お食い初め

  • 2024.03.05 Tuesday
  • 05:35
日曜日は余市へ。土曜は大荒れでしたが、日曜は朝から晴れて移動も楽でした。孫8号は女の子で、3日で99日目。うまく日曜に当たったのでお食い初めをやることにしました。棚の上にはうちから行ったかわいいおひな様が。

おひな様

次男は関東を点々としていたので、その時の二人はお食い初めをすることができませんでしたが、あとはちゃんと真鯛を買ってきています。昔娘が生まれた時に、折にふれて鯛を買ってくるのでかみさんには不思議がられていましたが、愛媛ではめでたい時には鯛が必ず登場するのです。しかもこのスーパーは愛媛から直送ルートがあるので、本当にありがたい。

真鯛

本人にとっては迷惑でしょうが、儀式だから我慢してね〜とひとしきり撮影タイムを作り、あとはみんなで鯛をいただきました。赤飯にはとてもよく合うのです。

儀式

食後のデザートには、仁木のYさんがアップルパイを作ってきました。このリンゴは「国光」で、今では全く流通しませんが、酸味が強くて加工には最適です。ちびちゃん達もムシャムシャとあっという間に食べてしまいました。雪が融けたら農作業が始まるので、娘はこれからが試練の日々。でも農家の子供は、畑に転がされてもたくましく生きていけそうです。

ケーキ

最後の援農

  • 2023.12.11 Monday
  • 06:00
昨日は余市へ。かみさんを迎えに行くついでに、畑仕事を手伝いに行きました。赤ん坊は2週間過ぎて体重も増えてきていました。午後からは助産師さんが来てくれて、初お風呂にも入れてくれたそう。ちびちゃん達がとにかく可愛がっていて、おしめもちゃんと替えていました。でもなんだか新しい人形が来たみたいで、いつも取り合いになっているそうです…(^^;)
赤ちゃん

畑に出ると、ヤギが畑に繋がれていました。青草を食べられるのもいよいよ最後かもしれません。この ‘しるこ’はもう10歳くらいになるはず。娘の ‘ずんだ’とずっと一緒だけど、一匹になったら寂しくなるだろうな。
しるこ

畑の最後の作業の時期に、出産になってしまったため、いろいろ作業が滞ってしまっています。ブドウは樹液の止まるこの時期に剪定しないといけなくて、それがまだ少し残っているようでした。
ブドウ

娘の畑は白ワイン用のブドウの畑で、急な坂道を登ったところにあります。ぎりぎりまでここに来て剪定を終えたところで陣痛が来たようで、間に合ってよかったです。
枝下ろし

針金に巻きついているツルをはずしておかないと、雪の重みで棚が壊れてしまうため、これをはずしておかなければなりません。でも巻きひげが無数に絡まっている枝をはずすのはかなり大変。枝を掴んで真下にえいっと引きずり下ろすのですが、これがなかなか大変です。
枝集め

予定は土曜に行こうと思っていたけれど、小雨だったので日曜に変更。10℃もあったら汗だくになるところなので、気温的には寒いくらいの方がよかったです。雪混じりの寒風が吹く中での作業でしたが、残っていた列の半分を片付けることができました。作業を終わる頃、一瞬だけ晴れ間がでて暖かく感じましたが、すぐに日が沈むと薄暗くなり、凍える寒さの中坂を下りて戻りました。これが今年最後の作業になりそうです。
お日様

ワインづくり

  • 2023.11.20 Monday
  • 05:55
昨日は久しぶりに余市へ。タンクに寝かせていたワインを瓶詰めにし、コルク栓を入れてしばらく保管します。一連の作業は3人必要なので手伝いに行きました。トンネルの多い余市道を走って行くと、すっかり落葉した山裾にカラマツが植えられていることがよく分かります。この時期に航空写真を撮せば、どこにカラマツが植林されているのか一目瞭然でしょう。
カラマツ林

娘達のワイナリーの建物はとても狭いので、これ以上タンクを増やせないため、ある程度寝かせていたものを瓶詰めにして次々と出荷していかなければなりません。まだ発酵しているタンクからは、時折ブクブクッとガスが抜けていました。
タンク

フォークリフトで持ち上げているタンクから、自然流下でワインが流れてきて、この機械で6本の瓶にきっちり同じ量のワインが注ぎ込まれます。
注入

それを受け取ってこの打栓器にセットし、ボタンを押すと上からコルク栓が落ちてきて、同時にギュッとコルク栓が打ち込まれます。昨年までは人力でやっていたのでロスが多かったしとても大変なので。この機械を購入して昨日が初デビューでした。
打栓器

素早く確実に栓ができるので、とても能率が上がったそう。800本以上のワインを数時間で片付けることができました。高さがちょっと低かったので、少し背中と腰に来ましたが、何千本も片付けるには不可欠な機械だと思いました。
ワイン

ブドウの木がまだ若くてワイナリーとしてはまだ完全に稼働できていませんが、今のところ作っているワインを全国の方たちに購入していただけているので、本当にありがたいことです。あまり手伝いには来られないけれど、力を合わせて美味しいワインを作り続けていってほしいです。
樽

再び援農へ

  • 2023.10.10 Tuesday
  • 06:04
昨日は再び余市へ。今月はもう援農に行ける日がなく、7日を予定していたけれど大雨に…(>_<) このためこちらの予定を調整して昨日行くことにしました。いったん事務所に下りてメールの処理をしてから、かみさんを迎えに自宅に戻ると、コハマギクが咲き始めています。明るいうちに自宅にいることがないので、庭でどんな花が咲いているのか気がつきませんでした。
コハマギク

朝里で札樽道から後志道に入ると、正面の山は全く紅葉する気配がありません。最低気温がようやく一桁近くになったので、これから一気に進むのでしょうか。
朝里の山

うんざりするほど雨続きでしたが、日曜からようやく晴れてきました。ブドウ畑の下の方にはまだ水が湧いてドボドボになっていたけれど、しばらく快晴が続けば乾いてくれることでしょう。
快晴

午前中は、メインの赤ワイン用ピノ・ノワールの収穫を。房にブドウの粒がみっしり詰まっているので、この雨続きで傷んでいるものが多くなっています。それらを摘果しなければならないので、なかなか進みませんでした。
赤ワイン用ブドウ

昼食はワイナリーの中でいただきました。手伝いに来ていただいたのは6名と少なかったけれど、日曜は17〜8名もいたそうで、本当にありがたいことです。昨日も遠くは香港や京都から来ていた方もいて、いろいろつきあいが深まっている様子。ワインをいただきながらの昼食だけしか提供できませんが、このように手伝っていただけるのですから感謝しかありません。
昼食

午後からは、娘が担当している白ワイン用のブドウ畑へ。急な坂道を登って行かなければならないので、息が切れてしまいます。
小春畑

午後から収穫したのは、白ワイン用のゲビュルツトラミネール。「ライチやバラなどのアロマティックな香りが特徴」だそうですが、生で食べるととても甘いブドウです。房が小さくですき間が多いため、粒の傷みも少なく摘果はやりやすいのですが、なかなか量がはかどりません。みなさんに手伝っていただいたので、かなりの列が片付いたようです。しばらく好天が続きますように。
ゲビュルツ

ブドウの収穫

  • 2023.10.02 Monday
  • 05:43
昨日は娘のワイナリーへワインブドウの収穫に行きました。かみさんは二日前から行ってるので、私一人で余市に向かっていると、トンネルを抜けて塩谷に出たところできれいな虹が。かなり強いにわか雨が余市にも降ったそうです。
虹

余市に着くと、収穫の手伝いに来ている方がたくさんいてありがたい限り。すべて手仕事なので、本当に手間がかかるのです。ブドウ自体の成績はいいのですが、雨が多いので病気にかかっている粒も多く、選果には手間がかかります。
ブドウ

雨が降ったので、その場で選果せずにすべての房を収穫することに。まずは赤ワイン用のツヴァイゲルト レーペを。房の収穫自体は手間がかからないのでどんどんはかどりました。
収穫

このエリアの収穫を終えたので、今度はその房を一つ一つチェックして、病気にかかったり割れている粒を取り除いていきます。これがなかなか大変で、コンテナ一つやるのに一時間近くかかってしまいました。
選果

その間にも、知り合いの農家さんからナイヤガラのコンテナが続々と届き、それをタンクに入れていきました。これらは来春販売されるスパークリングワインの「早花咲月(さはなさづき)」」になります。
ナイヤガラ

午後からは別の場所のツヴァイゲルトの収穫を。今度はその場で選果していくので、場所によってはなかなか進みません。これは灰星病にかかった粒で、これだと迷わずに捨てられるのですが、少ししわがよっているものや色が悪いものなど、結構迷うものが多いとなかなか進まなくなってしまいます。それでもみなさん根気よく作業していただき、本当に頭が下がります。私は10月の週末の予定がほとんど埋まっているため、手伝いには来ることができなくて申し訳ない限りですが、晴れの日が続くことを祈るばかりです。
灰星病

お盆モード

  • 2023.08.12 Saturday
  • 05:46
来月には滝野公園のフラワーガイドの研修バスツアーを4年振りに実施することになり、その下見に行ってきました。以前から計画していたのが余市・仁木方面なので、通い慣れた札樽道で向かいましたが、朝からかなりの交通量で、余市に着いた頃には積丹方面の交差点ががかなり詰まっていました。お盆休みが始まったので、一斉に動き出したようです。

余市では少し時間調整する必要があったので、気になっていた『緋の衣』の古木の様子を見てきました。以前相談を受け、治療と支柱の設置を知り合いの樹木医にお願いしたのですが、その後見ていなかったのです。
緋の衣

幹が完全に空洞となり、穴まで空いてしまったのはもちろん治るわけもありませんが、腐朽部を削り取り、治療薬を塗り込んでいるので、腐朽の進行は抑えられていると思います。幹が空洞化しているため、雪の重みや風で折れないよう、しっかりと支柱が取り付けられていました。
幹の状態

樹勢は衰えておらず、周りには重みで垂れ下がる結果枝がたくさんあり、今年もたくさんの果実が収穫できそうです。
結実

一通り用事を済ませてから、娘達の農園へ。何やら人だかりがしていると思ったら、いくつかのワイナリーと共同で、農園を開放する飲み歩きイベントでした。主催はすぐ向かいにあるワイナリーで、そちらは何十人も来ていたそう。
農園祭

運転者がいる人はいいけれど、歩きで回っている方は汗だくで坂を上ってきていました。確かに農閑期でなければできないけれど、今年の夏はちょっと過酷かも… 観光協会などが来月実施するラフェット(農園開放祭)余市2023のチケットは数分で売り切れたそうなので、ワインブームもしっかりと根付いてきているようです。
ワイン

娘と3号6号を載せて札幌に戻ったので、お盆の3日間は超賑やかになりそう。かみさんの体力が持ちますように!!

果樹の稔り

  • 2023.08.01 Tuesday
  • 05:50
昨日は久しぶりにべた付かない一日を過ごすことができましたが、また今日から30℃超えに戻りそうです。せめて熱帯夜にだけはなってほしくないです。

日曜はポプラ通の現場が終わってから、そのまま余市に直行。かみさんが前日から行ってたので、迎えに行きました。久しぶりのブドウ畑はもりもりと繁っています。ここは一番早く植えたエリアなので、木が完全にでき上がっているのです。雨は少ないけれど湿度が異常に高く、病気が心配だとのこと。これから収穫までは気が抜けません。
ブドウ畑

ブドウの房は十分着いているけれど、これから熟していくまでにカビが生えないよう、房周りの葉を落として風通しをよくしていきます。ブドウは糖度も問題になるし、香り成分の量と質がワインの品質を左右するので、とても神経質な栽培となり、私のような短気な性格には向いていないようです…(>_<)
ブドウ

玄関前にはアサガオの鉢が!今年3人の孫が同時に小学校に入学しましたが、ここの登小学校は新1年生は2人のはず。そんな学校でもやっぱりアサガオの栽培をやるのですね…(笑)
アサガオ

3号と6号を連れて仁木のY農園へ。娘のパートナーの実家に時候の挨拶です。ブルーベリーが終盤を迎えているので、少しいただいてきました。6号は一粒食べるたびにニヤッと笑うのがおかしくて、なかなか進みませんでした。
3号

実の重さで枝が垂れている木が多く、稔りはよさそうでした。でも小果樹は収穫が大変なので、家族経営だと取り切れないようです。我が家は陽当たりが悪いので植えることができないけれど、どこか近くに数本でも植えておきたいと思ってしまいました。
ブルーベリー

ブドウ畑

  • 2023.05.03 Wednesday
  • 05:36
昨日は今年初めての余市へ。連休中だと道路が激混みになるのと、孫3号が参観日の振り替えで休みになり、家にいるというので昨日行くことにしました。昨年の収穫時期は、バタバタ仕事に追われて畑を見て歩く暇もなかったので、まずは園内をじっくり見て歩くことに。最初に植えたブドウは木もすっかり太くなり、早くも新芽がぷっくりふくらんで来ています。この時期は石灰硫黄合剤の散布をしなければならないので、今年はどこも大変だったそう。
ブドウ

ブドウの苗の補植は毎年ありますが、ここまで落ち着いてくれば、収穫期を除いてそんなに手伝える仕事がなくなり、頻繁に援農に来なくても済むようになりました。肝心のワインは評判もよくちゃんと売れているようで、それが一番うれしいことです。
畑

2本だけ残している千両梨には、ちょうど花が開いてきました。昨年は裏年だったようなので、今年はちゃんと生ってくれるかな?お菓子などの加工用に人気なんだそうです。
千両梨

午前中は、フェンス仕立の柱のぐらつきを補修していきました。この畑は横風を受けるため、垣根ごとぐらぐら揺すられるので、穴に土を詰めてぐらつかないようにしていくのです。朝のうちは風が冷たかったけれど、ガンガン突き棒で突いていると汗だくになってしまいました。
支柱の補修

午後からは、孫達を連れてタラの芽取りに。畑の奥にあった森は、土地を買った時に前の持ち主がすべて伐採してしまったので、現在森林が復活中。それでも5年経つといろんな樹種が背丈を超えるくらいになってきました。そんな場所に生えるのがタラノキで、ちょうど取りやすい高さに芽が伸びているのです。
タランボ取り

枝は棘だらけですが、花パッチンという短い枝切り鋏だと、幹を触らずに摘み取ることができます。この暖かさですっかり開いてしまったものが多かったのですが、売りに行くわけではないので、一回分のタラの芽がすぐに取れました。
タラノキ

ふと足元を見るとオオバクロモジが数株あり、きれいな花を咲かせていました。昨年も違う場所で見つけているので、よく探せばまだありそうです。この辺りが自生地の北限なので、その意味からも貴重な存在です。
オオバクロモジ

ワインリリース

  • 2023.03.15 Wednesday
  • 05:46
娘たちのワイナリー『ランセッカ』から、いよいよ本格的にワインがリリースされました。現在地に農地を買い求め、造成して苗木を植え始めたのが2018年の5月なので、それから3年目の2021年秋に少し収穫できたブドウからワインを仕込み、一年寝かせたものがようやく商品になって出てきました。配達・配送を終えたようなので、そろそろ商品が店頭に並び始めていると思います。(販売店はこちらからご確認ください。)
リリースワイン

メインの畑はパートナーのSさんが栽培&醸造を担当し、赤ワインを作っています。ワイナリーの道をはさんだ山の際を小さな川が流れているのですが、それが小谷地川というのだそう。それがブランド名になっています。
コヤチ

メインはピノノワールですが、ツヴァイゲルトやガメイも混ぜているとのこと。オレンジラベルは、ボトリチスが付いてカビたようになっているものから作られた貴腐ワイン。まだ飲んでいませんがわくわくします。詳しいことはこちらをご覧下さい。
説明

左のなんだか分からないラベルは、娘が作っている白ワイン。これも詳しくは「銘柄」のページをご覧になってください。思いがこもりすぎて、ブドウの品種名もラベルには書かれていないので、どんな味なのか不安になってしまいますが…(^^;)
ポンニタイ

右側のワイン「早花咲月(サハナサヅキ)」は、友人達の畑で作っているナイヤガラをベースにしたロゼのスパークリングで、昨年から出していますが、これがなかなか美味しくて評判もいいようです。
説明

昨年秋に収穫したブドウから仕込んだワインが来年出てくるので、そこでようやく経営的にも回り始めるところでしょうか。これだけ全国の酒販店さんに取引していただけるだけでも、本当にありがたいことです。価格的にもかなりリーズナブルになっていますので、ぜひ味わっていただければと思います。

余市で畑仕事

  • 2022.11.21 Monday
  • 05:36
昨日は余市へ。リンゴや野菜の調達を兼ねてブドウ畑の片付けを手伝ってきました。隣のリンゴ農家さんとの間のヤブでは、エゾノコリンゴが真っ赤に実を付けています。シカなどの獣類や野鳥も全く手を付けていません。
エゾノコリンゴ

ヤギのずんだは青草が少なくなって何かくれ〜と騒いでました。リンゴの芯をやったら大喜びしていたので、エゾノコリンゴをやってみるとよかったかも。
ずんだ

母親のしるこは、濡れて冷たいところに寝るのは嫌だと、トラクターのバケットで休んでました。もう10歳近くになってきたので、立ちっぱなしや動き回るのが面倒なのかもしれません。
しるこ

収穫の終わったブドウ畑では、雪の降る前に剪定をして枝を片付けないといけません。ブドウは春になると樹液の流動が激しく、春に剪定をすると樹液が止まらず弱ったり枯れてしまうのです。ブドウのツルはそんなに太くはないけれど、数が多いので腱鞘炎になることもあるそうです。
ブドウ畑

剪定は流儀があるので二人に任せ、私は枝の片付けを。巻きひげを無数に伸ばしてワイヤーにくっついているので、切断された枝を引き剥がすのは一苦労。3時間弱で5列やるのが精一杯で、けっこう大変な作業でした。雪が降るまでに片付けばよいですが。
枝集め

帰り道、畑の縁を降りていくとツルウメモドキが真っ赤な実を付けています。何株かあったので、滝野公園のつるものコーナーにここから掘っていこうかな。掘りやすそうな雌株はなかなか見当たらないのです。
ツルウメモドキ

真っ赤な実の付いた枝を数本いただいてきて、玄関先のドライに差し込んでみました。やっぱり赤い色が入るとアクセントになります。
ドライ

収穫の秋

  • 2022.10.17 Monday
  • 05:56
昨日は再び余市へ。ワインブドウの収穫の最盛期に入り、少しでも手伝おうと二人で向かいました。小樽のトンネルに入る手前の朝里の山は、紅葉が始まっていますがなんかパッとしません。赤い色が少なく、なんとなく濁っているように感じます。
朝里の山

まずは余市をスルーして、仁木の山川農園へ。ジャムを作る紅玉を引き取りに行ったついでに、オオウバユリを10本ほどいただいてきました。玄関に飾っているものがかなり傷んできたので、交換することにしたのです。
オオウバユリ

二週間ぶりのブドウ畑は、少し紅葉が進んでいました。余市はまだ霜は下りていないけれど、夜温が下がって葉の縁がチリチリになっています。収穫は半分を過ぎたところだとか。
ブドウ畑

メインの品種であるピノ・ノワールは、今年は雨が多かったので傷みがひどいかと思ったら、ほとんど傷みがなくて拍子抜けするほど。昨年は灰カビ病にかかっている房と、健全な房を分けて収穫し、更にその中から傷んでいる粒をより分けていたので、ものすごく手間がかかりました。それがほとんどないので、二倍以上のスピードで収穫が進みました。
ピノノワール

いつも手伝ってくれているSさんだけでなく、岩内の酒屋さんや本州から来ている方まで、6名もの手伝いがありました。かみさんはばぁば幼稚園で孫二人を見ていてくれるので、娘もバリバリ収穫作業に専念し、一気に収穫が進んでなによりです。あとはちゃんとこれを仕込んで、美味しいワインに仕上げてもらわなくては。本当にお手伝いのみなさんには感謝です。
収穫

ブドウの収穫

  • 2022.10.03 Monday
  • 05:45
昨日は余市に援農に行きました。ワインブドウの収穫は、昨年より少し遅れて1日から始めたそうです。このあとしばらく行けそうもないので、かみさんと少しでも手伝いに。奥の畑から収穫を始めているので、娘のトラクターに乗ってとことこ登っていきました。
トラクター

奥の畑は、娘のセレクトでブドウが植えられています。入り口に植えているハルニレは、孫3号の誕生記念に植えたもの。ハルニレプロジェクトで作った苗を1本分けてもらって植えたものですが、樹高は4m越えで、多分一番大きく育っています。
ハルニレ

ここに植えられているのは、すべて白ワイン用の品種だそうで、列ごとに品種が違っているので気を付けなければなりません。
ブドウ畑

このゲビュルツ・トラミネールやピノ・グリは赤い房です。昨年は高温乾燥が続いて、ワインブドウには最高の環境でしたが、今年は雨が多くて少し収量は落ちているようです。でもこのところは雨が少ないので、品質はそれほど悪くないそう。気候相手の仕事はなかなか大変です。
赤ブドウ

昨日はゲビュルツとこのピノ・ノワールを何列か収穫しました。風がなくて日差しも意外と強く、かなり汗だくになりました。今月もう一度、なんとか手伝いに来たいです。
ピノノワール

帰り道、銭函ICを過ぎたあたりで渋滞が始まり、なんだろう?と思ったら、山側の車線の車が自爆事故を起こしたらしく、こちらの車線に大量の破片が飛び散って、ぎりぎり1台が通り抜けていたのです。まだパトカーも来ていないし、そもそも運転手もいないので、どうなってんだ??という情況でしたが、事故は本当に嫌ですねぇ…
事故

山菜取り

  • 2022.05.04 Wednesday
  • 05:41
昨日は余市へ。高速はそれなりに混んでいましたが、出口渋滞になることもなく、すんなりと余市に着きました。家の回りにはスイセンがまっ盛りで、札幌より花暦は少し遅れているようです。寒々しいけれど、農村風景にはスイセンがよく似合います。
スイセン

ワインブドウの剪定や誘引は既に終わっていて、新芽が少し動き始めていました。今年の収穫から本格的なワインの仕込みが始まるので、天候に恵まれることを祈りたいです。
ブドウ

仕事も特にないし、時折雨がぱらつく程度なので、ちびたち連れて山菜探しに行くことにしました。それにしてもこの傾斜は本当に大変です。
畑

敷地の奥は林になっていたのですが、この土地を買った時に前の所有者が立木を全部売り払ってしまい、皆伐されてしまいました。でも切り株からの萌芽更新や、天然下種(かしゅ)からの萌芽が無数にあり、既に背丈くらいまで木が伸びてきています。半分近くがエゾヤマザクラなのが不思議ですが、あと5年もしたら桜山になりそうです。
伐開地

そんな伐開地に真っ先に生えてくるのがタラノキで、これはちょっと伸びすぎですが、タランボが無数に取れるのです。
タラノキ

谷底に当たる場所には、オオウバユリの群生の中に、オオアマドコロの大群落を見つけました。これは根茎を食べるようなので採取しませんでしたが、ユキザサ(アズキナ)ならよかったのに…この株元に日本のホップであるカラハナソウが。1871(M4)年に、開拓使のお雇い外国人の一人アンチセルが岩内でこれを見つけたことが、開拓使のビール造りのきっかけになったで、この辺りには多いのでしょう。
オオアマドコロ

ヤブの中を歩いていると、娘が突然歓声を上げました。オオバクロモジを見つけたのです。さすが森林科学科出身だけあって、樹木勘がいい。戻って調べて見ると余市が自生北限になっており、貴重な株だということが分かりました。もっと身近なところに移植しようかな。
オオバクロモジ

タランボ以外はたいした収穫はありませんでしたが、山谷をほっつき歩くのは楽しいです。気持ちのいい息抜きになりました。

余市援農

  • 2021.11.08 Monday
  • 05:43
昨日は終日天気がぐずつき、肌寒い天気でした。余市に着くと、ブドウ畑はほとんど葉が枯れ上がり、あとは剪定をするばかりですが、これは私が手を出す訳にはいかないので、雪の降る前までに二人にがんばってもらいます。
ブドウ畑

ワイナリーの中に入ると、夏の間はがらんとしていましたが、今は身動きが出来ないほどのタンクやビンの山。その中に妙にレトロなブドウ絞り器があると思ったら、北星余市高からの預かり物とのこと。4年ほど前から、娘が「ぶどうのお時間」という講義を受け持っており、実際にブドウを栽培してワインまで作っています。今年からここで醸造が可能になったので、持ち込まれたのでした。できあがったワインは、二十歳になったら送っているとのこと。今年は卒業後醸造科のある専門学校に進学する子がいるそうで、けっこう役に立っているようです。
ブドウ絞り器

昨日は、ステンレスタンクで発酵させたワインを、瓶詰めする作業を手伝いました。ドラムカンより一回り大きくて、2個で約500キロ。フォークリフトが不可欠なのです。
発酵タンク

ワインのビンは、メーカーから洗った状態できっちりと梱包されたものが、パレットに四段ずつ送られてきます。これにワインを注いで打栓し、ビンを洗って乾かしてからラベルを貼ってできあがり。零細ワイナリーではこれらの作業をすべて手作業でやっていくので、とても手間がかかります。
ビン

まずは必要な段ボールを組み立てていきましたが、5歳になったばはかりの3号はちゃんと一人前に手伝っているし、よちよち歩きの6号もなんだかうろうろとがんばっていました〜(笑) まさに家内工業です…(^^;)
手伝い

作業風景はご覧に入れられませんが、これが数年後何万本規模になったらどうするんだろう…と思ってしまいます。それまで体力を貯えておかねば。

再び援農

  • 2021.10.04 Monday
  • 05:41
昨日は夜中まで雨が降っていましたが、朝にはスカッと晴れ間が出てくれました。行灯作りにしている‘ヘブンリーブルー’がようやく次々と咲くようになり、朝が楽しみです。生育が極めて旺盛で、庭木を覆うように咲いているのをよく見かけますが、こんな小さな鉢植えにされるのは心外なんでしょうか。
ヘブンリーブルー

昨日は早くから余市へ。このところ雨が多いので、ブドウが傷んでくるため、少しでも収穫を手伝ってあげないといけません。先日は保育園に行っていたために会えなかった孫6号は、ちゃんと手を引いて畑まで連れて行ってくれました。この子は赤ちゃんの時から一度も泣かれたことがないので、じじはいつも目尻を下げています…(^^;)
雪乃

子供たちも畑に連れて行き、まもなく5歳の3号はちゃんとハサミを持って収穫の手伝いもできるのです。6号も自分の興味のままに畑を走り回り、なにもぐずることもなく遊んでいます。さすが農家の子どもは、親の手を煩わせないのですね。
手伝い

ブドウの収穫に使うハサミは、絡み合ったツルの中にハサミを入れるため、この様に細身の刃を持っていることと、傷んでいる粒をつまんで抜き取るためのピンセットがついています。前回は慣れなくて指を切ってしまいましたが、昨日は普通に使えるようになりました。
ブドウ鋏

お昼に家に戻ると、ブドウの圧搾機を洗浄していました。前日は雨だったので収穫ができず、その前に収穫したブドウを果梗からはずして粒だけにし、この圧搾機で果汁を搾っていくのです。収穫から仕込みまで一連の作業を、すべて夫婦二人でやって行くのですからなかなか大変です。ご飯支度もままならないので、かみさんは山ほどおかずを作って持っていき、これが一番の手助けだったかも。
ブドウ絞り

私たちが仕事している間、孫たちは二人でいろんな遊びを見つけては、仲よく遊んでおりました。しばらく忙しくて来ることができないけれど、来月の誕生日にはプレゼント持って遊びに来るからね〜
兄弟

ワインブドウ

  • 2021.09.30 Thursday
  • 05:39
昨日は余市で援農を。ワインブドウの収穫が始まっているのですが、雨が降ると作業ができなくなるし、品質の低下も心配です。かみさんには二日前から手伝いに行ってもらい、私は仕事のすき間ができた昨日行ってきました。午前中はツヴァイゲルトの収穫を。苗木を植えて4年経ち、株がしっかりしていい房ができていました。
ツヴァイゲルト

房を切り落として、未熟果や病気にかかっている粒をハサミの反対側に付いているピンセットでつまんでいきます。ツヴァイはそんなにつままなくても済んだので、どんどん作業がはかどりました。
チェック

フェンスの向こう側には手が届かないので、かみさんと両側に分かれて座り、小さな房も残さず摘み取っていきます。あとで計ってみたら、予想よりもたくさん収穫できていたとか。雨が少なくて高温だった今年の夏の天候は、ワインブドウには最高の天気だったようです。
コンテナ

昼に戻ったら、娘の友人の畑からナイアガラがどっさり届いていました。娘は以前管理人をしていた畑でナイアガラを作っていたので、友人の畑の管理も請け負っているのです。昨年ワイナリー初仕込みをしたのもこのナイアガラのスパークリングで、自前のブドウが十分採れるようになり、本格的なワインが出せるようになるまでは、しばらくこれを作っていくようです。
ナイヤガラ

もう完熟しているので、このまま置いておく訳にもいかないため、タンクにどんどん放り込んでいきました。軽トラ1台分のブドウが、1立米のタンクにちょうど一杯に。これを足で踏んでつぶしていくと、さっそく発酵が始まるのです。半年後の来年の春にはまた出荷ができることでしょう。
タンク詰め

午後からは赤ワインの本命であるピノ・ノワールの収穫を。この品種は、師匠であるドメーヌタカヒコによって有名になりましたが、栽培の難度はかなり高いブドウのようです。房が長く伸びず、ブドウの粒がぎっしり密着する傾向があるため、灰色カビ病などの病気には大変弱いのです。ピノにもいくつかのクローンがあり、カリフォルニアで作られたこの系統は特にその傾向が強く、房を見ただけでもこりゃ大変と言うことがよく分かります。なんとか時間まで収穫を手伝いましたが、ツヴァイに比べると能率は半分くらいでした。
ピノノワール

残るはピノ・ノワールのみで、この系統以外はそんなに面倒ではないとのこと。次の雨までには収穫できるよう、また手伝いに行かねばならないようです。

ブドウ畑

  • 2021.09.06 Monday
  • 05:41
昨日は余市へ。土曜からかみさんが手伝いに行っていたので、迎えに行きました。余市も快晴で、汗ばむくらい。ブドウにはちょっと気温が高すぎるそうで、あと2〜3℃下がってくれないかなぁ…とのこと。雨が少ないのはブドウにとっては最高の天気だそうです。
ブドウ畑

主力のピノ・ノワールはすっかり色付いています。収穫まであと一月あまり。これから作ったワインが出回って、初めてワイナリーとしてのスタートに立てるのです。
ピノ・ノワール

娘の畑はいろんな品種が植えられているけれど、メインはゲヴェルツトラミネールです。熟成には数年かかるので、ワイナリーは私のようなせっかちにはとても勤まらないでしょうね。
ゲビュルツ

あんまり時間がなかったので、農機具この前にある、前の持ち主が作っていた花壇の除草を。これもちゃんと造り直したいのですが、なかなか手が回りません。ヨモギやススキが大きくなってしまい、哀れな状態になっていました。
除草前 除草後

中に生えていたオオヨモギを抜いていて、株元にコブのようなものが付いていました。ムカゴを作るなんて聞いたこともないし、虫こぶなのかなぁ…?戻ってから調べて見ると、ヨモギクキコブタマバエが産卵してコブを作るようです。なるほど。
オオヨモギ

あちこちに生えているヤマグワの枝を刈り取って、3号と一緒にヤギに持っていってやりました。牧草は固くなると食べないのか、周りにある草はほとんど食べていませんでしたが、ヤマグワの枝をやると、ウメェェ〜ともさもさ食べていました。さすが農家のペットです。
ヤマグワ

ブドウの勉強

  • 2021.07.31 Saturday
  • 05:52
ちょっと涼しかったのはほんの少しの間で、昨日も朝からギラギラと照りつけて、暑さがぶり返してきました。まずは北大の圃場に向かい、スプリンクラーと灌水チューブをセットしておきました。5時間くらいはかけておかないと、しっかり浸みてくれないのです。
スプリンクラー

それから1人拾って余市へ。ワインブドウのことを詳しく知りたいというので、娘に時間を取ってもらい、勉強会をすることに。まずは室内で一通り品種のこと、剪定方法のこと、土壌のことなどの説明を受けて、畑に向かいました。私も今年は芽出しの頃から来ていないので、どんな風になっているのか気になっていましたが、フェンスの上まできれいにツルが伸び、3年目の株はがっしりとしていてホッとしました。
フェンス

今のところ結実も順調で、しっかりとした房がずらりと下がっています。葉で隠れないように、房に被さる葉は摘み取ってしまうのです。
結実

彼女はもともと農業に興味があるので、娘を質問攻めにしてあれこれと聞きまくっていました。生産者になるわけではないので、視点の違いはあるのですが、実際にブドウがどう育っていき、その果実をどうやって収穫してワインになっていくのか、流れがはっきり分かったのではないでしょうか。
勉強

余市も昨日は33℃近くまで気温が上がり、日陰のないブドウ畑では頭がくらくらするほどの暑さでした。ここも雨不足で、草刈りしなくてもいいほど真っ赤になっていて、よけい暑く感じます。ブドウ自体は極めて乾燥に強いので、生育には全く問題ないのですが、高温多湿環境は病害の発生が懸念されます。シリパ岬も暑かったのか、綿帽子を被っておりました。
シリパ岬

せっかくなので、知人のブドウ畑も見学しました。ワイナリー第1号の製品は、このナイヤガラを醸造したスパークリングだったのです。こちらは棚作りのため、私だとずっと腰をかがめなければならないので、見て歩くのも大変ですが、見事な房がずらりぶら下がり、このままいけば今年もいい果実が収穫できそうです。
ナイヤガラ

札幌に戻ってから、圃場のスプリンクラーを片付けに行きました。灌水チューブからもしっかり沁み出しており、ちゃんと面的に灌水が行き渡っていることが分かります。やはり5〜6時間はセットしておかないと、十分な灌水ができないようです。
灌水チューブ

北大の構内では、あちこちで作業員がフェンスを立てているので、今から準備してるのかと思ったら、1日にリハーサルをやるとのこと。まさかそのまま一週間置きっぱなしにするのかしらん。アスリートたちも大変でしょうが、こんな状況下で強行されているオリンピックをこのように間近で感じてしまうと、やっぱり白けてしまいます。
予行演習

雨の余市

  • 2021.05.17 Monday
  • 05:48
コロナ禍が一向に終息の気配もなく、再び全道に緊急事態宣言が出されました。不要不急の外出が制限されていますが、昨日は届け物があったので再び余市へ。小樽を過ぎる頃から、予報通りポツポツ雨になりました。ワイナリー前の花壇では、スイセンに代わってチューリップが満開に。「赤白黄色 きれいだな」と孫たちは歌っているのかな?
チューリップ

建物前には品種不明のサトザクラが、艶やかな花を咲かせています。 ‘関山 ’と花はよく似ていますが、樹性が全く異なっているのです。
サトザクラ

近くの果樹園では、オウトウやリンゴの花が満開に。ここでは2本だけ残している千両ナシの花が、なんとなく寂しげな花を咲かせていました。グレーっぽい白が、そんな感じにさせるのでしょうか。
ナシの花

届け物だけで帰るのももったいないし、雨が降ったり止んだりなので、伐採枝の片付けを昼まで手伝ってきました。造成時に出てきた枝があちこちに積み上げられているので、そろそろきれいにしなければ。ようやく地面が見えたと思ったら、私の一番嫌いなヤツがじっとにらんでおりました。走り出したいのをグッとこらえて写真を1枚。ここでは初めてだなぁ…(>_<)
ヘビ

お昼になったので家に戻ると、孫たちがかみさんが作った段ボールの機関車で遊んでいました。お兄ちゃんがしっかり面倒みてくれるので、とても助かるそうです。6号もよちよち歩き始めているし、いろいろおしゃべりも始まっているので、ますます目が離せなくなりました♪
孫たち


札幌に戻ってメールを見てガックリ…(T_T) 滝野公園が17日から臨時閉園になってしまいました。何日までとは書かれていないので、宣言が31日で無事終了すれば再開園が可能かもしれませんが、2週間で情勢が劇的に改善するなんてとても考えられないでしょう… 2年続けてチューリップを見ていただけないなんて、関わってきた人達はがっかりしているだろうな。大雪森のガーデンも17日から31日まで臨時閉園に。こんな状態でオリンピックをやろうとしているヤツは、とっとと消え失せろ!!
閉園のお知らせ

再び余市へ

  • 2021.05.05 Wednesday
  • 05:56
昨日はまた余市へ。8時過ぎだというのに、札樽道も後志道も車列がびっしりで、みなさん家でじっとしてられないのでしょうね。気温はあんまり上がらなかったけれど、陽射しがあるだけでもずいぶん暖かく感じました。居間の前の斜面にはびっしりとスイセンが。前の住人がせっせと植え込んだのでしょうか。
スイセン

今回のお目当ての一つは、東京にいるかみさんの姪夫婦が援農に来ていたこと。娘にとっては唯一の年上の従姉妹に当たります。三泊していろいろと仕事を手伝ってくれたそう。昼の飛行機で帰るため、短い時間でしたが、久しぶりに会えてよかったです。3号がすっかりなついていたそうで、最後に鯉のぼりを上げるのを見守ってくれました。
鯉のぼり

昼に丘の上から見下ろしてみると、3年間かかりましたが、ようやく畑の格好が付いてきて、少し落ち着いて来たように思います。娘にとってはその間に子育てがあったので、なかなか大変だったことでしょう。
圃場俯瞰

午後からは暗渠の埋設を手伝いました。斜面を流れ下りる水が、どうしても貯まってしまうところができるそうです。排水溝を入れるわけにはいかないので、暗渠で少しでも水を引っ張ろうというのです。
暗渠

途中、私の植木屋時代からの友人が立ち寄ってくれました。いろいろと娘とも繋がりがあり、彼も連休中積丹で有機農園をやっている友人のところに手伝いに入っていたので、帰り道に寄ってくれたのです。暗い顔して仕事してないで、明るくがんばろうと、ポケットからブルースハープを取り出して、一曲披露してくれました。うれしい心遣いに感謝感謝です。
友人

暗渠には、山ほどある伐採枝を埋め込む粗朶(そだ)暗渠をやっていました。材料費ゼロだし、地中ではしばらく腐らないので、けっつこう効果が持続するのです。
粗朶暗渠

傍らにある豊後梅がちょうど満開になり、甘い香りが漂っていました。ウメは隔年結果性が強いので、今年は成り年に当たります。たくさんの梅が採れますように。
豊後梅

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