猛暑の余市

  • 2019.05.27 Monday
  • 05:59
昨日は余市へ。かみさんは前日から行っており、いろんな荷物を積んで農園に着くと、3号がトラクターに乗ってお迎えでした。だんだん農家の息子という雰囲気に。
乗り物

昨日から、ブドウの支柱丸太を立て始めており、いつも仕事を手伝ってくれているH氏が助っ人に入ってくれているのです。昨日1日で、ずいぶん丸太が立っていました。
ブドウ畑

昨年植えたブドウの苗からは、力強い新芽が伸び始めており、これが将来の幹になってくれるのです。まずは順調な生育ぶりにホッとしました。
ブドウの新芽

丸太を立てるのには、アースオーガーというドリルで穴を掘っていきます。ここは石ころがないのでやりやすいのですが、それでも苦戦するような堅い部分もあるとのこと。農園の下地ができあがるまでには、まだまだたくさんの工程が必要なのです。
オーガー

私が手伝ったのは、玄関周りの棚作り。畑仕事で手一杯なので、家のことは後回しになり、特に玄関がグチャグチャになっておりました。まずは下駄箱の上に棚を1つ付けて、こちらは30分で完了。
棚作り

長男一家も遊びに来ていて、近くの川に行って遊んだり、家の中でおもちゃを取り合って賑やかに騒いでおりました。従兄弟という関係性は理解していないでしょうが、なんとなく近しい仲間ということは分かっているようで、ずいぶんと成長したものだと思ってしまいました。
昼食

午後からは靴置き場作り。長靴やら地下足袋やいろんな靴が玄関に散らばっていたので、きれいに収める場所が必要です。支える場所を探しながら、2時間ほどでなんとか完成。ついでにスノコも作っておき、ペンキも塗って、帰り際にはすっかり玄関も片付けることができました。
下駄箱

したたり落ちる汗が目に入るので、ずっとタオルで鉢巻きをしていたけれど、あとで調べて見ると余市は34.4℃まで上がっていたのですね。帯広では38.8℃にもなり、先日の暴風や雨不足が続いているのに追い打ちをかけるようなこの暑さ。植物たちがへたり込んでしまっているようです。今日もまだ暑さが続くとのこと。一日も早く涼しくなって、たっぷりの雨がほしいです〜

余市で作業

  • 2019.05.01 Wednesday
  • 05:51
昨日は朝から余市へ。とろとろ走る車がたくさんいたけれど、特に渋滞もなく、事務所から40分ほどで着いてしまいました。本当に近くなったものです。余市でもエゾヤマザクラは満開に。家の脇にあるエゾヤマザクラは、珍しいくらいスラッとした樹形で、わりと濃いピンクでした。
エゾヤマザクラ

居間の目の前に2本植えられているサクラは、なんとも不思議な咲き方。5〜6輪が丸く塊になって咲くのです。樹形的にはサトザクラのようですが、こんな不思議なサクラは見たことがありません。「繭玉桜」とでも名付けようかな。
不明桜

庭のあちこちにスイセンが植えられていて、ちょうど花盛りでした。自然に増える訳ではないので、前の住人があちこちに植え込んだのでしょうね。
スイセン

半日なので、あんまり仕事はできなかったけれど、まずはギョウジャニンニクの定植を。家に植えているものがたくさんタネを付けるので、6年前にトレイに一つ播いてみました。きれいに発芽したものの、こんなに植え広げる場所もないので、可哀想にそのままに。ようやく場所ができたので、地植えにしてやることにしました。
実生株

ちょうどいい場所は、フキがはびこっていて掘り返すのが大変でしたが、土壌や日照条件はバッチリなので、ここでまた数年養成し、もう一回植え広げてやる必要がありそうです。
定植

もう一つは天水桶の設置。外水道がないので、何かと道具などを洗うのが不便です。倉庫の軒先に樋を取り付け、ドラムカンの天水桶を設置しておきました。このところ雨がかなり少ないので、いつになったら満水になることやら。
天水桶

今年初めて圃場の様子を一回り見てきました。ヤギも狭い小屋から解放されて、昼間はのんびりと牧草を食み、暖かいお日様を浴びて気持ちよさそうでした。
ヤギ

倉庫も骨組みがなんとか組み上がっているものの、まずはブドウの畑の造成が最優先なので、なかなか屋根まで葺き上げることができません。あまり手伝いに行けないのが心苦しいですが、今年は月に2回は行くように心がけたいと思っています。
遠望

余市の燻製屋

  • 2019.02.21 Thursday
  • 05:46
日曜には、せっかくみんなで集まったので、余市の港町にある店まで食べに行きました。子供たちが同じ保育園に通っているのだそう。以前から気になっていたのだけれど、ランチしかやっていないので、夏場はとても行けなかったのです。
玄関

店の名前は『燻香廊』なので、「くんこうろう」と読むのかと思いきや、「けむかろう」でした。なんでも燻(いぶ)しているので、さぞやけむたかろう〜ということなんでしょうか。
  燻香廊

建物は鰊番屋を移築したものだそうで、それこそ囲炉裏から立ち上る煙に燻されて、なにもかもが黒光りしていました。予約していなければ、なかなか入れない超人気店なんだそう。
内部

せっかくなのでいろいろと違うものを注文しようと、これは一番値段の高かった(1.680円)「スモークビーフの赤ワイン煮」で、それほど煙臭くはないけれど、肉の旨みが増幅されているように感じました。肉はどれもそうですが、ほろほろと崩れるくらいしっかり煮込まれていて、孫たちも喜んで食べていました。
スモークビーフの赤ワイン煮

一番ボリュウムがあったのが「スモークポトフ」で、野菜も燻製にされていて、チキンやベーコン、ソーセージなど、とってもお得感がありました。これで1,260円です〜
スモークポトフ

私は豆がたっぷり入っているので、「スモークチキンとベーコンのカスレ」を。チキンも肉がはらはらとはずれるくらい煮込まれていて、とっても美味しかったです。これは1.360円でした。あともう一つ、スモークサーモンのきの子クリーム煮もありましたが、写真撮しておりませんでした。
スモークチキンのカスレ

もったいないので、パンでしっかりと拭き取りながら食べていたら、食べ終わった頃にはお皿がこんなにきれいに。あとでシェフから感謝されてしまいました〜(^^;)
完食

食べ終わってから、隣にある燻製屋の方に行きましたが、昼過ぎになるとかなり売り切れてしまうそう。南保留太郎(なんぽ とめたろう)さんが始めたようで、長男が燻製屋、次男がレストランをやっているそうです。魚介類はともかくも、豆腐や枝豆、くるみなど、なんでも燻製になっているのには驚きでした。裏に大きな燻製小屋があり、一年中なにかいぶしているので、あたりに煙臭さが漂っています。一見の価値のある店でした〜
燻製屋

余市で雪割り

  • 2019.02.18 Monday
  • 05:50
昨日は事務所前の道路に排雪が入って車を置けないし、余市にも用事があったので、仕事をあきらめて朝早くから余市に向かいました。高速の後志道も車がほとんどいなくて、すいすいと走れて本当に楽になりました。空はどんよりと曇り空で、雪がちらつく天気でしたが、そんなに寒くなくてなにより。前日にも30cm近く雪が積もり、ブドウの苗木も厚い雪の下になっていました。
ブドウ畑

さっそくヤギの様子を見に行くと、小屋の中から親子が不審そうに覗いています。枝豆とか空豆の豆がらが大好物なのでいつも取っているのを持っていくと、メェメェと出てきました。
ヤギ

札幌にいる長男一家もまもなくやって来たので、孫2号も興味津々。子どもはやっぱり、生き物が大好きです〜
えさやり

さっそく手伝ったのは、薪の上にどっさり積もっている雪山の片付け。玄関の屋根の雪下ろしをしたので。薪の山の上にどっさりと雪山が。人力と除雪機で、汗だくになって、ようやく掘り出してやりました。
たきぎ

娘がかつて信州にいたときに、その会社で開発したのがこの「信州カラマツストーブ」。カラマツを燃やすと火力が強すぎて、普通のストーブでは熔けてしまうので、かなりごつい造りになっているのです。ところが信州を引き上げたときに持って帰ってきたものの、据え付けられる場所がなく、ずっとお蔵入りしていました。ここでは土台からしっかり作り、太い煙筒を付けてようやく日の目を見たのです。昨年伐採した木が山ほどあるので、燃料代が全くかかりません。天板が広いので、鍋ややかんがいくつも置けるのです。
信州カラマツストーブ

孫2号と3号は、2歳を過ぎて少し一緒に遊べるようになってきました。2号は町育ちなので、3号がいろいろと遊び方を教えている様子。
2号3号

あちこちに雪の山があるものだから、かまくらをみんなで掘りました。子供が小さい時には、毎年我が家の玄関脇に作っていたのですが、最近では雪が少なくてとってもかまくらは作れません。
かまくら

極めつけは、隣の家の取り付け道路にソリを持っていき、50mくらいの急なコースを滑り降りるのです。こうなると孫たちよりも親の方が夢中になるもの。子供たちはこんな遊びが大好きだったので、我が子がこのくらいの時のことを思い出してしまいました。
そり滑り

高速開通

  • 2018.12.10 Monday
  • 05:54
8日に小樽ジャンクションから余市までの高速道路が開通したので、昨日さっそく行ってきました。これを使えば、小樽市内を通らなくてもよくなり、夏の渋滞や冬の怖い路面状況から解放されるので、とても余市に行きやすくなります。

開通
  (朝日新聞から拝借…m(__)m)

札樽道の張碓トンネルを抜けると、まもなく小樽ジャンクションの表示が出ます。朝里市街地の手前で本線から離れて大きく左に曲がり、朝里川温泉のあたりからトンネルに入っていくのです。
朝里

延長3kmの長大トンネルが2本あり、中に入れば路面も乾いているので、とても走りやすいです。総延長の1/3以上がトンネルなので、吹雪いた時には精神的に楽になりそう。
トンネル

余市ICは、余市町登地区のど真ん中にできました。娘の新農園までは車で1分ほど。夏道でも20分以上の短縮なので、冬道ならその倍は短縮になるでしょう。料金はかかる(土日のETC割引で920円だったかな)けれど、小樽市内の路面状況や混雑を考えるととても安心です。問題は、ここで下りた車がどのように動くのかが不安があります。そのまままっすぐに行けば(オレンジの矢印)、イオンや生協、ホーマックなどが集まっている地域に行くことができますが、国道に出るには踏切を渡らなければなりません。仁木や倶知安方面に行きたい人は、赤い矢印のようにフルーツ街道を走ることになりそうです。でもこの道路は農業用道路なので、本来地域の農家のトラクターなどが利用する道路です。トラブルが起きないか、本当に心配です。
余市IC

7月から8月にかけて体調を崩したり、9月の台風被害や地震などでバタバタになってしまい、娘一家が新居に引っ越してから一度も来ていませんでした。その間孫3号は一度札幌に来ていたけれど、久しぶりに会うと、ずいぶんしっかりと言葉をしゃべるようになり、成長を実感できました。
3号

永らく仁木の実家に預けていたヤギの親子も、ようやく引き取って小屋に収まっていました。運動に連れ出し、畑の雪をかいて牧草を出してやると、むしゃむしゃと食べてくれるのだそう。背中が黒いのが母親のしるこ、手前の白いのが娘のずんだです。
ヤギ

農園の回りに生えているクマイザサをたくさん刈り取ってきてやると、美味しそうにむしゃむしゃ食べていました。草食動物なのでその点は便利ですが、冬の間は牧草ロールを一つくらい食べるそうです。
ずんだ

帰り道、余市ICのところで信号待ちしていると、高速の先端がこのように途切れていました。ここまではNEXCO東日本が建設したけれど、これから先倶知安までは北海道開発局が建設に当たります。開通予定は30年とのことでまだ12年先。このまま何年雨ざらしにしておくのかなぁ…?
延伸

余市で作業

  • 2018.08.12 Sunday
  • 06:00
先月は、体調がよくないのに余市に手伝いに行き、そのままひどい夏風邪を引いてしまいました。ようやく体調が戻ってきたし、今月は行ける日があまりないので、急遽昨日行ってきました。畑に着くと、シャワシャワとものすごいセミの大合唱。この辺りにはアブラゼミが多いと聞いていましたが、ちょうど羽化したばかりの個体はエゾゼミでした。
エゾゼミ

ブドウの生育は順調で、支えに立ててあるオウトウの徒長枝の上まで伸びてきてました。早くワイヤーに誘引してやらなければならないけれど、まだ造成に追われているので支柱立てまで手が回りません。今年はこのまま我慢してもらうかと…
ブドウ

前の所有者が作っていた畑の隅に、グラジオラスの花が。ということは、このグラジオラスは耐寒性があり、越冬して花が咲いていることになります。耐寒性の強いグラジオラスはたまに見かけますが、こんな立派な花が咲いているものは見たことがなく、早速ゲットすることにしました。
グラジオラス

作業は、畑の造成の邪魔になっている、作業小屋の解体とその周辺の樹木の伐採・整理。小屋の残骸の整理はだいたい出来てきたので、支障木の伐採とその片付けを手伝ってきました。
小屋の片付け

午後からは、造成をお願いしている業者さんが、雨が上がったので何とかやれそうなのでとやって来ました。畑の勾配があまりに急だと、トラクターやSS(スピードスプレーヤーという、動力噴霧器)の転倒事故につながるので、できるだけ勾配を緩くしておく必要があるのです。この業者が持っている機械というのが、リッパー付きの50tonブルという巨大な機械。40年前の古い機械を大切に使っているとのことでしたが、なかなかお目にかかれる代物ではない、すごい機械です。
リッパードーザ

てっぺんのところを削り始めていましたが、中に軟岩が入っていて、ブルでは押し切れないので、後ろに付けたリッパーで引っ掻いて岩盤を壊しながら、少しずつ整地をしているのです。
切土

バックホーとブルが、協力し合いながらどんどん作業していくので、今度来た時にはすっかり風景が変わっていることでしょう。とにかく基盤が完成しないと何も進められないので、もう少し業者さんにはがんばってもらいたいです。
造成

世の中は、今週はお盆休みに入ることでしょう。昨日余市の3号に会ってきたし、今日は市内の2号が遊びに来るので、全員集合をやらないで、静かに過ごす予定です〜

再び余市へ

  • 2018.07.23 Monday
  • 06:01
昨日も余市の農園に手伝いに行って来ました。三週連続ですが、次からはしばらく行けないので、行けるうちにと。夜があんまり暑くて、布団を蹴っ飛ばしたらしく、朝起きるとのどがいがらっぽくて鼻水が… でも、できることだけでもやって行こうと出掛けました。

途中は、前の車が見えなくなるほどの濃い霧の中で、余市に着く頃にはかなり薄れてきましたが、じっとり粘り着くような湿気に包まれていました。伐根作業も順調に進み、ランドマークに残したクリの木を除いて、地形づくりが見えてくると、どうもこのクリの木が邪魔になるそう。一番前の木は樹形もいいけれど、あとの2本は影に隠れているし、樹形もよくないので、切ってもいいのでは?と。あとの判断は二人に任せましょう。
クリの木

ちょうど作業小屋を解体していたので、その後片づけを手伝うことにしました。なんと柾葺きの屋根で、その上からトタン板をかぶせたものだそう。戦後のもののはずだけど、そんなものが残っているとは。
物置

棚にあったらしい古新聞や週刊誌を見ると、昭和33年のものばかりなので、その当時のものなのか。珍しい記事もあったので、少しもらってきました。ちょうど第一次安保改定で世情が混乱し、翌年シンゾーの祖父である岸伸介が総辞職をする直前のものでした。
古新聞

ブドウの方はまずまずの生育ぶりで、50cmくらい伸びているものも。まだ支柱を立てられないので、しばらく棒につかまっていてもらわなくては。
接ぎ木ブドウ

問題なのが足元の草。メヒシバがびっしり生えてきて、株元を覆い尽くしてしまっているのです。ブドウは株周りに湿気が大敵なので、手で抜き取っていましたが、あっという間に元に戻ってしまうそう。いろいろと苦労が多いようです。
雑草

帰ろうとしたら、家の前に草に埋もれてアナベルが咲いていました。前の住人が、あちこちにいろんなものを植えていたものが咲いてきています。せっかくなので草刈りをしておきましたが、まだまだ花づくりに手をかける余裕はなさそうです。
アナベル

伐採作業

  • 2018.07.15 Sunday
  • 06:00
昨日は少し時間があったので、また余市に行って作業をやって来ました。体が疲れている時には、さらに追い込んでしっかりと汗をかくという、昔からの悪い癖が出てしまうのです。予報では曇りで少し涼しいかな…と思っていたのに、ピーカンに晴れて暑くなりました。家の回りに少し草花を植えているコーナーが、すっかり雑草に覆われていたので、ざっと除草をやっただけで、既に滴るほどの汗が。丘の上では、重機での伐根作業がまだ続いていました。
丘の上

この一ヶ月、雨ばかり降るので現場に入れない日が続き、半分ほどの稼働率だったとか。それでもかなり作業が進み、伐根された切り株が累々としていました。この後ブルドーザーで整地され、ここにも来年ブドウの苗を植えていくことになるのです。
伐根

半日ほどだけど、なにかできることは?と聞いたら、サクランボの木の伐採をしなければならないので、やってもらえますかとのこと。前の所有者が植えていたサクランボの木は、すべて伐採してしまわなければならないのです。今年は長雨のお陰で、各地の農家さんは壊滅的な被害を受けてしまいましたが、ビニールを掛けていても実割れしてしまうほどの水分過多で、ましてや露地物はほぼ全滅。ここでも一粒も口に入らなかったそう。
サクランボ

30数年前の植木屋時代には、チェンソーはいやというほど使っていたのですが、さすがに勘が戻るのには少し時間がかかりました。チェンソーを使っての伐採は、かなり危険を伴う作業なので、絶対に事故や怪我のないようにしなければならないのです。私が大枝を落としてから幹を伐倒し、ある程度細かくしていったものを、娘が順次片付けていきました。娘もチェンソーを使えるので、水分補給時には交代しながらの作業ですが、昨日は滝のように汗が流れるほどの暑さでした。
伐採

3時間弱の作業で、4本の伐採を完了して昨日は引き上げました。50本以上あるので、全部片づくのにはまだまだかかりそうです。チェンソー作業はものすごく握力を使うので、このくらいが限界かも。帰り道、指が何回もつってしまいました。農道に出ると、シリパ岬に笠雲が乗っかっていました。こんな低くてもできるのですねぇ。世の中は三連休なので、積丹方面は賑わうことでしょう。
シリパ岬

余市でも作業

  • 2018.07.09 Monday
  • 06:03
数日前の予報は小雨だったのに、前日には晴れになって、まぶしいほどの日差しが降り注ぎました。余市にある娘たちの農園に着くと、早速畑の様子を確認に。伐り残されたクリの木が、畑のランドマークなっています。畑はすっかり草に覆われ、どこにブドウがあるのやら…という状態に。
ランドマーク

近づいてよく見ると、接ぎ木されたブドウのの苗から、しっかりとツルが伸びてきてました。雨ばかりで困った反面、苗の活着の面からは、この天気は幸いだったようです。少し枯れているものもありますが、これだけ活着すれば及第点でしょうか。
接ぎ木ブドウ

すっかり伐採されてしまった林内には、切り株が山ほど残っています。これをきれいに取り除き、整地し直してまたブドウを植えなければなりません。ところがこの雨で作業が遅々として進まず、半分くらい作業できなかったとのこと。斜面なので、濡れた状態ではとても危険で、バックホーが入ることができないのです。
伐根作業

畑からは、余市の市街やその向こうにあるシリパ岬もよく見えます。来年高速道路が延びてくれば、余市ICまでほんの数分の距離なので便利はいいけれど、周辺の農道に車があふれなければよいですが。
シリパ岬

奥の方にあるブドウ畑は、急坂を登っていかなければならず、道具を忘れると取りに戻るのも大変なので、簡単な農具小屋を作ることに。伐採跡地から、カラマツやトドマツの梢丸太を探してきて、せっせと皮むきを。娘は森林科学科でカラマツの研究をやっていただけあり、こういう作業は私よりお手の物かもしれません。
皮むき

くねくね曲がった丸太ばかりなので、組み合わせるのに苦労しましたが、波板トタン1枚分の小屋が2時間ほどの作業で完成しました。あとはハウス用ビニールを貼れば、とりあえずにわか雨程度ならしのげるでしょう。
小屋の完成

さて、今日はこれから松前に移動して、明日は渡島大島に渡ります。この仕事に関わって今年で29年目。避難港建設に伴う環境保全と、完成後に工事ヤード棟を撤去して、地形復元と植生復元を行うことになります。初めの20年近くはずっと管理技術者として、最近5年ほどは学識経験者としてその指導に当たっています。こうなれば私のライフワークになってしまいましたが、現地着手からのすべてを知るものとして、最後まで付き合っていきたいと思います。

したがって、2,3日更新ができませんのでよろしくお願いします〜m(__)m

新農園造り

  • 2018.06.18 Monday
  • 05:52
昨日は余市の農園造りの手伝いに。畑に着くと、ブドウの支柱丸太が届いていました。これをバックホーで挿していかなければならないので、それが一番大変な作業かもしれません。
支柱丸太

前回はあんまり敷地内を見なかったので、一通り見て歩くことに。倉庫裏にも小さな林があったのに、前の所有者によってすべて伐られていました。でもミズナラやオニグルミなどの落葉広葉樹が半分くらい混じっていたので、その切り株からはたくさんの萌芽が勢いよく伸びていました。これなら5年もすれば、かなりの林に戻ってくれるでしょう。
萌芽更新

肝心のブドウも、先日たっぷり雨が降ってくれたお陰で、新しい芽が少しずつ開いてきてました。自分たちで挿して作った自根苗はかなりやられたそうですが、接ぎ木苗はなんとかなりそうでホッとしました。
ブドウの苗

上の方の林はすべて伐られており、残材や切り株が累々と。このあたりは地面を切り下げて、ブドウ畑にしなければならないので、残材の片付けをしなければなりません。娘の旦那と軽トラに積んでは運びの繰り返しで、かなりへろへろになってしまいました。
残材の山

切り残した切り株を、チェンソーで輪切りにしたものもたくさん残っています。重いものでは20キロ以上もあるので、歩み板の上を転がしては積み込み、かなり運ぶことができました。
丸太

午後からは娘の手伝いで電牧張り。シカとウサギがせっかく出てきたブドウの芽を食べてしまうので、町から借りることができたのです。クマも近くに来ることがあるみたいだし、動物対策はいろいろと考えなければならないようです。
電牧張り

今の時期は、せいぜい月に一度しか手伝いに来ることができません。やることは無尽蔵にあるようなので、来月からはもう少し体を空けて、手伝ったやらなくては。

新農園始動!

  • 2018.05.28 Monday
  • 05:54
娘夫婦が取得した新しい農園が、土曜日に完全引き渡しとなり、さっそく準備していたワインブドウの苗を植えるため、朝早くから手伝いに行ってきました。場所は以前と同じく余市の登地区。今年の冬、新たに余市まで高速が延びれば、余市ICから数分という便利のいいところです。かみさんは孫の具合がよくなかったので、四日前から余市に入り、ずっと手伝いに。

余市に着いてさっそく新しい農園に行ってみました。聞いてはいたのですが、あまりの惨状に唖然… 前の所有者が、敷地内の山林の木は自分が昔植えたものだからと、皆伐して売り払ってしまい、切り株や枝葉の残材が山のようになっていたのです。とりあえず作業に支障のない範囲は除けたのですが、どこから手をつけていいのか分からない状態でした。
がれきの山

ワイン用苗木は、ブドウに致命的な被害をもたらすフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)の抵抗性を持つ台木に接ぎ木しています。接ぎ木のできる業者が限られているので、「ワイン用ブドウの苗が足りない!」と、よくニュースになるほどです。早くから予約しておいたので、今回植える約千本の苗木は、冷蔵庫でしっかり保管されていたものが数日前に届いてました。
接ぎ木苗

穂木はこちらから送らなければならないので、剪定して不要になった枝を分けてもらい、その芽を使ってもらう訳です。特級と1級の2種類があり、さすがに特級苗はしっかりしたいい苗でしたが、活着してしまえばすぐに差はなくなるのだとか。
アップ

もう一つは、自分たちで挿し木をして作った自根苗です。初めは収量が少ないので、できるだけたくさんの株があった方がいいのですが、すべて接ぎ木苗にすると多額の費用がかかるし、現在は必要数の半分も手に入らなくなってしまいました。そこで自分たちで挿し木をして苗を作り、株の間に植えていくのです。切り口にしっかりカルスができていれば、すぐに発根してくるそうです。
自根苗

植え方は「余市方式」という、先輩方が確立した独特のやり方があり、短時間に確実に植えられる方法として、引き継がれているのでした。
余市方式

昨日は、近くのワイナリーの方や、札幌などからやって来た助っ人のみなさんが、慣れた手つきでどんどん植えていきました。お互いいろんな場面でこういう風に手助けをしているのです。いろんなコツを教えてくれるので、本当にありがたいことでした。
苗植え

かみさんと娘は、その間ずっと昼食の用意をやってくれていて、昼休みにはサクランボの木の下で昼食をいただきました。日差しは強かったけれど、風はひんやりとして、気持ちのいい日でなによりでした。
昼食

2時過ぎには予定していた苗木をすべて植え終わり、遠方から来ていた方たちも三々五々帰って行きました。娘は子供の具合がよくなかったこともあり、自分で苗木を植えることができなくてちょっと寂しそうでしたが、やがてブドウの芽が伸び始めれば、しっかりと育ててくれることでしょう。
小春の畑

2年後にはワイナリーの設備も準備して、購入ブドウからワインの仕込みを始める予定だそうです。その2年後には、今回植えたブドウからワインを仕込むことができるので、乞うご期待とのこと。その節にはどうかよろしくお願いいたします。

アンデリス

  • 2016.12.09 Friday
  • 05:46
昨日は余市まで、娘たちを送ってきました。市内の道路はまだツルツルのひどいコンディションでしたが、高速に入ると塩を撒いているせいか、すっかりきれいになっていました。途中小樽で支払があるからと立ち寄ったのが、南小樽の駅近く、角っこの小さなお店の「アンデリス」。珍しいプリンの専門店です。農園時代には、いろいろとものを納めさせていただいておりました。

アンデリス

もちろんプリンはいろんな種類が並んでいますが、ここの名物は下にある「プリン大福」です。いつも土産に買ってきてくれるので昔から食べていましたが、お店に行ったのは初めてでした。大福の生地があんまり柔らかすぎて、食べるのには苦労しますが、とろっとろのプリンは絶品です。
ショーケース

ショーケースの上に、刻んだコンブみたいなのが山盛りになっているのが、バニラビーンズと呼ばれる果実からバニラシードを取った後の殻でした。ビーンズといってもマメ科ではなく、形が豆のさやに似ているからこう呼ばれるので、バニラはつる性のラン科植物です。写真では見たことがありますが、本物の果実は初めて見ました。昨年原産地のマダガスカルが記録的な不作のため、入手が結構大変だとか。ラン科ですからタネは極めて微細な粒子で、これをプリンにはふんだんに使っているのです。
バニラビーンズ

せっかくなので土産に買って帰ろうとしたら、わざわざ赤ん坊を連れてきてくれたのでと、お土産にいただいてしまいました。ウヰスキーの方はそんなにお酒の風味が感じられませんでしたが、ここの定番カスタードの方は、バニラシードがたくさん入っており、とてもふんわり美味しかったです。どうもごちそうさまでした。
プリン

無事に余市に送り届け、帰ろうと国道に向かっていると、踏切の手前にカシワの小さな繁みがありました。函館本線のすぐ向こうには国道が走っており、その裏には日本海があるので、このあたりでも結構海風の影響を受けています。飛来塩分に極めて強いカシワですが、左の海側は小さくいじけており、右側に行くにつれて樹高が高くなっていました。典型的な海岸林の生育状況を示しており、こんなミニチュアで見られるのは結構珍しく、講義で使おうとさっそく写真を撮しました。
カシワ

ハル農園は店仕舞い

  • 2015.11.09 Monday
  • 05:56
昨日はハル農園の最後の手伝いに夫婦で出掛けました。予報では小雨とありましたが、札幌よりも空が明るく、これならなんとかなりそうかなと。ちょうど‘しるこ’と‘ずんだ’の朝食タイム。美味しそうに?ササをバリバリ食べていましたが、だんだん新鮮な餌がなくなってくるので、ちょっとかわいそう。でもかなりメタボ体型になっており、食べ過ぎなのか運動不足なんだか…
しるこ

余市のこの畑は、小春が管理人として3年間面倒を見てきましたが、いよいよその関係がなくなるので、離れる前の最後の作業としてブドウの剪定とブルーベリーの冬囲いをしなければなりません。‘Koharu’ブランドのワインを産んできたこのブドウ達とも、いよいよお別れとなります。
ブドウ

まず初めに手がけたのは、そこから10分ほど移動して、今年いろいろとお世話になった仁木の農園のブルーベリーの冬囲い。200本ほどあるので、二人ずつ二手に分かれて作業を始めました。気温は零度近いはずですが、風が全くなくて、厚着していたため動くと汗ばむほどに。一服の時にお茶を飲みながら草の上に座っていても、ちょっと季節を忘れるほどののどかさでした。
浅田園

植木屋時代に冬囲いは嫌というほどやっているので、いまでもかなりのスピードで腕が動きます。ほぼ予定どおりに午前中で片付けてしまいました。
完了

昼食はフルーツ街道沿いの、仁木と余市の境界にあるベリーベリーファームのレストランで。ここではベリー類の加工だけでなく、ワイナリーも持っているので、娘もここでワインを仕込んでもらっています。ハウスで野菜類もたくさん作っているので、新鮮でとても美味しい野菜が食べ放題。ハンバーグも美味しかったです。
昼食

午後からは余市の畑に戻って,ここのブルーベリーの冬囲い。ここは毎年やってきたので慣れており、一時間ほどで片付きました。
ハル農園

せっかくあちこちのテレビ局で特集を作ってくれたのですが、百姓の基盤である土地が自分のものではないのが悲しいところ。結婚を機に自分たちの農園を持とうといろいろ探しているものの、あわてて変な土地をつかむと一生大変なので、二人で納得のいくまで探していくことになりそうです。

結婚パーティー

  • 2015.09.14 Monday
  • 05:56
昨日は小春たちの結婚パーティー。既に6月に入籍は済ませており、秋にブドウ畑で仲間内が集まってパーティーでもという話もありましたが、せめて親族だけでもという声があがりました。場所はサッポロファクトリーにある『テルツィーナ トラットリア・ピッツェリア』。いろいろ野菜や果物などの御縁で貸し切りにしていただき、野菜関係の食材はすべて持ち込んでのパーティーとなりました。
テルツィーナ

テーブルなどの装飾はデスクKさんに。高田先生自ら、素敵に飾っていただきました。本当に感謝です。
デスクK

料理はさすがテルツィーナ。素晴らしいイタリアンに脱帽でした。ボリュウム満点で、帯をきつく締められている女性陣は早々にギブアップ気味、でも本当に美味しいので、私は珍しく完食しました。
料理

ワインはすべてハル農園の材料を使って仕込まれたもの。特にドメーヌタカヒコの曽我さんに気に入られて作っていただいたワイン「Yoichi-Nobori 2013 Koharu」は、今回初めていただきました。なかなか複雑な味わいが出ており、さすがという感じです。
ワイン

小春ももうすぐ30歳。いろんな方に支えられて、社会的にはようやくよちよち歩きといったところ。将来的にはワイナリーまで作りたいとのことで、だんなは現在タカヒコで修行中。将来への道筋を二人でしっかり描いて、一歩一歩着実に歩んでいってほしいものです。

ハル農園にも初夏到来

  • 2015.06.15 Monday
  • 06:00
昨日は小樽まで用事があったついでに、ようやく余市まで足を伸ばしてきました。今年はバタバタしていて全然時間が取れず、援農には全く行けておりませんが、たくましいパートナーがいるので安心できるようになりました。畑を見てみると、既にサクランボが色づき始めており、今年の植物暦の早さを実感します。ただ雨不足で果皮が堅く、雨が降るとすぐに裂果してしまうので、あまり売り物にはならなさそう。
佐藤錦

ワインブドウは今のところ順調のようですが、このところぐずついた天気が多いので、これから花が咲いてくる時期が一番心配のようです。ハル農園の主力はやはりワインブドウなので、何とか乗り切ってほしいのです。
ワインブドウ

私が剪定の手伝いをしてきたウメは、ようやく感じよく稔ってきました。まだ実付きが悪いのですが、その分果実の大きさは立派なものになってきているので、いい梅干しが漬けられることでしょう。
ウメ

ヤギのしることずんだの母娘は、果樹園の上のクズが覆い繁った原野に繋がれていました。しっかりと繋いでおかないと、果樹の葉っぱが大好きなので、昨年はキイチゴなどが丸坊主に。親子のサイズがほとんど同じになったものの、いまだにおっぱいを飲んでいるので、しるこのお乳はまだ出ているそう。
ヤギ

大好物のサクランボの葉を持って近づくと、美味しそうにむしゃむしゃと食べ始めました。3年目で初めて手からエサを食べたと大喜び。なかなか気むずかしいのです。
しるこ

そんなに時間は取れなかったけれど、モモの摘果と袋掛けを手伝ってきました。モモは結実率がよすぎてブドウの房のようにたくさんの実が稔ってしまうので、20〜30cmに一個の下向きの実だけ残し、残りはすべて摘果してしまいます。あまりの数に、結構大変な作業になりました。稀にこんな合体した実もあり、このまま育ててみたい誘惑に駆られてしまいました。
桃尻

モモは果柄(かへい)が短いため、枝ごと袋をかけなければならないのでとても大変。たくさんはできなかったけれど、美味しいモモが食べられるようがんばってきました。
袋がけ

ワインブドウ体験講座

  • 2015.04.11 Saturday
  • 05:52
娘の小春が余市で農業に関わり始めて、早くも四年目に入りました。初めのうちはペースがつかめず、体が何度もパンクしてハラハラしてきましたが、ようやく畑の特性を把握し、様々な果樹たちも樹勢を手なずけたり見切ってしまうことにより、少しは先を見ながら仕事をすることができるようになってきたのかな。

ブドウ

そんなハル農園は、将来的には自家生産と自家醸造ができるワイナリーを目指すことになりました。とりあえず畑は今のところを借りて続けますが、パートナーが醸造の修行も始めることになり、いよいよ夢に向かってのスタートの年になりました。この3年の間に培った生産、加工、流通、販売、調理、消費まで、様々な方とのネットワークを生かし、本格的な『ワインブドウ体験講座』をスタートさせます。
講座1

これだけの講師の組み合わせができるのは、短期間のうちに地域や業界の方たちの信頼を得ることができた小春の努力の賜物でしょう。本当にありがたいことだと思います。
講座2

ただ店でワインを買って飲むよりも、一連の作業を体験し、栽培や加工、流通に関わる方達の話を聞くことにより、ワインの奥深さが感じられるようになることでしょう。全五回で長丁場の講座になりますが、得難い経験ができることと思います。興味のある方はぜひご参加下さい。

余市にも春が

  • 2015.04.06 Monday
  • 05:52
昨日は午後から余市に行ってました。まず向かったのが娘たちが住み始めた新居です。ハル農園からは車で5分ほどの果樹園の中にぽつんと立っている小さな家。丘の中腹なので眺めはよく、木木が芽吹いてくるとなかなかいい眺めになりそうです。上水道が来ていないので、沢水を引いているため、飲用水は運んでこなければならないのが大変だし、決して使いやすそうな家ではありませんが、二人でいろいろと工夫をしながら、楽しく暮らしているようです。
新居

そのあと今年初めてハル農園へ。先日の大雨のおかげで一気に雪融けが進み、圃場内の雪はほとんど消えていました。この場所を借りているエコビレッジ推進プロジェクトとは、この春から直接の関係はなくなりましたが、園地の管理は引き続き娘がやっていくことに。手をかけ始めてもう四年目、樹形の作り直しがだいたい目途が付いてきて、ある程度落ち着いて作業を進めていくことができそうです。私が手伝ってきたウメは、樹形の大幅手直しによって整った盃型がほぼ完成です。花芽もびっしり付いてきたので、たくさん実が成って欲しいものです。
ウメ

オウトウは、ハウスがなければほとんど実が採れないので、かなり本数を減らしてきています。管理がしやすいようにコンパクトになった木には、大きな花芽がかなりふくらんできており、今年の開花は早くなりそう。
オウトウ

ヤギの‘しるこ’と‘ずんだ’を預かっていただいているパートナーの実家に行くと、ハウスの中でぬくぬくと過ごした親子が元気に跳ね回っていました。あんなにかわいかったずんだも母親と同じくらいに成長し、角とあごひげが立派になっていました。
ヤギ

夜には余市駅前の徳島屋旅館で、両家の顔合わせの会食がありました。私はご両親とは初めてでしたが、ほとんど同時期に同じような生き方をしてきているので、全く違和感がありませんでした。すぐ近くに農園を構えていることでもあり、二人の生活を見守っていただくことができるので、本当に安心していられます。美味しい料理とお酒に話も弾み、皆既月食も雲の切れ間から見ることができたり、遅くまで楽しい時間を過ごすことができました。
徳島屋

夜はそのまま徳島屋さんに泊まり、朝いちで余市の町内を一回り巡ってきました。本町の一番奥にある漁港の近くでは、斜面にエゾエンゴサクの紫色のカーペットが広がっていました。日当たりのいい斜面では本当に早いです。
エゾエンゴサク

山裾の道を少し内陸側に進んでいくと、巨大なサイカチの記念樹がある余市神社がありました。その足元ではキクザキイチゲが満開に。
キクザキイチゲ

そのあたりをよく見ると、足の踏み場がないくらいキバナノアマナやエゾエンゴサクが生えていて、どんどん花が開いてきていました。あと一週間もすると、この斜面はスプリングエフェメラルに包まれるのです。今年は一気に春本番に突入しそうな気配。楽しみです〜
キバナノアマナ

余市町の広報誌

  • 2014.12.12 Friday
  • 05:54
一昨日の「緋の衣」の最後に、
余市もマッサンブームで、ウヰスキーばかりが脚光を浴びているけれど、余市発展の基礎を作った先人の苦闘の歴史をもっと掘り起こし、宣伝していくべきだと思いますがねぇ…
なんてえらそうなことを書いてしまいました。別の情報検索をしていて、面白い記事を発見したところ、なんと余市町のホームページの中に、町の広報誌「広報よいち」に10年以上も連載している「余市町でおこったこんな話」が、すべて掲載されていたのです。

広報よいち

そして今月12月号に掲載されているのが、なんと『緋の衣』でした。教育委員会の学芸員の方が連載を続けているとのことで、地味なことをこつこつと掘り下げていることに、あらためて深く敬意を表すると共に、ここでお詫び申し上げる次第です…m(__)m

なにせ124話もの話が掲載されているので、全部は読み切れていませんが、果実関係を見ていくとなかなか面白いです。最近はニッカ関係の話題も当然多く、マッサンを見ている方は、こちらの情報もチェックしていくと面白いかもしれません。

それにしても町のホームページ、職員の手作りかな?と思えるほどの素朴な作りで、普通必ず出てくる町長のあいさつも見当たらないのです。トップページもかなり分かりづらく、マッサンブームでアクセスも急増しているでしょうに、こんなんでいいのかなぁ…(^_^;)

ハル農園の冬支度

  • 2014.12.08 Monday
  • 06:00
ハル農園には6月に行ったきり、今年は全然手伝いに行けませんでした。まだ少し仕事が残っているというので、半年ぶりに余市に行って来ました。札幌は朝からかなりの吹雪模様。こんな日に行って仕事になるのかと思いながら雪雲を確認すると、これまでとは全く異なり、石狩湾から北西風に乗って南東方向に雪雲が刺さり込んでいたのです。なので石狩空知に雪が降っても、後志には全くないようでした。案の定、手稲を過ぎると青空になってきて、フゴッペトンネルを抜けて余市町に入ると、大荒れの海の向こうにシリパ岬のきれいな姿が見えてきました。
シリパ岬

小樽余市方面は既に40cm近い積雪があり、ハル農園も雪に埋もれています。NPOで建設していた「学び舎」は、6月には基礎工事の段階だったものが、先月にはきれいに竣工し、朝日を浴びて回りの景色になじんでいました。
学舎
このところの資材の高騰で、予定していたものがかなり切り詰めざるを得なかったようですが、それでも基本的な造作がしっかりしているので、内部はとても暖かいそう。日差しがあればストーブ焚かなくても全然平気なくらいだとか。
内部

家で溜め込んでいた野菜くずを持って、早速ヤギ小屋へ。現在はしること娘のずんだの2匹暮らし、大きさも母親くらいになっていました。新鮮な野菜が美味しいようで、しるこが独占してむしゃむしゃ食べていました。そのあたりはシビアなようです…
しるこ

かみさんたちは小春に連れられてブドウの剪定へ。私は家の回りの冬囲いを。大家さんが大事にしているサラサドウダンだけは、傷まないようにしっかりと囲っています。雪がどっさり載っていましたが、一時間ほどできれいに囲ってしまいました。
囲い前 囲い後

生食用のブドウ棚に行ってみると、棚おろし前の最後の剪定をやっているところでした。棚づくりだと、なにをするにも上を向かなければならないし、どうしても中腰の体勢になるので、なかなかきつい仕事だと思います。お昼までになんとか片付けてしまいました。
生食用ブドウ

午後からは雪でつぶれそうになっていたヤギ小屋の補強をしたり、家回りの雪かきを一通りやっておきました。このところ安静を申しつけられているので、すっかり体もなまってきたのか、このくらいの雪かきで音を上げそうになりました。最後はワイン用ブドウの剪定を少し手伝い、薄暗くなってきたので引き上げることに。ここまでやれば、あと数日の作業で冬支度も終わりそうです。
ワインブドウ

ワインブームで新規参入も多い世界ですが、この程度のボリュウムでも結構な作業量になります。延長が長いと、先が見えないので気が遠くなってしまいそうです。農家さんの仕事もなかなか大変だと、つくづく思ってしまいました。

ノンアルコールデザートワイン

  • 2014.11.28 Friday
  • 06:00
相変わらず体調がすぐれずげんなりしてます…この病気はそんなに劇的に治るわけではないので、腹をくくるしかないのですが、思いきり痛いとか、どうにも動かないとか、そんな症状でもないのに、チクチクピリピリと神経が反応するものですから、却って始末が悪いかもしれません。

ふと娘のブログを見てみたら、一ヶ月ぶりに更新されていました。このあたりは全く性格が似ておりません…(^。^;;
私もつきあいのある「ノーザンクロス」というまちづくりのコンサルがあります。そこが出している季刊誌『カイ』の取材を受けたので…と聞いていたので、本屋で立ち読みしてもなにも出ていないと思ったら、通販の方のみに折り込みでチラシが入っていたのでした。
なんと、「カイのおカイもの」第1号に、娘の作ったノンアルコールデザートワインが選ばれていたのです。早い話がぶどうジュースですが(そんなこと言ったら叱られそう…(>_<))、昨年はナイヤガラで作っていたのに、今年はワイン用ブドウで作っていたのですね。
ページ1
それにしても、360ml 箱入り/税込で2,800円という金額!既に30セットも売れているのですねぇ…ありがたいことです。
ページ2
ワイン用のブドウは、町内の某有名醸造家のところにも納めているので、来年にはハル農園産ブドウで世の中に出ていくことになりますが、そのようにしっかり付加価値のあるものを作っていかないと、小規模生産者は生きていけません。この価格の付け方を見ると、親よりもたくましく生き抜いて行けそうです。
ワインブドウ

考えてみれば、あと数年で私の歳の半分になってきます。私同様の回り道人生も、着実に前に進んでいるといえるのかもしれません。

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