ラウンドアバウト初体験

  • 2020.08.27 Thursday
  • 05:58
今回の大島行きで密かに楽しみにしていたのが、昨年上ノ国町で初整備されたラウンドアバウトを体験することでした。ところが行きは小雨が降っており、視界も悪くてよく分からないままに、前の車の後を付いて通り過ぎてしまいました。帰り道も夕刻で薄暗くなっていましたが、くるくる回ってみようかなんて不埒なことを考えて近づいていきました。
上ノ国

ロータリー交差点は、私の知る限りでは道内に3ヶ所ありますが、ラウンドアバウトは5年前に認められた新しい交通規則に基づいて造られたものを指しています。道内ではこの上ノ国町大留(おおどめ)交差点が唯一初めての整備ですが、全国的には既に百ヶ所以上も造られているそうです。信号機がいらなくなるので設備費や維持費がかからないことや、信号待ちでいらつくこともないので、今後どんどん整備が進められる可能性があります。
上空から
  (上ノ国町HPから拝借…m(__)m)

車を置いてしばらく観察することに。この標識が各道路に立っているので(国道には2ヶ所)、変則な交差点であることは分かるでしょう。
標識

問題は進入方法です。「止まれ」ではなく「ゆずれ」と路面に書いてありますが、交差点前に横断歩道があるので、歩行者がいればそれが最優先になります。右方向から車輌が来なければ、停止しなくても交差点に進入してもかまわないのですが、それらの判断を一瞬にしなければならず、ちょっと焦ります。しばらく見ていても、戸惑って止まってしまい、クラクションを鳴らされている車が結構あり、慣れないと焦ってしまうのでしょう。
ゆずれ

問題は真ん中にある交通島が殺風景なこと。路面と同じ灰色なので、矢印がなかったら突っ込んでしまう車が続出しそう。やはり芝生にして、真ん中に円錐形のイチイでも植えてくれればいいものを。これはとても残念でした。
殺風景

もう一つの問題は、どの道路がどこ行きなのか、ちっちゃな看板が立っているだけでは見落としてしまいそうです。出損なったらもう一度回ればいいのですが、やっぱり急ブレーキ踏んでしまう車が多いようでした。地元で慣れてしまえば問題ないのでしょうが、旅行者にとっては緊張する交差点になってしまいそうです。
出口

この交差点の状況を見極めてから、今後はどんどん整備が進む可能性があります。上ノ国まで行く機会はそうないでしょうが、もっと身近なところに出現するかもしれませんよ〜

ラウンドアバウト整備

  • 2020.05.26 Tuesday
  • 05:51
先日のWEBニュースに、釧路の幣舞ロータリーにシカが出現したという話題が出ていました。シカはどうでもいいのですが、ロータリーの真ん中に立っているオンコが、今でも元気に育っている様子なのでちょっと苦笑い。昔釧路で景観について講演した時に、それまでのっぺりと何も植えられていないロータリーには、円錐形のオンコでも植えれば景観がピシッと引き締まるという話をしたのです。それを聞いていた土建屋の社長が、それならと立派すぎる巨大オンコを寄贈してくれたのだそう。何もないよりはいいけれど、ちょっと立派すぎるなぁ…というほろ苦い思い出があるのでした。
幣舞ロータリー

幣舞ロータリーで思い出したのが、道内初のラウンドアバウト交差点が上ノ国で完成したという切り抜きでした。ロータリーは道内に3箇所ありますが、正式なラウンドアバウトはこれが最初の整備になります。切り抜いた新聞記事はpdf化して整理しているので、すぐに出てきました。

上ノ国

ちょうど今年の大島調査の話が来ており、一ヶ月後にはここを通ることになるので、Googleマップでどうなっているのか確認してみました。航空写真はまだ古いままで、うっすら新しい形状が重ねられています。国道を通るだけならすんなり曲がれるのですが、信号にかかると時間がかかるので、どうしてもイラッとしてしまいます。
航空写真

マップの方は新しい形状に更新されているけれど、確かに江差方面から松前に抜けようとすると、知らないで交差点に入ると焦ってしまいそう。これだと旧上ノ国駅前に出る町道交差点が変なところにあるので、地元の方には不評なのではと思ってしまいました。
Googleマップ

念のため事業者である北海道開発局のページを確認すると、駅前一帯が再開発されて新しい町道がラウンドアバウトに流入するようになり、これならすんなり通行できるようになることが分かります。旧駅舎前に広い緑地帯が生まれるので、景観的にもすっきりしそうです。

完成イメージ

ラウンドアバウトは、信号機がなくなるので停電時でも支障がないことや、電柱や電線がなくなって景観的にすっきりすること、否応なく徐行するので事故が減少することなどから、今後全国的にどんどん整備が進むことが考えられます。道内にある三つのロータリーも、ラウンドアバウト化していくことも考えられますが、交通ルールが大きく変わるので、かなり慎重に進める必要があるでしょう。(国土交通省はラウンドアバウトと言っているのに、警察庁は環状交差点としているのはなんなんだろう…)
環状交差点

花笑夢

  • 2020.03.26 Thursday
  • 05:33
数日前、円山のバスターミナルの近くを歩いていると、また重機が来て建物の解体をやっていました。最近この近くでは、どんどん家がなくなって空き地やパーキングに変わっていくのです。
解体中

通り過ぎようとしてふと見ると、壊している建物はなんと「花笑夢(はなえむ)」ではないですか。そういえばこの前に通った時に閉まっていたので、定休日かなと思ったばかりでした。
花笑夢

用足しすませて事務所に戻り、HPを確認すると、2月で閉店していたのでした。もう35年もやっていた店だったのですね。数回しか入ったことはなかったけれど、とにかく店の前に花にあふれていて、とてもセンスのいい店だと毎度思っていたのに…(>_<)
閉店の挨拶

実はその前の日に、画像を溜め込んでいるハードディスクの整理をしていて、未整理画像の中に花笑夢を撮したものを見つけたばかりでした。虫の知らせってあるのでしょうか。今から17年前の2003年6月27日に撮したものです。
昔の画像

2003年といえば、4月にこの事務所を借り、5月1日に会社の登記を済ませて、ぼちぼちと仕事を始めたばかりの頃でした。6月末には今も通っている渡島大島の調査に行き、戻って一息ついていた土曜日のことです。
バスケット

10数枚の画像には、本当にセンスのいい花の植え方ばかりで、しばし見とれていました。おやっと気付いたのは、レンゲソウが植えられていたこと。秋に播いて苗のまま越冬し、春に花が咲いてタネを稔らせてから枯れてしまう植物なのに、北海道でどうやって育てたんだろう?なんて画像見ながら考えていました。
レンゲ

こういうスポットがどんどんなくなり、味気ないマンションやワンルームだらけになっていくのが今の円山近辺の状況です。なんとも空しいです…
花たち

鴨々堂復活

  • 2020.01.22 Wednesday
  • 05:58
昨日の新聞に、すすきのの外れにあった「鴨々堂」の一部が、奈井江の道の駅に復活したとありました。なんで奈井江なの?とは思いましたが、ここを運営していた方が大変深い思い入れを持たれていたので、たとえ一部でも復活できたことはよかったです。
鴨々堂復活

かつては芸者の置屋だったという建物は、なんと大正末期に建てられたものだそう。90年以上もの歳月を生き抜いてきた建物だけど、解体を免れてギャラリーとして運営されていました。それがとうとう昨年の9月一杯で閉鎖され、解体されたと思っていました。
全景

4公園ワンデーマーチや北大の集中講義の現地学習の時に、何度か立ち寄って見学させていただいたことがあります。大人数で上がるのが怖いくらい、床は傾くし柱と壁にすき間があるわでしたが、昔の民家の名残があちこちに遺されていて、私には懐かしい感触でした。
置屋

置屋時代からある調度品なのか、なんとも怪しいものがひっそりと置かれていたけれど、「ほこらちゃん」という名前はなんなんでしょうねぇ…?
怪しい置物

なんといっても、座敷から見える鴨々川の風情が最高でした。まるで京都にいるかのような雰囲気は、もう味わえないのかと思うと寂しいですねぇ。
鴨々川

鴨々川をさかのぼって中島公園まで歩いて行っても、こういう雰囲気をいかすことなく、無機質なマンションばかり続いて寂しい限り。今回の復活劇も、強い思いを持ち続けたからこそ、それに応える会社が現れたわけで、それはそれで素晴らしいことだと思います。でも…やはりあの雰囲気があっての鴨々堂なので、その意味からは寂しいです。元の場所に何が建つのか見に行くのが怖いけれど、周りの環境を活かした建物が、どうして増えていかないのでしょうねぇ…

マンション

  • 2020.01.11 Saturday
  • 05:47
昨日は放射冷却で冷え込んだそうですが、札幌はそれほどでもありませんでした。午前中いつもの薬をもらいに出かけました時、暖かい日差しにわずかな積雪を見ていると、雪融け間近の様子かいな?と思ってしまいました。こんなんでいいんかい。
日差し

事務所の前に建設していたマンションが、昨年10月末で完成。夏前には1階にモデルルームを作って販売を開始しているので、完成と共にどっと入居しているのかと思っていました。ところが駐車場に夜も止まっているのは3台きりで、電気もあんまり点いておりません。いつまでも販売中ののぼりが立っているので、苦戦しているんだろうなと思っていました。
マンション

三つある駐車場の一つは、一番広いのにロードヒーティングも入らないし、昼間にちょこっと車が入る程度で、とても使われている様子がありません。近くの人に聞いてびっくり。42戸売り出しているのに、売れているのは一ケタなんだそう…
駐車場

ちょうど昨日、折り込みチラシが入っていて、初めて金額が入っていました。これが高いのか安いのかよく分からないけれど、そんなに売れないものなんだとびっくりです。ここ数年、このあたりはマンションだらけになっており、完成してもずっと販売中の垂れ幕が付いているものばかりです。価格が高止まりして供給過剰になっているのでしょう。
チラシ

駐車場は平面で、ロードヒーティング完備だし、防災仕様で蓄電池や耐震ドア、備蓄倉庫まであるそうな。着工直前の地震の後、あわてて追加したのでしょうか。

設備

最上階からは、こんな山並みが見えるそうで、双眼鏡なら我が家(赤丸の位置)も丸見えになっているようです。こんな便利な場所で、眺めもいいのに売れないものなんですね。ジャンボ宝くじが当たっていれば、最上階を買ってやったのになぁ…(^^;)

眺望

まちづくり会社

  • 2019.11.28 Thursday
  • 05:43
札幌駅前通まちづくり会社という組織があります。札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)が完成に近づいてきた2010年に設立され、完成と共に指定管理者として、チ・カ・ホの管理・運営を担ってきました。その後北3条広場(アカプラ)の完成と共に、こちらも付け加わったのです。そこから定期的に、数年分の年報が送られてきます。私は両方の整備の際に、デザイン監修委員として関わってきたので、今でもかなりつきあいがあります。
表紙

チ・カ・ホの完成は2011年3月。オープニングの記念式典を12日にやろうとしていたら、あの大地震が起きてしまいました。もちろんイベントは中止になり、その後何ごともなく利用されてきました。もうすっかり、札幌の町の風景になじんでいると思います。
チ・カ・ホ

チ・カ・ホの整備では、南北線と地表の間にどでかい構造物ができてしまうので、そこに樹木を植えるためにどんなことができるのか、技術的な課題が山ほどありました。それは私の専門分野なのでなんとかなったのですが、デザイン監修の対象は、構造物の意匠、照明や床材壁材、サインや色彩計画まで多岐にわたり、土木と建築の大家2人と共に、約8年間何十回もの委員会をこなしてきました。私にとってもいい勉強になったのです。
構造

その途中から北3条広場の整備の委員会が始まり、こちらは2014年7月にオープンしています。このパースが双方の関係性をよく表しているのですが、私はチ・カ・ホから大階段で広場に上がって行く案を主張したのですが、残念ながらボツにされてしまいました。チ・カ・ホにある壁を見るたびに、ここから空が見えたらなぁと思ってしまいます。
アカプラ

アカプラという愛称は、使われたのをほとんど聞いたことがありませんが、四季を通じてたいへんよく使われています。私に求められた使命は、このイチョウを保全し、できるだけ長生きさせることにあるのですが、今のところ順調に生育しているようでホッとしています。
カーペット

この報告書の最後には、いろんなデータ集が載っており、その中で最も画期的なデータは通行量の変化でしょう。開通前と比較して、平日で2.3倍、休日では2.9倍もの人が駅前通を利用しているのです。地上を歩く人は多少減っているものの、地下を利用する人がその上にドンと乗っかっているのです。これは9月の調査なので、冬季間ではまた違うパターンでしょうが、これだけたくさんの方が、地上と地下を行き来する空間になったことは、歓迎すべきことでしょう。
通行量
この会社は、ただイベントを引き込んでにぎわいづくりを行うだけでなく、都心の顔づくりや都心全体の活性化を図るための様々な施策を展開してきました。ここの取り組みは、これからもますます目が離せなくなってきてますよ〜

変化する町

  • 2019.11.23 Saturday
  • 05:51
おか田にうどんを食べに行くと、目の前の建物が解体されていました。確かここは○○製薬の支店だったし、まだ新しかったみたいだけど。土地の有効利用を突き詰めると、大きなビルがすき間なく建ってしまい、ますます無機質な町になってしまいます。
解体

と思って、向こうの見通しがいいなぁとよく見ると、あの「ゆりや食堂」があった一角が更地になっていました。今月の初めに作業が始まり、あっという間に姿を消してしまったそうです。この一角にあるビル内で再開しているらしいけど、あの昭和の雰囲気はもう出せないでしょうねぇ…
更地

またマンションが建つようだけど、在りし日の様子を記録に留めておくことにしましょう。それにしても、この一角ではおか田だけがエアポケットのように、残された緑の空間になってしまいました。(Googleから)
Google

午後には、円山のバスタ前にある歯科での診療が。細かい虫歯があちこちにあるので、冬の間に徹底的に治療してもらうことにしています。バスターミナルの建物もかなりボロボロで、今に庇がはずれるのではと思うくらい鉄骨が錆びています。
バスタ

数日前の新聞に、ここを建て替えるのか改修するのか、民間事業者の意見を聴くことになったとのニュースが。使い勝手は最悪だし、中の設備も経年劣化の極みなので、いくらなんでも建て替えでしょ!と思ってしまうけれど、これだけ広い土地だし、地下鉄直結とくれば、どでかいマンションになってバスタが窮屈に押し込められるのもなぁ。どうなるのでしょうね。
道新
  (北海道新聞電子版より拝借…m(__)m)

今回は麻酔を打たれての治療だったので、唇がしびれたまんま、隣の円山クラスへ。冬の間、ここの花屋さんで目を休めるのが楽しみなので、散歩がてらよく来ます。さすがにクリスマス関係はまだ隅の方ですが、生きた花を見るとホッとします。用もないのにうろうろしている変な奴と思われないようにしなくては。
クラス

稚内赤れんが通信所

  • 2019.10.14 Monday
  • 05:36
昨日の新聞に、稚内にある通称「赤れんが通信所」(正式には旧海軍大湊通信隊稚内分遺隊幕別送信所庁舎)の望楼が修復され、一般公開されたとの記事がありました。
道新記事
 (道新WEBより拝借…m(__)m)

今から11年前の2008年1月ころ、旧知の稚内市職員だったNさんから、突然連絡が来て会ってほしいと。札駅近くのホテルで久しぶりに会ってみると、稚内市歴史・まち研究会の活動の一環で、「赤れんが通信所」の保存活動をしているのだけれど、その周辺の環境整備をやろうと環境省主催の「みどり香るまちづくり企画コンテスト」に応募したところ、環境大臣賞を受賞することができた。ついては、このメイン行事としての講演会と、植樹指導をやってくれないかというのでした。

2008年5月16日の夜に、稚内市まちづくりセミナー『みどり香るまちづくりの基礎技術』を無事にこなし、翌日朝早くから、市街地から少し離れた恵北地区にある赤れんが通信所に行きました。ここでは3棟のうち一番小さな1棟のみ修復されて活動拠点になっていました。
復元棟

歴史・まち研究会の富田会長から挨拶があり、植樹会が始まりました。後ろに写っているのが今回修復された望楼で、この時にはまだ屋根が残っていましたが、新聞の写真ではなくなっているので、積雪などでつぶれてしまったようです。
会長挨拶

会員はかなりたくさんいることや、会長が地元の有力企業の社長なので、動員力はさすがでした。子どももたくさん参加していたので、全部で百人近くいたのではないでしょうか。
指導風景

この時は100本のエゾヤマザクラの植樹を行いました。植穴掘りや土壌改良材の用意、支柱の準備など、事前に細かく打ち合わせながら準備していただいていたので、植樹そのものは1時間ほどで片付きました。ただ会場の敷地が広く、あちこち走り回ったので、それが大変だった記憶があります。(北海道建設新聞の記事から)
新聞記事

この時には、まだ望楼に上ることができました。晴れた日には利尻富士まで見えるそうですが、展望の利くところにこの施設を設けた意図がよく分かります。
展望

崩れ落ちた屋根などの廃材を撤去し、崩れたれんがを積み直して望楼を補強したとのこと。粘り強くこの施設を活用しながら活動を続けている会の努力には、本当に敬意を表したいと思いました。

あと11日

  • 2019.09.20 Friday
  • 05:48
昨日は一日不安定な天気で、建物から出るたびに晴れたり雨になったりと、目まぐるしく変化していました。珍しく道庁に行った時も、アスティからは傘がいるほどの雨降りでしたが、用事を済ませて外に出たら真っ青な空に赤れんが庁舎が輝いていました。そうだ!今月一杯で閉館になることを思い出したので、見納めに行かなくちゃ。
赤れんが庁舎

三年ほどかけて耐震改修を行うほか、多分バリアフリー対応にもするはずです。
正面玄関の階段なんか、踏み面(ふみづら)が30cmほどしかないのに、蹴上げは20cm以上あるので、上がるのも大変だけど、下りる時にはかなりの怖さがあります。裏にエレベーター施設を造るのかなぁ…?
階段

1階の左奥にある文書(もんじょ)館展示室には、入ったところに松浦武四郎が1859(安政6)年に取りまとめた『東西蝦夷山川地理取調圖』が合体図として展示されています。よくもまぁこんなに正確なものを作ったものだと、その超人振りには毎度感心させられます。
取り調べ図

後に本府がおかれる札幌周辺には、エンカルシペ(藻岩山)がそびえている麓には、シノロフト、ナイホ、コトニなど、現在も残っているアイヌ地名が書かれています。
札幌周辺

今回の展示は、「さよなら赤れんが 北海道立文書館移転記念所蔵資料展」が開かれていました。文書館のエキスが展示されていてなかなか見飽きないため、時間を忘れて見入ってしまいました。膨大な文書はきちんと蔵書目録に収められていて、アナログでもこれだけきちんと整理されていることに驚かされました。
目録

蔵書印も開拓使から札幌県へ、さらには北海道庁と毎度押し直していたのです。1909(M42)年に庁舎内部が焼失した時に、一部の文書が消失してしまったことも、きちんと目録に反映されているそうです。
蔵書印

部屋の真ん中におかれている、明治初期の札幌中心部のジオラマは、毎度じっくり見ても全然見飽きません。ガラスがなかったら、ハルニレのミニチュアを持ってきて、そおっと置いていたことでしょう。
ジオラマ

文書館は、江別市文教台にある道立図書館の隣に新築工事が進められ、まもなく完成するようです。そもそも道立図書館にすら一度も行ったことがなく、古文書そのものにはあまり興味ないので(どうせ読めないので)、行くこともないでしょう。リニューアル後にこの展示室の内容がどのように引き継がれるのか、そちらの方が心配です。
廊下

30日の閉館まであと11日。お近くに行く機会があれば、是非中を覗いてほしいです。

新社屋

  • 2018.12.28 Friday
  • 05:57
年の瀬も押し詰まり、道路がかなり混み混みになっています。今年はまだ雪が少ないからいいけれど、2年前のドカ雪の時には、市内の車輌交通はほとんどマヒしていたことを思い出します。「年の瀬」だからといって、チコちゃんが言ってたように借金取りに追われることはないけれど、仕事のケリは付けなければなりません。手稲の仕事は、地域の公園と街路樹を管理している業務の中に含まれているので、成果品を届けに行って来ました。半月前に新社屋が完成したばかりと聞いていたけれど、思わず場所を間違ったかと思うほどの素晴らしさ。
新社屋

カラス張りのロビーには、たくさんの観葉植物が植えられているので、寒気が当たらないよう、間隔をたっぷり空けた風除室が設置されていました。
玄関

先日見てきたデパート内のベンジャミンも管理している会社なので、ベンジャミンが好きなんでしょうか。ちょっと寒そうなので心配でしたが。
ベンジャミン

ロビーには、たくさんのお祝いが飾られていました。新社屋の完成もあったけれど、先日会社創立110周年を盛大にお祝いしたばかりなので、そちらへのお祝いもあるのでしょうか。さすが道内を代表する造園会社だけあります。
お祝い

ロビーの壁には、カセット式の緑化ウォールがありました。そんなに人の出入りがある場所ではないのに、ここまで飾る余裕がさすがです。本州では大流行だけれど、北国でどこまで維持できるか、試験的な意味合いもあるのでしょう。
壁面緑化

2階に上がろうとしたら、初代の銅像が。85周年の時に作られたものだそうですが、旧社屋にはこれの置き場所はなかったから、ようやく日の目を見たようです。
初代

この初代は、中島公園内にかつて存在した岡田花園で修行し、そこを独立して現在の会社を興した方です。北海道の造園界を牽引し続けてきた会社だけに、いつも懐の深さを感じながら、私も滝野公園や北3条広場などあちこちで世話になってきました。こんな素晴らしい社屋を建てるほどなので、これからも業界のためにがんばってほしいです。

創世スクエア

  • 2018.12.18 Tuesday
  • 06:02
日曜の夜。ドォ〜ンと花火が上がったと思い、二人で思わず外を見て、こんな時期にどこで花火なんか上げたんだろう?と顔を見合わせました。そうしたら、ここから十数キロも離れているし、間に山があるにもかかわらず、平岸のガス爆発の音だったのです!それにしても、室内で100本以上のスプレー放出して、こんな爆発引き起こすなんて、信じられない非常識なばか者がいるのです。死者がなかったのは奇跡的だったけれど、被害に遭われた人のショックは相当のものだったことでしょう。心よりお見舞い申し上げます。

昨日は午後から、ガーデニング検定の作問委員会があり、その前にグランドホテルに寄ってライ麦パンを仕入れてきました。毎度エコバッグを持って三つずつ買って行くので、そろそろ、また来てるわよ〜って言われそう。レジに並んでいると、豪華なおせちの予約コーナーが。一人分が一万円かぁ…富裕層が買うんだろうなぁ…ふん。
おせち

会議が終わってから、せっかくなので隣の創世スクエアを見てくるかと、信号待ちしてました。オープンしてから、まだ一度も入っていなかったのです。よく見ると、植えられている木が2本とも傾いています、こういう植えますは、客土を入れても土が落ち着くまでに時間がかかり、沈下するにつれてこうなってしまうのです。このまま放置する気なのかねぇ。
傾く木

ここの植栽設計は多分東京サイドでやったようで、あちこちにへんてこなものが植えられています。こんな人通りの多い広場に、枝葉が引っかかる常緑針葉樹を植えること自体がおかしいのに、葉先が鋭くて痛いプンゲンストウヒを選ぶなんて、信じられないです。
プンゲンストウヒ

南側の国道際には、ずらりとアカエゾマツが列植されているけれど、20年30年後の姿を想像できないのかなぁ… 。植木屋時代に、親方によく言われたのが、石のベンチなんか絶対に作らないでね〜。北国では、あんなものに誰が座るもんですか!。その教えはずっと守っています。
アカエゾマツ

気になるものがあったので、真ん中の通路を通り抜けて北2条側に行くと、階段が4段ありました。1丁弱で60cm下がっているので、豊平川扇状地の上にいることを実感できます。
傾斜

ここの入り口脇の目立たないところには、この場所にあった旧王子サーモン館の名残のモニュメントがあります。この計画が出てから、ずいぶんと保存の活動が起きたのですが、一切耳を貸さずに取り壊されてしまいました。
モニュメント

保存運動の中核だった札幌建築鑑賞会の粘り強い働きかけによって、建物の中にこのような小さなモニュメントが残されたのです。ここに行く機会は結構多いと思いますが、こんなものがひっそりと置かれていることを、是非確認していただければと思います。
王子サーモン館

南側に広がる吹き抜けのホールには、アート作品はあるものの、緑は一切ありません。いくらなんでもこれはないだろうと、市の内部でも意見はあったようですが、そこは見事な縦割り社会。そんな声は封殺されてこんな殺風景な空間になったようです。周りに木を植えたんだから、中に面倒くさい緑なんか置かなくてもいいでしょうと。今はまた、そういう時代になってしまったようです。
空虚な内部

残留応力

  • 2018.10.31 Wednesday
  • 05:52
あいの里団地のど真ん中で信号待ちしていて、そうだ!久しぶりに寄ってみようと、駅前のマンションの前に車を止めました。このマンションの外構計画は、大手ゼネコンから声がかかり、プロポーザルから参加したものです。首尾よく勝ち抜いて、1990年に外構設計、91年に現場監理をやって完成させました。
全体図

完成してからやはり26年。建築だってかなり古くなっていることでしょうね。ここは土壌条件がよくなくて、やはり樹木の生育はまだら模様。アプローチは右側の生育がよくないようです。ハルニレの緑のトンネルになっているかと思ったのに。
アプローチ

これだけの大規模開発なので、核になるものがないと、ただのだだっ広い原っぱになってしまいます。そこで、地元の大学(北海道教育大)の先生だし、私の好きな彫刻家だった丸山隆さんを推薦して、うまくプランに入れ込むことに成功しました。今思えば、計画時にはまだバブルがぎりぎり崩壊していなかったのですね。向こうに見えるマンションは別の区画で、こちらより遅くスタートしたため工事が中断し、しばらく躯体のまま雨ざらしになっていたはずです。このマンションも、本来五番館まで計画されていたのに、結局途中で打ち切りになり、変な広場になってしまいました。
アーチ

こんなところにもメタセコイアが植えられていました。あの頃はよほど気に入って植えていたようですね。彫刻に負けないボリュウムになり、バッチリじゃないか!と、心の中で思わず叫んでしまいました。
メタセコイア

久しぶりに対面したモニュメントは、思った以上に大きくて存在感がありました。これを計画していた時に、何度も大学の研究室にお邪魔して、いろんな話をしたことを思い出します。地元に自分の作品を残すことができると、とても喜んでくれたのです。
シンボル彫刻

この頃が一番脂の乗っていた時期だったのでしょうか、あちこちにたくさんの作品を残していました。その後95年にも、島松の交通広場に作品を作っていただいたのですが、残念ながらガンに倒れて、若くして亡くなられてしまいました。私にとっても忘れられない作品なのです。
残留応力

イチョウの試掘

  • 2018.08.23 Thursday
  • 05:56
北3条広場のイチョウ並木は、道内に残る街路樹では最も古いものであるとされ、『北の造園遺産』にも早々に認定されています。広場の造成に当たっては、イチョウの保全が最大の目的であり、いろんな気配りをしながら整備を進めてきました。
北3条広場

広場が供用されて4年経ち、そろそろイチョウの樹勢が回復してめきめきと成長を始めてもいい頃なのに、いまいち枝の伸びに力がありません。ある専門家から、整備によって根元に土がたくさん被せられているのではないか?との指摘をいただいたこともありました。私もその可能性は思っていたので、根元を試掘してみようと提案し、昨日調べて見ました。
新梢の伸び

何本か掘ってみましたが、深いもの浅いもの、いろんなケースがあることが分かりました。原則は10cm程度としていたのですが、それぞれの株元の高さが違っていたり、デッキとの間に隙間ができるので、余計に入れたりとかしたのでしょう。一概にみんな深植えになっているわけでもなさそうです。
試掘1

試掘2

それよりもなによりも、穴を掘っていて、たくさんの根が出てくるのにちょっと感激。昔は2m角くらいの小さな植えますに閉じ込められていたのを、2本ないし3本をまとめて大きな植えますを造り、木と木の間にもたくさんの客土を入れて、根が四方に張れる空間を大きく確保してあります。もちろんそれでは利用しづらいので、木と木の間は木製のデッキで蓋をして、自由に使えるようにしたのです。
二重根

やっぱり穴掘りは自分でやりました。自分で掘れば、細根に当たると微妙な感触が分かるのです。でも昨日の午後は暑かった。雨上がりでいきなり30℃近くまで上がったので、滴る汗が目に入って大変でした。でもこれだけ根が張っていることが分かったので、疲れも吹き飛んでいきました。
穴掘り

事業が始まる前に、それまでのイチョウがどのような根系をしているのか、やはり試掘しています。土が凍り付いていた2009年12月15日に、狭い植えますを少しずつ手堀して、根がどのように張り巡らされているのか調べたのです。
試掘

すると、1925(T14)年に道内初の舗装道路として整備された当時の地面まで掘り進み、当時の植えますから約60cmも深植えになっていることが分かりました。町の発展によって、道路や両側の家並みが整備されるたびに、少しずつ周りの地盤が高くなっていったのでした。ところがイチョウはそれに合わせて、幹の途中から根を伸ばし、二重根三重婚となって生き延びてきたのです。イチョウの強い生命力を信じていたので、これであれば勢いを回復してくれることを確信したのでした。
試掘調査

マンション禍 その後

  • 2018.07.16 Monday
  • 05:57
事務所のまん前に、どでかいマンションが建つことになりました。看板が立ったのがGW前だったけれど、お向かいさんは一向に引っ越す気配もないし…と思っていたら、6月下旬に本通側の、既に無人になっていた家の解体が始まりました。いよいよかぁと、最後の姿を収めておきました。
元の姿

7月1日に向かいの家が引っ越したと思ったら、翌日から作業員がドカドカと入ってきて、内装やら設備やら断熱材をきれいにはがし始め、その2日後には解体用のバックホーが奥から回ってきて、バリバリと一気に解体を。木造家屋なんて、本当にあっという間でした。
4日

現場に出た日には、戻ってくるとあらら…というほど風景がどんどん変わっていきます。3日目には家の基礎まですっかり無くなってしまい、残るは庭木だけに。ちょうど夕方戻って来た時に、いよいよ庭木に手をかけそうになったので、あわてて最後の姿を写しておきました。
7日

解体用のバックホーは、バケットが恐竜の歯のように、パカッと開いて噛みつくようになっています。それでバリバリ引きちぎっていくので、思わず目を背けてしまいました。とても見るに忍びない光景ですから… 静かになったのでそっと目を向けると、最後のイチイが噛みちぎられるところでした…(T_T)
庭木

その翌日には、敷地内に変なものが埋まっていないか、あちこち掘り返して、水道管やら何かの土台のコンクリートやらを掘り出しているので、回りのブロック塀は残しておくのかな?と期待しました。結構騒音が大きいので、これから暑い時期に窓を開けられないのはつらいなぁ…遮音のために残してくれないかなぁ…と思っていたのです。
整地

そうしたら、渡島大島に行って戻ってくると、あらら… きれいさっぱり、なんにも残っていない更地が広がっていたのです。思わずふぅっと溜息を付いてしまいました。
更地

敷地の隅にあったサクラは、根元のひこばえを取ろうと思ったら、ヒコバエではなく枝が雪でつぶれて接地し、そこから枝を伸ばしていただけだったので、根がなくて残念でした。いい花が咲いていて、本当にもったいなかった。通勤途中の神宮前でも、先日あれっと更地になっている家がありました。ここにあったエゾヤマザクラは、この辺りでは一番早く咲くので、毎年楽しみにしていた木だったのに。円山に事務所を開設して早くも17年目。どれだけたくさんの庭木が姿を消して、マンションになったことか。顔のない町にどんどん変わっていくのが、本当に寂しいです。

マンション禍

  • 2018.05.16 Wednesday
  • 05:52
GW前のある朝、向かいにある駐車場の塀に、建築計画の予告看板が立てられました。なんだろうと覗いてみると、なんと11階建てのマンションが建つというのです。しかも敷地の広さが500坪あまり。よく見ると、同じ看板がこの区画の三方に3枚立っていました。いやはやどんなマンションになるんだろう…(>_<)
看板

そうしたらGW明けに、各戸宛の詳細資料の入ったお願いが郵便受けに入っていました。図面を見ると、事務所前の宅地と両側にある駐車場、本通側の宅地を合わせた逆T字型の敷地に、11階建てで42戸が入る大きなマンションが建つことになっていたのです。
説明資料

ここ数年、円山地区のマンション建築は本当にむちゃくちゃで、戸建て住宅がどんどんつぶされてマンションになっていきます。しかも価格が高騰しているため、完成しても半分も売れないところばかりだとか。それがよりによってこの真ん前に建つことになろうとは。しかも赤い矢印のように、事務所の真ん前の敷地ぎりぎりに本体が鎮座するので、窓から空は全く見えなくなってしまうのです。
目の前

工事は7月上旬に始まり、来年の8月末の完成を予定しているので、向かいにある庭木も間もなく伐られてしまうようです。名残惜しいので、花が咲いているものからせっせと写真を撮しているのですが、なんとも切ないものですねえ…
梅の花

駐車場の角っこには、毎年開花宣言を出している、わが事務所の標本木があります。本体はコブ病で衰弱してしまっているけれど、株元から新たに伸びた枝に、元気にたくさんの花を咲かせてくれていたのです。
桜の木

この木はどう見てもエゾヤマザクラだけど、花の色といい花着きといい、なかなか見たことのない素晴らしい形質をもっているのです。古くから住んでいるお隣さんに聞いたら、昔ここには神宮に勤めている人が住んでいて、神宮から分けていただいた由緒ある桜を植えたものなんだとか。
満開のサクラ

今から接ぎ木することも出来ないし、もったいないなぁ…と思っていたら、株元からひこばえが5本伸びているので、お隣さんにこれを掘ってもいいか聞いてもらったのです。すると、業者にとってはどうせ伐ってしまうなんの価値もない木なので、掘ってもいいよということになり、今度チャレンジしてみることに。うまく根が生えていればいいけれど、どうなりますやら。

日差し春めく

  • 2018.02.28 Wednesday
  • 05:54
朝は連日冷え込んでいますが、昨日は日差しがあったので、昼に出かけた時にはかなり暖かく感じました。道庁で会議があったので、バスを降りて植物園側から歩いて行くと、旧伊藤邸跡地に建てられているマンションが、だんだん視界に入ってきました。これや、この右側のマンション、円山公園回りにもずらりと建ててくれたのはすべてS不動産です。市の都市景観審議会にいた時に、道庁や植物園回りに早く景観規制かけないと、札幌らしさがどんどんなくなってしまう!!と言い続けたけれど、さっぱり動いてくれませんでしたねぇ…
旧伊藤邸

景観審議会のワーキングで2時間びっしりと議論し、頭がかなり熱くなってしまいました。だんだん頭の回転が遅くなってくるので、たまに使うとオーバーヒートしそうです。頭を冷やしながら、赤れんが庁舎の横を通っていくと、目の前に巨大なイチョウが見えてきます。1925(T14)年に、道庁前の北3条通を木塊(もっかい)れんがで道内初の舗装道路にし、その両側にイチョウの苗木を植えました。当時は道内にイチョウの苗木がなく、東京の荒川堤にあった内務省の苗畑から分けてもらったものです。その時に余った苗を赤れんがの回りに植えたものがこれらのイチョウです。
イチョウ

並木は60cmほど深植えになってしまい、回りをすっかり舗装に包まれ、ビルの影の厳しい環境下にあったために、全然大きくなっておりませんが、年輪を数えてみればみんな同じだというのが信じられないでしょう。
北3条広場

グランドホテルでパンを買って帰ろうと、信号待ちしてました。パークホテルと共に北炭系列の三井観光開発のホテルだったけれど、現在はいずれも東京資本のホテルになっており、建て替えの話がいつも紙面を賑わしています。どうもパークの方が先になったので、グランドはまだしばらくこのままかもしれません。若い頃はずっとここの管理をやっていたし、その縁で結婚式もここでやらせていただいたので、やっぱり感慨深く眺めてしまいます。
グランドホテル

ロビーに入ると、相変わらずにぎやかなアレンジメントが迎えてくれます。この季節には嬉しい暖色系でまとめられており、枝物はウンリュウヤナギとアオモジでした。
アレンジメント

赤い花はグロリオサとアルストロメリア、カーネーションで、葉ものも赤ドラセナです。こういうシンプルな形態とコンセプトであれば、こんな大物でも意外と作りやすそうだなぁと、しばし目の保養をさせていただきました。緑の芽吹きまでまだ二ヶ月近く、本当に待ち遠しいですねぇ…
暖色系

都市景観賞

  • 2018.01.27 Saturday
  • 05:38
数日前の新聞に、小樽市の都市景観賞が決定したとの報道がありました。小樽はまだやっているんだ〜という気持ちと、なんだ…小樽芸術村かぁ〜という気持ちとが入り交じってしまいました。
小樽都市景観賞
 (朝日新聞デジタルより拝借…m(__)m)

小樽市のHPに公開されている画像を見ると、あらら…こんな殺風景な中庭になったんだ…とがっかり。せっかくこれだけの整備をやったのに、竜頭蛇尾とはまさにこのことですねぇ…
(あまり詳しく言えませんが)
似鳥芸術村

現在は北海道景観審議会の委員として、4期8年目の最終年に入ろうとしています。(公職には原則4期8年までという決まりがあります)その前に、札幌市の都市景観審議会の委員を8年間やっている中で、都市景観賞の選考委員もやっていたのです。札幌市の都市景観賞は、「事業仕分け」みたいなものにかかって、第14回で打ち切りとなってしまいました。今でもHPには、簡単な紹介のみ残されているようです。

札幌市都市景観賞

このうちの5回くらい選考委員をやってましたが、この選考が結構大変でした。面倒だったのが組織票で推薦状をたくさん提出したり、建物を造ったゼネコンの担当者が直接会社に来て強くお願いされたことも。密室での選考はおかしいと公開審査を要求されて、地下街オーロラタウンの広場でやったこともありましたねぇ。選考中にもバンバン意見が飛んできて大混乱したこともありました。結構苦労の多い選考だった記憶があるので、まだやってるんだ…という感慨が真っ先によぎってしまったのです。

コバルドオリ

  • 2018.01.07 Sunday
  • 06:00
昨日は夕方にドサッと雪が積もり、帰ろうとして外を見てびっくり。久しぶりに雪かきをしたように思います。でも昼間は暖かくて天気もよく、今年初めて町中に出かけましたが、地上を歩いても気持ちがよかったです。ちょうど昼時だったので、年末にオープンした「コバルドオリ」の様子を見てこようと、駅前通を歩くことに。大通公園では雪まつりの準備が始まっているけれど、大量の雪をどこから運んでくるのでしょうか?
大通

久しぶりに東側の歩道を歩いて行くと、やたらと突き出し看板があることに気付きました。西側は大きなビルが連続しているのに対し、東側は昔から土地が細分化され、ペンシルビルが続いているのです。いずれ集約されてすっきりするのでしょうか。
看板

これだけ気持ちいい天気だと、チ・カ・ホを歩くより地上を歩く方がいいのか、結構な人通りがあるものです。
人通り

旧西武(やはり五番館といった方がピンと来る世代ですが…)跡地がいつまでも空き地のまんまなので、駅前通まちづくり会社がその一部を借りて、仮設店舗を運営することにしたものです。
コバルドオリ

バル風の小店舗が三つ、チャレンジショップと呼ばれる短期出店の屋台が三つありました。
チラシ

ルゥカレーの店があったので注文すると、基本的にはテイクアウトだけれど、11時から13時までは真ん中にあるコミュニティスペースで食べることができるようになっています。店の名が「コクドウカレー」なのでカードを見ると、清田の36号沿いと、石山通の230号沿いに店があるとのこと。挽肉仕立てで辛みも十分、なかなか美味しいカレーでした。(750円)
カレー

このコミュニティペースは、日曜以外いろんなイベントに貸し出すことも想定され、一時間単位(@500円)で椅子を占有してワーキングスペースとすることもできます。まだ前日から始めたばかりなので利用者はいないそうですが、こういう場所をうまく使いこなせる人が出てくるでしょうか。
コミュニティスペース

歳末の町中

  • 2017.12.19 Tuesday
  • 05:54
打合せで町中へ。年内にもう来ることもなさそうだなぁと大通駅に着くと、三越前からにぎやかな大行列がありました。なんだろうと思ったら、先頭が宝くじ売り場で、最後の大安だからとのこと。当たったら10億円だからそりゃ欲しいけど、くじ運はめちゃくちゃ悪いからなぁ…(>_<)
宝くじ

赤れんがプラザの1階に行くと、毎年のようにきれいなツリーが飾られています。ツリーのパターンもずいぶん色々とあるものだと思います。
赤れんがプラザ

足元のディスプレイを見てなんとなく違和感があると思ったら、トナカイではなくて、妙になまめかしいシカの親子でした。あんまりリアルすぎない方がいいんだけどなぁ。
シカ?

北3条交差点の対面にあった大同生命ビルが、解体が終わってぽっかりと空間に穴が。先代の建物は黒川記章の設計だったけれど、今度は誰が設計するのでしょうか?ゼネコンはこの会社かい!
大同生命

駅前通まちづくり会社でちょっと打合せ。来年この辺りで、新しいイベントを企画しているのです。まち会社は本当にいろんなイベントや企画を打ち出して、活発な活動をしてきていますが、来週からまた新たな実験企画が始まるそう。旧五番館跡地はヨ○○○カメラが買い取ったまま放置されているので、その一部を借りて実験店舗「コバルドオリ」を始めるというのです。飲食店舗やコミュニティスペースもあり、取り組みとしては面白いのですが、この季節にここに来てもらうのは大変そう… (HPは右上にある三のメニューボタンから選んで下さい。)
コバルドオリ

せっかく駅前まで来たので、どさんこプラザをのぞいてみると、ありました!先日来話題のストライプペポカボチャのタネを、弱火で長時間ロースとした『ペポナッツ』です。先日いただいた当別産のものとはちょっと風味が違いました。されどカボチャのタネだけど、いろいろあって面白いです。
ペポナッツ

都心の変貌

  • 2017.02.27 Monday
  • 05:53
2日続けてそこそこ雪が積もりました。札幌の降雪量も平年を下回るようになってきていたのに、少し挽回しないととがんばっているのかもしれません。そろそろ3月なので、帳尻合わせしなくてもいいのになぁ。

「チ・カ・ホ」が出来て以来、駅前通に面して新しく建て替わるビルは、当然地下で直結させることになります。いよいよ今週末にオープンするフコク生命・越山ビルもそんな一つ。愛称が「sitatte sapporo(シタッテサッポロ)」なんだって… G−SHOCKの専門店が目玉で、飲食店もたくさん入るようです。
シタッテ

駅前通の西側は、歴史的な経緯から区画が大きいのに対し、東側は民間に払い下げられて細切れになり、今でもペンシルビルが多くなっています。そのままではとても地下道に繋げられないので、今回のような再開発複合ビルになっていけばよいのですが、なかなかうまくはいかないでしょう。建て替え前の越山ビルには、かなり通い詰めたので懐かしいですが。
旧越山ビル
(建て替え前の様子。南東角のフコク生命ビルと右側が越山ビル   2013.11.22)

このビルの階段には、60年前に建てられたときの痕跡が残っている「都市伝説」で有名でしたが、この程度では保存もされないので、ここに遺しておきましょう。(笑)
足跡

そういえば、先日チ・カ・ホを歩いていて、思わずなに?と近寄ってみると、ここが地下の入り口でした。ずいぶん奇抜なディスプレイです。
チ・カ・ホ入り口

階段も壁もすべて木なので、そのあたりを強調したものなんでしょう。エスカレーターに乗らないで、みんな歩いてくれるかな?
アプローチ

北3条通を挟んで北東角の大同生命ビルも、回りが囲われて、中のテナントはすでに退去されていました。昭和50年に建て替えられて41年目とありますが、都心部はオリンピック前後に一斉に建て替えられたので、今後しばらく続くことでしょう。このビルは黒川記章の作品で、こんなサンドイッチにされた屋上緑化があるか!と、私的にはクソミソのビルでした。
大同生命ビル

なんと隣の雪印パーラーも閉店・移転だとか。ここの3階にある会議室は、よく使わせてもらった記憶がありますが、ここでケーキやアイスは食べなかったなぁ。最近ではインバウンド景気で賑わっていただけに、駅前通から目立たない西3丁目通沿いでは、はたしてどうなるでしょうか。
雪印パーラー

左の巨大なのはディスプレイですが、右側の棚の上に載っている「ドリームジャンボパフェ」はなんと14,260円もするとのこと。こんなもの頼む人がいるのかなぁ。
ウィンドゥ

しばらく空き地になっていた旧五番館跡地や、駅前に面した一帯の再開発も動き出すようなので、街並みがまたがらりと変わっていきそうです。

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