秋晴れの十勝ヒルズ

  • 2017.10.05 Thursday
  • 06:00
昨日は,今年最後の十勝ヒルズの現場でした。トマムのタワーを見ながら、昨日も来てたんだよなぁ〜と不思議な気分。天気は回復したものの、気温がグッと下がってかなりの冷え込みになりました。

ヒルズのアプローチに列植したフリーマニーカエデは、いよいよ真っ赤に紅葉し、ちょうど来ていたツアーの一団が、わいわい言いながら落ち葉を拾っていました。ここは無料区域なので、あと二〜三年したら、これだけ見に来る人が増えるのではないかと心配になるくらい。
フリーマニーカエデ

スカイミラーのブルーサルビアも、秋の深まりと共にますます色濃くなってきました。今年は今までになく大きく育ち、手前の紫はちょうど1mにもなったので、特に人気が高いとか。ところが真ん中の空色が50cmもなく、うまくグラデーションにならなかったのは計算外でした。生産者の○○に文句言わなきゃなりません〜(笑)
スカイミラー

ローズガーデンに行くと、まだちらほらとバラの花が残っていました。昨年は何度も台風に襲われ、無残に花を吹き飛ばされていただけに、今年の秋バラは最高のパフォーマンスを見せてくれました。先月末にもう霜が降りたとのことですが、それにもめげずに咲いている花が見られたなんて。ここでも今年の冬の到来がかなり早そうです。
バラ

ガーデナーのみなさんが、咲き終わった部分からバラの剪定を行っていました。秋の作業は目白押しだし、千本ものバラがあるので、出来るところから作業を進めていかなければならないのです。デスカンプシアのブッシュを背に作業をしていたOさんは、まるで孔雀のようになっておりました。
孔雀みたい

お昼は久しぶりにヴィーズで。反対側に団体が入っており、こちらもほとんど埋まっていたので、天気さえよければ結構お客様に来ていただけるようです。体が冷えたので、暖まるレチョーをいただきました。
レチョー

午前中から日が差したり曇ったりを繰り返していましたが、日が差すとスカイミラーのサルビアは本当に見事。あとわずかの期間ですが、できるだけたくさんの方に見ていただきたいです。
窓の風景

そのあとホームセンターに行って、柄付きの枝切り鋏を購入。バラのブッシュがあまりにも絡まって、鋏での刈り取りが難儀していたのです。これでひざの高さくらいまでザクザクと刈り取ると、剪定作業が格段にやりやすくなりました。
ザクザク剪定

このところの冬は、毎年かなりの積雪があるので、そんなに厳重な冬囲いが必要ではないのですが、本来の十勝の冬は今年の岩見沢のような寡雪(かせつ)状態となり、地上部がほとんど枯死してしまいます。このため、出来るだけ枝を守るために、金網で補強した麻袋の筒に枝を入れ、モミガラを充填して囲っています。この作業がやりやすいよう、不要枝を徹底して抜き取り、出来るだけ細く枝折る(しおる)ので、この剪定が必要なのです。こうしてやることにより、年数がたっても毎年同じ大きさに株を維持することができるのです。
剪定

一通り作業をやり、園内を一回り確認して残りの作業を確認してスカイミラーに戻ってくると。傾いた日差しが真横から差し込み、なんとも言えない光景を演出してくれました。このガーデンの空間の広がりは、四季を通じて様々な表情を見せてくれるので本当に楽しみです。
夕陽

十勝ヒルズは15日で閉園となりますが、10月いっぱいは無料で公開されています。霜に当たってしまえば花はもうなくなってしまうけれど、紅葉や清々しい晩秋の風景は十分楽しむことができます。かわいいブタちゃんもおりますので、ぜひお越し下さい。

初秋のヒルズ

  • 2017.08.31 Thursday
  • 05:47
昨日は十勝ヒルズ。十勝の空気も午前中は少しひんやりしていました。ガーデン前に列植しているフリーマニーカエデのオータムブレイズ(Acer x freemanii 'Jeffersred'、商品名‘Autumn blaze’)のうち、園路際など条件の厳しい場所にある4本が、先月には早くも紅葉が始まっており、お客さんにも人気だったとか。そのうちの1本が、先日の強風で葉をかなり落とされてしまいました。条件が悪いなりに根を張ってくれれば、もう少し樹勢も回復してくれるのではと思います。
オータムブレイズ

ショップの前に植えられているゲラニウム‘ロザンヌ’(Geranium 'Rozanne')の勢いが止まりません。回りの植物にのしかかりながら枝を伸ばし、花を咲かせ続けているのです。花期の長さはゲラニウムの中でもピカイチなのですが、あまりにも成長の勢いが強すぎて、狭い場所にはとても植えられません。
ロザンヌ

ショップ横の、ガーデンに入った所に植えられているコリウスが、真っ赤に燃え上がっていました。最近のコリウスは葉もしっかりしているし、茎もしっかりしていて本当に見応えがあります。お客さんに必ず聞かれるそうですが、来年はもう少し違う品種も混ぜていきたいと思います。
コリウス

スカイミラーのブルーサルビアが、しっかりとグラデーションを作っていました。ただ、手前の紫がびっくりするほど大きくなっているのに、真ん中の薄紫は1/3くらいしかなく、奥の白も半分くらい。条件は同じなのに、なんで紫ばかりがこんなに大きく育ったのでしょうか?
スカイミラー

現在小笠原付近に停滞している台風15号が、3日くらいに近づいてくるという予報なので、昨年のように無残に吹き倒されないよう、手当をしておくことに。幸いバラの冬囲い用に、たくさんの短い竹があるので、株の中に斜めに挿していきました。これで少しくらいの風であれば、なんとか持ちこたえてくれるでしょう。
暴風対策

夏から秋の見どころであるノリウツギが、あちこちで花をもりもり咲かせています。大半が‘ライムライト’のようで、一部少しピンクになるものが混じっています。寒さの厳しい十勝では、この時期こんな見事な花を提供してくれるノリウツギは本当に貴重です。まもなくハギも咲いてくるので、長い十勝の秋もバッチリ楽しむことが出来るでしょう。
ノリウツギ

せっかくなので小ブタちゃんを見に行くと、ちょうど食事時間前だったらしく、お腹をすかせた子ブタたちが一斉に集まって来ました。食事は一日一回なので、お腹もぺこぺこなのでしょう。あたりのグラス類を丸めて入れてやると、押し合いへし合い食べておりました。今は本当にかわいいのですがねぇ…(^_^;)
小ブタちゃん

ポタジェに植えられているエスパリエ仕立てのリンゴに、何種類か初めて実が成りました。いままでほったらかしになっていたものを、今年3月に初めて本格的な剪定をやったものです。結果は来年かと思ったら、1年目からたくさん成ってくれて、来園者にも人気だそう。この実の形だと‘旭’のような気がするので、来月が楽しみです〜
リンゴ

霧雨の十勝

  • 2017.08.12 Saturday
  • 06:10
昨日から十勝に来ています。日頃あちこち走り回って、いつも家のことはほったらかし。かみさんには、一体十勝で何の仕事やってるの?なんていわれる始末なので、ようやく目途の付いた十勝ヒルズを見てもらおうと、朝から出かけてきました。
こんな時期に東行きの道路が混むことなんかないなんて考えたのが大甘で、狩勝トンネルを先頭に十数キロの大渋滞… これはとても我慢できないと、大回りにはなるけれど、トマムで下りて狩勝峠を越えて清水まで行って再び道東道に戻り、なんとかヒルズまでたどり着きました。入り口のフリーマニーカエデが4本も真っ赤に紅葉し、かえって人気スポットになっているとか。このままなんとか秋までもってくれるのかなぁ…?
フリーマニーカエデ

連休中はかなり混むので予約を入れておいたのですが、あいにくの霧雨模様の天気では出足もそがれてしまい、ゆったりと座ることが出来ました。13日までは、対応が十分に出来ないため「フルビュッフェ」形式にしてディッシュを自由に選べるようになっています。独特のハンガリー料理を喜んでました。
ランチ

レストラン前のスカイミラーでは、ブルーサルビアがしっかり根を張ってもりもり育ってきています。ちょっと花の色が薄いのが気になりますが、気温が下がってくればもう少し色が出てくれるでしょう。
スカイミラー

アルフレスコのボーダー花壇も、途切れることなく花が咲き続け、ほとんどのお客さんが近寄って見ていきます。この辺りが一番風景の変わったところなので、大昔の日新の丘時代に一度来たことがあるという記憶からは、あまりの変貌ぶりにびっくりしていました。
ボーダー

ローズガーデンでは、順調に二番花が咲いてきており、品種の違いで花の咲き具合がうまくばらけてくれたので、途切れることなくたくさんの花を見ることができます。昨年は度重なる台風で秋花がほとんどたたき落とされてしまい、一昨年は冬囲いに使った豆ガラによるチッ素過多で、ほとんど花が見られなかったことから、ようやく本来のローズガーデンの姿が見られそうです。
ローズ

トンボ池に下りる階段では、両脇に植えられたギボウシにびっしりと花が咲いてきました。ここは来園者で一番の人気スポットなので、バリアフリーのスロープ園路と、安心して下りられるこの階段により、じっくりと楽しんでいただけるようになりました。霧雨模様ではトンボが隠れてしまうので、ちょっと残念でしたが。
階段

メインのアプローチボーダーの裏側に、少しずつ苗を植え込んできているエリアがあります。これまでは日新の丘時代の名残であるワイルドフラワーが残っているだけでしたが、高茎草本によるメドゥに切り替えているのです。園内に散らばっているオリエンタルリリーなどもここにすべて移植してきたので、けっこう賑やかになってきました。来年にはエリア名の付いた、新しい見どころになってくれそうです。
新エリア

最後にビッグファームを見に行きました。今年生まれた小ブタちゃんたちが、みんな集められて走り回っていました。近寄ると餌をくれると思ったのか、一斉に集まって来ます。まるで幼稚園みたいな賑やかさに思わず笑ってしまいますが、来年には肉になってしまうのね…と、ちょっとしんみり…(^_^;)
ブタの幼稚園

一番最後に生まれたウリ坊が、お母さんのおっぱいを飲もうとしきりに乳首をくわえるのに、お母さんはぐっすりと昼寝中で乳房を上げてくれません…生き物のいる風景は、またガーデンとは異なる魅力の一つになっているようです。
赤ちゃん

涼しい十勝

  • 2017.07.20 Thursday
  • 05:59
先週37.1℃を記録した帯広でしたが、列車を降りると肌寒いくらい。こんなに気温差が激しいと、かえって体調を崩しそうです。ヒルズの駐車場には、道内各地のナンバーをつけた車がたくさん止まってました。ガーデン入り口のショップ入り口の花壇は、軸になるカラーリーフの低木がかなり大きくなり、安心して見られるようになりました。
ショップ前

アプローチに列植したフリーマニーカエデは、本来緑色の葉を広げているはずなのに、入り口前の2本が真っ赤に紅葉しています。これだけは、もともと舗装の中に植えなければならなかったために、植えますをかなり大きく作り、その上を枕木で塞いでおいたものです。十分なくらい根の伸びるスペースを取ったつもりでしたが、まだ足りなかったのかなぁ。ただ樹が弱っている様子はないので、なんとか紅葉したまま秋までがんばってほしいです。
紅葉

ガーデンの入り口に当たるショップ横の花壇では、黄色のリシマキア、赤いコリウス、紫のアゲラタム、緑のホスタなどがモザイク状に植えられています。もともと雑草の多い花壇だったので、油断するとボウボウ伸びてくるので、もっと密な生育をするものをセレクトしなければならないようです。
ショップ横花壇

レストラン前のスカイミラーでは、あの暑さで春から咲いていたパンジーがへたってしまったため、夏から秋のブルーサルビアへの移行がうまくいきませんでした。ちょっと寂しい風景でしたが、つぼみがどんどん上がってきているので、まもなく賑やかになることでしょう。
スカイミラー

アルフレスコの芝生も、先週のイベントや猛暑と雨不足のため、すっかり生気がなくなっておりましたが、ようやくしっかりした雨が降り、気温も下がってきたので、回復を期待したいです。ボーダーの花が次々咲いてくるので、のんびりと散策している方がたくさんおり、このガーデンならではのゆったりした時間が流れています。
あるふレスコ

バラ園入り口には、大きなスモークツリーの並木があります。あんまり樹形が崩れていたので、半分近くに切り詰め剪定を行ったために、再萌芽した枝がボウボウに伸びていました。徒長枝を軽く詰めておとなしくなれよ〜とまじないをかけ続けたので、ようやく伸びが落ち着き、来年にはたくさんの花を着けてくれそうです。手前に黄金葉のノルウェーカエデ‘プリンストンゴールド’を植えておいたので、格好のランドマークになってくれることでしょう。
スモークツリー

トンボ池は、周回園路をさらに歩きやすく改良したので、安心して楽しめる人気スポットに。対岸から見ていると、車椅子でやってきた老健施設のご老人達が、なんと斜面をそろりそろりと車椅子で下ろしてもらい、池の縁のチップ園路に並んでいました。車椅子の扱いに慣れている職員さん達だからいいけれど、あんまり無茶をしないでほしいです。でも間近にスイレンを見ることができたので、みなさん大喜びのご様子でした。
トンボ池

池の真ん中には、道内では珍しい水草のアサザが咲いているのですが、この池は人工の池なので観賞用に持ち込まれたものだと考えていました。ところがかなり離れた町内の河跡湖にアサザの自生があることが分かり(道内には旭川市近文と幕別町の2箇所での記録がある)、ひょっとして渡り鳥にくっついて持ち込まれたものなのか?という推理もあり得るのかと悩んでいます。幕別町の報告書にも「北海道でわざわざアサザを入れることは考えにくく・・・」との記載があり、十勝正直村のオーナーが、こんなものに興味があったのかなぁ…(^^;) 池の縁に一株咲いていたので、初めて間近にこの花を見ることができました。
アサザ

ピーカンの十勝

  • 2017.06.15 Thursday
  • 05:53
昨日の十勝もピーカンに晴れていました。ヒルズに着くと、入り口に植えられているフリーマニーカエデの葉が、ちょっと赤みを帯びてすっかり出揃っていました。あと2〜3年して、この木が木陰を提供できるようになれば、ようやく完成形に近づきます。
入り口
ショップ前ボーダーは、春から夏への模様替え中。パンジーを抜いたあとにコリウスやアゲラタムなどの苗が植えられていたので、来月にはくっきりとした模様が浮き上がりそうです。
ショップ前

スカイミラーのパンジーは、今年の雨の多い天気のおかげで、まだしっかりと持ちこたえていました。4列分ある花壇の2列4列が空いており、その間に来週からブルーサルビアが植えられていきます。ピンチされた苗がしっかりと根を張り、花茎が上がってくるまでは、パンジーにがんばってもらわなければならないので、もう少し今のような天気が続いてほしいものです。
スカイミラー

バラのつぼみも順調に上がっており、花びらがのぞいているつぼみもあるので、あと半月もすればいよいよバラの季節の到来です。トンボ池に降りると、数え切れないほどのトンボが乱舞し、お目当てのルリイトトンボが盛んに交尾していました。スイレンやアサザも満開なので、一番気持ちのいい空間となっています。
スイレン

午後からはガーデナーのみなさんと、普段の管理で追いついていないところをつぶしていくことに。日々の仕事に追われていると、どうしても手が回らないところが出てしまうけれど、ガーデンでそれでは困る!というものも出てきます。これから見頃を迎えるバラ園を中心に、枯れ枝や雑草など、見映えの悪いところに手を入れていきました。
作業

アニーカからトンボ池の奥まで一回りして一段落。最後にビッグファームの子ブタちゃんを見てきました。するとまだ一ヶ月なのに既に離乳し、子ブタたちだけで走り回っておりました。秋には親ブタ近くまで大きくなるというのにびっくり。ついうちの孫達と比べてしまいました…(^^;)
子豚

木陰を選びながら、ゆっくりとアルフレスコを歩いて行くと、犬を連れた二人連れがのんびりと園内を散策していました。ここの芝生のある風景は、道内のどこのガーデンにもない伸びやかさを持っていると思います。ここが既存木を全くいじらず、ダンプ何十台も土を入れて作り直された場所だなんて、想像もつかないでしょう。
アルフレスコ

やがてスカイミラー脇の木陰に座り、そこでまたしばしくつろいでいました。そう、これなんだよ!こうやってゆったりとした時間を楽しめる空間なんだ!と、改めて実感した一時でした。
ベンチ

快晴の十勝ヒルズ

  • 2017.05.18 Thursday
  • 05:55
昨日は十勝への出張。前日とはうって変わって気持ちのよい日差しに包まれました。今年は天気に恵まれているので、雨男も返上かな…(^^;)
ヒルズに着くとさっそく釧路八重のお出迎え。滝野公園ではまだつぼみだったのに、こちらは満開になっていました。園内にこんなに釧路八重があるなんてと、毎度びっくりするほどの光景です。
釧路八重

アプローチも見事に満開になっており、花の少ないこの時期にこれだけでも十分なくらいの見応えです。ただ本場釧路だと葉に先駆けて花が咲くのに、十勝では花と共に葉が開いてしまうため、見映えの点では少し残念なところもあるようです。でもこんな豪華な花が楽しめるのですら、それは贅沢というものでしょう。
アプローチ

芝生も色が上がって落ち着き、のんびりと散策している方が結構いらっしゃいました。ここは天気のいい時なら、花なんかなくても十分気持ちよく過ごせると思います。
アルフレスコ

トンボ池の回りの園路には、厚くチップが敷き詰められているので、もう靴を濡らすこともありません。最後の仕上げもバッチリ出来上がっていました。
トンボ池

このところ胃が病む毎日を過ごしているので、ちょっとヴィーズのランチは遠慮し、お昼は四分分度の蕎麦をいただきました。
蕎麦

午後からはガーデナー達と園内を回りながら、いろんな樹木の手入れの仕方を確認していきました。植栽した木が早くも太り初めて支柱結束が食い込んでいたり、乾風害で傷んだヒバの切り戻しをやっていただいたり、この時期でもいろいろとやることがあるものです。
剪定

先週からマンガリッツァ豚の出産が始まり、2頭がかわいい子豚を産んだというので、特別に見せていただきました。ウリ坊と呼ばれるかわいい豚が、お母さんの乳房に群がっていて、なんともかわいいものです。でも雄の方は,一才を過ぎる頃から肉になっていくとのこと、動物園ではないので、厳しい現実が待っているのです。子豚は非公開ですが、親豚はビッグファームで見学できます。
うり坊

打合せが終わり、ちょっと時間があったので、カートに乗せてもらって園内を一回り。これまで一度もカートに乗ったことがなかったし、カートからの眺めも確認しておきたかったのです。すると視点が異なるせいか、とても新鮮で、細部までよく見えるのです。園路と花壇の関係が、想定以上にうまく収まっているのにちょっとびっくりでした。
フラワーアイランズ

こちらから眺めることもなかったので、トンボ池に下りる階段がまたいい風景を造っているのに気がつきました。いろいろ苦しみながら4年にわたって造りあげてきた空間ですが、我ながらいいものを造ったものだとちょっとにんまりでした。
トンボ池階段

カートは30分間千円で貸し出していますので、グループでお越しの際にはぜひご利用下さい。

本格オープンへ着々と

  • 2017.04.28 Friday
  • 06:00
不安定な天気が続きます。昨日は十勝出張。列車が柏林台を過ぎると、急に道路が濡れているのにびっくり。帯広駅まで迎えに来てもらい、ヒルズに向かうと、真鍋庭園の手前で道路が乾きました。お昼頃にも通り雨があったものの、仕事に支障が出るほどではなくてなによりでした。
ヒルズに着くと、満開のマグノリアがお出迎え。ここにはキタコブシもあるものの、ほとんど花が付かなくて、昔植えられたマグノリア類が賑やかです。
マグノリア

メインアプローチの左手にあるジャクモンティシラカンバの群植は、手前にごちゃごちゃいろんな木が植えられていてよく見えなかったので、先日きれいに移植してもらいました。これでアプローチからもよく見えるし、すっきりと景観木らしくなりました。
シラカンバ

先週最後の手直し工事で整備したのが、ローズガーデンの入り口のレンガ舗装。今回のリニューアルでは、入り口の位置を変えたものの、芝生では今ひとつ入り口らしさがなかったので、園路の幅を広げてレンガペーブにしました。
バラ園入り口

反対側にあるガゼボへの入り口にもペーブを追加したので、これで今年のバラ鑑賞はスムーズになることでしょう。
ガゼボ側

トンボ池の周回園路も、一部水が湧いてじゅくじゅくになってしまうので、残っていた枕木で園路をかさ上げし、これで歩きやすくなりました。ここは一年中来園者を魅了する空間なので、満足度もアップすることでしょう。
枕木木道

さすがにこの時期には、ランチのお客もちらほら程度。今年からランチメニューが少し値上げされ、ミートとフィッシュが2,500円、ベジタブル、パスタが2,000円となりました。有料エリアにあるので入園料が必要になりますが、レストラン利用の際には半額がバックされます。昨日からフィッシュがクロソイのソテーに変わったので、さっそくいただきました。シェフのビクトルも、いろんな魚に挑戦しているようです。
フィッシュ

ビクトルは、園内の花や雑草まで実によく観察して、いろんなものを取ってきます。一応ガーデナーに確認した上で料理にものっかってくるのですが、昨日は裏の沢からきれいな草があったのでと、テーブルに飾ってありました。オオウバユリはいいけれど、バイケイソウはちょっと…(^^;) とっても美味しそうな葉っぱだけど、かなり強い毒草なので、扱いには気をつけてね〜手をよく洗って料理してね〜とお願いしておきました…(笑)
バイケイソウ

午後からは雨が上がったので、ガーデンスタッフ達にいろんな樹木の剪定の指導を。果樹の担当が別にいるので、ウメなどの果樹には手を付けてこなかったけれど、ほかの仕事にかかり切りになってほったらかしになってしまいました。これではたちまち荒れてしまうので、みんなに少しずつでもやってもらうことにしたのです。植木屋上がりは樹形を丸くするばかりで、果樹としての整枝・剪定が全くできません。ぼうぼうに伸びている樹冠の芯をバッサリと抜いて、ウメらしい盃状の樹形にしていくのです。
剪定前

元気のいい真ん中の大枝をばっさり抜くのですから、普通の人では怖くてできないでしょう。でもみるみる樹形が出来上がっていくのを見て、納得していただけたようです。10本以上やったので、あとはみんなでやっていけるかな?
剪定後

十勝ヒルズは、5月12日までは無料入園期間です。花はまだ少ないけれど、リニューアルされてすっきりした園内は、気持ちよく過ごせることでしょう。マンガリッツァ豚ちゃんもいるので、ぜひご覧になっていただきたいです〜

午後のヒルズ

  • 2017.04.01 Saturday
  • 06:01
あまりに寒く、体が冷え切ったので、レストランヴィーズに逃げ込みました。冬季間もずっと営業しており、天気がよければ、ランチにはお客さんが結構あったようです。今年から、ランチが400円ほど値上げになりましたが、有料期間には入園料800円の半額をバックしてくれるので、実質据え置きとか。ミートとフィッシュは2,500円と少し高くなっています。今まで食べたことがなかったベジタブルを頼み、その分前菜でソーセージやハムを一通りいただきました。
前菜

ベジタブルでは、セロリをスポンジケーキに焼き上げてちぎったものとか、ユリ根をペーストにして焼いたたものとか、なかなかユニークな料理となっておりました。今年の冬はシビアに体重管理したので、本格的に現場が始まるまではもう一息の辛抱です〜
ベジタブル

パティシエが変わったので、デザートの内容にも変化があり、初めてマカロンが登場しました。マカロンは3種類で一個分です。いずれも美味しかった〜♪
スイーツ

各テーブルには、多肉の寄せ植えが一つずつ。スタッフの手作りで、花の少ないこの時期にはピッタリです。
多肉

午後からは、昨年秋に施工してもらった箇所の確認を。バラ園の入口を広げてレンガ舗装にし、入口を分かりやすくしたり、トンボ池の回りの園路を改良して、ドボドボにならないよう枕木園路を延長してより歩きやすくなるような改良を施しました。入り口近くにあるジャクモンティシラカンバの寄せ植えも、邪魔をしている木を移植するので、よく見えるようになりますからね〜
とんぼ池

この頃からさらに気温が下がって、手足が凍え始めましたが、最後にヴィーズポタジェに行き、リンゴの剪定をやりました。ここのリンゴはエスパリエに仕立てることになっているのに、ちゃんと誘引したり剪定をしてこなかったものだから、枝が暴れてワヤクチャになっていました。果樹の担当がいるのでこれまで手をかけなかったけれど、このまま任せられないのでこちらでやることに。
エスパリエ

あまり強い剪定をやるとますます枝が暴れるけれど、ここまで崩れているとそうもいかないので、基本的な骨格づくりを優先して行いました。状態のいいものは,来年には短枝が伸びて、花芽が着いてくることでしょう。
剪定

花木や果樹はバツバツと切り詰めたり、ただ丸めて姿を整えるだけでは、本来の花や実を楽しむことはできません。植木屋上がりは「整姿」はできても「整枝」ができないのです。「整枝・剪定」という言葉があるように、北国のガーデナーは樹種それぞれの枝の見極めができるようになってほしいものです。
整枝・誘引

土木的な工事はこれで一応完了し、あとは植栽の見直しなどを進めていくことになります。このリニューアル工事には足かけ4年かかりましたが、すべて任せてもらったので思い切った手を打つことができ、もともとあった資源をうまく生かせたガーデンに変身できたと思っています。今年は植物も落ち着いてくるので、ぜひご覧になっていただきたいです。

久しぶりの十勝

  • 2017.03.31 Friday
  • 05:55
今シーズン最初の現場は十勝ヒルズから。といっても新年度の仕事ではなく、昨年度の一つをこの時期に設定し、リンゴの剪定をやることにしたものです。久しぶりに乗るスーパーとかちの隣には、旭川行きのライラック(画像の左)が止まっていました。海峡線のスーパー白鳥から転身した789系電車です。キハ261系気動車であるスーパーとかち(画像の右)と同様、これからのJR北海道の主力を担う車両になる予定で、外観はとてもよく似ています。
ライラック とかち

狩勝峠を越えて十勝に入ると、沢筋はすべてえぐられており、昨年の豪雨被害の大きさをあらためて感じてしまいました。流出した橋梁のうち最大だった新得駅手前の下新得川橋梁を無事に渡ると、市街地側の護岸も完成して、流出した住宅が再建されておりました。
新得

帯広駅に着くと、前日はポカポカ陽気だったのに、身を切るほどの寒さになってしまい、震え上がってしまいました。ガーデン内はあちこちにまだ雪が残り、まだまだ休眠状態です。
ヒルズ

この冬も早くからしっかりと雪が積もったので、バラも雪に埋まった状態で冬を越せたとのこと。試しに一つはずしてみることにしました。
バラ園

ビニール袋をはずすと、麻袋をラス網で補強した筒があり、その中にモミガラを充填しています。初めは豆問屋なので豆ガラを使ったのですが、湿り気が強くて蒸れることや、株元に落ちてしまう豆ガラのチッソ分が多くて、秋バラの花着きがメチャ悪くなってしまったことから、翌年からモミガラに変えたものです。
麻袋 モミガラ

この方式に変えてからは、毎年積雪が多かったこともあり、冬越しはバッチリ。一度十勝本来の寡雪状態で冬を越してみたいと思っているのですが、今のところほとんど枝枯れを起こさずにきています。
枝 剪定

すぐ横がピッグファームになったので、マンガリッツァ豚の様子を見てみました。昨年生まれたうり坊がもうこんなに大きくなっており、ごろりと横になっておりました。この子だけほかの豚にいじめられるので、隔離されているとか。なんだか寂しそう…
小豚

本体の方にいくと、黒・茶・白の3系統の豚たちが、ブヒブヒと鼻で地面を掘り返し、なにやら食べておりました。野生にかなり近い系統らしく、豚というより猪に近い感じなのでしょう。ミミズか何か探しているのかか、泥田のようになっておりました。配合飼料を与えてはいるものの、なるべく自然状態で育てていくためには、かなりの面積の飼育場がいりそうです。(つづく)
親豚

秋晴れの十勝

  • 2016.10.27 Thursday
  • 05:51
久しぶりの十勝への出張。根室本線は相変わらず寸断されたままなので、臨時特急とトマム駅で代行バスに乗り継いでの移動になります。前回ほどガラガラではなかったものの、1両に十数人程度の乗客で、かなりの数がポテトライナーに流れているようです。紅葉もほとんど吹き飛び、山もすっかり寂しくなっていました。
トマム

十勝はびっくりするほどの秋晴れになり、気温も上がってポカポカ陽気に。ヒルズに着くと、既に無料期間に入っていることもあり、お昼前後には散策やレストラン利用の方が結構入っているようでした。
ヒルズ

入り口に植えられたフリーマニーカエデ‘オータム・ブレイズ’の並木は、残念ながら数日来の強風によってほとんど葉を落としていました。でもわずかに残っている葉を見ると、本当にきれいな紅葉なので、木が大きくなると見事な姿になってくれそうです。
オータムブレイズ

園内の木々はほとんど落葉しているけれど、メグスリノキやヤマモミジの紅葉がちょうど見頃で、すっくと立っているシラカンバなどの裸木の姿も凛々しく、青空を背景に十分見どころになっていました。
シラカンバ

レストランのヴィーズは結構混んでいたこともあり、しばらくぶりに「四分分度(しぶぶんど)」でお昼をいただくことに。こちらは無料区域にあるので気楽に立ち寄れる場所なのに、あまり宣伝されないためか、いつもお客さんはまばらです。団体バスの食事用みたいな使われ方では、ちょっともったいないメニューなんですが。ここの豆御膳は、本当に豆づくしのヘルシーメニューが盛りだくさんです。
豆御膳

午後からは、手直し工事の現場確認。トンボ池の回りに周回園路を整備したけれど、今年のように雨続きになると、斜面から水が湧き出てチップ敷き園路がドボドボになってしまい、せっかくのお客さんには気の毒な状態になってしまいました。そこでまだ少し残っている枕木を使い、枕木園路に改修することにしました。来年からは、安心してトンボ池の回りを散策できるようになります。
トンボ池

最後に、ポタジェの片隅に植えられているワインブドウが、地べたを這っているだけなのでもったいなく、ちゃんとフェンス仕立てにできるよう移植することに。でも意外と根が長く伸びていて大苦戦。植え替えてたった一年しか経たないのに、こんなに長く伸びるものなんですね。天気が急変して雨雲が迫る中、なんとか植え終わることができました。来年からはちゃんとブドウらしく仕立てていくことにしましょう。
ブドウ

今年は7月のグランドオープン以降、たくさんの方に来園いただき本当に感謝です。まだ土木的な改造が終わっただけで、植栽も最低限のものしか植えられておりませんが、まだまだ伸びしろのあるガーデンなので、これからもどうかよろしくお願いいたします。

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