北彩都ガーデン

  • 2017.07.21 Friday
  • 06:00
昨日は午前中白石駅の花壇管理。午後から旭川に移動して、石積みの現地指導を。あわただしい一日でした。現場はガーデンセンターなので、北彩都ガーデンを一通り見ながら歩いて行きました。薄曇りであまり暑くなく、風もあるので心地よい雰囲気。大きな木の存在感は何ものにも代えがたく、本当に残せてよかったです。
北彩都

ヤマアワの穂がさわさわ揺らいでいるのが印象的で、もうススキの穂が出ているのにびっくり。野草の世界は夏から秋に移ろっているようです。この組み合わせは渡島大島の海岸草原でも見られ、わが国のグラスの原風景といってもいいでしょう。
ヤマアワ

この部分は河川敷なので、その雰囲気にピッタリなのがエゾカワラナデシコやカワラマツバ。植物の選択は、生態的なものを優先することはむしろ少ないけれど、ここの場合にはうまくマッチしていると思います。
カワラナデシコ

現場に着くと、大きな石がゴロゴロと。本当はもっと薄い石が欲しかったけれど、旭川近辺ではもう出していないとのことで、やむなくこの石で積むことになったのです。植木屋時代は野面(のづら)の石積みばかりやっており,昔取った杵柄で、しばらく石を転がしているうちに感覚が戻ってきました。
石積み1

公共工事は出来形管理がうるさいので、どのくらいまでが許容範囲なのか、監督さんと一つずつ詰めながら、高さや石の出入り、傾きなどを確認し、現場の方にも納得していただきました。
石積み2

現場の目途をつけてから、園内の植物の生育状態の確認を。ハーブ類はもりもりとよく育っているものと、消えてしまったものとがあるものの、概ねいい感じになっていました。支柱もシラカンバの枝を曲げて作られており、見ていても気持ちいいものです。
ハーブ類

エントランスの方も、ミスカンサスやフウチソウ,カレックスなどのグラス類が、ねらい通りの雰囲気を作りだしていました。こんな開放的な雰囲気の空間には、シンプルな植栽がピッタリはまります。
グラス

アプローチのボーダーも植物が落ち着いてきたようで、スモークツリーやシラタマミズキなどの低木系が苦戦していたのが、ようやく本来の姿になってきたようです。
アプローチ

一番うれしかったのは、メドゥがバッチリ出来上がっていたこと。ちょうどいい時期に見たことがなく、うまくいったのか不安に思っていました。いくつかのパターンを変えているのですが、それぞれ異なる雰囲気になっており、予想以上の出来にちょっとにんまり。こればかりは写真ではとても撮せないので、ぜひ現場をご覧になっていただきたいです。
メドゥ

北彩都ガーデン オープン

  • 2015.08.01 Saturday
  • 05:37
昨日、北彩都ガーデンが全面オープンしました。天気予報では午前中かなり強い雨になることに… びくびくしながら車を走らせていると、砂川辺りからぽつぽつ降り始めたものの、路面を流れるほどにもならないまま旭川に着きました。式典は新しく完成したガーデンセンターの前で行われるので、関係者が雨が降ってきた時の用意なども進めていました。旭川も連日蒸し暑い天気が続いているので、式次第などの入った封筒には、うちわが入っておりました。これは助かります。
うちわ

式典はシンプルなもので、各界のおえらいさんはほんの一部。主役は既に昨年からガーデンの管理に当たっているサポーターのみなさん達。なんと百名近くの方が登録されて、熱心な活動が続けられており、ガーデンの管理には欠かせない存在になっているのです。なので、テープカットも8名のうち4名がサポーターから。ハサミも園芸用のものを用いるこだわりぶりでした。
テープカット

私の出番は、午前午後一回ずつのガイドツアー。さあ始めようと思ったらばらばらと雨が降り、やっぱりなぁ…と苦笑いでしたが、みなさんの念力でなんとか持ち直してくれました。
ツアー

ガーデンセンターの回りは、すべてレイズドベッドに植えられたハーブ類が主役になっています。建物内には調理施設も整備されているので、今後は様々なイベントが行われていきます。ここの場合、運営に当たるスタッフがしっかりしていること、施設面でも十分に検討されたものができたこと、そしてそれらを支えるたくさんのサポーターの存在が大きな特徴になっていますので、これからがますます楽しみな空間になっていくことでしょう。
ハーブ

ガーデンセンターの場所は、旭川駅からは少し離れており、間に大池という一種の遊水池が横たわっています。都心部にこれだけ広い未利用地が残っていたのは奇跡的といえますが、かつては操車場などの鉄道施設が横たわっていたため、忠別川に近づくことができなかったことが幸いしたようです。ただ、大池を望む土地の利用がまだ決まっていないため、やたらだだっ広く感じます。
大池

昼休みに池の横を通って駅南のガーデンまで行って来ました。曇り空だったのが幸いで、たくさんの方がガーデンを散策していました。車椅子に乗ったお母さんと見えられていた方は、市内に住んでいるのに初めてです〜こんないいところがあるなら、もっと早くに来ればよかったと、ゆっくり花を楽しんでおられました。
アウネの広場

大池から流れ出た水が流れる水路脇は、野草が中心のエリア。エゾカワラナデシコやエゾミソハギが満開になっていました。園芸植物から野草まで、そして新しくオープンしたエリアではハーブ類や野菜・果樹など暮らしに身近な植物が楽しめる空間の誕生です。北海道にまた新しいタイプのガーデン空間が完成し、ますます楽しくなってきましたよ〜 ぜひご覧になっていただきたいです。
カワラナデシコ

霧の旭川

  • 2014.11.23 Sunday
  • 05:47
昨日は旭川。滝川あたりから濃い霧に包まれて一寸先も見えなくなり、特急も減速運転してそろそろと進んでいきました。旭川に入ると少しは見えてきましたが、クリスタル橋もどんよりしたまんま、輝いてくれませんでした。
クリスタル橋

北彩都ガーデンに植える苗の材料検査。搬入された苗の量がかなりあり、園芸店の店先になったよう…
材料検査
この時期には地上部がなくなっているものが多く、越冬芽の有無と根張りを確認していく必要があります。怪しいものは株元がぐずぐずになってしまいますが、さすがイ○○ファーム、しっかりした作りの苗ばかりでした。グラスでこれだけしっかり作っていれば、休むことなくすぐに見栄えがしてくれることでしょう。
ポット苗

センターハウスの内装工事はかなり進んできているものの、建物回りはようやく整備が始まったばかりのようで、年越しの様子。根雪が少しでも遅くなればよいですが。
センターハウス

春に植栽されたアプローチ部分の花壇も、順調に育ってきているようです。来春からは、元気いっぱいのボランティアの方たちによって、この一角もしっかりと管理されていくことでしょう。
アプローチ

この前はあちこちで重機が走り回っていましたが、ようやく落ち着いてきたようで、駅までの広々とした北彩都ガーデンの全貌が見渡せるようになってきました。左手にある忠別川の築堤からなだらかなスロープで繋がっているので、ものすごく開放感があります。反対方向の駅から見れば、神楽岡が背景となるので、また違う雰囲気を味わえることでしょう。来年夏にはグランドオープンし、合わせていろんなイベントもありそうなので、上川のガーデンショウと共に目が離せなくなりそうです〜
全景

快晴の北彩都ガーデン

  • 2014.11.06 Thursday
  • 05:58
大荒れの天気が一転快晴に。朝から強い日差しが差し込み、抜けるような青空の向こうには、雪を抱いた山々が見えるようになりました。電車での移動は車とは違って緊張感がなく、暖かい日差しを受けるとついうとうとしてしまいます。そんな移動で旭川駅に降り立つと、北彩都ガーデンにも、燦々とまぶしい日差しが降り注いでいました。
北彩都
刈り残されているデスカンプシア(Deschampsia caespitosa)が、朝日に輝いていました。前日に10cmほど雪が積もったようですが、つぶれないでがんばっていたようです。散歩に立ち寄る方もちらほらいて、この時期でも十分散策対象になっているようです。

大池の横を通って宮前公園の現場へ。ガーデンセンターの仮囲いがはずされて、全貌が見えていました。回りはまだあちこちで工事が錯綜し、どうしても仕上げで後回しにされてしまう植栽は、まだ十分に行えない状態になっていました。北海道では、この時期に毎度繰り返される公共工事の宿命みたいなものです。
ガーデンセンター

北彩都ガーデン全体の管理事務所的な存在になるガーデンセンターは、とても楽しみな施設です。神楽岡公園にある緑のセンターは、とても充実したものですが、どうしても気軽に行きにくい位置にあります。これに対してこのガーデンセンターは、北彩都ガーデンのセンターハウスでもあり、いろんな役目が期待されます。中を覗くとオール床暖になっているようで、寒々しい駅舎とは違って、冬でも気持ちよく過ごせそうです。来年の冬は楽しみですね。
内部

駅への帰り道、富良野線の高架下にある緑地帯では、ボランティアによる冬囲いが行われていました。毎度熱心なボランティアの方たちが40名近くも集まるので、指導しているSさんTさんも、目配りが大変なようです。
ボランティア作業

公園緑化協会の職員による模範演技に、みなさん食い入るように見つめていましたが、まだ男結びをマスターしている方は一部なので、本格的にやっていただくのはこれからのようです。
冬囲い
みなさんおそろいのエプロンをして、とてもモチベーションが高いボランティアのようなので、これから完成するガーデンセーター回りの管理など、活躍の場がどんどん出てくると思います。
エプロン

こんなこともあろうかとハサミを持っていったのですが、冬囲いの指導はみなさんに任せ、低木の剪定を。この緑地はまだ公園に引き渡されていないので、ほとんど無管理状態になっており、植えた時のままの枝振りでかわいそうな状態になっていました。例えばたくさん植えられているシラタマミズキ(シベリアミズキ、サンゴミズキ)。枝が老化して枯れ込み始め、シュートも全然出ていないものばかりに。なのでせっせと剪定していきました。
剪定前 剪定後
通りがかりのおじさんが、なんでそんなに切ってしまうの?と食ってかかってきましたが、しっかり説明して納得していただきました。このような低木の剪定が、一番手遅れになりがちなもの。お節介ながら、ほとんど剪定してしまいました。来年はしっかりと芽が吹いてくれることでしょう。

秋晴れの北彩都

  • 2014.10.19 Sunday
  • 06:01
この時期の天気は、めまぐるしく変わります。昨日は旭川泊まり。明け方まで雨が残っていましたが、ホテルを出る頃には晴れてくれました。
北彩都ガーデンの一部でもある宮前公園で、工事が始まった部分の植物確認と配植をやらなければなりません。数年前に設計した時には、現場のイメージできなかったので詳細の配植図を付けておりませんでした。現在ガーデンセンターの建築工事も進んできており、その回りの植えますに植栽できる部分が出てきたのです。
苗
といっても、仮囲いの隙間のような位置にあるレイズドベッド。基本的な配置は設定していたので、こちらは淡々と決めていきました。
もう一つのハーブガーデンもレイズドベッド形式。こちらは細かく決めていなかったので、ホテルでしっかり配置図を描いていき、苗を配置しながら調整していきました。このような現場落としは、事前の段取り次第で大きく変わります。予定どおりの時間でバッチリと配置が決まりました。やれやれです。
配置済み
来春にこのゾーンが完成すると、北彩都ガーデンもほぼ完成になります。ところが工事の方は、建築や土木工事が錯綜しているため、どうしても造園が後回しになってしまいます。二工区ある造園屋の代人さんは頭を抱えていました。雪が本格的に積もらないうちに、うまく片付いてほしいです。

せっかく晴れているので、駅南の北彩都ガーデンを見ていくことに。駅前の駐車場は30分間無料なので、チラッと見て行くには便利かも。駅舎を抜けると、秋晴れの日差しを浴びてグラスの穂波が輝いていました。グラス類はこのくらいの分量の方が効果的かもしれません。
グラス
それにしても、ここに残された既存のハルニレとヤナギの存在感は見事です。四季を通じて、この馬鹿でかい駅舎に負けない存在感を示してくれています。

竹を組んだものがあるので何かと思ったら、ニシキギの冬囲いでした。それにしては随分と立派だこと。見せることを意識したしつらえなんでしょうか?
冬囲い

昨日の氷雨とは一転して、秋晴れのいい天気になりました。風は多少冷たくても、日差しがあれば全然違います。先日初氷があったので、花はすっかりなくなって茶色に変わっていましたが、微妙な色の変化があるので、それなりに見られるものです。
小川

駅前ではイオンの複合施設が建設の真っ最中。来春にはオープンするそうなので、超突貫工事をやっていました。こちら側から見ても、高層階のホテル部分がちらと見えてきています。せっかくのすっきりしたプロポーションにも変化が出てきてしまうのですね。
青空

離れている現場は、そう頻繁には見に行くことができませんが、季節を変えて見てみると新たな発見があるものです。慌ただしい中にも、ちょっとだけ息抜きができました。

北彩都ガーデン

  • 2014.06.10 Tuesday
  • 05:51
札幌は昨日の朝方また少し雨が降りました。アメダスを見て、余市には降らなかったのでがっくり。今週また傘マークがあるので、それに期待したいです。ぱらぱら雨の中、朝いちの特急で旭川へ。列車で行けるところは、なるべく車を使いたくありません。
駅前広場もまもなく完成だとか。妙にだだっ広い空間が出現していました。これはご勘弁と南口に回ると、忠別側の河川敷との間に作られた、緑豊かな北彩都ガーデンが広がっています。
ガーデン1
北彩都ガーデンブログではちょくちょく見ていたのですが、完成後実際に見るのは初めてなので、とても楽しみにしていました。植えられた翌年の昨年、あんまり植物の育ちがいいのにびっくり。一体どんな土を入れたのかなと興味津々。今年の生育はもっとすばらしく、株がもう押しくらまんじゅうになっているのです。うらやましいなぁ…(>_<)
ガーデン3
ちょうど今はアリウムの見頃。白花のねぎ坊主畑が出現し、風に揺れているさまはなんとも微笑ましいものでした。河川敷に近いので、水はけがよすぎるくらいの砂質土壌とのこと。アリウムの生育には最適な環境となったようです。設計に当たったSさんもホッとしていることでしょう。新しい名所の誕生です〜
ガーデン2

氷点橋の下をくぐると、まだ造成途中の大池周辺には、帰化植物見本園のような空間が広がっています。その中に白花のアカツメクサを見つけました。これで二回目、10年くらい前に四季の杜公園で見て以来でした。本来の赤花株と混じっているととても美しく、移植してガーデンに植えておけばいいのにと言っておきましたが…(^_^;)
白花アカツメクサ

宮前公園の西エリアでは、少しずつですがガーデンの造成が進められています。今年センターハウスの建築工事が行われ、来年でようやく完成という予定でしょうか。隙間を縫うように花壇の植栽が行われています。先月末には、ガーデンボランティアによる植栽も行われ、もっとやることはないのかとせっつかれているとか。ガーデンと共に楽しみな方達です。
宮前公園

帰りがけ、もう一度ガーデンに出てみると、おばちゃん達が「あらきれいだわねぇ!」とねぎ坊主の前で盛り上がっていました。駅を利用する人だけでなく、駅にあまり縁のない市民にとっても楽しく過ごせる場所になることと思います。無機質な北口と、緑豊かな南口のコントラストは際立っており、駅周辺整備の中で最も高質な空間が生まれたと言ってよいでしょう。
ガーデン

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