都心の変貌

  • 2017.02.27 Monday
  • 05:53
2日続けてそこそこ雪が積もりました。札幌の降雪量も平年を下回るようになってきていたのに、少し挽回しないととがんばっているのかもしれません。そろそろ3月なので、帳尻合わせしなくてもいいのになぁ。

「チ・カ・ホ」が出来て以来、駅前通に面して新しく建て替わるビルは、当然地下で直結させることになります。いよいよ今週末にオープンするフコク生命・越山ビルもそんな一つ。愛称が「sitatte sapporo(シタッテサッポロ)」なんだって… G−SHOCKの専門店が目玉で、飲食店もたくさん入るようです。
シタッテ

駅前通の西側は、歴史的な経緯から区画が大きいのに対し、東側は民間に払い下げられて細切れになり、今でもペンシルビルが多くなっています。そのままではとても地下道に繋げられないので、今回のような再開発複合ビルになっていけばよいのですが、なかなかうまくはいかないでしょう。建て替え前の越山ビルには、かなり通い詰めたので懐かしいですが。
旧越山ビル
(建て替え前の様子。南東角のフコク生命ビルと右側が越山ビル   2013.11.22)

このビルの階段には、60年前に建てられたときの痕跡が残っている「都市伝説」で有名でしたが、この程度では保存もされないので、ここに遺しておきましょう。(笑)
足跡

そういえば、先日チ・カ・ホを歩いていて、思わずなに?と近寄ってみると、ここが地下の入り口でした。ずいぶん奇抜なディスプレイです。
チ・カ・ホ入り口

階段も壁もすべて木なので、そのあたりを強調したものなんでしょう。エスカレーターに乗らないで、みんな歩いてくれるかな?
アプローチ

北3条通を挟んで北東角の大同生命ビルも、回りが囲われて、中のテナントはすでに退去されていました。昭和50年に建て替えられて41年目とありますが、都心部はオリンピック前後に一斉に建て替えられたので、今後しばらく続くことでしょう。このビルは黒川記章の作品で、こんなサンドイッチにされた屋上緑化があるか!と、私的にはクソミソのビルでした。
大同生命ビル

なんと隣の雪印パーラーも閉店・移転だとか。ここの3階にある会議室は、よく使わせてもらった記憶がありますが、ここでケーキやアイスは食べなかったなぁ。最近ではインバウンド景気で賑わっていただけに、駅前通から目立たない西3丁目通沿いでは、はたしてどうなるでしょうか。
雪印パーラー

左の巨大なのはディスプレイですが、右側の棚の上に載っている「ドリームジャンボパフェ」はなんと14,260円もするとのこと。こんなもの頼む人がいるのかなぁ。
ウィンドゥ

しばらく空き地になっていた旧五番館跡地や、駅前に面した一帯の再開発も動き出すようなので、街並みがまたがらりと変わっていきそうです。

ライトアップ

  • 2017.01.08 Sunday
  • 05:53
除排雪作業も本格化して、盤渓の採石場に設けられている雪の堆積場に通うダンプが、昼夜途切れなく列をなして走っています。事務所近くの北3条通は、ドカ雪以降すれ違うのもほとんど難しく、昼間は絶対に通らなかったのですが、ようやく2日かけて排雪されました。家の前の道路も、圧雪が厚く堆積してマンホールが落とし穴だらけになっていたのが、きれいに削られてすっきり。除雪に携わる業者さんは大変だと思いますが、本当にありがたいです。

金曜には業界の新年の集いがあり、久しぶりに町中に出かけました。せっかくなので、道庁前のアカプラ(これってみんな使っているのかなぁ…)のライトアップの様子を見てくることに。ここでは夕方の天気予報をやっているけれど、わざわざこんな寒い所で…と思ってしまいます。
正面

ぐるっと歩いて行くと、何か変?と気付きました。やたら幹にぐるぐる巻いているけれど、枝先の方にはあまり取り付けられていないのです。LEDのためどんどん色に変化が付いてくるけれど、幹だけが光ってどうもさまになりません。
幹の光

昨年は初めてということもあり、試験点灯に立ち会ってくれというので、寒さに凍えながら付き合いました。期間中幸い事故はなかったようなので、昨年秋にもっと増やしたいとまたお願いが。私がダメという筋合いではないので、今年樹木調査を実施した中央土木とよく詰めて、危険と思われるものをはずしてくれればいいですよ〜と、お答えしていたのです。
昨年の様子
 (昨年の取り付け状況   2016.12.1)

様子が変なのは、枝先の方まで付けられていないだけでなく、歩道側に全く付けられていなかったのです。これは何かあったなぁ…と察するに、昨年暮れのドカ雪がとても湿っていたので、枝にもかなりの着雪があっため落枝事故でも起きたのでは…ということでした。ニュースにはなっていないところをみると、幸い人身事故にはならなかったようですが、そこのため歩道側や枝先ははずさせられたのかなぁと。
歩道際

ここの検討委員会が始まったときに、市に対して真っ先に「ここが整備されると、必ずライトアップという話が出てくるはずだけど、私は絶対に反対です!どうしてもやりたいのであれば、担当者の首をかけてやって下さい!」と宣言してありました。以前円山公園で、親指くらいの太さのプラタナスの枝が、歩いている人の頭を直撃し、何針も縫う大怪我を起こしたことがあります。こんな老木だし、ただでさえもろいイチョウの枝に無理をかけるのは、本当に危険だと思っています。

時計台の庭

  • 2016.06.23 Thursday
  • 05:37
昨日は商工会議所で会議があり、久しぶりにバスで町中に。朝のうちはどんよりした天気だったのに、出かける頃には前日と同じくピーカンに晴れ渡り、紫外線が強烈な天気になりました。早く着きすぎたので時計台の庭を一回り。修学旅行の子供たちがわいわいと中に入っていきました。
時計台

時計台の回りには、二年前に手稲の3公園から移植された植物が植えられています。左手の奥のトイレ近く、日陰のエリアに植えられています。時折見て歩く方がおりました。
植え込み

星置緑地からはミズバショウやコジマエンレイソウ、キクザキイチゲなどが。こんな湿地でもないところにミズバショウを植えるの?とかなり抵抗したのですが… 初年度は柵もなく、踏まれてひどいことになっていたので、なんとかしてほしいときつく申し入れ、ようやく立ち入り防止柵が設置されました。
ミズバショウ

富丘西公園からはスズランやオカトラノオ、ツリガネニンジンなどが。スズランは元気に育っているけれど、ここではなかなか花は咲かないでしょう。
スズラン

久しぶりにぐるりと回っていると、片隅に札幌農学校時代の土地境界の標石が保存されているのを見つけました。こんなものが残っていたのですね。
境界標石

会議は、ガーデニング検定の運営委員会。昨年の試験結果の報告や、第9回となる今年度試験の日程、スキルアップ研修などの内容の確認など、いろいろ盛りだくさんな内容でした。合格者に対する今年の日帰り研修会は、8月20日に十勝ヒルズや真鍋庭園へ行くバスツアーを企画。スルーガイドはもちろん私です。先着順ですので、案内到着と共に申し込まないとすぐに一杯になりそうです〜
運営委員会

終わってから大通に向かって歩いて行くと、青空の中にハルニレが元気な姿で立っていました。結構テレビ見ている人が多く、ハルニレまでやっているんですねぇ…とよく言われてます…(^^;)
ハルニレ

いつもの店でお蕎麦を食べて地上に出ると、H銀行の前の花壇を見て思わずくすっ。この業者さん、意地でも毎年サルビア+マリーゴールド+ベゴニアの組み合わせを変えないのです。
北陸銀行

大通公園では、造園業者さんの車がずらりと並び、花壇の植え込みの真っ最中。そうか土曜日にはまた審査やらなきゃならないんだなぁ… 私ももう20年審査員やったので、そろそろ引退させてもらおうかと考えています。
大通花壇

北菓楼

  • 2016.03.24 Thursday
  • 06:08
昨日は夕方から雪がちらつき、帰る頃には車の上にうっすらと積もっていました。ところが家の近くまで来ると一面真っ白に… 標高が高いとわずかな気温差で風景が変わります。今朝になると10cm近くも積もっており、さすがに走れなくなるほどでした。(今年は14日から再開しています。) まだまだ春は行きつ戻りつのようですね。

昨日は町中に用事があり、いつものバスに乗って西5丁目で下りました。すると目の前に北菓楼の入り口ができていて、どんどん人が吸い込まれていくので、私もつられて入ってしまいました。
入口

この建物は、1926(T15)年に建設された北海道庁立図書館で、北大の旧理学部(現博物館)や、後に学長を務めた杉野目晴貞氏の私邸などを手がけた萩原惇正氏の手による重厚な建物です。この前にはかつて『チャチャニレ』が繁っていましたが、代わりに鳥が運んできたのか、中央署側の敷地の角にハリギリの木が大きく繁っています。建物はその後道立美術館、三岸好太郎美術館、そして道立文書館(もんじょかん)別館として使われていたものを、外観を維持することを条件に売却されることになりました。
全景

それに手を挙げたのが砂川にあるお菓子屋さんの北菓楼でした。その建築設計を、わが国を代表する建築家の安藤忠雄氏に依頼し、先週完成したばかりだったのです。
安藤忠雄
 (北菓楼のプレスリリースより 2015.12.11発行)

中に入ると、床がすべて取り払われて豪快な吹き抜けになっていました。ファサード(建物の外観)をそっくり保存するために、それを支える柱や梁があるのですが、ほとんど気付かないほどうまく処理されています。フロア全体にお菓子が並べられており、目玉であるこの店の限定商品は売り切れでした。レジの前には長蛇の列ができていて、人気のほどが窺われます。
内部空間

かつての入り口は南西角にありましたが、階段を上がらなければならないので出入り口は閉め切られ、地階に当たる現ストアのフロアと二階を繋ぐ階段として利用されています。すり減った石階段が歴史を感じさせていました。
階段

二階はティールームになっていて、かつての図書館を偲ばせる書架が天井まで造られていました。係員にあれは読めるのですか?と聞いてみたら、手の届くところの本はご自由に読んでかまわないですが、上の方はちょっと・・・。ここにも長い列でできており、現在一時間半待ちとなっておりますとのことでした…(^^;)
二階

階段室の天井には、漆喰で洒落た模様が描かれており、昔の職人さんの腕が各所に残されています。
天井

せっかく入ったのだから、お土産を買って帰ろうと列に並びましたが、店員さんたちはまだ慣れていないようで、かなりもたもたとやっておりました。少し時間をおいてからの方がいいかもしれませんね… ようやく解放されて出ようとしたら、一角に三岸好太郎の作品が展示されていました。三岸好太郎美術館のサテライトとして、定期的にここに本物の作品が展示されるようです。美術館は少し不便なところにあるし、地元の人もあまり行かないところなのでいいねらいだと思いましたが、お菓子を手に入れることに没頭している方には目に入らないようで、誰も見ている人はおりませんでした。
三岸サテライト

いろいろと批判もあるかしれませんが、隣の中央署が昔の外観をそっくりまねして新たに造られているのに比べれば、古建築の再生例として提示した安藤さんの答えは評価されてよいと思います。混雑が少し落ち着いた頃に、ぜひご覧になっていただきたいと思います。

旭川西武

  • 2016.03.15 Tuesday
  • 05:55
彼岸が近くなり、夜明けがすっかり早くなってきました。5時半頃から明るくなり、ぼちぼち出かけようとする時間に、東にある神社山の鞍部から真っ赤な朝日が昇ってくるようになりました。夏至の前後になると神社山の左から朝日が昇るようになってきます。なので5月頃は神社山の陰になり、お日様を拝むのが少し遅れてしまうのです。
朝日

昨日は旭川で打合せがあったので、久しぶりに特急に乗ろうとチ・カ・ホを歩いて行くと、なんだか一角がど派手な色に。市役所とまちづくり会社がやっている室内緑化のコーナーが、花ものに植え替えられたばかりのようですが、照明のせいもあって色合いがきつく見えます。春が近いから派手目を狙ったのかなぁ… ちなみに、赤はカランコエ、黄色はリーガーズベゴニア、白はアザレア、紫はベルフラワーでした。
室内緑化

南空知は例年通り帳尻合わせの雪が降ったようで、一面の雪景色になっていました。ところが中空知に入ると、あちこちで融雪剤を撒き始めているのです。南空知ではまだ雪が降ると予測しているので、じっと我慢しているのに対し、こちらの農家さんは降ってもあと少しだと踏んでいるのでしょう。このあたりのタイミングは、各農家さんの腕の見せ所ですね。
融雪剤

旭川も雪は少なめらしく、車道の雪はすっかり消えて乾いており、車もビュンビュン飛ばしていました。今どき珍しいプラタナスのオブジェ風の街路樹が、暖かい日差しを浴びて輝いていました。
プラタナス

打合せのあと、駅に戻ろうと西武デパートの横を通ると、やはり閑散としていました。駅横に出現したイオンに比べれば、やはり劣勢なのでしょう。向かいにあった丸井今井の跡地は名店街になったものの、強い集客力を持った施設がないとどうしてもインパクトがありません。閉店まであと半年、どうなっていくのでしょうか…
西武

せっかくここまで来たので、電車一つ遅らせて美味しいお茶を飲んできました。ダージリンにぴったりのカップはどこのものなのかと思ったら、なんとウェッジウッド!! 結構くどいのが多くてずっと避けてきていたのに、こんな素敵なカップを作っていたなんて。ちょっと見直してしまいました。こんな紅茶が飲めるのもあと半年。何かにかこつけて、旭川に用事を作らなくては。
ティーカップ

アルヴァ・アアルト

  • 2016.02.16 Tuesday
  • 05:50
90年に初めて行った海外研修では、まずフィンランドから入ったので、特に印象が強かったように思います。漠然とした北欧へのあこがれの中で、音楽ではシベリウス、建築ではアルヴァ・アアルトが活躍した場所でもあるので、よけい強い思い入れがありました。

見学先はあくまで公園緑地が主体でしたが、先生も私も都市計画や建築への思いが強かったこともあり、できるだけ時間を割いて見て歩くことにしました。アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)といっても知らない人が多いでしょうが、北海道の建築家にはアアルトの影響が特に強く、この初渡航の何年か前に札幌でアアルト展があったことが私にも強く影響していたと思います。
アアルト
 (「アルヴァー・アールト 1889-1976」8pより 新建築社刊、1984)

アアルトの作品はフィンランド国内だけでなく、ヨーロッパ各地からアメリカまで、実にたくさん散らばっています。ヘルシンキの町中にもいろいろあるのですが、時間の関係で行けたのは町中にあるアカデミア書店だけでした。
  アカデミア書店

自然光をうまく取り入れ、書店でこんなぜいたくな空間が許されるんだ…と驚かされました。この中にカフェ・アアルトがあったのには気がつかなかったです…(>_<) ここの隠れた目玉の一つがドアの取っ手。アアルトめぐりでは欠かせないポイントになっていました。
取っ手

取っ手の光り具合からは、一番下の子供用の取っ手はあまり使われていなかったみたい…(^^;)
でもこのパターンはあちこちで使われていたようです。
  二段の取っ手
 (ラウタ・タロ・ビルの取っ手 「アルヴァー・アールト」145pより 新建築社刊、1984)

アアルトは建築だけでなく、家具や照明器具など、様々なもののデザインも手がけています。いろいろと空間構成をイメージしていく中で、それが建築物になったり、こんな花瓶になったりするのですから不思議です。この花瓶は書店でも売られていましたが、まだ旅が始まったばかりなので土産には…と断念しました。
うねる空間
 (うねる線 「アルヴァー・アールト」89pより 新建築社刊、1984)

その何年かあとのこと、いろいろとおつきあいのあった工学部のK教授の自宅に行ったおり、「笠さんに土産があるのでもらってくれないか」といただいたのが、なんとアアルトの花瓶だったのです!大先生の前で小躍りする訳にはいきませんでしたが、大感激のお土産となりました。
花瓶

アアルトがデザインした花瓶などはイッタラ(iittala)社からアアルトコレクションとしてたくさん出ています。用の美を追究した北欧デザインの存在感はまた格別で、こんな軽快なフォルムが、あのいかつい大巨匠の手から生まれているところが面白いのです。(つづく)

博物館活動センター

  • 2016.02.05 Friday
  • 05:53
昨日は午前中 かでる2・7 で、北海道景観審議会の今期最終の会議がありました。決して得意な分野ではないけれど、無い知恵を振り絞って意見を言わせてもらっているので、私にとっては相当頭の体操になっていると思います。

午後からは、すぐ近くにある博物館活動センターに用事がありました。この建物は30数年前に当時の市立病院の病棟として建設されたものです。市立病院が桑園に移転したあと、この病棟だけはまだ新しかったのでそのまま解体されずに残され、ボランティア活動の支援施設「リンケージプラザ」や、まちづくりセンター、そして博物館活動センターなどが入居していました。
リンケージプラザ

現在創成川縁にあるNHKがここに移転して来ることになり、3月までにすべての施設が引っ越して建物の解体が始まるので、残るは博物館活動センターだけになっています。いなくなる前に学芸員のYさんと打ち合わせることがあり、薄暗いお化け屋敷のような建物に入っていきました。なにせここは病棟だったので、こわ〜〜い噂がたくさんあったのです。エレベーターが妙に大きいカゴになっているのは、ベッドを運ぶ病院ならではの施設の名残です。
エレベーター

フロアに入ると入り口のカイギュウ化石のレプリカは、バラバラにされて引っ越し準備の真っ最中。かさばるものが多いので、引っ越しは大変そうです。
カイギュウレプリカ

なにせ学芸員は古代生物と生物の二人なので、生き物の方はまだしも、化石や石そのものなど、重たくて運ぶの大変!!というものばかり。廊下に無造作に置かれているアンモナイトだって、一人で持ち上げるのは無理なほどの重さですから…(^^;)
アンモナイト

フロアからは植物園がよく見えますが、真下を見るとかつての中庭がそのまま残されていました。この庭を造ったのは1982年の夏から秋にかけてなので、30年以上も前のことです。その2年前に病院前にあった木の移植をやった時は、まだ入社間もない頃だったので、しんどい思い出しかありませんでしたねぇ。
庭園跡

でも中庭ができて、食堂でお昼を食べた患者さんや見舞客が、昼にどんどん庭にでてきて気持ちよさげに日向ぼっこをしている姿が印象的でした。当時の病院では画期的な試みだったと思います。
造成当時
 (完成直後の中庭の様子  1983.5.20)

この施設の移転先は、かなり遠くて平岸霊園の南西角、昨年まで障がい者通所更生施設だったところだそうです。
移転案内

地下鉄だと澄川駅から10分ほどの丘の上なので、ちょっと遠く感じてしまいますが、魅力ある施設にしようと張り切っていますので、春になったら行ってみようと思います。

円山の変貌

  • 2016.02.03 Wednesday
  • 05:51
今日は節分。大寒が今日で終わり、明日の立春からはもう春のきざしが見えてくる節目です。そして‘こまめ’の誕生日。もう四歳になりました。この寒空に捨てられていたネコ達の中で、こまめだけが生き延びたとか。発見して保護してくれた方や、その後なんとか元気になるまで育てて下さった方には本当に感謝です。相変わらずみんなにはなつかない、かわいげのないネコでもありますが、それなりに私たちを癒してくれる存在です。
こまめ

事務所のある円山界隈は、やがてマンションに埋め尽くされてしまうのでは…と思うほどのマンションラッシュ。昼を食べに行く道すがら、あるいは午後の散歩など、町をうろつく頻度が夏に比べて高いものですから、ええっ!っという風景に出くわしてしまいます。昨日も28丁目の方を歩いていて、角の一角がすっかり解体されているところでした。移転や店じまいの貼り紙がしてあったので、そろそろかなと思ってはいましたが、いよいよのようです。ここにも捨て猫を引き取って育てているところがあったのになぁ。
円山整形前

その反対側もすっかり更地になって、マンション予定地の看板が。ここには海産物の土産物店があり、昔はひっきりなしに観光バスがやって来ていたのですが、最近のバスは外国人だらけだし、海産物は爆買いの対象にはなり損なったのでしょうか。いつの間にやら跡形もなくなってしまいました。
H商店跡

そういえば、18丁目の方面もマンションの建設現場だらけで、大通西20丁目角のマンションも数日前に足場の解体が進められていました。ここには老舗の結婚式場があり、時流に乗り損ねて開店休業状態になってしまっていたので、貸室として使われていたのです。すぐ近くにある札幌開発建設部には広い会議室がないため、規模の大きな入札や説明会、講習会などはよくここで行われていました。仕事でもよくここを借りて、街路樹の検討会や技術講習会などをやった懐かしい建物でもありました。
ヤサカ跡

事務所のすぐ近くのバス停前にも、半月くらい前に工事の予告看板が立ち、ワンルームマンションになるんだとか。ここの住人は、事務所前の小路の奥に駐車場を借りているので、ここに来た時からよく顔を合わせていました。先日会った時に聞いたら、住みづらくなったから売っちゃったんだわ〜もう戻らないからさよならね〜とのこと。以前からこの煉瓦造の蔵には何が入っているんだろうと思っていたけれど、ある日忽然と姿を消してしまうのでしょうね。
バス停前

町が変化していくのは仕方ないけれど、マンションだらけの円山なんて、なんの魅力があるんだか。裏庭にある大きなハクモクレンの木の花も、今年はもう見られないのでしょう…

駒岡の温室も・・・

  • 2016.01.25 Monday
  • 05:52
北海道はようやく天気も安定し、道路の除排雪もかなり進んできましたが、今度は西日本を寒波が襲っているようで、奄美では115年振りに雪が降ったとか。山陰や北九州でそれなりに慣れているとはいえ、暖かい南九州では信じられないような気温になっており、暖房器具も満足にないでしょうから、みんな震え上がっているだろうなぁ…
  南九州

先日滝野公園に行った時、お昼を食べる暇がなかったので、コンビニに寄ってから途中の駒岡保養センターで食べていこうと思いました。そうしたら工事中になっていて、あらら…と思ってよく見ると、なんと温室が跡形もなくなっていたのです。
駒岡

数年前の事業仕分けでは、なんとか施設は存続の方向になったのでホッとしていたのですが、
実は温室部分の解体が決まっていたのですね… ここは清掃工場の廃熱利用なので、そんなに維持管理費がかかるはずがないと思っていたのに。

方針
 (「札幌市保養センター駒岡の活用に係る基本方針」から 2013(H25)年9月策定)

これで札幌近郊には、北大植物園の温室といわみざわ公園色彩館の小さな温室コーナーくらいしか、気軽に行ける「温室」らしいところがなくなってしまいました。こういう検討する方々は、近視眼的な経済性や効率化だけ熱心に進めようとするけれど、もっと大局的、広域的な観点から「温室」の植物のありがた味を論じることなんか、考えも及ばないのでしょう。

以前道新に連載していた時に北大病院の中にある温室のことを書いたところ、早速投書欄にこのような言葉をいただきました。「(前略) 病院内で植物を管理し育てるのは大変だと思いますが、生きた本物の植物だからこそ、見るものに生きる喜びや命の大切さを教えてくれるものだと思います。「病は気から」などと言いますが、安らぎを得たり、リラックスすることが、なによりも病気の特効薬になるのかもと感じました。」半年間緑のない生活が続く雪国では、このような空間のありがたみは絶大なものがあると思います。訳の分からない事業に金をかけるくらいなら、こういう切実な意見にもっと耳を傾けてほしいものです。

特に珍しい植物はなかったけれど、行けば何かしら花が咲いていて気持ちがほぐれる空間でした。これでもう、大好きなキフゲットウ(Alpinia zerumbet‘Variegata’)の花が見られる場所はなくなってしまったのですからねぇ… とっても寂しい気持ちになってしまいました。
ゲットウ

札幌軟石発掘大作戦

  • 2015.12.24 Thursday
  • 05:51
この時期というのにイベントが続きます。昨日は「札幌軟石発掘大作戦 10周年記念展」を見てきました。場所は創成イーストの北1条東2丁目。施設名が北海道教育大学 アーツ&スポーツ文化複合施設「HUG」となっているので、どこかいな?と思ったら、昔の勇崎商店の石蔵のことでした。昔勤めていた会社が東区だったので、町に出てくる時にはここの前をよく通りました。今でも烏龍茶を買っている晋南貿易の昔の古い建物があり、そのすぐ先にこの軟石造の蔵があったのです。しばらく飲食店として利用されていたと思ったら、解体されて新たに建てられたマンションに組み込まれる形で復元されていたのです。
建築全体

正面だけを見ると、昔のまんまという気がしてしまいます。
建築正面

この商店は、タマネギやジャガイモなど近郊で収穫された農産物を本州方面に移出すると共に、海外からのバナナや、福島のリンゴ(苹果)やモモ(水蜜桃)、静岡や和歌山のミカンなどを移入して卸していたのです。この蔵自体はバナナの貯蔵庫だったとか。
看板

内部はすっかりきれいになり、ギャラリーとして活用できるようになっていました。お昼時に行ったのですが、結構たくさんの方が見に来ていました。
内部

昔大通西2丁目にあった郵便局や電話交換所の、精密なミニチュア模型も展示されています。
模型

既に解体されているものもたくさんありますが、そのまま現役でいるもの、飲食店舗などに再活用されているもの、開拓の村に移築されて残っているものなど、実に様々なものがあります。
軟石造

軟石で作られた塀や狛犬、記念碑の台座など、札幌周辺で大量に採掘されていた軟石を活用している例が、たくさんの写真から把握されて面白いです。
狛犬

展示は27日(日)まで。ここに行くにはテレビ塔の下の地下道をひたすら東に進みます。地下街から一段階段を下がると謎のエスカレーターが。お金をけちって短くなったのか?、どこかで余ったものをもらってきたけれど、長さが足りなかったのか?昔から不思議に思っています。
謎のエスカレーター

地下通路の壁には「500m美術館」があるので、見ていくと結構面白いものもあります。
500m美術館
5番出口から地上に上がり、南進する東2丁目通をさかのぼるように3丁ほど歩くとたどり着きます。つるつる路面をほとんど歩かないで行けるので、興味のある方はぜひご覧になって下さい。

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