ピーカン十勝

  • 2018.10.05 Friday
  • 05:55
十勝は昨日も快晴でした。十勝ヒルズの現場も今年はこれが最終日。半月前に来たばかりだけど、夜温が急速に下がっているので、一気に秋めいて感じます。手前のフリーマニーカエデはまだちらちらと赤くなっている程度なのに、ショップ前の木はもう真っ赤っか。みんなが熱心に写真を撮していました。
フリーマニー

ポタジェから園内のチェックを始め、メインアプローチにやってくると、アスター類が秋らしい風景を作っていました。ここは手入れが行き届かないので、高茎草本で植えつぶし、メドゥ風の草原景観にしていく予定でしたが、最初に植えたアスターだけでも十分なくらいでした。来年はもっと種数が増えていく予定です。
アスター

同じカエデ類でも、ギンカエデはだんだん色が抜けて白葉化していき、それにチラッと赤味が入る独特の秋化粧になっていきます。メグスリノキはまだほんの赤くなった程度で、今月一杯様々な紅葉が園内で楽しめます。
ギンカエデ

昼食は四分分度でとろろ蕎麦をいただきましたが、ちと盛りが少なく、さすがの私でも大盛りにしておけばよかった…と後悔しましたが、とろろの粘りで夕方まで乗り切りました。
とろろ蕎麦

午後からは、エントランスのシラカンバの化粧直し。枝がもさもさ繁っているため、シラカンバらしさがなく、もう少しすっきり幹を見せる必要があります。意外と大きな木なので、二段ばしごを持ってきてもらい、汗だくになって枝を払ってやりました。スカイミラーのシラカンバが倒れてしまったので、しばらくこの木で代役を務めてもらいましょう。
剪定前 剪定後

ハシゴを片付けてスカイミラーに行って見ると、うーーん、シラカンバがなくても気にならなくなったなぁ。変にちんけな木を植えるより、なくても気にならないか…という感じです。それにしても3列目に試験的に植えた‘ミスティック・スパイヤーズブルー’の紫の濃いこと。来年は手前の2列をこれにして、より一層引き立つ景観にしていこうと思います。
スカイミラー

ローズでは着々と冬囲いの準備が進んでいました。人手が少なくなっているため、花が途切れたのを見計らって、順次作業を進めて行く必要があるのです。来年はもう少し遅くまで秋バラを咲かせる予定なので、日程のせめぎ合いになりそうですが。
バラ

一回りしてヴィーズのところに戻ってきたら、窓の目の前にあるマルス‘プロフュージョン’に真っ赤なリンゴが鈴生りになっていました。滅茶苦茶な剪定されて崩れていた樹形を、少しずつ直してきて、ようやく昨年くらいからたくさん実が成ってきました。お客さんにも大好評なので、嬉しくなります。
プロフュージョン

週末の台風が気になりますが、15日までが今シーズンの営業で、それ以降10月末日までは無料公開期間になります。晴れた日には、とても気持ちよく園内を散策できますので、ぜひお越し下さい〜

秋晴れの十勝ヒルズ

  • 2018.09.20 Thursday
  • 05:55
昨日は久しぶりに十勝へ。峠を越えて十勝に入ると、ピーカンに晴れ渡っていました。アプローチのフリーマニーカエデの倒伏状態を確認してから、まずはポタジェのリンゴを見に行きました。先日の台風でもほとんど落ちなくて、たくさんの実が成っていて一安心。これでもう安定して実が成っていくでしょう。
リンゴ

釧路八重の並木道の向こう側は、管理手間がかからないように高茎草本を植え込んで、メドウっぽく変えているエリアです。園内にあるペルシカリアや宿根アスター類を集めて植え込んでみたら、なかなか見応えのある花畑になっていました。もう少し春から夏に咲くものを入れていけば、新たな見どころになっていけそうです。
ナチュラル

そこでいよいよスカイミラーへ。ここのシラカンバはガーデンのシンボルツリーだったので、完全になくなってしまうとものすごい喪失感があります。初めて来る方はそんなこと気にならないでしょうが、今後どうするかは、オーナーの意向を聞いて動くことにしましょう。
スカイミラー

これまでは色違いのブルーサルビアによる修景だったけれど、品種ものでないと色や草姿がばらばらで、いまいちきれいではありませんでした。そこで今年は、一部に‘ミスティック・スパイヤーズブルー’を植えてみました。するとその差は一目瞭然。問題は価格が高いことですが、株の張り方が全然違うので、来年は植栽密度を下げてでも比率を高めていこうと思います。
サルビア

昼食は久しぶりに四分分度へ。春から夏までは団体専用になっていたのですが、閑散期に入り、一般の利用を再開したばかりでした。久しぶりに鶏ゴボウそばをいただきましたが、以前に比べて味がさらっと淡泊に感じました。何が変わったんだろう…?
蕎麦

午後からは、まず台風で傾いたロビニア‘フリーシア’の枝透かしを。この木は枝葉が混んで、風の透過率が低くなると枝折れや幹折れ、挙げ句の果てには倒木してしまうので、枝透かしと軽い切り詰めが欠かせません。今の時期なら、このくらい透かしておけば、風の影響は受けなくなるでしょう。
フリーシア

ノリウツギは、今年のこんな天気でもきちんといい花をたくさん咲かせてくれたそうです。今は2品種しかないけれど、もう少し増やしたいところですねぇ。
ノリウツギ

夕方カフェに戻り、打合せを済ませたところにサプライズが。バースデーケーキを用意して、誕生日を祝ってくれたのです。今年はかみさんの退院と重なったので、退院祝いをメインに、ケーキを買いませんでした。こんな風に祝ってくれるなんて、なんて嬉しいことか。温かい心に感謝感激でした〜♪
ケーキ

肌寒い十勝

  • 2018.06.21 Thursday
  • 05:58
十勝ヒルズに行ったのは二ヶ月ぶり。残念ながらスカッと晴れた天気ではなく、どんより雲が垂れ込めて肌寒いくらい。こんな天気がずっと続いているそうで、ついこの間34℃を記録したのがうそのようでした。
ヒルズ

入り口の前に列植しているフリーマニーカエデが、2本枯れてしまったとのこと。植えられた場所の基盤があまりよくなかったので、これまでも成長がよくなく、夏の終わり頃から紅葉が始まるので気にはなっていましたが、まさか枯れてしまうとは。替わりの木が入手できるのか、それが一番の問題です。
フリーマニー

園内に入ると、ちょうど大阪から来たツアーの一行がおり、地震の被害は大丈夫でしたか?と聞くと、多少はあったけど、予定どおりに来ることができて、こんな素晴らしいガーデンが見られてよかったですわ〜と元気なお言葉。ありがたいことです。こんな天気のおかげで芝生はしっとりと美しく、宿根ボーダーの草花ももりもりと育ち、ガーデンはすっかり落ち着いていました。
アイランド

スモークツリーのトンネルも、強剪定して切り戻し、新しい枝を伸ばしてきた枝先にびっしり花芽が付いていました。今年はしばらく楽しめそうです。ただ、手前に植えた黄葉のノルウェーカエデ‘プリンストンゴールド’が、片方枯れ込んでいたのが残念。足元に植えた銅葉のスモークツリーとのコントラストを見せたかったのに…
スモークツリー

もうすっかり花が咲いているのかと思っていたバラたちも、残念ながらまだほとんどつぼみで、ようやく2品種だけが花を開いていました。その一つが、現代イングリッシュガーデンの元を築いたガーデナーの名を冠した‘ガートルード・ジーキル’という品種です。つぼみはたくさん着いているので、今年も素晴らしいバラを楽しむことができますよ〜
バラ

バラ園と芝生広場を結ぶ園路脇には、ネペタ‘シックスヒルズジャイアント’を列植しているので、今年も「わぁラベンダーだ!」と人気を博すことでしょう〜(笑)本物のラベンダーもバラ園の横で試験的に植えており、今年はちゃんと越冬できたので、ぜひご覧になって下さい。十勝でラベンダーは珍しいのです。
ネペタ

3年ほど前にガレガのタネを手に入れたので、播いて苗を育ててもらいました。それがようやくしっかりとした株に育ち、たくさんの花を咲かせています。もともとマメ科牧草として導入されたものですが、花がきれいなことと二度咲きする性質から、一部のガーデンに植えられていました。丈夫な性質なので、粗放的な管理の場所に向いているかもしれません。
ガレガ

お昼は、レストランヴィーズも四分分度も、団体の貸し切りになっていたので、ランチボックスをいただきました。ボックスといっても立派なお弁当で、味も量も十分すぎるものです。利用の際は予約が必要なのかな。
ランチBOX

今年は木の花の咲き方がこちらも大変よく、テマリカンボクやホオノキ、ウメ、ヤマボウシなども例年になくたくさん咲いたそうだし、これまでちらほらしか咲かなかったキングサリが、びっしり花房を下げて、大人気だったそう。その代わりといってはなんですが、ケムシやアブラムシの発生も大変多かったので、札幌と同じ傾向だったようです。
キングサリ

二ヶ月に一度の訪問だと、あれこれ様子が変わりすぎて、認識が追いつかないことばかりでしたが、リニューアルして3年目に入り、ガーデンも落ち着いてきました。新人ガーデナーもしっかりと戦力になっているので、今年もヒルズのガーデンは見逃せないですよ〜♪

十勝ヒルズで初仕事

  • 2018.04.12 Thursday
  • 06:02
昨日は十勝ヒルズへ。建物の陰などにはまだ雪が残っていましたが、芝生や花壇の雪はすっかり消えていました。昨日はどんよりした曇り空だったので、咲き始めたクロッカスは固くつぼみを巻いており、チオノドクサのルキリエ‘アルバ’だけが大きく花を広げていました。
チオノドクサ

回数は減りますが、今年も行くことになったのは、新人のガーデナーが入ったので、その教育をすることが最大の目的です。早速ポタジェにある、エスパリエ仕立てのリンゴの剪定をやってもらいました。これまでは別の担当の縄張りだというので手をつけなかったけれど、何もやらないで枝が暴れ放題になっていたので、昨年から取り上げて剪定を始めたのです。すると昨年初めてリンゴが成り、けっこう人気の場所になりました。
エスパリエ

お昼はヴィーズでいただきました。ここも今年から大きくシステムが変わり、これまでのビュッフェ形式から、コースのランチに。価格もやや高く、最低でも2,800円になりましたが、ランチ利用客は入園料を取らなくする予定なので、そんなに高くなる訳ではありません。
サラダ

コースでは、サラダ、スープ、メインディッシュ、デザートも2〜4っの中からセレクトできるし、なにより変わったのがそれぞれの料理のグレードです。サラダもかなり手が込んでおり、メイン料理もとろけるような牛のほほ肉をいただきましたが、味もさすがビクトルです。今年から園内産のマンガリッツァ豚が使えることもあり、本格的にミシュランを狙っていくのだそうです。
メイン

デザートも本格的。食べるのがもったいないくらいの出来映えだし、味もバッチリでした。ただ欠点は、コースになったために食事に時間がかかること。一時間半はかかってしまうので、現場飯には向きませんでした…(^_^;) 昨日は四分分度が定休日だったのでこちらをいただきましたが、ちょっと焦りました。でも本当に美味しくなったので、食べる価値は十分にあると思います。席数が減っているため、必ず予約を入れておく必要があるでしょう。
デザート

午後からは、果樹を担当する新人にも参加してもらい、昨年から始めているウメの剪定をやってもらいました。かなり太い枝をバッサリと落とすので、初心者にはこわごわの作業でしたが、まずはしっかりした、骨格づくりをやっていかなければなりません。今までほったらかしのブルーベリーも、新しいシュートをどうやって伸ばさせるのか、あっと驚く剪定法を伝授しておきました。
ウメ

この頃から雨がひどくなったので、近くのブタちゃんのところに逃げ込みました。昨年生まれた小ブタちゃんは、一年近くで80kgになり、あと数ヶ月で「出荷」されることになります。今年も次々と生まれてきているので、夏には本格的な養豚場に引っ越していき、ここでは見本的に飼育する形になるそうです。
マンガリッツァ

最後に園内を一回り確認してきました。バラも昨年並みに越冬しているので、今年もたくさんの花を咲かせてくれることでしょう。今はひっそりと静まりかえっていますが、新しいスタッフも加わって、みんな張り切っていますので、今年も十勝ヒルズをよろしくお願いいたします〜
トンボ池

秋晴れの十勝ヒルズ

  • 2017.10.05 Thursday
  • 06:00
昨日は,今年最後の十勝ヒルズの現場でした。トマムのタワーを見ながら、昨日も来てたんだよなぁ〜と不思議な気分。天気は回復したものの、気温がグッと下がってかなりの冷え込みになりました。

ヒルズのアプローチに列植したフリーマニーカエデは、いよいよ真っ赤に紅葉し、ちょうど来ていたツアーの一団が、わいわい言いながら落ち葉を拾っていました。ここは無料区域なので、あと二〜三年したら、これだけ見に来る人が増えるのではないかと心配になるくらい。
フリーマニーカエデ

スカイミラーのブルーサルビアも、秋の深まりと共にますます色濃くなってきました。今年は今までになく大きく育ち、手前の紫はちょうど1mにもなったので、特に人気が高いとか。ところが真ん中の空色が50cmもなく、うまくグラデーションにならなかったのは計算外でした。生産者の○○に文句言わなきゃなりません〜(笑)
スカイミラー

ローズガーデンに行くと、まだちらほらとバラの花が残っていました。昨年は何度も台風に襲われ、無残に花を吹き飛ばされていただけに、今年の秋バラは最高のパフォーマンスを見せてくれました。先月末にもう霜が降りたとのことですが、それにもめげずに咲いている花が見られたなんて。ここでも今年の冬の到来がかなり早そうです。
バラ

ガーデナーのみなさんが、咲き終わった部分からバラの剪定を行っていました。秋の作業は目白押しだし、千本ものバラがあるので、出来るところから作業を進めていかなければならないのです。デスカンプシアのブッシュを背に作業をしていたOさんは、まるで孔雀のようになっておりました。
孔雀みたい

お昼は久しぶりにヴィーズで。反対側に団体が入っており、こちらもほとんど埋まっていたので、天気さえよければ結構お客様に来ていただけるようです。体が冷えたので、暖まるレチョーをいただきました。
レチョー

午前中から日が差したり曇ったりを繰り返していましたが、日が差すとスカイミラーのサルビアは本当に見事。あとわずかの期間ですが、できるだけたくさんの方に見ていただきたいです。
窓の風景

そのあとホームセンターに行って、柄付きの枝切り鋏を購入。バラのブッシュがあまりにも絡まって、鋏での刈り取りが難儀していたのです。これでひざの高さくらいまでザクザクと刈り取ると、剪定作業が格段にやりやすくなりました。
ザクザク剪定

このところの冬は、毎年かなりの積雪があるので、そんなに厳重な冬囲いが必要ではないのですが、本来の十勝の冬は今年の岩見沢のような寡雪(かせつ)状態となり、地上部がほとんど枯死してしまいます。このため、出来るだけ枝を守るために、金網で補強した麻袋の筒に枝を入れ、モミガラを充填して囲っています。この作業がやりやすいよう、不要枝を徹底して抜き取り、出来るだけ細く枝折る(しおる)ので、この剪定が必要なのです。こうしてやることにより、年数がたっても毎年同じ大きさに株を維持することができるのです。
剪定

一通り作業をやり、園内を一回り確認して残りの作業を確認してスカイミラーに戻ってくると。傾いた日差しが真横から差し込み、なんとも言えない光景を演出してくれました。このガーデンの空間の広がりは、四季を通じて様々な表情を見せてくれるので本当に楽しみです。
夕陽

十勝ヒルズは15日で閉園となりますが、10月いっぱいは無料で公開されています。霜に当たってしまえば花はもうなくなってしまうけれど、紅葉や清々しい晩秋の風景は十分楽しむことができます。かわいいブタちゃんもおりますので、ぜひお越し下さい。

初秋のヒルズ

  • 2017.08.31 Thursday
  • 05:47
昨日は十勝ヒルズ。十勝の空気も午前中は少しひんやりしていました。ガーデン前に列植しているフリーマニーカエデのオータムブレイズ(Acer x freemanii 'Jeffersred'、商品名‘Autumn blaze’)のうち、園路際など条件の厳しい場所にある4本が、先月には早くも紅葉が始まっており、お客さんにも人気だったとか。そのうちの1本が、先日の強風で葉をかなり落とされてしまいました。条件が悪いなりに根を張ってくれれば、もう少し樹勢も回復してくれるのではと思います。
オータムブレイズ

ショップの前に植えられているゲラニウム‘ロザンヌ’(Geranium 'Rozanne')の勢いが止まりません。回りの植物にのしかかりながら枝を伸ばし、花を咲かせ続けているのです。花期の長さはゲラニウムの中でもピカイチなのですが、あまりにも成長の勢いが強すぎて、狭い場所にはとても植えられません。
ロザンヌ

ショップ横の、ガーデンに入った所に植えられているコリウスが、真っ赤に燃え上がっていました。最近のコリウスは葉もしっかりしているし、茎もしっかりしていて本当に見応えがあります。お客さんに必ず聞かれるそうですが、来年はもう少し違う品種も混ぜていきたいと思います。
コリウス

スカイミラーのブルーサルビアが、しっかりとグラデーションを作っていました。ただ、手前の紫がびっくりするほど大きくなっているのに、真ん中の薄紫は1/3くらいしかなく、奥の白も半分くらい。条件は同じなのに、なんで紫ばかりがこんなに大きく育ったのでしょうか?
スカイミラー

現在小笠原付近に停滞している台風15号が、3日くらいに近づいてくるという予報なので、昨年のように無残に吹き倒されないよう、手当をしておくことに。幸いバラの冬囲い用に、たくさんの短い竹があるので、株の中に斜めに挿していきました。これで少しくらいの風であれば、なんとか持ちこたえてくれるでしょう。
暴風対策

夏から秋の見どころであるノリウツギが、あちこちで花をもりもり咲かせています。大半が‘ライムライト’のようで、一部少しピンクになるものが混じっています。寒さの厳しい十勝では、この時期こんな見事な花を提供してくれるノリウツギは本当に貴重です。まもなくハギも咲いてくるので、長い十勝の秋もバッチリ楽しむことが出来るでしょう。
ノリウツギ

せっかくなので小ブタちゃんを見に行くと、ちょうど食事時間前だったらしく、お腹をすかせた子ブタたちが一斉に集まって来ました。食事は一日一回なので、お腹もぺこぺこなのでしょう。あたりのグラス類を丸めて入れてやると、押し合いへし合い食べておりました。今は本当にかわいいのですがねぇ…(^_^;)
小ブタちゃん

ポタジェに植えられているエスパリエ仕立てのリンゴに、何種類か初めて実が成りました。いままでほったらかしになっていたものを、今年3月に初めて本格的な剪定をやったものです。結果は来年かと思ったら、1年目からたくさん成ってくれて、来園者にも人気だそう。この実の形だと‘旭’のような気がするので、来月が楽しみです〜
リンゴ

霧雨の十勝

  • 2017.08.12 Saturday
  • 06:10
昨日から十勝に来ています。日頃あちこち走り回って、いつも家のことはほったらかし。かみさんには、一体十勝で何の仕事やってるの?なんていわれる始末なので、ようやく目途の付いた十勝ヒルズを見てもらおうと、朝から出かけてきました。
こんな時期に東行きの道路が混むことなんかないなんて考えたのが大甘で、狩勝トンネルを先頭に十数キロの大渋滞… これはとても我慢できないと、大回りにはなるけれど、トマムで下りて狩勝峠を越えて清水まで行って再び道東道に戻り、なんとかヒルズまでたどり着きました。入り口のフリーマニーカエデが4本も真っ赤に紅葉し、かえって人気スポットになっているとか。このままなんとか秋までもってくれるのかなぁ…?
フリーマニーカエデ

連休中はかなり混むので予約を入れておいたのですが、あいにくの霧雨模様の天気では出足もそがれてしまい、ゆったりと座ることが出来ました。13日までは、対応が十分に出来ないため「フルビュッフェ」形式にしてディッシュを自由に選べるようになっています。独特のハンガリー料理を喜んでました。
ランチ

レストラン前のスカイミラーでは、ブルーサルビアがしっかり根を張ってもりもり育ってきています。ちょっと花の色が薄いのが気になりますが、気温が下がってくればもう少し色が出てくれるでしょう。
スカイミラー

アルフレスコのボーダー花壇も、途切れることなく花が咲き続け、ほとんどのお客さんが近寄って見ていきます。この辺りが一番風景の変わったところなので、大昔の日新の丘時代に一度来たことがあるという記憶からは、あまりの変貌ぶりにびっくりしていました。
ボーダー

ローズガーデンでは、順調に二番花が咲いてきており、品種の違いで花の咲き具合がうまくばらけてくれたので、途切れることなくたくさんの花を見ることができます。昨年は度重なる台風で秋花がほとんどたたき落とされてしまい、一昨年は冬囲いに使った豆ガラによるチッ素過多で、ほとんど花が見られなかったことから、ようやく本来のローズガーデンの姿が見られそうです。
ローズ

トンボ池に下りる階段では、両脇に植えられたギボウシにびっしりと花が咲いてきました。ここは来園者で一番の人気スポットなので、バリアフリーのスロープ園路と、安心して下りられるこの階段により、じっくりと楽しんでいただけるようになりました。霧雨模様ではトンボが隠れてしまうので、ちょっと残念でしたが。
階段

メインのアプローチボーダーの裏側に、少しずつ苗を植え込んできているエリアがあります。これまでは日新の丘時代の名残であるワイルドフラワーが残っているだけでしたが、高茎草本によるメドゥに切り替えているのです。園内に散らばっているオリエンタルリリーなどもここにすべて移植してきたので、けっこう賑やかになってきました。来年にはエリア名の付いた、新しい見どころになってくれそうです。
新エリア

最後にビッグファームを見に行きました。今年生まれた小ブタちゃんたちが、みんな集められて走り回っていました。近寄ると餌をくれると思ったのか、一斉に集まって来ます。まるで幼稚園みたいな賑やかさに思わず笑ってしまいますが、来年には肉になってしまうのね…と、ちょっとしんみり…(^_^;)
ブタの幼稚園

一番最後に生まれたウリ坊が、お母さんのおっぱいを飲もうとしきりに乳首をくわえるのに、お母さんはぐっすりと昼寝中で乳房を上げてくれません…生き物のいる風景は、またガーデンとは異なる魅力の一つになっているようです。
赤ちゃん

涼しい十勝

  • 2017.07.20 Thursday
  • 05:59
先週37.1℃を記録した帯広でしたが、列車を降りると肌寒いくらい。こんなに気温差が激しいと、かえって体調を崩しそうです。ヒルズの駐車場には、道内各地のナンバーをつけた車がたくさん止まってました。ガーデン入り口のショップ入り口の花壇は、軸になるカラーリーフの低木がかなり大きくなり、安心して見られるようになりました。
ショップ前

アプローチに列植したフリーマニーカエデは、本来緑色の葉を広げているはずなのに、入り口前の2本が真っ赤に紅葉しています。これだけは、もともと舗装の中に植えなければならなかったために、植えますをかなり大きく作り、その上を枕木で塞いでおいたものです。十分なくらい根の伸びるスペースを取ったつもりでしたが、まだ足りなかったのかなぁ。ただ樹が弱っている様子はないので、なんとか紅葉したまま秋までがんばってほしいです。
紅葉

ガーデンの入り口に当たるショップ横の花壇では、黄色のリシマキア、赤いコリウス、紫のアゲラタム、緑のホスタなどがモザイク状に植えられています。もともと雑草の多い花壇だったので、油断するとボウボウ伸びてくるので、もっと密な生育をするものをセレクトしなければならないようです。
ショップ横花壇

レストラン前のスカイミラーでは、あの暑さで春から咲いていたパンジーがへたってしまったため、夏から秋のブルーサルビアへの移行がうまくいきませんでした。ちょっと寂しい風景でしたが、つぼみがどんどん上がってきているので、まもなく賑やかになることでしょう。
スカイミラー

アルフレスコの芝生も、先週のイベントや猛暑と雨不足のため、すっかり生気がなくなっておりましたが、ようやくしっかりした雨が降り、気温も下がってきたので、回復を期待したいです。ボーダーの花が次々咲いてくるので、のんびりと散策している方がたくさんおり、このガーデンならではのゆったりした時間が流れています。
あるふレスコ

バラ園入り口には、大きなスモークツリーの並木があります。あんまり樹形が崩れていたので、半分近くに切り詰め剪定を行ったために、再萌芽した枝がボウボウに伸びていました。徒長枝を軽く詰めておとなしくなれよ〜とまじないをかけ続けたので、ようやく伸びが落ち着き、来年にはたくさんの花を着けてくれそうです。手前に黄金葉のノルウェーカエデ‘プリンストンゴールド’を植えておいたので、格好のランドマークになってくれることでしょう。
スモークツリー

トンボ池は、周回園路をさらに歩きやすく改良したので、安心して楽しめる人気スポットに。対岸から見ていると、車椅子でやってきた老健施設のご老人達が、なんと斜面をそろりそろりと車椅子で下ろしてもらい、池の縁のチップ園路に並んでいました。車椅子の扱いに慣れている職員さん達だからいいけれど、あんまり無茶をしないでほしいです。でも間近にスイレンを見ることができたので、みなさん大喜びのご様子でした。
トンボ池

池の真ん中には、道内では珍しい水草のアサザが咲いているのですが、この池は人工の池なので観賞用に持ち込まれたものだと考えていました。ところがかなり離れた町内の河跡湖にアサザの自生があることが分かり(道内には旭川市近文と幕別町の2箇所での記録がある)、ひょっとして渡り鳥にくっついて持ち込まれたものなのか?という推理もあり得るのかと悩んでいます。幕別町の報告書にも「北海道でわざわざアサザを入れることは考えにくく・・・」との記載があり、十勝正直村のオーナーが、こんなものに興味があったのかなぁ…(^^;) 池の縁に一株咲いていたので、初めて間近にこの花を見ることができました。
アサザ

ピーカンの十勝

  • 2017.06.15 Thursday
  • 05:53
昨日の十勝もピーカンに晴れていました。ヒルズに着くと、入り口に植えられているフリーマニーカエデの葉が、ちょっと赤みを帯びてすっかり出揃っていました。あと2〜3年して、この木が木陰を提供できるようになれば、ようやく完成形に近づきます。
入り口
ショップ前ボーダーは、春から夏への模様替え中。パンジーを抜いたあとにコリウスやアゲラタムなどの苗が植えられていたので、来月にはくっきりとした模様が浮き上がりそうです。
ショップ前

スカイミラーのパンジーは、今年の雨の多い天気のおかげで、まだしっかりと持ちこたえていました。4列分ある花壇の2列4列が空いており、その間に来週からブルーサルビアが植えられていきます。ピンチされた苗がしっかりと根を張り、花茎が上がってくるまでは、パンジーにがんばってもらわなければならないので、もう少し今のような天気が続いてほしいものです。
スカイミラー

バラのつぼみも順調に上がっており、花びらがのぞいているつぼみもあるので、あと半月もすればいよいよバラの季節の到来です。トンボ池に降りると、数え切れないほどのトンボが乱舞し、お目当てのルリイトトンボが盛んに交尾していました。スイレンやアサザも満開なので、一番気持ちのいい空間となっています。
スイレン

午後からはガーデナーのみなさんと、普段の管理で追いついていないところをつぶしていくことに。日々の仕事に追われていると、どうしても手が回らないところが出てしまうけれど、ガーデンでそれでは困る!というものも出てきます。これから見頃を迎えるバラ園を中心に、枯れ枝や雑草など、見映えの悪いところに手を入れていきました。
作業

アニーカからトンボ池の奥まで一回りして一段落。最後にビッグファームの子ブタちゃんを見てきました。するとまだ一ヶ月なのに既に離乳し、子ブタたちだけで走り回っておりました。秋には親ブタ近くまで大きくなるというのにびっくり。ついうちの孫達と比べてしまいました…(^^;)
子豚

木陰を選びながら、ゆっくりとアルフレスコを歩いて行くと、犬を連れた二人連れがのんびりと園内を散策していました。ここの芝生のある風景は、道内のどこのガーデンにもない伸びやかさを持っていると思います。ここが既存木を全くいじらず、ダンプ何十台も土を入れて作り直された場所だなんて、想像もつかないでしょう。
アルフレスコ

やがてスカイミラー脇の木陰に座り、そこでまたしばしくつろいでいました。そう、これなんだよ!こうやってゆったりとした時間を楽しめる空間なんだ!と、改めて実感した一時でした。
ベンチ

快晴の十勝ヒルズ

  • 2017.05.18 Thursday
  • 05:55
昨日は十勝への出張。前日とはうって変わって気持ちのよい日差しに包まれました。今年は天気に恵まれているので、雨男も返上かな…(^^;)
ヒルズに着くとさっそく釧路八重のお出迎え。滝野公園ではまだつぼみだったのに、こちらは満開になっていました。園内にこんなに釧路八重があるなんてと、毎度びっくりするほどの光景です。
釧路八重

アプローチも見事に満開になっており、花の少ないこの時期にこれだけでも十分なくらいの見応えです。ただ本場釧路だと葉に先駆けて花が咲くのに、十勝では花と共に葉が開いてしまうため、見映えの点では少し残念なところもあるようです。でもこんな豪華な花が楽しめるのですら、それは贅沢というものでしょう。
アプローチ

芝生も色が上がって落ち着き、のんびりと散策している方が結構いらっしゃいました。ここは天気のいい時なら、花なんかなくても十分気持ちよく過ごせると思います。
アルフレスコ

トンボ池の回りの園路には、厚くチップが敷き詰められているので、もう靴を濡らすこともありません。最後の仕上げもバッチリ出来上がっていました。
トンボ池

このところ胃が病む毎日を過ごしているので、ちょっとヴィーズのランチは遠慮し、お昼は四分分度の蕎麦をいただきました。
蕎麦

午後からはガーデナー達と園内を回りながら、いろんな樹木の手入れの仕方を確認していきました。植栽した木が早くも太り初めて支柱結束が食い込んでいたり、乾風害で傷んだヒバの切り戻しをやっていただいたり、この時期でもいろいろとやることがあるものです。
剪定

先週からマンガリッツァ豚の出産が始まり、2頭がかわいい子豚を産んだというので、特別に見せていただきました。ウリ坊と呼ばれるかわいい豚が、お母さんの乳房に群がっていて、なんともかわいいものです。でも雄の方は,一才を過ぎる頃から肉になっていくとのこと、動物園ではないので、厳しい現実が待っているのです。子豚は非公開ですが、親豚はビッグファームで見学できます。
うり坊

打合せが終わり、ちょっと時間があったので、カートに乗せてもらって園内を一回り。これまで一度もカートに乗ったことがなかったし、カートからの眺めも確認しておきたかったのです。すると視点が異なるせいか、とても新鮮で、細部までよく見えるのです。園路と花壇の関係が、想定以上にうまく収まっているのにちょっとびっくりでした。
フラワーアイランズ

こちらから眺めることもなかったので、トンボ池に下りる階段がまたいい風景を造っているのに気がつきました。いろいろ苦しみながら4年にわたって造りあげてきた空間ですが、我ながらいいものを造ったものだとちょっとにんまりでした。
トンボ池階段

カートは30分間千円で貸し出していますので、グループでお越しの際にはぜひご利用下さい。

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