもちろん雑草も、すくすくと元気に育っています。本来この時期は渇水になってしまうのが普通だけに、こんなことは滅多にないことです。
芝ぼうぼう

花壇に植えたハナケマンソウ(Dicentra formosa)(フォルモーサは‘美しい’)が、隣に植えたイトバハルシャギクに飲み込まれ、かわいそうな状態に… イトバハルシャギク(Coreopsis verticillata)(ウェルティキラータは‘輪生葉の’)のはびこり危険度は相当なものなので、植え場所には気をつけなければなりません。秋に植え替えてやらなくては。
ハナケマンソウ

片隅の木の下にヤマアジサイが一株あります。手入れもされず、被圧されて哀れな状態だったので、少しずつ手をかけてやると、ようやくきれいな花がたくさん咲いてくれるように。手を入れれば入れるだけ、ちゃんと応えてくれるものです。
ヤマアジサイ

昨日は学生実習ではなかったけれど、普段部活で出て来られない3年生と、学内の他の大学院に進学したM1とが参加してくれました。どんな形でも、気にしてくれているのが嬉しいです〜 まだあちこちに残っている、生垣刈りをやってもらいました。
生垣刈り

カツラの高生垣は、刈りづらいので、昨年かなり切り戻したけれど、反動でまたぼうぼうに。こちらはOBのS氏に任せておいたら、きれいに仕上げてくれました。
カツラ生垣

養生中のイボタ生垣の刈り込みや、花壇の除草、芝刈りなど、OBのみなさんが手分けしててきぱきと片付けてくれ、2時間ですっかりきれいに。私は8時からフル回転で作業したので、ちょっとくたびれましたが、こんなにきれいになると嬉しいもの。みなさんお疲れさまでした。
ばっちり

午後からもみじ台に用事があり、東に向かって走っていると、菊水の円形歩道橋で信号待ち。一度この上を歩いてみたいものだとぼんやり眺めていると、足元の植樹帯ではラベンダーが満開になっていました。町中ではもうこんなに咲いているのですね。早くカラッと、ラベンダーが映える陽気にならないかなぁ…
ラベンダー

生垣刈り

  • 2018.06.24 Sunday
  • 06:00
昨日の午前中は北大の学生実習。いろいろと準備があるので8時過ぎに圃場に着くと、小屋の横でカンパヌラが満開になっていました。大柄で花の色も濃く、我が家にも少し植えているけれど、きちんと名前を調べないまま来ていました。さすがにまずいので、先日いろいろと調べたところ、カンパラ・ラティフォリア・マクランタ(Campanula latifolia var. macrantha)であることが分かりました。いわば「大花広葉カンパヌラ」で、原産地はコーカサス地方だとか。
カンパヌラ

今年は割と雨が多いので、芝生も生き生きとしているけれど、なんでこんなにまだら模様なんだ?…と思ったら、前回芝刈り隊長に施肥を頼んだけれど、肥料の撒き方までしっかり教えなかったので、こんなになってしまったようで…(^^;) 簡単なようで、均質に撒くのはむつかしいのです〜
まきムラ

ローンの真ん中に掘られたサンクンガーデンの隅では、ネペタの中でフロリバンダ系‘スプリング・コサージュ’が満開に。今年は少し枝枯れが強かったけれど、律儀に枝を伸ばして花を咲かせてくれました。ネペタの中に植えると、アブラムシも全く付きません。
バラ

ポプラ並木寄りにある2本のカルミアも満開に。私の学生時代には背丈よりも低かったけれど、今では3m以上の巨木になり、今年は見事な花着きになっています。これだけ大きな株は、道内には絶対にないでしょう。払い下げてもらい、もっと目立つところに植えたいくらいです。
カルミア

カルミア(Kalmia latifolia)はアメリカ東部の原産で、和名はアメリカシャクナゲ、英名は mountain laurel となっているけれど、あんまりシャクナゲという雰囲気はありません。砂糖菓子のような感じがする花は本当にかわいくて、もっと普及してほしいものの一つです。
カルミアの花

学生実習とはいえ今年は学生数が少なく、大学院の留学生3名を含む5人に、先生方3名、OBも3名での作業となりました。昨日の作業のメインはイボタの生垣刈り。刈り方の手順を最初に教えてから、作業に入ってもらいました。かつてY市の公務員試験に出たことがあるそうで、感謝されたこともありましたねぇ。
生垣刈り

作業としてはけっこう大変な生垣刈りを一所懸命にやってくれたし、3年の男子は後片づけも手際よく、たちまちきれいになっていきました。今年はコの字型の生垣を3つ刈るだけなので、少ない人数でちょうどよかったかもしれません。1つやるのに30分、1時間半の作業で、近年稀にみるすばらしい出来映えでした。
完成

私と近藤先生は大通花壇の審査があるので、その時点で早退させてもらいましたが、がんばってくれたみなさんにバラを切ってお土産に。きっと腕が疲れたことと思います。お疲れさまでした。
花束

球根掘り

  • 2018.06.17 Sunday
  • 05:39
今週は現場続きで体もへろへろ。こういう時は、体を動かしながらクールダウンした方がいいので、北大の圃場で作業してきました。圃場の作業は、芝刈りや除草、生垣刈りなど、ある程度人数がいるとはかどるものは、毎度参加してくれるOBや学生さん達の手で済むのですが、木の剪定や球根の植え替えなど、なかなか人にお願いできないものがあるのです。しばらく球根の植え替えをやっていなかったので、株が衰退し始めているものばかり。まず掘り上げたのはコルチカムです。これはそんなに分球しないので、すんなりと掘り上がりました。
コルチカム

次にやったのが、黄花カタクリ‘パゴダ’の掘り上げです。もう10年以上そのままなので、大小の球根が押しくらまんじゅう状態になっていました。
キバナカタクリ

前回の作業で掘り上げたチューリップが、きれいに乾いていたので、小屋の前に作ったベンチに座ってクリーニングを。チューリップは毎年球根が更新するので、本当は毎年掘り上げた方がいいのですが、とってもそんなことはできません。細かく分球してしまい、かわいそうな状態でした。
クリーニング

私の恩師がチューリップの交雑試験をやっていたので、球根掘りやクリーニングは毎年たっぷりやらされました。こうやって小屋の前で作業していると、40数年前に引き戻されるような不思議な感覚になりました。
小屋の前

30分ほどで2種類の球根のクリーニングが完了。今度は花壇に植えて、ちゃんと修景用に使っていかなくては。
チューリップ

圃場のあちこちに、野生化しているスイセンがあります。これは ‘ファンシィオン(Van Sion)’というスイセンの古典品種で、私にとってはいろんな思いがこもったスイセンです。エリカの中からたくさんの葉が見えているので、エリカを刈り込むと同時にスイセンも掘り出そうと悪戦苦闘。今までほったらかしだったエリカは、刈り上げ状態になってしまいましたが、数年すれば落ち着いてくるでしょう。
作業前 作業後

エリカの下敷きになっていたスイセンを掘り出してみると、なんとバットに4枚もありました。軟白ネギのような哀れな状態で、ほとんど花が咲かないくらいの小球のため、一年肥培してやらなければなりません。これだけあればあちこちに植えられそうです。
ファンシィオン

雨のち寒気

  • 2018.06.10 Sunday
  • 05:51
札幌は30ミリほどの雨になったので、土はしっかりと水分を含んでくれました。しかしながら、なんという気候の激変振り。4日には真夏日を記録し、7日までは夏日だったというのに、昨日は冷たい風が吹きすさんで、気温も12〜3℃しかありませんでした。せっかく衣替えしたのに…(^^;)
今朝も内陸部や道北では、軒並み氷点下近くまで下がっているので、農作物などに被害が出なければいいですが。

昨日は北大の圃場整備。小屋の前のバイカウツギが開き始めて、甘い香りが漂っていました。ちょうど曇っていたので、緑をバックにきりっとした花が、一際引き立って見えました。最近流通しているのは白ペンキ塗ったようなセイヨウバイカウツギばかりで、本物のバイカウツギがあまり見当たらないのは寂しいです。
バイカウツギ

圃場の南の端には、木々に挟まれて樹形がいびつになってしまったけれど、昔からあるアカバナヤエサンザシ(Crataegus laevigata 'Pauls Scarlet')が満開になっていました。私が学生時代にもうかなりの大木だったので、かなり昔に植えられたものでしょう。今はなくなってしまいましたが、円山や宮の森にも同じくらいの大木があったので、苗木が導入された時期があったのかもしれません。カントリーガーデンにも何本か植えられています。
アカバナヤエサンザシ

小屋の中には、先日納品された新しい芝刈機が入っていました。エンジンもかけやすく、軽いので取り回しが楽だけれど、刈り幅が狭くなったので、それだけたくさん歩かなければなりません。これまでの芝刈機も使える間はまだまだがんばってもらいます。
芝刈り機

芝刈り隊長のFさんがさっそく芝を刈ってくれました。刈りくずが袋に入るので、後始末はいらないけれど、すぐに一杯になってしまうのが難点だとか。でも刃がよく切れるので、とってもきれいな芝生になっていきました。
芝刈り隊長

先輩の女性陣には、猛烈に生えて来るヒメスイバやワスレナグサなどの除草をお願いしました。外周などは除草剤を使って手間を省いてきているのですが、花壇内は抜き取りしかできず、これが一番大変な作業になっています。
除草隊

今年卒業したばかりで、秋にイギリスに留学するため待機中のYさんが参加してくれたので、チューリップの球根掘りを手伝ってもらいました。圃場内のあちこちに生き残っていた球根を、今は引退した先輩が、何回も植え替えながら品種を揃えてくれたものが植わっているのです。今回は、私の恩師が交配して作っていた、カウフマニアナ系の育成品種と、フォステリアナ系の‘レッドエンペラー’の2種を掘り上げました。
球根掘り

もう6〜7年も植えっぱなしなので、そろそろ分球しないと衰退してしまうのです。よく見ていくと、ドロッパー(垂下球)がいくつか見つかって懐かしかったです。学生時代は、先生の手伝いで毎度チューリップの球根掘りをやっていました。原種の血が濃いこれらの交配種は、すぐに新球が真下にもぐり込んでしまうので、掘り取りがなかなか大変だったのです。
ドロッパー

風は冷たかったけれど、力仕事が多かったので結構汗だくに。毎度参加していただいているみなさんには、本当に感謝です。昼食を食べに学食に歩いていると、横の草地からめぇぇぇという鳴き声が。毎度ポプラ並木のすぐ手前の草地にヒツジが放牧されているのです。今年はかわいい子ヒツジがたくさん混じっていてにぎやかだけど、この子たちもやがては肉にされてしまうのかなぁ…(^^;)
ヒツジ

雑草との戦い

  • 2018.05.27 Sunday
  • 05:34
昨日は北大の圃場整備。朝からピーカンに晴れていたけれど、風はやたら冷たかったです。圃場に入ったところには、クロユリの花がまだ残っていました。これは北大構内に残っていた株からタネを取り、あるところで増殖された貴重なものです。大きな球根は別途あちこちに植えられたようですが、残っていた小球や鱗片などを植えておいたものからも少し花が咲きました。かなりの数なので、どんどん植え広げていけそうです。
クロユリ

ツツジ類ではヨドガワツツジやエゾヤマツツジなどと共に、シロヤシオが物静かに咲いていました。別名ゴヨウツツジ(五葉躑躅)の名の通り、ツツジには珍しい葉の付き方をしています。愛子さまのお印になっていますが、あまり流通しないので、コウヤマキのようには流行しなかったようで。この株は2m以上もある大株ですが、横にあるバルサムモミに被圧されて、今一つ花着きがよくないのが心配です。
シロヤシオ

その横では、マグノリアのしんがりとしてモクレン(通称 紫木蓮)が咲いていました。耐寒性がやや弱く、3年くらいで枝が枯れてしまうので、いつまで経っても同じ大きさのまんまです。
モクレン

チオノドクサの葉が枯れたので、ようやく全体の芝刈りが出来るようになり、芝刈り隊長のFさんが快調に芝を刈ってくれました。右側のエリアでは刈り残していたため芝草が伸びていたのと、草が湿って重いため、ここだけは刈りくずが詰まって難儀しておりました。
芝刈り隊長

この芝刈り機は、いったい何年くらい使われてきたのか分かりませんが、あちこち腐食して穴だらけになるわ、ハンドルの柄が片方折れてしまい、赤白ポールでなんとか添え木しているわ、プラグの配線が断線寸前になるわで、OBに募金でも募ろうかと言っていたら、あるところから格安で購入できることになり、先生方が研究費を出し合って購入してくれることになりました。これが最後かと思うと、ちょっとしんみりでした。
穴だらけ

昨日はOBだけの作業日でしたが、M1の留学生のHさんが参加してくれたし、春に卒業して秋にイギリスの大学の大学院に進学するYさんも参加してくれ、一番除草の大変な時期なのでとても助かりました。
除草

圃場内でも雑草の移り変わりが結構あり、コゴメバオトギリやピレネーフウロはだいたい抑え込んだと思ったら、最近このヒメフウロやヤエムグラがやたらとはびこるようになってきました。雑草との戦いは本当にモグラたたきです。
ヒメフウロ

2時間いっぱい作業して、みんな腰が痛い…と唸っておりました。せっかくなので若い二人には、満開のマルス類の中から、ズミ(右)とエゾノコリンゴ(左)の花の違いを見比べてもらいました。なんとなく見ている花にもこんなに違いがあるんだと、熱心に見比べておりました。
マルスの比較

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