馬鹿陽気

  • 2018.05.13 Sunday
  • 05:54
昨日は北大の圃場整備のボランティア。出張疲れには、ちょうどいい体慣らしになります。しばらく続いた肌寒い天気から、夏日目前の馬鹿陽気。ツツジやライラックなどが一斉に開いてきました。今年の天気は、本当に極端です。圃場で真っ先に目立ったのがマグノリア。これはやや小降りのすっきりした花を咲かせる品種ですが、細弁で風折れしにくく、このくらいがちょうどいいかもしれません。
マグノリア

昔は20日ころに満開になっていたクロフネツツジ(Rhododendron schlippenbachii)が、一気に満開になってしまいました。ロイヤルアザレアの名にふさわしい立派な花ですが、今年は何だか色が薄いように感じます。急に咲いたからでしょうか?あとで中国から来ている留学生に、中国東北部の原産だけど知っているかい?と聞いてみたら、南部出身なので全然知りませんでした。確かに中国は広いのです〜
クロフネツツジ

一番目立ったのが、花の塊になっているトウゴクミツバツツジ(R.wadanum)。ミツバツツジより半月以上開花が遅く、ミツバツツジの雄蕊は5本なのに対し、本種は長さに長短がある10本の雄蕊があります。左の大枝が雪折れしていたので、焼き丸太で支えてやりました。
トウゴクミツバツツジ

その後ろでひっそりと咲いていたのが、道内原産のムラサキヤシオツツジ(R.albrechtii)です。派手さはないけれど、この花の色はとっても魅力的。やや高い山で、岩場に貼り付くように咲いているのを見ると、他のツツジとは異なる気品を感じます。
ムラサキヤシオ

昨日は学生実習だったけれど、学生・院生で参加したのは3名でした。この時期はやる作業も少なく、人数が多いと仕事を割り振るのが大変なので、かえって助かりました。まずは、芝刈りの前にみんなでタンポポ抜きを。現在は研究生で、秋に大学院を受験する留学生は、まだ日本語が十分でなく、みんなでいろいろ話しかけてね〜と教授から言われたので、タンポポを抜きながらいろんな話をしていきました。意味が通じない時には、台湾からの留学生が通訳してくれるのです。
タンポポ抜き

それが一段落して、次には圃場内でも最近増えているカモガヤ抜きをやってもらいました。中国には花粉症というものは聞いたことがないのだそう。日本のようにスギの人工林もなく、広々した牧草地もないので、花粉症になんかならないのでしょう。
カモガヤ抜き

久しぶりに参加してくれたOBががんばってくれたし、少ない人数ながらけっこう仕事が進みました、少し汗ばむ陽気になったので、気持ちがよかったです〜

圃場整備もスタート

  • 2018.04.29 Sunday
  • 05:59
今朝の盤渓峠。エゾシカが二頭、悠然と道路を横切って、空き地からじっとこちらを見つめていました。シカと出会ったのはこれが二度目ですが、こんな近くでどんどん増えていくのは困りますねぇ…真っ白なハート型のお尻をふりふり、うちの裏山に駆けていきました。

前日の厳しい寒さも、日が昇るにつれて和らいでいきました。昨日から北大の圃場整備もスタートするので、あれこれ準備をしようと早めに行きました。圃場に入ると、すぐ右手に植えられているチューリップが、前日の強風に叩かれてかなりよれていました。早生系のカウフマニアナ・ハイブリッドは、私の恩師が育種をしていたものの名残です。いろんな形質が混じっているけれど、真っ先にこれだけ豪華な花が咲いてくれるのですから、もっと普及してもいいと思います。右側の背の低いものは、フォステリアナ・ハイブリッドの‘レッド・エンペラー’でしょう。これは現在でもよく植えられています。
チューリップ

かわいいプリムラは、学生の頃にはプリムラ・ユリアエ(Primula juliae)の名札が付いていたけれど、原種そのものなのか、ジュリアンハイブリッドになっているものなのか、今一つ決め手がありません。でも今まで生き残っていたのですから、丈夫さだけはピカイチで、とってもかわいいものです。
プリムラ・ユリアエ

キタコブシは既に終わりかけでしたが、シデコブシは咲き始めくらいでした。こんな巨大なシデコブシは他では見たことがないけれど、あんまり大きくなりすぎて、間近に花が楽しめなくなってしまいました。今から切り詰めるのも難しいので、このままにするしかないのかなぁ…
シデコブシ

これは淡いピンクの花なので、接ぎ木して苗を作るとよく売れてました。農場は少しでも売上げを出さなければならないので、接ぎ木の得意な技官が、ライラックやシデコブシをよく接ぎ木していました。シデコブシはキタコブシの実生苗に切り接ぎしなければならず、芽接ぎはしっかり教わったけれど、切り接ぎは教わらなかったので、ちょっと自信がありません。でも本当にいい花なので、殖やしてみたいなぁ。
シデコブシの花

学生実習としても実施されるので、OB共々自己紹介していきました。最長老は卒業50年、私だって42年も経っているのですから、学生さんから見ればいいお年寄りでしょうね…(^^;) 昨年研究生だった2人の留学生が大学院に進学し、また新たに中国から研究生が入りました。最近ずっと途切れなく留学生が続いています。
自己紹介

人数が多いので、いくつかの仕事を、手分けしてやっていただきました。カツラの生垣がだんだん大きくなって刈りづらくなってきたので、思い切って切り詰め剪定することに。ここまで切ってもいいからね〜と試し切りしておいても、みなさんこわごわ、こんなに切っても大丈夫なの…と恐る恐る作業していました。
カツラの生垣

途中で何度も見に行って、もっともっとと切り詰めてもらい、とてもすっきりした姿に。このくらい詰めないと、元気が回復してこないのです。
切り詰め剪定

新人さんたちには、ローンの掃除をやっていただいたあと、タンポポ抜きをやってもらいました。何度も見本を見せるのですが、なかなかうまく抜き取ることができません。でも人数がいたので、かなりきれいになっていきました。
タンポポ抜き

こんな感じで13年目に入った圃場整備のボランティアも、6回の学生実習と、15回の自主活動を続けていく予定です〜

マルスの剪定

  • 2018.04.16 Monday
  • 05:39
昨日も今日も家の辺りは真っ白に。路面も所々凍結しているので、盤渓に向けて上がっていくのはあきらめました。もうタイヤ交換している車が多いので、早朝はとても危険です。明日からは思いきり暖かくなるようなので、今年最後の名残雪になりそうです。

土曜日は、ハルニレの手入れをやったあと北大に移動し、2時間ばかり作業をしてきました。圃場に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのが、真っ青なチオノドクサのカーペット。例年なら最終土曜日から始まる圃場整備ボランティアのあたりが満開なのに、雪融けの早かった今年は、開花も急ピッチに進んできました。
チオノドクサ


この圃場にあるチオノドクサは、大部分がサルデンシス種(Chionodoxa sardensis)で、
一般的なルキリエ種も少し混じっています。毎年その密度が高まってきて、もう足を踏み入れることも難しくなってきました。範囲もどんどん広がってきているので、あと5,6年もすればローン全体に広がってしまいそうです。
サルデンシス

これに対してクロッカスは、ローン内には入れないけれど、回りの宿根ボーダーや低木の植え込み地にどんどん広がってきています。白と紫は少なく、絞り咲きが大半を占めているのは、タネができやすいのでしょうか?
クロッカス

ユキツバキが今年はひどく傷んでしまい、葉っぱだけでなく枝もかなりやられているようです。ここまでひどい被害は初めてでした。
ユキツバキ

大丈夫な枝のつぼみも徐々に褐変し、水が上がらないので触るとスカスカになっています。今年は花が全く咲かない年になってしまいました。
つぼみ

圃場に来たのは、昨年から始めているマルス類の整枝剪定をやろうと思ったのです。このマルスは赤の八重咲(多分‘アメリカン ビューティ’)で、毎年5月末に見事な花を咲かせます。たまに徒長枝を止めるだけしかやって来なかったら、だんだん枝が暴れてひどいことに…(>_<) そこで昨年はハナカイドウを2本、今年は一番大きなマルスをやっつけることにしました。枝は絡むは徒長枝は伸び放題だわ、ものすごいことになっているのです。
剪定前

2時間近く格闘し、太い絡み枝を4本抜き切りし、枝先も1m近く切り詰めてようやくすっきりした樹形になりました。脚立のいいのがないので、高枝切りを駆使しながらかなり苦戦しましたが、すっきりした姿を見るとホッとします。これでようやく半分ですが、あとの三本は小振りなのでなんとかなるでしょう。
剪定完了

圃場整備のボランティアも、今年で13年目になりました。年々高齢化が進んでいるけれど、やれるだけやっていこうと思っています。

圃場の下見

  • 2018.04.02 Monday
  • 05:55
今朝から、朝のコースを盤渓行きに切り替えました。峠の辺りが雪の壁で狭くなっているものの、あとは完全に融けており、路肩に溜まった砂さえ避ければ支障なく走ることができました。今朝は大きな月が出ていたけれど、濃い霧に包まれてぼんやりとしか見えませんでした。かなり夜明けも早くなってきているので、これから七ヶ月余りはいろんな植物を見ながら楽しめることでしょう。

日曜の昼前には、そろそろ雪も融けているかと、北大の圃場の下見をしてきました。圃場に入るとすぐに目に付いたのが、ネズミの活動痕。エゾヤチネズミは、積雪の下にトンネルを掘り、冬の間も冬眠しないで活発に活動をしています。こうすることによって、フクロウやキツネに捕まらないようにしているのです。
P4012674.jpg

どこかに被害がないかと見回すと、端っこにあるイボタの生垣にかじり痕がたくさんありました。これではかなり枝枯れが起きそうだけど、ちょうど小さくしようと秋に切り詰めたところだったので、地面近くから枝が吹いてくれるかもしれません。
P4012699.jpg

小屋の周りには、雪がまだかなり残っていました。それでも堅雪ではないので、今週半ばには融けてくれそうです。昨年に引き続き、マルスの剪定を活動前にやっておきたかったので、雪融けの案配を確認したかったのです。
P4012677.jpg

小屋の裏に植えられているユキツバキは、かなりの被害を受けていました。圃場整備のボランティアを始めて13年目に入りますが、こんなに被害が出たのは初めてです。凍害なのか寒風害なのかは分かりませんが、すぐ隣のランブラーローズも、かなり上の枝まで茶色になっていたので、今年の冬の寒さは厳しかったようです。
P4012678.jpg

家ではまだつぼみだった春咲きスノーフレークは、ここではもう満開に。スノードロップよりかわいいので、もっと普及すればいいのですが。
P4012681.jpg

すぐ隣にあるスノードロップは、そろそろ分球してやらないと、かなりの押しくらまんじゅう状態になっています。この仲間はみんな似ているため、種不明のままにするしかありません。一体誰が植えたものだろう?
P4012683.jpg

ローンの中からピョコピョコ葉が伸びて来て、紫色のつぼみが今にも弾けそうになっているのはチオノドクサ(Chionodoxa sardensis)です。あと一週間もすれば、真っ青なカーペットになってくれそうです。
P4012688.jpg

いつもフキを取っている旧バラ園の中は、まだかなりの雪が残っていましたが、融けたところにはフキノトウが姿を見せていました。これならまだ苦みが少ないので、蕗味噌にしてもらおうといくつかもらっていきました。今の時期だけに味わえる春の味覚です。
P4012701.jpg

夕食にはさっそくフキノトウの天ぷらが。パラッと塩でいただきましたが、これぞ春の醍醐味ですねぇ〜♪
フキの天ぷら

圃場整備

  • 2017.12.12 Tuesday
  • 06:00
昨日は圃場整備ボランティアの打ち上げでした。この取り組みを始めて12年が経ち、干支が一回りしてそれだけ歳を取ったことになります。今年は悪天候に見舞われて、15回予定しているうちの2回が完全に中止となり、参加人数もかなり減ってしまいました。それでもこれだけのOBや学生さん教員のみなさん達が、この圃場を維持するためにこれだけ汗を流してくれたのですから、たいしたものだと思います。
活動結果

昨夜はいつも参加する方達が集まり、恒例のお疲れ様会をやりました。今年から参加してくれるようになったSさんだって、新人とは言え来年で還暦ですから、平均年齢は推して知るべし。でもこうやって手をかけていないと、たちまち更地になってしまうのは明白なので、体力の続く限りやっていこうと思っています。
納会

12年前の画像を見てみました。これが初日の様子ですが、なんとこの2本のトウヒとモミは、カラスが巣を作るからといって、農場の技官が勝手に頭を伐採していました。今ではこんなことはさせませんが、当時は厄介者としか見られていなかったのです。(画像はいずれも2006年4月22日のものです。)
切られたトウヒ

初回の作業は、背丈ほどにも伸びてしまっていたイボタの生垣を、ひざの高さまで切り戻す作業でした。こんなに切って大丈夫なの?とみんなびくびくものでしたが、叱咤激励、きれいに切り揃えていきました。
切り詰め剪定

この時はたくさんのOBが参加したので、終了後学生さん達と顔合わせをやっていました。その後常連のメンバーはかなり入れ替わりましたが、ここ数年はほとんど固定してやって来ています。無理なく楽しく作業をやっているので、まだしばらくは続けていけることでしょう。
反省会

今年の8月の様子はこんなになっています。芝生も播き直したし、花壇もほぼ植え替えが終わったし、しっとりと落ち着いた雰囲気になっています。ポプラ並木のすぐ真下なので、ここにアイスの店でも出せばきっと儲かると思うのですがねぇ。今度学長に打診してみようかしらん。
現状2017.8.19

圃場整備も最終回

  • 2017.11.12 Sunday
  • 05:49
昨日は朝から大荒れで、とっても走る天気ではありませんでした。なんだか毎日不安定な空模様が続きます。北大の圃場整備の最終回は学生実習も予定されていたので、朝から先生と頻繁にメールをやりとりし、午前中少し雨が上がる時間があるのでやりましょう!と、決行することにしました。圃場に着いた頃には、青空も見えてきて、葉っぱが一枚も残っていないナナカマドーの赤い実が、青空との美しいコントラストを見せていました。
ナナカマド

ほぼフルメンバーのため人数がたくさんいたので、草ものの刈り取り班、落ち葉かき班、低木の冬囲い班、ツタの切り詰め班に分かれて作業をすることに。私はバラの冬囲いの指導を。
バラの剪定

一人左利きがいたので、男結びを教えるのに苦労しましたが、メンバーを交代しながら、一通りやってもらうことができました。
籠編み

同じバラでも、ハイブリッド・ルゴサは冬囲いなんかしないので、細い枝を切り落とし、50cmほどで切り詰めておきました。だんだん株が広がってきて、ちょっともてあまし気味になってきています。
ルゴサの剪定

ネットフェンスに昔から絡めているアメリカヅタは、余分なツルをカットしておかないと、雪が乗っかってフェンスを傷めてしまいます。今年の春に補修をしていただいたので、この作業はますます欠かせなくなりました。
アメリカヅタの切り詰め

一時間ちょっとで、予定していた作業はすべて完了。時折ぱらつく程度で、無事に最後の作業を済ませることができました。引き上げる途中にかなりの雨になってきたので、読みがバッチリです。今年も15回の作業を、OBのみなさんの協力のおかげでやりきれましたが、メンバーの高齢化はますます深刻な問題になってきそうです。
完成

ここでも最終回ということで、先生方が食事会を開いていただきました。大半の学生や院生が卒業していくので、来年はメンバーが一新されるでしょう。学校というところの面白さは、そんなところにあるのかもしれません。
食事会

イチョウ輝く

  • 2017.10.29 Sunday
  • 05:59
昨日は北大の圃場整備。これもあと2回なのに、うまく片付くのかなぁ。8時過ぎに北13条門から構内に入ると、イチョウが完全に真っ黄色に色付いていました。既に見物客がたくさん歩いており、こりゃ帰り道は大変だろぅなぁと不安がよぎります。
イチョウ

小屋の前にあるナナカマドは、もうこれが精いっぱいという表情で真っ赤に色付き、はらはらと落ち始めていました。次回に来るときには、真っ赤な実だけになっていることでしょう。
ナナカマド

いつものメンバーが次々とやってくるので、その人に合わせた仕事をやっていただくことに。まだ作業に慣れていないSさんには、イボタ生垣の切り詰め剪定をやっていただきました。いったん小さくして、管理手間の軽減を図っていくことにしています。
生垣

最終回の実習に参加できないと、学生さんが一人手伝いにやって来ました。今年の3年目はとても律儀なので感心させられます。ローン回りの木々からは、もう葉っぱが落ち切っていたので、落ち葉かきをやってもらい、花壇の刈り取りも進めていただきました。洋芝は常緑性なので、落ち葉が貼り付いたまま冬を越すと、芝が傷んでしまいます。
落ち葉かき

スポーツマンのF氏には、枝が伸びすぎて日陰を作ってしまうイチイの切り詰め剪定を。一人でハシゴに登るときには、必ずナワで固定しながらやってもらいます。イチイの枝は強靱なので、腕くらいの太さでも難なくはしごがかけられるのです。
切り詰め剪定

もう一人には、やはり枝が垂れて日陰を作っているシノブヒバの枝払いを。今年は枝払いと切り詰め剪定をかなりやってきたので、日照条件はかなり改善されました。
枝払い

大量の枝を片付けるのに一苦労して、ようやく終わりました。今年はあと一回なので、またよろしくお願いします。昼食を取ろうと食堂に行ったら、なんと長蛇の列が表まで続いている有様。構内のあちこちに屋台が置かれ、黄葉見物の人手でどこもごった返しておりました。本日29日は、昼間はホコテン、夜はライトアップまでやるんだとか。大学がそこまでやる必要があるのでしょうかねぇ…
雑踏

快晴の圃場

  • 2017.10.15 Sunday
  • 05:38
昨日は北大の学生実習。段取りが大変なので早めに行くと、フェンスに絡まっているアメリカヅタが見事に紅葉し始めていました。これは毎年真っ赤になるけれど、今年は赤黒くならず、すっきりとした赤になっているように思います。どこに行っても紅葉がきれいだといわれますが、不順な天気かと思っていたけれど、紅葉にはよかったのでしょうか。
紅葉

隣の放置されている畑に、2mをはるかに越えるキクイモが群生し、ちらほら花が咲き始めていました。学生さんたちにキクイモを見せてやろうと掘り上げてみると、一株に十数個のイモが付いていました。これはジャガイモと同じく塊茎なので、茎が縮まって肥大したものです。大量のイヌリンを含んでいるため、最近では健康食品としてもてはやされ、ネットで見るとキロ千円以上もするので、ジャガイモより高いではありませんか。
キクイモ

メンバーの高齢化により、維持する範囲を少しずつ狭めていくことにしており、一番外側のボーダーにある宿根草を芝生内の宿根ボーダーに移動することにしました。一つずつ名前や謂われを教えていきましたが、どんだけ理解してくれたことやら…(^^;)
掘り取り

先日来除草しながら土改してきた宿根ボーダーに植え込んでいきました。来年には少し見栄えがよくなることでしょう。
植え込み

若くて元気なOBと唯一の男子には、小屋裏にあるカツラの枝下ろしをしてもらうことに。これはもともとここにあるカツラの生垣の一部でしたが、私が学生の頃には既にこの木だけが刈り込まれないで、かなり大きくなっていました。それから40数年経ち、カツラの巨木に成長し、屋根にかかるほど枝が繁ってきたのです。
カツラ

はしごをかけて腕より太い枝を何本も落としてもらうと、かなりすっきりしてきました。
枝下ろし

落とした枝の処理がまた大仕事。ノコの扱いに慣れてきた院生たちに細かく切ってもらいましたが、かなり苦戦していました。そこで花を植え終わった学生や留学生たちに手伝ってもらうと、ノコを使ったことがないものばかりだとか。
枝処理

そこで、半分腐ったような柔らかい丸太で、ノコの使い方を覚えてもらうことに。中国から来たばかりの研究生は、人生初体験の丸太切りに、うーーん大変…と大苦戦。それでもみなさん何とか切れるようになってきました。
丸太切り

今年の圃場整備もあと2回。一年間が本当にあっという間に過ぎていきます。みんなが帰ったあと、しばし圃場を歩きながら、このあとのことをいろんなケースを想定しながら考えてしまいました。
すっきり


※身内に不幸があり、数日間ブログの更新ができません。どうかよろしくお願いいたします。

秘密の花園

  • 2017.10.10 Tuesday
  • 05:58
滝野公園からホテルまで送迎中も、いろんな話で盛り上がりました。現在首都圏から大量の見物客を送ってきている旅行会社が、武市後も陽殖園をどうやって維持していけるのか、重役クラスが役場に乗り込んできていろんなアイデアを出してくるそう。でも武市さんは「そんなもん知らん。自然に還るのが一番だ」と首を振らないので、そこから話が進まないわけです。いろんな思惑はあるでしょうが、武市さんが淡々と植物と向き合っている空間にこそ意味があるのですがねぇ。

町中に近づいて来たときに、私の息抜きは「秘密の花園」で黙々と作業をすることだと言ったら、そこ見たい!というので、北大の圃場まで連れて行きました。植物はたいしたものはないけれど、あれ欲しいなぁとか、これいいなぁとか、眼がキラキラと輝いてきます。
バラ

真ん中にある小屋のところに来て、説明文を見ていたら、「この小屋オレとほとんど同じ歳だわ。オレのうちもこんな板張りだったんだわ」と盛り上がりました。この小屋は戦争中に建てられたもので(1942〜43(S17〜18)年頃)、大学の財産台帳に載っていない幽霊小屋です。3年前に改修していただいたお陰で、なんとか倒壊から免れましたが、高齢であることは間違いありません。
小屋

そんな圃場で昨日は半日作業してました。積雪までにやっておかなければならない作業がたくさん残っており、人に任せられないものが結構あるのです。支部大会が終わり、頭の切り替えもしなければならないので、しっかり作業をして汗をかくとすっきりしてきます。朝のうちの曇ったままかと思ったら、ピーカンに晴れて暑いくらいでした。今年はエゾヤマザクラやナナカマドの紅葉が、一際鮮やかなように感じます。
ナナカマド

ナナカマドの足元には、フェンス際からタネが運ばれたと見えて、アメリカヅタが這い上がろうとしています。でもナツヅタと違って吸盤がないので、ナナカマドのつるつるした樹皮をどうやって這い上がっていくのかな?
アメリカヅタ

作業の後半は、先日やり残した紅シダレの剪定を。5年くらいほったらかしにしていたので、ぼうぼうに伸びた枝が鬱陶しいくらいに繁っています。あんまり繁らせていると、積雪で枝が折れるのでもう限界に来ていたのです。
紅シダレ

脚立やはしごから、時には木に登って黙々と枝を透かしていくと、みるみる涼しげな枝振りになっていきます。植木屋時代には、個人庭園や料亭の庭などの手入れを一手に引き受けていたので、多少時間はかかるものの、腕はまだ落ちてないなと、一人にんまりしておりました。
剪定後

考えてみればこの圃場だって、私が関わっている間はなんとか維持していけるでしょうが、私がやめればとても維持していくことはできません。ここは自然に還す訳にはいかないので、樹木だけ残して芝生広場にでもなるのでしょうか。武市さんは150歳まで生きるといってるけれど、こりゃ武市さんと長生き競争しなくちゃならないようです。

秋の花と共に

  • 2017.10.01 Sunday
  • 06:02
あらら…という間に9月が終わり、今日から10月になりました。今月も盛りだくさんな予定がぎっしりなので、心してかからなければなりません。昨日は北大の圃場整備。さすがにイチョウ並木の黄葉は始まっておりませんが、なんとなく黄ばんできたようです。圃場に入ると目の前にピンクの固まりが落ちているかのようなイヌサフラン(Colchicum autumnale)。これは昔からあったので、多分原種だと思います。近くにある‘ザ・ジャイアント’の方はもうくたびれてきていました。花としては,シンプルな原種の方がすっきりして見栄えがします。これもユリ科からイヌサフラン科に移りました。
コルチカム

すぐ横の草むらには、秋咲きのクロッカスがすっきりした花をたくさん咲かせています。これは植物園情報から、クロッカス・プルケルス(Crocus pulchellus)としています。今年は開花数が少ないようですが、天候の性なんでしょうか。植物園のバラ園脇では、一面の花畑が見られるけれど、最近この時期に見に行ってないなぁ。
秋咲きクロッカス

一番奥にある花壇では、ひっそりとコハマギクが咲いて来ていました。これは密かにわが研究室のシンボルと思っている植物なので、次回の作業日にもっと目立つところに移植する予定です。
コハマギク

最近は参加してくれる人がほぼ固定し、ちょうど七人の侍になっております。私が若い方から3番目なので、かなり高齢化が進んでいることは間違いありません。最長老は74歳なので、軽めの仕事をと、カツラ生垣の刈り込みをお願いしました。
生垣刈り

元気な二人には、イチイの大刈り込みを。ハシゴや脚立に登る仕事は、体育会系で鍛えているものでなければ危険です。もうすっかり慣れているので、きれいに刈り込んでくれました。
イチイの刈り込み

私は庭木の剪定を。何年かに一度、しっかりと枝透かしをしてやらないと、お互いが競合してワヤクチャになってしまいます。この青枝垂れも、きれいに散髪してあげたので、久しぶりにすっきりした形になりました。
青枝垂れの剪定

圃場整備のボランティアを始めてから、あっという間に10年経ってしまったけれど、私もあと10年くらいはできそうなので、それまではしっかりこの圃場を守っていこうと思っています。

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM