沖縄の野菜

  • 2019.01.24 Thursday
  • 05:48
昨日は夕方に湿った雪がもさもさと降り、あっという間に10cm近く積もったけれど、その後は積み増しもなし。今日もこれから大荒れとの予報だけど、さてどうなりますやら。岩見沢や夕張などの南空知には、先日からどっさりと積もっているけれど、難儀なことにならなければいいですが。

先日はせっかく市役所まで行ったので、わしたショップにも顔を出してきました。沖縄の野菜や果物は、どうしても馴染みがないせいかいつも売れ残っているので、できるだけ顔を出してめぼしいものを探します。今回は「ハンダマ」をゲットできました。
わした

ハンダマとは、熊本では「水前寺菜(すいぜんじな)」、金沢では「金時草(きんじそう)」と呼ばれる伝統野菜で、特に熊本では江戸時代から作られているのだそう。10年くらい前に、いつも行くスーパーで買ったことがあったけれど、それ以来二度と見たことがありません。こんな不気味な色をしていたら、やっぱり売れないでしょうねぇ…(^^;)
ハンダマ

熱帯のモルッカ諸島の原産で、1700年代には中国から渡来し、熊本など九州南部に定着したのだそうです。このあたりは、『水前寺菜の科学』というレアな本によって調べられています。
渡来経路

前回食べたのがちょうど10年前で、すっかり味も忘れていたので、さっそく煮浸しにしてもらいました。熱を加えるとよけいに色が鮮やかで、いかにも熱帯産だなぁと感じます。
煮浸し

エノキを少し入れて煮浸しの完成。香りもよく、ちょっとぬめりがあって、とても美味しかった。来週も町に出かけるので、また探してみようかな。
完成

もう一つ、やはり売れ残って値引き札が貼られていたのが「宮古ゼンマイ」というシダの葉っぱ。もちろんゼンマイとは似ても似つかないけれど、少し傷み始めていたので、これもさっそくいただきました。
宮古ゼンマイ

素性はなんだろうと調べて見ると、正式には「ホウビカンジュ」(Nephrolepis biserrata)という難しい名前で、Wiki によれば、「鳳凰の尾のようなシダ」という意味なんだそうです。タマシダ属なので、ボストンファーンにそっくりで、こんな風に葉がダラリと垂れ下がるものだそう。
ホウビカンジュ

傷んだ葉を除いて、さっと湯通しするだけでいいとのこと。コゴミの細いものと同じ感じですね。
湯通し

これがまた美味しくて、しゃきしゃきとした食感もいいし、粘りがあってバッチリでした。結構レアな土産物だそうだけど、リクエストがあったのでこれも探しに行かなければなりません。
完成

愛媛のみかん

  • 2018.12.25 Tuesday
  • 05:55
愛媛は生まれ育った場所とはいえ、人生のたった18年しかいなかったけれど、いろいろと体にしみついているものがたくさんあります。みかん好きもその一つ。もちろん愛媛以外のものは、なるべく買わないようにしています。やっぱり愛媛のみかんはうまいけんなぁ。といってもなかなか手に入らないし、いいみかんはびっくりするほど高いので、今年は取り寄せることにしました。
みかん便

愛媛みかんというのは、温州みかんのことだけど、よく売られている和歌山や九州の温州みかんに比べると、味が全然違います。このみかん便は『のま農園』という、今治の近くから送られるもので、光センサーで甘味を調べて選別されたものを愛媛みかんとして出荷しているそうです。ちょうど松山の従兄弟からも送ってきた、宇和島近くの温州みかんも、やっぱり美味しかった。
愛媛みかん
  (みかんのデータは、のま農園のHPより拝借しました。m(__)m)

愛媛は、温州みかんに早くから見切りを付け、付加価値が高く、出荷時期をずらすために晩柑類に力を入れてきました。来月に来る「はれひめ」は、温州みかんの品種にオレンジ系の品種を交配して作られたものだそうで、両方のいいとこ取りだとか。これはまだ食べたことがないので楽しみです。
はれひめ

やはり来月に配送される「媛まどんな」は、名前からして愛媛県で作られた品種です。愛媛県果樹試験場で育成されたこの品種は、皮が薄くてゼリーのような食感です。
媛マドンナ

2月になると、「甘平(かんぺい)」が出てきます。これも愛媛県で育成された品種で、この時期に東急デパートで行われる松山物産展では、1個500〜600円もしていてびっくり。以前墓参りに帰った時に、昔の知り合いに挨拶に寄った際に、自家製のみかん類をたくさんいただいた中に入ってました。名前の通り甘くて美味しいみかんです。
甘平

「せとか」も最近人気の品種で、キャッチフレーズが「柑橘の大トロ」だそうです。最近のみかんは、味や香りはもちろんのこと、皮がむきやすく、内袋が薄くてそのまま食べられることが、不可欠になってきているようです。
せとか

子どもの頃には、患者さんや近所からいただくみかんにあふれていて、手が真っ黄色になるくらいみかんを食べていました。体に染みついているみかんのエキスが、いまだに残っているのでしょう。皮がむきにくく食べにくいいよかんや甘夏はもう流行らなくなってしまい、今ではこのようなニューフェースに入れ替わっているけれど、みかん県愛媛にはがんばってほしいです。
のま果樹園の通販サイトはこちらにあり、今からでもいろんな種類が頼めますよ〜

柿づくし

  • 2018.12.12 Wednesday
  • 06:01
今年はいろんな柿に当たりました。ハルニレプロジェクトのMさんからは、なんと手作りの干し柿を。わざわざ佐渡から生のおけさ柿を取り寄せ、自宅で干したものです。こんな貴重なものを本当にありがとうございました。甘くて美味しかったです〜♪
干し柿

松山の従兄弟の奥さんからは、実家で作っている富有柿を送っていただきました。果樹農家なので、出荷できないはね品がたくさん出るのだそう。味に変わりはないので、とってもありがたいです。
富有柿

これが熟れすぎてしまえば、そのままうんと熟れさせます。ぶよぶよになったらそっとへたを切り抜き、とろとろになった柿をスプーンですくって食べるのも、なかなか美味しいものです。これが好きな方は結構いるらしく、スーパーのはね品コーナーをいつもあさっているとのこと…(^^;)
溶けた柿

松山からはもう一つ、私が住んでいたところの庭にある柿が送られてきました。私が生まれ育った家は、あんまりボロボロになったので、私が高校2〜3年の時に建て替えました、この時の基本設計図は私が描いたので、工務店の社長が後継ぎに私を養子にほしいと、ずいぶん熱心に口説かれたのだそうです。高校を出て福岡で浪人してしまったため、この家には数ヶ月しか住んでおらず、あまり思い入れはありませんが、庭木はそのまま残っています。親父の死後、松山市内に引っ越してしまったために、それを近所の人が買って今でも住んでおり、その柿をわざわざ送ってくれたのです。
和気の柿

子どもの頃、学校から帰ったらこの柿の木に登って10個くらいもぎ取り、むいて食べるのが楽しみでした。小粒なので3つや4つ食べても平気でした。その柿を今こうして食べられるのも、不思議なものです。墓参りに帰った時には、必ず隣の家に挨拶しにいくので、こうして送られてくるのですが、この家を出てまもなく50年近く。こういう縁は大切にしなくてはいけないのですね。
和気の柿

天空の農園

  • 2018.11.19 Monday
  • 05:56
梅田にあるJR大阪駅周辺には、たくさんの屋上緑化されたビルがありますが、駅の北側に建てられているサウスゲートビルには、いろんなフロアに屋上緑化がありました。その中で一番広い、11階フロアにある風の広場の一角に、天空の農園入り口の案内がありました。
天空の農園

天空の農園は14階の屋上にあるので、3階分の階段を上っていくしか方法がありません。(実際には4階上がって1階近く降りるので、結構大変。) 階段にはたくさんの注意書きが書かれてあり、確かに大阪の真夏であれば、ちょっと尻込みしてしまうかもしれません。
階段

無機質な階段空間を少しでも和らげようと、壁面緑化に様々な植物が飾られており、見ながらいくと段数が気にならなくなります。せめて植物の名前とか、特徴とかを書いていてくれれば、もっと楽しくなったのに…
まだ階段

ようやく階段を上り詰めると、エアコンの排気口がずらりと並んでいるフロアで、目隠しのフェンスには様々なつるものが絡んでいました。さすがに落葉性のものは使わず、常緑性のクレマチスやムベ、ジャスミン類などが使われています。コスモスがまだ満開で、その先を左に曲がったところには、狭いながらも水田がありました。
屋上

天空の農園は、そこから半階分くらい下がったところにあります。その落差を利用してブドウ棚が設けられ、ナイヤガラやデラウェアなど、いろんな種類のブドウが。大阪にもブドウの産地がありますからね。
ブドウ棚

畑は一坪くらいの大きさに、整然と区切られていました。作業のしやすさだけでなく、連作障害を回避するために、輪作体系を回転しやすいので、このようなスタイルになっているのでしょう。
畑

栽培されている野菜を見ていくと、一般的なものを中心にしているけれど、なにわの伝統野菜(現在18種類が登録)がいくつか混じっていました。ちょうどハクサイやブロッコリなどのアブラナ科の野菜が最盛期。きれいな葉っぱをしているので、ここなら青虫は着かないんでしょうか?とスタッフの方に聞いたら、全然そんなことはありません。毎度しっかりと取っていないと、たちまち穴だらけになります、とのこと。意外とチョウチョも飛んでくるのですね。
輪作

スタッフがニンジンの間引きをしていたので、収穫物はどうするのですか?聞いてみました。出来るだけイベントで活用したり、来園者にお分けしているとのこと。タイミングが合えば、ホームの上空にある「時空(とき)の広場」のカフェで食べることも出来るのだそう。美味しそうな間引きニンジンですね、言ったところ、どうぞお持ちください。美味しいですよ〜と言われてしまいました。(残念)
間引きニンジン

大きな黄色い実はカリンでした。この木は少し成りすぎで実が小さいけれど、手前の木はでっかいカリンらしい実になっていました。サクランボやアンズなどもあるので、春には花も楽しめそうです。そういえば、カキが見当たらなかったなぁ?
カリン

農園を含むグリーンの管理をしているスタッフが、きめ細かく情報を流しているので、行く前にはここをチェックしておくことをおすすめします。四季を通じて維持していくのは大変そうだけど、てきぱきと作業しているスタッフたちの、元気な笑顔が印象的でした。

ローゼルジャム

  • 2018.01.11 Thursday
  • 05:54
暖気で雪がドボドボに融けたかと思うと、入れ替わりに寒気がやって来て、またカチンカチンに凍ってしまいました。風邪は熱もなく、すぐに抜けるかと思ったのに、一進一退でまだすっきりしてくれません。栄養補給して睡眠をたっぷり取るしかないので、お酒を断っておとなしくしています。年末に‘わしたショップ’でローゼルを買い、正月の間にジャムにしておいたのが、風邪に効果があるというのでせっせと食べております。
ライ麦パン

数年前に初めて見たときには、こんなもの食べられるのかい?と思ってしまう、不思議な姿でした。ちっちゃなチラシが付いていなかったらスルーしていたことでしょう。
ローゼル

ローゼル(Roselle)はオクラに近縁の、ハイビスカスの仲間の小低木で、肥厚した萼と苞を食べるものです。ビタミンCやペクチンが豊富なので、風邪に効くとのこと。生の姿は知らない方がいいかもですね。(画像はネットから拝借…m(__)m)
花

タネとヘタを取り去り、苞の先が堅くなっている部分と切り取っておきました。重さ的には捨てる方がはるかに重く、二袋買ってきたけれど、全部で60グラムほどにしかなりませんでした。
分離

小鍋に砂糖を25グラム入れてさっと火を通すと、あっという間に煮詰まって固まりました。小さなジャム瓶に半分ほどしかないけれど、たまには目先が変わっていいものです。
ジャム作り

昔は5年に一度くらいしか風邪引かなかったけれど、最近はほぼ毎年、これも老化なんでしょうかねぇ… 悔しいけれど、早く本調子に戻さなくては。

果樹のカタログ

  • 2017.12.29 Friday
  • 05:50
世間は昨日が仕事納めだけれど、うちはいつもぎりぎりまで年賀状を書いているので、たいてい大晦日近くまで粘っています。でも今年は喪中のため、仕事関係の賀状だけ出せばよく、すんなりと片付いてしまいました。今日は事務所の片付けや掃除をやって、さっぱりと仕事納めにしようと思います。

郵便受けに青森の種苗会社のカタログが届いていました。ここのHPは、先日来じっくりと見ていたけれど、カタログの注文まではしていなかったのに…と思って開けてみたら、ちゃんと手配してくださった方がいたのですね。ありがとうございます。見開きは素晴らしい‘ふじ’の写真でした。
ふじ

この種苗会社は、弘前大学に共同研究センターをもっていて、先日話題にした‘紅の夢’という果肉が赤いリンゴや、‘こうこう’など大学が育成した品種は、ここが独占販売しています。

紅の夢

来年から余市にいる娘夫婦が農園を拓いて、ワイナリーへの第一歩を歩み始めます。その一角を少し借りて、少し果樹を植えてみたいなと思っていたので、来年の秋から苗木を選ぼうかなと思っていたのです。このカタログを眺めながら、果実がたわわに成る姿を夢見て、私も長生きしなければ…(^^;) 植えてみたいものはいろいろあるけれど、あんまり手間のかかるものは避けなければならないので、大きな実のなるリンゴではなく、クラブリンゴを考えていました。数年前に亡くなった長沼で果樹園をやっていたNさんから、‘ドルゴクラブ’はいいよ〜と言われていたのです。でも‘紅の夢’を知ってしまったので、これは植えてみたいなぁ。‘メイポール’もカラムナータイプ(枝がホウキ立ちになるタイプ)のクラブリンゴで、加工用に最適なものです。
ドルゴクラブ

ほとんどの果樹を扱っているけれど、面白いものを見つけました。豊産性のヤマブドウがあるのです。ヤマブドウは個体によって実の成りや粒の大きさなどがバラバラになってしまいます。こんな実が成るのであれば、ワインにだって有望なので、植えてみる価値がありそうです。

ヤマブドウ

Nさんとは30年近くのつきあいだったけれど、80歳を過ぎても「カタログ見ると植えたくなるんだよなぁ…」と笑っていました。亡くなる数年前に植えた苗は、そろそろ実が成り始めていることでしょう。私も見習って、せっせとこれから苗木を植えてみたくなりました。

冬至南瓜

  • 2017.12.22 Friday
  • 06:01
今年は今日22日が冬至です。芋・栗・南瓜は私の大好物なので、必ず冬至南瓜を作ってもらいます。カボチャは毎週のように食べているので、あまり新鮮味はありませんが。
冬至カボチャ

先日来カボチャネタが続いたので、いろいろと調べることが多かったのですが、牧野富太郎先生のカボチャの分け方は、これが本当なのかもしれませんが、なんとも不思議な名前を付けておりました。私たちが現在食べているのは、通常セイヨウカボチャ(Cucurbita maxima)と呼んでいるもので、ポクポクと大変美味しいものです。最近では果皮が緑でなく、雪化粧のように白いものまで、いろんな品種が出回るようになりました。ところが牧野先生は、これを「くりかぼちゃ」としているのです。
クリカボチャ

牧野先生は、ペポカボチャ(C.pepo)をセイヨウカボチャとしています。このなたうりというものが現在も出回っているのかよく分かりませんが、開拓初期にアメリカから大量の作物や野菜が導入された時に、当然これが入ってきたものでしょう。米の替わりに開拓者の食べ物として、貯蔵性の効くカボチャは重宝したはずですが、あまりに皮が固いので、なたうりどころか「マサカリかぼちゃ」と呼んでいたくらいです。先日来話題の「ストライプペポ」もこの系統で、タネを食べるものとして改良されたものです。熟す前の若い果実を食べるものが「ズッキーニ」で、飾りにする「おもちゃカボチャ」もこの仲間なんだそうです。
セイヨウカボチャ

ペポカボチャの変種に果皮がオレンジ色をしたものがあり、牧野先生はこれに「きんとうが(金冬瓜)」という名前を付けております。英名のパンプキン(pumpkin)はこれを指し、これ以外はスカッシュ(squash)と呼ぶとか。ハロウィンカボチャといえば一番分かりやすいでしょう。品種によっては500キロもの巨大な大きさになり、食用というより家畜の餌にしたものでしょう。我が国には江戸時代に入っていたものに「そうめんカボチャ」があります。私も一度食べたことがありますが、なんとも不思議なものでした。

きんとうが

私の子供の頃に食べていたのはニホンカボチャ(C.moschata)で、ねっとりした食感で甘味はほとんど無いので、あんまり美味しいものだとは思いませんでした。今となっては一度食べてみたいと思いますが、北海道では出回っていないでしょうね。ところが牧野先生は、これをカボチャと呼んではいかん!と、「ぼうぶら」という名前を付けておりました。ポルトガル語が訛った名前なんだそう…(^^;)

ぼうぶら

で、カボチャというのは、京野菜として細々と残っている『鹿ヶ谷南瓜』こそが本物のカボチャなんだそう。最近は種間交雑も進んでいるので、こういう分け方もできなくなりつつあるようですが、美味しいカボチャが一年中食べられるようになっているのは、大変ありがたいことです。
とうなす

朝のリンゴむき

  • 2017.12.20 Wednesday
  • 05:56
まだ子どもが小さな頃から、毎朝リンゴなどの果物をむいて大きな鉢に山盛りにしていました。なので25年くらいになるのでしょうか。バナ牛は相変わらず毎日ですが、今でも一日おきくらいに、果物をむく習慣が続いています。
むいたリンゴ

買い物に行くと、真っ先においしい果物を探します。リンゴに関してはほとんどフジと王林、つがるやジョナ程度、昔はあんまり種類がありませんでした。ところが最近、結構珍しい種類が出回るようになり、「青い森の片隅から」と首っ引きで食べる楽しみが増えてきました。
スーパーのリンゴ

フジと並んで王林は貯蔵性がよく、長期間にわたって安定した供給をしてくれる貴重なリンゴです。独特の風味は多分 ‘印度’の血を引いているのでしょう。
王林

最近のヒットは、フジの血を引いた ‘北斗’です。フジよりも瑞々しく、蜜が入るほど甘味もあり、香りも強いという素晴らしい品種です。これだけ蜜が入れば貯蔵性は悪いでしょうが、近年のヒットでした。
北斗

‘陽光’も食べてみましたが、ゴールデンデリシャス系の品種らしい果肉の固さで、まぁまぁの味でした。皮をむいてからあわてて断面を撮したので、切り口がガタガタになってしまいましたが…(^^;)
陽光

‘スターキング’という大きなリンゴを見つけて買ってきました。でもスターキングといえば、黒々した濃紅色のリンゴなので、これは違うと思います。これこそがスターキングの親である ‘デリシャス’のような気がするのですが。
スターキング

リンゴは、ただ冷蔵するだけではそんなに長期間貯蔵できません。昭和30年代にアメリカに交換教授として留学したS先生がリンゴ貯蔵の研究に関心を持ち、装置を持ち帰って農学部の地下に設置したのが我が国初めてのCA貯蔵冷蔵庫でした。CA貯蔵(Controlled Atmosphere Storage)とは、空気の組成をコントロールし、酸素を減らして呼吸量を少なくすることにより長期間の貯蔵を可能にしたもので、その後私たちが習ったT先生達が苦労して実用化し、ほぼ一年中リンゴを食べることができるようになったのです。

旭川のリンゴ

  • 2017.12.17 Sunday
  • 06:01
いろんな町や施設にいくと、必ずパンフレットコーナーに立ち寄ります。しっかりしたパンフレットがあれば嬉しいのですが、月並みで、何が言いたいのかよく分からないものだとがっかり。いろんな公園などのパンフレットを作ってきたので、とても気になるのです。先日行った旭川駅の観光案内所で、何点か出来のいいものをゲット。中でもこの『旭川のリンゴ』というパンフレットは、紙質、折り方、中の情報などがとてもいいものでした。
旭川のリンゴ1

リンゴといえば、七飯、余市・仁木、壮瞥、増毛くらいしか、まとまった産地と認識できません。旭川にこんなに残っているんだという意外性がありました。でも数年前から、地元のお菓子屋さんとのコラボで、様々なスイーツに使われているという話を聞いていました。生食だけでは、青森などの大産地のものに価格や質の面から太刀打ちできなくなるので、このような地産地消の加工用に活路を見出す動きは、地元の方に認識してもらうチャンスが増えると思います。

旭川のリンゴ2

どこの果樹園も多品種の果樹生産でリスクを分散し、シーズンを通して来園できるように工夫されています。気象条件の厳しい場所で栽培しなければならないだけに、単作のリスクは致命的になりかねませんから。
旭川のリンゴ3

先日行った網走市でも、天都山周辺にいくつもの果樹園がありました。あそこでもリンゴを栽培しているのか分からなかったのですが、かつては湧別に産地があったくらいですから、網走でも十分できそうです。やはり町の間近にこういうところがあれば、絶対に行きたくなりますからね。いろんなイメージが湧いてくるパンフレットを見つけると、とても嬉しくなってしまいます。
旭川のリンゴ4

ストライプペポ

  • 2017.12.16 Saturday
  • 05:56
今月の初めに、烏龍茶がなくなったので北円山にある中華食材専門店に行きました。ついでに何か珍しいものがないかと見ていくと、ヒマワリのタネが大袋で売られており、結構安いので一袋買ってきました。子どもの頃に庭で作ったヒマワリからタネを取り、焙烙で煎ってポリポリと食べていたのが懐かしかったのです。
マンダリンマーケット

ただ、ヒマワリのタネを食べるのは結構大変。大リーガーがヒマワリのタネをほお張って、殻だけを器用にペッペッと吐き出しているのをよく見ると思いますが、かなりのテクニックがいるし、部屋の中では吐き出せません。しかも中に入っているものはホンの小さなタネなので、実に効率が悪いのです。それでも仕事の合間にしばし殻を割り続け、ある程度タネが集まってから食べると、なんとなく食べた気になるものです…(^^;)
ヒマワリの種

すると今度はカボチャのタネをいただきました。ヒマワリより割りづらいけれど、食べられる部分ははるかに大きいので、少し満足度が上がります。
カボチャのタネ

先日JRの車内誌に出ていたストライプペポのことをブログに書いていたら、それを読んだ種苗店にお勤めのFさんから、ペポのタネをいただいたのです。
ペポナッツ

この‘ストライプペポ’という改良されたカボチャは、なんと固い殻がなく、中の柔らかいタネがむき出してになっているという、「ハルレスシード」という珍しい形質を持っています。しかも普通のカボチャよりかなり大きく、十分食べ応えがあります。
ストライプペポ

今月に入ってから、事務所に籠もってひたすら報告書作りの仕事をしていることが多いので、リスが貯蔵食をポリポリ食べているように、こんなタネを囓りながらがんばってます〜(^^;)

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