最後の作業

  • 2023.11.10 Friday
  • 05:49
昨日は白石駅花壇管理ボランティア活動の最終日。暖かいうちに終えることができてなによりでした。北口花壇のシュウメイギクは、いつも最後まで残しているのですが、今年は霜が全然降りなくて暖かい日が続いているため、刈り取るのはちょっともったいないくらいです。
シュウメイギク

参加者は私を除いて22名と、これまでの新記録。こんなにたくさんの参加があるなんて、本当にありがたいです。かなり刈り取りが残っていたので大変かな…と思っていたけれど、みなさんがんばってサクサクと進めてくれました。
刈り取り

この二人は中学生。区内の様々な会社や施設に、二人一組で二日間社会体験をするのだそう。弁当持参で移動は公共交通機関を使い、学校に帰るのは暗くなってからとか。なかなか大変な取り組みのようですが、とてもがんばってくれました。
中学生

花壇で咲き誇っていたシュウメイギクも、みんな総出で刈り取ったので、たちまちきれいに片付きました。22人が束になったパワーは素晴らしいです。
総出で刈り取り

みんなが手分けして運んでくれたゴミ袋は12個あり、私が剪定していたバラの束が8個で、計20個が最後の成果になりました。春から計20回の作業、本当にお疲れさまでした。
成果

みんな車に分乗して向かったのは、参加団体の一つが運営する地下鉄白石駅近くのコミュニティキッチンふぃーる。最終回には、主催団体である白石ネットがランチをごちそうしてくれます。メニューにはなんと「宿根草様」。そういう風にずっと呼ばれていたなんて、初めて知りました。
メニュー

毎度のことながら、ここのランチはとても美味しくて価格もリーズナブル。これにデザートが付いて750円です!ごちそうさまでした。
ランチ

冬の間に来年以降の取り組みについて、みんなで話し合うとのこと。主催団体が高齢化でそろそろ限界になり、三つの就労支援施設やフリーで参加してくれているタウンガーデナーの存在もあり、どうやって継続していくのかが問題です。活動は続けたいとみんな思っているので、うまくいく落とし所を見つけてほしいです。

バラの剪定

  • 2023.11.08 Wednesday
  • 05:33
白石駅花壇の手入れは木曜日が最終なので、その前にバラの剪定を片付けて、枝をまとめておかなければなりません。毎年この時期に4〜5本ずつ剪定してきています。昨年剪定したものを整理してから、暴れ放題になっているカクテルに手を付けました。
カクテル

年数の経っている古い枝を抜いて若いシュートだけにしていくと、こんな状態になってしまいました。南北で18本もつるバラがあるので、どうしても4〜5年おきくらいでないと手がかけられません。予報通り10時過ぎに雨になりましたが、すぐ横のバス停の屋根に避難して雨宿り。15分くらいでパッと日が差してきました。
通り雨

もう一本大物があります。樹勢の強いコレッタは、古い枝だとノコでなければ切れないほど太くなっていました。ここまで巨大な株になると、棘も鋭いので覚悟がいります。
コレッタ

ここはバス停とタクシー乗り場の真ん前なので、みんなの目線がずっとあるのでやりにくいこと。これだけ枝を抜いていくので、きっとみなさん心配していたことでしょう。
枝の山

軽トラ一台分ほどの枝の山を、こつこつと片付けて束にしていきます。今回はわら縄を持ってきたので縛りやすく、きっちり4束に納めることができました。
片付け

ちょうど3時間で今年の作業を終えました。来年残りの大株2本を片付ければ、一通り手をかけることができます。白石区のシンボルがバラでなかったらよかったのに…と、つくづく思ってしまいました。
完成

ひたすら刈り取り

  • 2023.10.27 Friday
  • 05:55
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。下見に駅に向かうと、南口の広場にはケヤキを植えていることを思い出しました。市内で雪虫騒動が起きていますが、あれは本来の雪虫《トドノネオオワタムシ》ではなく、国内外来種のケヤキフシアブラムシです。ということは、この辺りにもたくさん飛んでいそうなものですが、ほんのわずかに飛んでいる程度でした。
南口

近づいて幹を見てみると、ちゃんとアブラムシが固まっています。春から秋はササの根に寄生して繁殖し、今頃にケヤキをめがけて飛んできてこの様に密集したまま死んでしまうそうです。体内にたくさん卵を持ったまま死んでいるものが、春になると孵化した幼虫がケヤキの葉に移動し、葉裏から吸汁すると虫こぶができ、その中でたくさんのアブラムシが生まれ、夏になる前にササの根に戻っていくのだそう。既に飛散が終わっているのか、この辺りにはササがほとんどないので、そんなにたくさん増えていないのかもしれません。
フシアブラムシ

まちづくりハウスで待っていると、最初の頃からずっと来てくれていたOさんが、先日亡くなられたとのこと。昨年大病して欠席が続いていたけれど、今年の春にはまた元気に復活していたのですが…こういうことがあると寂しいですね。作業の方はひたすら刈り取りです。11月にもう一回ありますが、最後にあまり残さないようできるだけ刈り取っておきたいところです。
刈り取り

ガウラやシュウメイギクがまだ元気に咲いていたので、それ以外のものはできるだけ刈り取っていきました。来年はカマをもう少し買ってもらわなくては、ハサミではなかなか作業がはかどりませんでした。
北口刈り取り

刈り取った草は、市が配付しているボランティア袋にギュウギュウに詰めていきます。十数人いたので、みんな一つずつくらい持ってまちづくりハウスまで運搬しました。これが毎度大変なんです。
運搬

今回は15袋ありましたが、最終回も同じくらいになりそうです。この活動の中核になっている団体も高齢化が進み、だんだん来なくなる人も増えてきています。私も月に一度くらいしか参加できないので、今後どうするか、最後の時に少し話し合わなければならないようです。
15袋

雨で中止に…

  • 2023.09.29 Friday
  • 05:44
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。最低月に一度は参加する予定を組んでいたのですが、大島にずるずる渡れずにいたことで予定がすっかり狂ってしまい、7月8月はとうとう参加できませんでした。3ヶ月ぶりだとどんな風になっているかと思ったら、北口のスモークツリーがボウボウに枝を伸ばしています。これでは全然届かないので、また業者に剪定してもらわねば。
スモークツリー

もうすっかり花が少なくなっている中で、八重咲のシュウメイギクが艶やかな花を咲かせています。霜が下りるまでずっと咲き続けてくれるので、いつ刈ればいいのか毎年問い合わせが来てしまいます。
シュウメイギク

昨年植え替えた南口の花壇は、ネペタとガウラはすべて活着して元気ですが、左側のゲラニウムとまん中のアルケミラが全然ダメでした。ここの土がかなりひどいので、堆肥をたっぷり入れたのに全然効いていないようです。草種を変えなければならないのかなぁ…
南口花壇

白石の故地である宮城県の県木はケヤキ、県花はミヤギノハギとなっているので、南口の緑地はこれで構成しているのですが、このミヤギノハギが全然咲きません。最初に植えられたものは完全にミヤギノハギモドキで、せめて花が咲けば許してやったのに霜が下りるまで花が咲きませんでした。それで5年くらい前にすべて植え替えることになり、ちゃんと株の見本を取り寄せて間違いなくミヤギノハギだったのに、これも霜が降りる頃でないと咲いてこないので、いつも刈り取られています。まともなミヤギノハギが流通しないとは、いったいどうなっているのでしょうか…(>_<)
ミヤギノハギ

10時半から雨が降る予報になっていたので、最低限の作業をと、通路にかかっているつるバラの枝をカットしたり、見苦しくなっているアナベルを刈り取ったり、大急ぎで進めました。
刈り取り

でも予報通り10時半近くになると、ぱらぱらと雨粒が落ちてきました。とりあえず南口花壇は片付けたし、北口はそんなに汚くなっていなかったので、NPOの判断でここまでに終わることに。今年は雨で中止になったことが何回もあったようですが、雨不足で干からびるよりはいいと思いましょう。
中止

バラが花盛り

  • 2023.06.23 Friday
  • 05:42
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。下見はいつものように北口から回ると、剪定してもらったスモークツリーが、またもりもりと枝を伸ばしていました。銅葉の方は勢いが強すぎて、すぐに元に戻りそうです。
スモークツリー

ここに植えているレッドバレリアンは、初めから少し桃色ッぽい花が混じっていましたが、年々その割合が多くなり、とうとう今年は白花まで出てきました。同じ株からこの様に色変わりが出てくるのかなぁ…?
レッドバレリアン

南口に戻って、一番奥にある昨年植え替えた花壇の様子を見に行くと、ネペタとガウラは順調に育っていましたが、アルケミラに欠株が少し出ているのと、ゲラニウムが全然大きくなっていません。ここの土は砂っぽいサラサラのひどい土で、昨年たっぷりと堆肥を混ぜたのに、いまいち効果が出ていません。そろそろ雨が降ってほしいです。
ストライプ花壇

つるバラは今が最盛期。春先に剪定した株も、あまり変わらないくらいもりもりと咲いています。痛くて大変だけど、この花を見ればやっぱりいいなぁと思ってしまいます。
つるバラ

昨日も参加者は15名ほど。ライラックの花がら摘みや除草など、手分けして作業に取りかかってもらいました。こぼれダネでどんどん広がるダイヤーズカモミールが、いろんなところに侵入しているので、しっかり抜いてもらいました。
侵入者

いらないタネを落とさないように摘み取っていくことが大切です。おしゃべりしながら作業をしていて、余計なものまで刈り取っているのに雷落としましたが、みんな楽しそうに作業をしてくれるのがうれしいです。
花がら摘み

最長老のOさんは85歳。病み上がりだというのに昨日も出てきてくれました。私の恩師と高校の時の同級生で、あいつは出来がよかったから早くぼけるけれど、俺みたいに足りない奴ほど元気なんだわ!と口も達者。いろんな方との出会いがあって本当に面白いです。
北口

ひたすら除草

  • 2023.05.26 Friday
  • 05:44
昨日は白石駅花壇の管理ボランティア。いつものように北口から見ていこうと駅舎に上がり、上から南口の広場を見下ろすと、シンボルツリーのケヤキの葉が広がり、大きな樹冠になっていました。これなら夏に木陰を提供できそうです。
ケヤキ

北口広場のシンボルツリーはハルニレで、ケヤキより一回り大きな樹冠になっています。植えてから10年経つと、一気に大きくなってくるものです。
ハルニレ

スモークツリーが大きくなりすぎて、高枝切り鋏が届かなくなったので、このエリアの管理をやっている造園業者に剪定をお願いしていました。今年の花は期待できないけれど、線路に枝が伸びる心配がなくなって一安心です。
スモークツリー

南口のライラックはまだ満開でした。町中に比べると少し遅いようです。白花はフレンチライラックの‘マダム フローレンス ステップマン’、紫花はヒアキンシフローラ系ライラックの‘エスター ステーリー’です。
ライラック

昨年リニューアルして植え替えた花壇は、アルケミラに少し欠株が出ていますが、ネペタとガウラとゲラニウムはほぼ活着していました。今年は適度に雨が降っているので、来月にはもりもりになっていることでしょう。
花壇

毎度除草はしっかりやっていただいているはずですが、知らぬ間にハルジオンが大きなコロニーを作っていました。こういう園芸植物風の雑草は、見分ける難度がかなり高いようです。
ハルジオン

昨日も十数人の参加があったので、南口からしっかり除草してもらいました。今年初めて参加する若者達がとても熱心で、何度も見分け方を聞きに来ていました。来月からはいろんな花が咲き始めるので、より楽しく作業ができそうです。
除草

白石駅も初作業

  • 2023.04.21 Friday
  • 05:50
昨日は白石駅花壇管理ボランティアの初日でした。集合場所のまちづくりハウスには、定刻近くになると立錐の余地がないほど人が集まり、これまでの新記録の20名も。まだ作業があまりないので、ちょっと困りましたが…
集合

南口花壇では、早くもチューリップのつぼみに色が付き始めていました。この分ではゴールデンウィーク前に咲いてしまいそう。信じられない速さです。
チューリップ

この時期には雑草が見分けやすいので、徹底的に抜いてもらいました。今頑張れば、今年の除草は相当楽になるはずです。
除草

ベンチのあるところには大量の落葉が。どこから飛んできたのかと思ったら、すべてケヤキの葉っぱでした。ゴミ袋に詰めますか?というので、良質の堆肥が作れる葉っぱなので捨てるなんてとんでもない。
落葉

箕とかフゴとかがないので、やむなくゴミ袋に詰め込み、除草の終わったところにたっぷりマルチとして敷くことができました。防草効果に腐植質の補給に最高の落ち葉です。これから毎年落葉が貯まりそうで、ありがたいことです。
集める

北口花壇の方は雑草もあまりないので、敷き詰められている「思い出レンガ」の目地をきれいにしてもらいました。これだけの人数がいると、道具類が行き渡らなくなってしまいますが、仕事がとてもはかどります。今年もにぎやかに作業を進めていきましょう。
目地掃除

バラの剪定

  • 2023.04.14 Friday
  • 05:52
今回の黄砂はひどかった。私の車は黄砂色なので全然目立ちませんが、黒や白の車はかわいそうなくらい汚れていました。こうなるとベンツやアウディでも同じなのがおかしかったけれど…(^^;)
それでも窓ガラスはどろどろになっていたので、さすがに戻ってからヘッドランプ点けて洗車しました。こういう時には高圧洗浄機のありがたさが実感されます。

この時期はあちこちの現場が一斉に始まるので、その前に片付けたい作業が目白押し。まず向かったのは白石駅花壇で、南北につるバラが17本あるため私一人で毎年全部は剪定できず、3〜4年おきに剪定してきました。ところが南口に2本あるポルカは、棘がものすごく、ついほったらかしにしてきたので、かなり弱ってきました。そこで思い切り枝抜きをやることにしました。
ポルカ

古枝を地際から切り落とし、若いシュートだけにするとすっきりというか、ちょっとかわいそうな姿に。こんなことはやってはいけない作業の見本ですが、月に一度のボランティアでは、これだけのボリュウムがあると限界です…(>_<)
枝抜き

さすがに棘だらけの枝ゴミの量にはひるんでしまいましたが、根気よく枝を整理しながら固めていき、2株分の枝をコンパクトにまとめることができました。来週作業が始まるので、がんばって運んでもらいます。
枝ゴミ

それからもみじ台の熊の沢公園に移動。こちらは23日に自然観察会があるので様子を見に来ました。星置緑地を見ているので同じくらいかと思ったら、こちらの方が少し遅いかもしれません。やはりこちらの方が花が大きいです。今週末がちょうど見ごろかと。
熊の沢公園

昨年ミズバショウの生えていないところにタネ播きをした時に、これが花を咲かせるのは最低でも5年はかかると言ったら、じさま達がそんなにかかったら生きてないわ!!とおっしゃるので、湿地の奥の方から少し株を移植してみました。湿地なので株はみんな元気に活着しており、来年には根が落ち着いてちゃんと花が咲きそうです。
ミズバショウ

湿地に流れ込む人が入らない沢筋には、エゾノリュウキンカが点々と生えているので、これも小さな株を移植してみました。するとちゃんとつぼみが着いているので、観察会には咲いてくれそうです。
エゾノリュウキンカ

ちょうど昼時だったので、現場の向かい側にある月桃(げっとう)へ。半年ぶりの訪問でしたが、おばちゃんも元気でなによりでした。久しぶりに食べた、出汁の効いた沖縄そばが美味しかったです〜
沖縄そば

最後の作業

  • 2022.11.11 Friday
  • 05:49
本年最後の現場は、白石駅の花壇管理ボランティアでした。いつもより一時間早く向かっていると、朝ラッシュの真っ最中。のろのろ進んでいたら、街路樹にまとわりついているナツヅタが紅葉していました。北一条通には、こんな木が何本もあります。
ナツヅタ

まず向かったのは北口の花壇。実は前日もここでバラの剪定をしていましたが、タイムアップで少し残してしまいました。まだ今を盛りに咲いているシュウメイギクも刈り取らなければならないので、この真ん中にあるバラを先に片付けておかなければなりません。
シュウメイギク

今年はつるバラがよく伸びたので、ポールの2倍くらいボウボウにツルが暴れていました。このまま雪が降ったら完全につぶれてしまうので、最低限の剪定をしておきました。
バラ

大量に出た剪定枝は、ていねいに揃えて縛っていきます。踏んづけながら縛り上げると、かなり小さくなるのですが、これを自由通路を通ってさらに南口から少し先の集積場まで運ばなければなりません。
枝の束

これまで使った堆肥の袋は、すべて保管してもらっていたので、その中でも特別厚い袋を開き、それで包み込んで運ぶことにしました。これなら足に当たっても痛くないので、安全に運ぶことができます。
包み込む

シュウメイギクも生け花用に花だけ先に摘み取ってから、すべて刈り取ってしまいました。前日に作業していた時に、バスを待っている人が話しかけてきて、枝ゴミの収集が早いので、庭の刈り取りするのが可哀想とおっしゃってました。この辺りだと霜も降りていないので、ガウラやシュウメイギクなどはまだ普通に咲いていますから。
刈り取り

作業が終わってから、車に分乗して地下鉄白石駅近くにある、就労支援施設の一つが運営している店に行ってお疲れさま会を。この取り組みもちょうど10年経ち、中心メンバーはそれぞれ高齢化してきているものの、少しずつ新しい人も入ってくるし、各作業所から参加してくる人もたくさんいるので、なんとか継続していけそう。私も十分ではないけれど、みなさんのお手伝いを続けていこうと思います。
ち

帰り道、めったに通らない南郷通を走って行くと、中央分離帯のアカナラが色付いていました。枝が伸びていないところを見ると、毎年秋にサイドを散髪しているのかな?気の早い人なら、ホウキアカナラという新品種を植えているものと早とちりしそうです。
ホウキアカナラ

花壇の模様替え

  • 2022.10.28 Friday
  • 05:47
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。花壇はほとんど刈り取られていて、残っているのはシュウメイギクだけになっています。これだけは最後までがんばってもらうことに。
花壇の様子

昨日の作業は、ここの一番向こうの部分にある花壇の植え替えです。ここには当初ホスタの品種をたくさん植えていたのですが、生育に差があるので5年前の秋に植え替えました。その翌年からはいい感じに育っていたのに、昨年の猛暑と干ばつでほとんどが傷んでしまい、哀れな状態になっていたのです。
ホスタ

担当の白石区土木部にお願いし、土壌改良材と植え替える苗を支給してくれることになったのです。傷んでしまったホスタを掘り上げ、しっかりと起こしてしてもらいました。
掘り上げ

ここの土は砂っぽくて水持ちが悪く、ホスタには厳しかったようです。バーク堆肥をたっぷり投入し、よく攪拌していただきました。
土壌改良

位置出しは、たこ糸を張って設計図通りに苗を配置してもらいます。苗を持ってきた造園会社の人から、少し余分に入れておきましたといわれ、苗の間隔を少し詰めることに。みなさんとても好意的なので助かります。
位置決め

いま花壇管理に参加している人達は、ここの花壇が植えられてから管理だけをやってきているので、苗を植えたことがありません。そこで苗のポットをはずしてから、根が回ってルートボールになっているのをよく見てもらい、移植ごてで削ってから植えるんだよ〜としっかり覚えてもらいました。
苗の植え方

植え終わって灌水をお願いすると、上からシャワーでサアッと撒いていきます。少し土を掘ると1センチも濡れていなくて、これでは水やりの意味がないからね!!と、ジョロモードにしてゆっくり灌水し、棒で株回りを突いて深く水を浸み込ませてもらいました。
水やり

ここの花壇は、手前から駅に向かう人と、駅から下りた人が左からやってくる交点にあります。このため植物の重なりがどちらからも見えるよう、45度の角度にラインを設定しています。来年の夏にどうなるか、楽しみですねぇ。
完成

刈り取り開始

  • 2022.09.30 Friday
  • 05:41
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。まず下見に北口広場に行くと、シュウメイギクがまっ盛り。ここのは草丈が低く、濃いピンクの八重咲きになり、まさに「貴船菊」タイプでとてもいいのですが、どんどん地下茎で広がってきており、そのうち花壇全体がこれに埋め尽くされそうです。
シュウメイギク

南口広場には、バスターミナルと道路の間に広い緑地帯があり、旧駅時代に設置された気味悪いモニュメントが再設置されています。南口のシンボルツリーは、白石がある宮城の県木であるケヤキで、足元は県花のミヤギノハギを植えています。10年経ってようやく、ケヤキらしい盃型の樹形になってきました。
南口広場

最初に植えられたミヤギノハギはニセモノだったので、5年くらい前に植え替えてもらいました。その時は見本を取り寄せて葉の形を確認してから植えたのですが、実際に植えられていたのはまた丸葉のミヤギノハギモドキ… 咲いているのはこの株だけで、あとは霜が下りる頃にようやく咲いて来ます。本当に困りました…(>_<)
ミヤギノハギ

相変わらず20人近くの参加があり、道具なども不足気味。そろそろ刈り取れるものは刈っていかないと、一時には運べなくなります。みんなわいわい言いながら、どんどん片付けてくれました。
刈り取り作業

一番がさばるのがアナベルです。倒れて汚くなっているものは、まだ青々していても刈り取ってもらいます。両側で10袋のゴミが出たので、だいぶすっきりしました。
アナベル刈り

終了後、10月に大掃除のイベントがあるもみじ台の熊の沢公園の下見に。近くの幼稚園の園児が、虫網でトンボやバッタを追いかけていました。夏の刈り取り後はほとんどアシも伸びておらず、見通しがよくて効果抜群。これなら作業量も少なくて、楽に片付きそうです。
熊の沢公園

ここでの花のしんがりはミゾソバ。小さな花ですが、よく見るととってもかわいい花です。以前はアシやクサヨシに覆われていた湿地が、ようやく四季を通じて人を受け入れられる空間になってきました。
ミゾソバ

ちょうどお昼に近いので、ここの前にある「月桃」へ。とても花好きなおばちゃんなので、植物記を毎度楽しみに読んでますよ〜と言ってくれました。ソーキそばは軟骨を食べきれないので、沖縄そばにしました。小麦の麺だけど、歴史的な呼び方なので特例として「そば」を名乗ることができるのです。いや〜美味しかった♪
沖縄そば

ドライフラワー

  • 2022.08.26 Friday
  • 05:44
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。ピーカンに晴れて暑くなりそうですが、湿度が低いのでなんとかしのげそうでした。さっそく下見に行くと、維持業者の作業員が来て広場の除草をしていました。今まで作業しているのを見たことがなく、いつも草ボウボウだったのでびっくり。花壇部分がいつもきれいなので、少しは改心したのかな…
除草

南口広場には、宮城のシンボルであるケヤキを植えており、ようやくケヤキらしい盃型の樹形になってきました。ケヤキは普通剪定されないので、将来が楽しみです。
ケヤキ

北口のスモークツリーは、大きい方の銅葉の木の花はほとんど落ちていますが、小さい緑葉の方の花はまだ残っていました。意外としぶとく残るものです。大きな方は高枝切り鋏がもう届かなくなってしまったので、毎年業者に切り詰めてもらうしかないようです。
スモークツリー

いよいよシュウメイギクの花が咲き始めました。いつも一番遅くまで花を残してくれる貴重な素材です。もうシーズンも終わりに近づいているかと思えば、なんか寂しいですねぇ…
シュウメイギク

北口は日陰でよく湿っているため、アナベルが大きな花を咲かせてくれるのはいいですが、既にほとんどがバタバタ倒れています。南口の花壇は日当たりがよくてとても乾燥するので、アナベルの花も小振りだし、茎が固いのかほとんど倒れていませんでした。
アナベル

作業に参加してくれる作業所の職員に、ドライフラワーやってみる?と聞いたら、やりたい!!というので、たくさん持ち帰ってもらいました。しばらく乾燥した日がが続くので、たちまち乾いてくれることでしょう。
ドライ用

2ヶ月ぶり

  • 2022.07.29 Friday
  • 05:43
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。6月は渡島大島の調査とぶつかって参加できなかったので、2ヶ月ぶりでした。南口の広場に植えられているケヤキは、昨年あたりから急に元気がよくなってきましたが、今年は雨も多いので、勢いよく土用芽が伸びていました。今にケヤキ広場と呼ばれるようになるかな。
土用芽

まず北口に行くと、スモークツリーがお化けのようになっていてびっくり!!ここまで花が咲くのか!と思うくらい、隅々の枝まで花が咲いていました。雨に濡れると枝が折れはしないかと思うほど。3.6mの高枝切り鋏が届かなくなってしまったので、今後の管理が心配です。
スモークツリー

北口広場のシンボルツリーはハルニレですが、葉の様子が変なので高枝鋏で引っ張ってみると、春にできた虫こぶはもう褐変しているのに、新しくゴツゴツした巨大な虫こぶが無数にできているのです。まるでヤマモモの実がなっているような初めて見る虫こぶですが、なんで急に出現したんだろう?来年から毎年発生するのは嫌だなぁ…
ゴール

南口のボーダー花壇は、今年はたっぷり雨が降っているため、みんな元気で何よりでした。昨年の今頃は毎日のように水やりをお願いしていたので、今年は本当に助かりました。少し蒸し暑いくらい、我慢しなくては。
宿根ボーダー

相変わらず参加者は15名以上。メンバーはどんどん変わっていくけれど、嫌がらずに作業してくれるので、本当にありがたいです。私が2ヶ月分バツバツ切りまくったので、たくさんの草ゴミが出ました。
作業

この方は、一番初めの頃に来ていたけれど、しばらくして正式に就職が決まりましたと挨拶に。なんで出戻りしたのかと思ったら、その後結婚して普通に生活していたけれど、旦那が単身赴任で函館にいるので、家も近いのから時々顔を出しているとのこと。いろんな出会いがあって本当に面白いです。
出戻り

白石ものがたり

  • 2022.05.28 Saturday
  • 05:40
ようやくまとまった雨が降りました。札幌では24時間降水量が24.0mmと、雪解け後初めてまとまった雨になりました。もう少しほしいところでしたが、とりあえず干からびていた草花は水を吸ってくれたことでしょう。今年も少雨傾向が続くのでしょうか…(>_<)

先月末に、やたら重たい荷物が届きました。なんだろうと開けてみると、『白石ものがたり』という4冊組みの本が入っています。白石150周年記念事業や区制50年を記念して、白石に関するあらゆる情報をすべて一次資料にまで遡り、いわば「正史」としてとりまとめたものだそうです。ほかの区で、ここまでやったところはないかも… パラパラめくっていて、そういえば一年以上前に取材を受けたことを思い出しました。あれがこんな形でまとまっているなんて!ちゃんと言ってくれればよかったものを。
白石ものがたり

私が白石に関わったのは、JR白石駅の橋上駅化による自由通路の整備と、南北の駅前広場・街路整備のデザイン監修です。都市計画が専門の北大の先生と、白石駅の設計を担当した知り合いの建築家との三人で、整備に関わるすべてのチェックを、足かけ7年かけて行ったのです。ちょうど札幌都心の駅前通、創成川通、北3条広場のデザイン監修と並行していたので、ものすごく多忙な毎日でした。
白石駅完成

設計段階から、地域の方たちとどんな花壇を作るのか、かなり綿密に打ち合わせました。イメージを掴むために滝野公園に連れて行ったり、市にお願いして近くの公園にモデル花壇を作り、5年間実際に花壇の作り方、維持のやり方、植え替えの仕方まで、実際に体験して進めてきました。
白石駅の整備

完成後3年間は、市からわずかながら指導料をいただき、その後は私もボランティアとして関わり続けています。ただ、ここも中心メンバーの高齢化が進み、どこまで維持できるかが大きな課題です。こんなに大きく取り上げていただいたのに、荒れ放題にする訳にもいかず、なかなか難しいところにさしかかってきているのかな・・・
花壇管理

樹木の成長

  • 2022.05.27 Friday
  • 05:38
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。最高気温が28℃とになる予報で、朝から強い日差しが差し込んでいました。下見に北口広場から回り始めると、改めてハルニレの成長ぶりに感心させられます。新駅になって10年経ち、樹木もしっかり根を張って緑陰を提供できるようになりました。
北口広場

広場の角に植えているスモークツリーには、今年はびっしり花芽が付いているので、来月が楽しみです。駅舎の中からもよく見えるので、階段やエスカレーターから楽しめることでしょう。緑葉の方は雪折れで大きく穴が開いてしまったので、新芽が出てくればまた誘引してあげなくては。
スモークツリー

北口は新しく開けた地域なので、北海道のシンボルツリーであるハルニレを植えているのに対し、南口は宮城から移住してきた旧白石藩の方たちが造り上げた町なので、宮城の県木ケヤキをシンボルツリーにしています。なかなか大きくならなかったのですが、ここ数年で急に繁ってきて、ケヤキらしい樹形になってきました。足元にはミヤギノハギを植えているので、こちらも楽しみです。
南口広場

早咲きライラックの‘エスターステーリー’がまだ咲き残っていましたが、乾燥のため花はしなしなになっています。足元の草花も干害が出始めており、金曜の雨の予報がなかったら、また灌水しなければならないところ。しっかり降ってくれるかな。
ライラック

地元の白石ネットの方たちに加えて、二つの作業所から10数名もの参加がありました。毎度雑草抜きはやっていただいているため、ほぼ完璧に抜かれていました。
除草

花の終わっているチューリップの花ガラと子房の摘み取りをお願いしたら、初めて参加した子が恐る恐るやり始めました。春には新人がたくさん参加してくれますが、夏ころには作業にも慣れてくれるので、そういう変化も楽しみです。
花ガラ取り

白石駅花壇管理

  • 2022.04.22 Friday
  • 05:42
いよいよ桜前線が渡島半島に上陸し、札幌も昼頃から異様に暖かくなりました。開花宣言を出す標本木は、札幌まではソメイヨシノなので、数日早く開花するエゾヤマザクラはどこかで咲き始めているかもしれません。例の三角山のクマさんは、昨日巣穴に子グマがいないことが分かったそうです。恐らくすぐに子グマを連れて奥山に逃げ込んでいたのでしょう。これまで盤渓への峠越えコースを自粛していたのですが、今朝初めて峠を越えてみました。まだ路面の砂や穴ぼこがひどいけれど、やはりこちらの方が気持ちいいです。

昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。ここに関わり始めたのが2005年で、それから7年間は新しく造り変える白石駅のデザイン監修委員として、役所・JR・地域住民と共に、どんな駅にするかを考えながら造ってきました。新駅完成後は、地域の方たちと花壇管理のボランティアとして関わり続けて11年目。なかなか縁が切れません。下見に行くと、先週第1回目の活動をやったので、すっかりきれいになっていました。
南口

北口の花壇を見に行くと、これまで一度も剪定してやれなくて、今年の春に予定していた最後のつるバラが、ドカ雪につぶされてひどいことになっていました。
北口

角にあるスモークツリーは、太い枝が2ヶ所も折れていました。ここは駅舎の吹き溜まりになるところにあるので、すっぽり雪に埋まっていたのでしょう。
スモークツリー

ボランティアのSさんは、剪定などを一通りできるようになっているので、折れた枝の処理をお願いしました。こういう人が増えてくれるのはありがたいです。
片付け

初回の先週は参加できなかったけれど、参加者は16名だったそう。昨日は私を入れて18名もの参加があり、とっても賑やかでした。まちづくりNPOと作業所3ヶ所のタッグは、今年も活発に活動してくれそうです。
ボランティア

いよいよラスト

  • 2021.11.05 Friday
  • 05:42
今シーズンの現場も、昨日の白石駅で最後になりました。みんなでやる作業ではとても終わらないので、3日の昼に北口の花壇へ。ここに植えられているつるバラのうち、‘カクテル’2本はこれまでほとんど手入れをしてこなかったので、古枝が老化してひどい状態に。思い切ってバッサリと落としてしまいました。ところが思った以上に枝が山積みになり、もう1本やる前に一旦片付けなくては。
カクテル

枝ゴミは、南口から200m離れたまちづくりハウスまで運ばなければなりません。1本だけでも8束になってしまったので、今回はこれだけにして、他のつるバラの徒長枝を止める程度にしました。
枝の山

昨日も早く行って南口花壇のつるバラやライラックの手入れをやり、こちらは2束だけ。南側は昨年がっちり剪定しているので、そんなにひどいことにはならなくてなによりです。みなさんが集まってからまた出直し、残っていた刈り取りもささっと済ませてくれました。
南口

北口は、まだ花が残っているシュウメイギクやアルケアなどがかなりあったので、総動員で刈り取りを。今年は霜が下りないので、例年より長く残っているように思います。
北口

さて帰りますかと道具やゴミ袋を持つと、バラの枝ゴミが持てないことがわかり、急遽高枝切り鋏に4束串刺しにして、若者に担いでもらうことに。白石駅には南北の自由通路があり、自転車がそのまま乗れるエレベーターがあるので、スムーズに運ぶことができました。
かつぎ

毎年最終日は、参加団体の一つが運営するコミュニティ・キッチンふぃーるでのお食事会があります。みなさん乗り合わせて、地下鉄白石駅近くの店に向かいました。貸し切りにして、料理も特別メニュー。厨房もフロアも働いているのはいろんな障がいを持っている方たちですが、とても熱心に働いています。シェフはなかなかの腕の持ち主らしく、リーズナブルな価格設定ながら、料理はとても本格的です。
お品書き

サツマイモの温スープはなかなかコクがあったし、前菜だって三品付いて感激ものでした。デザートのブランマンジェってなに?と思ったら、固めの杏仁豆腐的なもので、添えられていた甘酸っぱいリンゴが最高に合っていました。。
特製ランチ

白石駅の花壇管理もはや10年。主体の白石ネットが高齢化しているので、いつまで続けられるのか分かりませんが、なんとか支えていけたらと思っています。みなさんお疲れさまでした。

晴れ間の作業

  • 2021.10.29 Friday
  • 05:40
昨日は白石駅の花壇管理ボランティア。前回は雨で中止になったので、かなりの作業が残っていそう。北口花壇から下見に行くと、まだ刈り取りがほとんど手つかずで、シュウメイギクがもりもりと咲いていました。この八重咲品種は花期も長いし、本当に優れものです。
シュウメイギク

スモークツリーの枝が、どんどん線路の方に伸びていき、付け根を切れば間違いなく線路に落ちてしまうので、業者にお願いしておいたら、きれいさっぱり落としてくれてました。もうちょっとバランスよく剪定してくれればよかったけれど、これでとりあえず一安心です。
スモークツリー

南口花壇に移動して、チューリップの球根植えの位置出ししていたら、突然土砂降りに。やむなく駅舎に逃げ込んで様子を見ていたら、10分くらいで小止みになってくれました。不安定な空模様が続きます。
土砂降り

一旦戻ってからみなさん引き連れて出直し、さっそく刈り取りからやっていただきました。私が参加していない時に刈り取ってもらっていたので、かなり少なくなっていましたが、あまりにも雑に刈っているため、やり直しが多くて却って大変。もう少し丁寧な作業をお願いしておきました。
刈り取り

チューリップの球根植えは初めての経験だったので、球根の配置や植える向き、深さなど、一通り説明してから、みなさんにやっていただきました。
球根植え

交代でみなさんに体験してもらおうと、あちこちに分かれてやってもらっていたら、あららら…こんな几帳面な人が!!こういうのはやっぱり性格が出るものです。当然やり直してもらいましたが…(^^;)
几帳面

北口に回ると、こちらは刈り取りがほとんどやっていなくて、かなりボウボウになっていました。でもノコ鎌でザクザク刈り取ってた行くと、たちまちきれいになっていくのが面白いと、わいわい賑やかな作業となりました。花が咲いているシュウメイギクだけ残しておきましたが、次回は簡単に終わりそうです。
北口刈り取り

40リットルの袋が十数個にもなったので、みんなで手分けして持ち帰りました。作業中の一時間半はきれいに晴れてくれましたが、その後また雨になったので、龍神様のご配慮だったのかな。みなさんお疲れさまでした。
刈草運び

雨の白石駅花壇

  • 2021.10.01 Friday
  • 05:35
昨日は予報通りの雨模様になりましたが、とりあえず白石駅花壇の様子を見に北口から。スモークツリーは2回目の花がまだ満開でした。ギョリュウも夏が暑い年には3回咲いたことがあり、別名「三春柳」の意味が分かって納得したことがありました。これもそんなことが起きたようです。
スモークツリー

南北の花壇に植えられているつるバラの ‘カクテル’は、相変わらず元気よく咲き続けています。こんなに花が咲き続けるバラは素晴らしいけれど、ここではツルが暴れて大変です。
カクテル

南口花壇では、夏の乾燥によって枯れたものがたくさんありましたが、特にひどかったのがホスタ類でした。ここの土は砂と言ってもよいくらいの砂質土壌で、ホスタにはちょっと気の毒だったようです。来年は乾燥に強いものに植え替えなければ。
ホスタの枯れ

白石の町は、宮城県の白石から移住してきた方たちが最初に入って町を造ったので、白石駅の整備に合わせて、南口のシンボルツリーは県木のケヤキに、足元には県花のミヤギノハギを植えました。ところが最初に植えられたものが「ニセミヤギノハギ」で全く花が咲かず、すべて植え替えてもらった経緯がありました。その時には見本の苗を検品して、間違いなくミヤギノハギであることを確認したので、南口はほとんどの株に花が咲いています。
ミヤギノハギ

ところが北口に植えられたものは花がまばらにしか咲かず、株を見ると丸葉で青軸の「ミヤギノハギモドキ」なのです。見本と違うじゃないか!とまた植え直してもらおうか…思案中ですが、なんでこんなことになってしまうのでしょうか。
ミヤギノハギモドキ

雨なので参加3団体のうちカフェを運営している団体と、地元の白石ネットのみなさんと共に、次回に植える球根の準備をやりました。掘り上げたままのチューリップの球根は、皮や古い球根をはずし、小さな球根は捨ててきれいにするクリーニングという作業が必要です。初めてやる作業なのでわいわい盛り上がりましたが、ちょっと密だったかなぁ…(^^;)
クリーニング

雨あがりの作業

  • 2021.08.20 Friday
  • 05:46
昨日は白石駅花壇の管理ボランティア。先月の作業ではひたすら灌水に努めたけれど、その後2回雨が降ったので、どのくらい回復しているのか楽しみでした。いつものように北口から回ると、スモークツリーがとっくに花が終わって綿毛が飛び始めているのに、また芽が伸びてつぼみが付いているのです。二度咲きするなんて初めて聞いたけれど、あの暑さでびっくりしたのかなぁ…?
スモークツリー

水不足で枯れ枯れになっていたアスチルベは、水を吸ってよみがえった株もありました。全部ではなかったけれど、半分でも生きていれば、また元に戻ってくれそうです、
アスチルベ

北口にも南口にも、ずいぶんとはびこり始めているのがマルバフジバカマ(Ageratina altissima)。かつてはユーパトリウム属でしたが、今は別属になっています。多分植えられた苗にくっついて侵入したものが広がりつつあるのでしょう。これも植物園周辺にだけ広がる「北大雑草」の一つですが、有毒成分を含んでいるため、できるだけ減らしたいところです。まとまって生えているこの株だけ残して、あとは抜いてしまうことにしました。
マルバフジバカマ

南口のアナベルは、水不足で手まり状の花が普通の半分くらいしかなく、雨に当たっても全く折れる気配がありません。毎年このくらいで咲いてくれればありがたいのですが、今年はきれいなドライフラワーが作れそうです。
アナベル

昨日もたくさんのボランティアが参加して、賑やかな作業になりました。雨のあと雑草の伸びがすさまじく、それらを確認しつつ抜いていきました。花の終わったものが今年は特に汚くなっているので、早めに刈り取っていくものが多そうです。
ボランティア作業

一番端のホスタのコーナーは、水不足でかなりやられてしまいました。その代わりに雑草がものすごく、オッタチカタバミ、コニシキソウ、メヒシバ、ブタナなどにそれぞれ担当を決め、それだけ確実に抜いてもらうことに。雑草を見極める暇がない時には、こんなやり方もありでしょう。
雑草抜き

ちょうど終わると同時にさぁっと雨が降り始め、あわててバスタッチの屋根の下に逃げ込みました。ほんの数分であがってくれたけれど、ホウキを片付けた後にこんな不気味な影が。秋になるとこんなにわか雨が増えるのでしょう。
ホウキの影

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