まだメコノプシス

  • 2018.07.14 Saturday
  • 06:05
昨日は森のガーデンへ。今週は松前往復で700キロ、上川往復で400キロ、さすがに疲れました… しかも、スカッと晴れないで、雨ばかり。本当に気持ちが晴れないです…

とはいえ、植物はたっぷり雨が降っているお陰で、信じられないくらいの育ちのよさ。強い日差しがないお陰で、斑入りものやカラーリーフも葉焼けしないことから、アプローチの植え込みがとてもいい感じになっています。ただ、足元の裸地隠しに植えたクラウンベッチがもりもりと育ちすぎ、飲み込まれてしまっている株が幾つもありました。これはちょっと困ります。
アプローチ

ガーデンに入ったところの、ショップ脇に植えられているギボウシ類やシダ類も、こんなに大きくなっちゃって!と、びっくりするほどの育ち方でした。これだけ見事な ‘サガエ’の株は、存在感抜群です。
ショップ横

まずは気になっていた試験植栽地へ。コキアはそれなりに育ってきていましたが、サルビアやヒマワリ、セイヨウアサガオの ‘ヘブンリーブルー’は、日照不足で大苦戦。一日も早く強い日差しが戻ってほしいです。地べたに這わせるわけにはいかないので、キュウリネットを苦労して張っていきました。
試験植栽地

これをやろうとしたのは、この写真を偶然見つけたことからひらめいたのです。長野県のある村で、タネ取り用に作っているアサガオ畑ですが、どうせなら真ん中に立ってドレスガーデンのようにできないかと。これから一ヶ月でどれだけツルを伸ばせることができるかで、秋の花数が決まってしまいます。祈るような思いです。
ヘブンリーブルー

なんとか昼までに完成し、カフェ「緑丘茶房」で昼食を。今年は悪天候続きで、来園者もかなり苦戦しているそう。こればかりは打つ手がありませんからねぇ。お昼は舞茸カレーにしましたが、軽く炙っているせいか、とても香りがでて美味しかったです。
舞茸カレー

午後からは早速メコノプシスのところに。グランディスもまだ少し花が残っていましたが、ほとんどが昨年秋に植えた株なので、まだ株に力がなく、来年以降のお楽しみという感じ。それよりも何よりも、ベトニキフォリアの株がびっくりするほどの大株に育ち、次々とたくさんの花を咲かせていました。3年目の株なので、花茎もたくさん伸ばしており、花数もびっしりで本当に見事。ピンク色の株も2株あり、本当に感激ものでした。
メコノプシス

メコノプシスはまだまだ増やす予定ですが、今の場所ではもう拡張の余地がなく、森のリビングの一角に新しいベッドを用意する予定です。今年は3株を試験植栽してありますが、うまく夏越し出きれば、ここに新しい群落を作る予定です。
新規植栽予定地

森の広場の植栽も、ようやく本来の姿になってきました。業者が植えたものがあまりにも生育が悪く、図面通りにもなっていないので、通い始めた初年度にすべて掘り上げて植え直しをやったものです。苦労しましたが、ようやくこんな姿になってきたのは嬉しいもの。昔のページを見ていると、この時のガーデナーは一人も残っていないのかと、時間の経過を感じてしまいました〜(>_<)
森の広場

うるおいの森に植えたグンネラは、株の周りにちょろちょろ水が流れるようにしているので、株がグンと大きくなりました。来年はこれも売りにしていこうと思っています。
グンネラ

ようやく日差しが…

  • 2018.06.16 Saturday
  • 06:01
現場行脚が続きます。昨日は森のガーデン。ぐずついた天気もようやく回復し、風は冷たかったものの、まぶしい日差しが降り注ぎました。まず最初に手がけたのは、ミクニのレストラン前に試験植栽の畑を作るので、風除けのネット張りを行いました。ここの畑はガーデンショーの時にはひまわり畑だったのですが、石がごろごろなので除礫(じょれき)し、堆肥を入れて耕耘してもらいました。ここは春先の風当たりが強いので、養生用のネットを張ることにしたのです。天気は回復したものの、風がものすごく強く、あおられながらの作業となりました。
ネット張り

鉄ピンが石に当たって苦戦したものの、なんとかネットを張り終えて一息。ここにいろんなタイプの花を咲かせて、どれがここの環境に合うのか見てみようと考えたのです。気温が低すぎて苗植えは来週以降になりますが、その結果はまたおいおい報告することにしましょう。
試験植栽区完成

作業している横で、ノウサギが群れになって出てきて運動会をしておりました。ウサギたちも天気が回復したのが嬉しかったのでしょう。事務所に戻ろうとレストランの横を下りていくと、芝生の上にノウサギがうずくまってのんびり日向ぼっこ中。私たちに気付いてあわてて逃げていきましたが、こんなにたくさん見られるのなら、十分見どころになりそうです。
ノウサギ

昼に少し時間があったので、ガーデンを見ようと正面から入っていくと、ガーデンショーの時にファーガス・ガレットがプロデュースした花壇では、まだチューリップが見頃で、アリウム‘パープル・センセーション’が存在感を放っていました。
ガレット花壇

花園にある「大雪な庭」の高山植物は、びっくりするくらい元気にたくさんの花が咲いていました。ここを作り直して三年目。一部少し弱っているものもありますが、エゾツツジやチシマキンレイカ、エゾルリソウなどが満開に。こんな素敵な空間になると、苦労しただけにやはり嬉しいものです。
大雪な庭

中でもびっくりしたのが、コマクサがしっかり定着して無数の子株を作り、たくさんの花を咲かせていたことです。滝野公園では全然定着できなくて、植えたものの1/10も生き残っていないので、ホントうらやましいです〜
コマクサ

お昼のメニューは緑丘茶房(りょっきゅうさぼう)でいただきました。またメニューが変わって、少しリーズナブルに。チーズカレーが850円でした。悪天候が続いたので、来園者自体がかなり少なく、カフェもかなり苦戦しています。ぜひたくさんのお客さんに来ていただきたいです。
チーズカレー

食後に園内を一回り。気になっていたメコノプシスの所に行くと、一番手前に植えられているベトニキフォリアが、ものすごくいい生育ぶりをしていました。滝野ではほとんど一年草扱いになり、株の越冬率が悪すぎて栽培をやめてしまっているのに対し、ここでは3年目になってみんな大株になり、たくさんの花茎を伸ばしています。場所に対する適応性の違いなんでしょうね。これは楽しみです。
ベトニキフォリア

午後からはグンネラの植え込みを。北大植物園前にあった大株を移植したものを、滝野に一株分けてもらったのが2年前。その時に余った株が温室の隅っこにおかれているので、分譲願いを出せばもらえるはずと、町長名で書類を出してもらいました。するとすんなり分けていただくことができて、先日運んできたのです。
グンネラ

迎賓館の奥にある、癒しの谷の木製デッキの前に、うるおいの森から流れるせせらぎの水がしみ込む場所があります。その斜面に、ガーデンショーの時に植えられていたオシダ50株を移植し、ヤグルマソウやサラシナショウマなど湿生の植物を集めて、そのシンボルとしてこのグンネラを植え込みました。南米原産の熱帯植物であるグンネラが、はたして上川の山の中で無事に越冬できるのか、挑戦が始まりました。
植栽完了

季節の進行が札幌とは一ヶ月近く遅れる森のガーデンは、これからようやく初夏の花が咲き始めます。しっとりと抜群にいい雰囲気になってきていますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです〜

IFLA Awards 受賞!

  • 2018.05.26 Saturday
  • 06:03
世界の造園家・ランドスケープアーキテクトが加盟するIFLA(イフラ)(国際造園家連盟)は、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、中東、アジア・パシフィックの5つの地域に分かれて活動しています。昨年北彩都ガーデンが最優秀賞をいただいたのは、アジア・パシフィック支部の表彰でしたが、今年はアフリカ・アジアパシフィック、中東の3つの地域が合同で審査し、その表彰者が公開されました。そこでなんと、高野ランドスケーププランニングの作品が2つも受賞したとの連絡をいただきました。
受賞

部門は8つに分かれており、「野生生物、生物多様性、生息環境の改善や創出」部門では、『十勝千年の森』が最優秀賞を受賞しました。これはいかにも!という感じがしました。
千年の森

もう一つ、「社会と地域の健康」部門で、『大雪森のガーデン』が、やはり最優秀賞を受賞したのです。国内の賞はいろいろといただいておりますが、やはり国際的な機関からの賞は、数段価値が違いますからね。
森のガーデン

でもこの部門で、どんなテーマにまとめて応募したのか聞いてみると、「上川では、全体的に沈滞ムードであった地域を、ガーデンを造ることによって誇りを取り戻し、『北海道ガーデンショー』もこんな小さな町で開催した」というようなストーリーだったそうです。あそこを『森の迎賓館』と称し、質の高いガーデンや北海道を代表するレストランがあることから、町にやってきた方に対して、自慢しながら案内できるようになったわけです。
今年のガーデン

全部で110もの受賞作品があるけれど、日本から入賞したのはほんの数件。ひきこもり「日本」は諸外国からも懸念されているそうで… そんな中、果敢に質の高い作品を応募し続ける高野ランドスケープに対して、心より祝福を贈りたいと思います。私もあちこちたくさんの物件のお手伝いをしており、心を引き締めてがんばっていかなければなりません。森のガーデンも、まもなく緑と花に包まれてきますので、ぜひたくさんの来園をお待ち申し上げております〜

厳寒のち暖かく

  • 2018.05.12 Saturday
  • 06:01
昨日は大雪森のガーデンの初仕事。現在は無料公開中で、来週19日から本格オープンとなります。7時に事務所を出たので、すいすい走って9時過ぎには上川に到着。そこで国道脇にある農協の朝もぎ市場で、野菜や山菜を仕入れてきました。昨年すぐ隣に大雪緑丘蔵が出来たので、見学者がたくさんやってくるとのこと。階段を上って2階の回廊から中を覗けるようになっているのです。ちょうどお米を蒸しているところで、もうもうと湯気を吐き出してましたが、販売が好調で生産が追いつかないとのこと。ガーデンでも純米吟醸(四合瓶で1,800+税)、純米大吟醸(3.000円+税)を販売したところ、飛ぶように売れるのだそうです。私も2本買って帰りましたが、町外では入手が難しいので、こんな人気になっているようです。
酒蔵

ガーデンに着いて、軽く打合せをしたあと、さっそく現場に。やはり広い花畑が欲しいので、ミクニのレストラン前の、以前ヒマワリ畑だったところに今年試験植栽を予定しています。(内容はまだ ひ・み・つ です〜)どのあたりに畑を作ろうかと歩き始めたところ、あれっ!ウサギだ!との声が上がりました。よく見ると、5mくらい離れた所に、ノウサギがじっと潜んでいたのです。迷彩色で隠れていると思ったのでしょう。渡島大島でイエウサギを見慣れているせいか、ノウサギを間近に見ると、でかいのにびっくりでした。
ノウサギ

昨日の午前中は気温も低く、西からの寒風が吹きすさんで、体感温度は完全に零下…鼻水をすすりながら園内の確認をしていきました。気になっていたメコノプシスは、昨秋の補植株もすべて元気で一安心。2年前に植えたベトニキフォリアの株が、ここではメチャ元気なのに驚かされました。滝野公園ではほとんど越冬できなくて、グランディスだけに切り替えていたからです。気候条件との相性がいいのかもしれません。
ベトニキフォリア

以前ガーデンショーの会場だった奥のエリアは、今年夏から「遊びの森」として公開されることになっています。一番下の「森の食卓」があった辺りには、『交流体験棟』が建設中でした。意外と大きいのに圧倒されましたが、これで奥にトイレや雨よけ施設が出来るので、ガーデン利用がはるかにやりやすくなりそうです。
交流体験棟

お昼はカフェでいただきました。ここも内容が一新され、名前が『緑丘茶房(りょっきゅうさぼう)』とちょっと噛みそうな名前に変わり、甘酒や酒粕がふんだんに使われたメニューが増えました。日本酒の試飲メニューもあるのですが、帰れなくなるので断念…(^^;)
緑丘茶房

今回は、フィッシュフライドドッグ・ポテトセット(850円)をいただきました。カレーはスープカレーになり、ポークとシーフード(いずれも1.300円)があります。
ハンバーガー

園内を見ていると、団体での来園客がありました。まだスイセンや小球根くらいしか花がなく、みなさん手持ちぶさたですぐに戻って来ました。あとで聞いてみると富山から来たとのことで、まだほとんど花がなくて済みませんと挨拶したら、それでも咲いている花があるんだから、ちゃんとラベル付けてくれなきゃ何だかさっぱり分からん!と苦言を呈されてしまいました。まだ開園準備中なのでと言いかけましたが、そこはぐっと飲み込んでお詫びを。なかなか難しいものです。
来園者

午後からはがらりと天気が変わり、風が止んで日も差してきて、気温もぐんぐん上がっていきました。こんなに劇的に変わるのも珍しいです。雲が切れてきて、帰る頃には大雪の山並みが全貌を表してきました。今年も月に一度のペースでの上川通いが始まります。今年は作業指示の密度を上げて、しっかりと形を残さなければなりません。しばし山並みを眺めてから、帰途につきました。
山並み

雪融けの上野ファーム

  • 2018.04.07 Saturday
  • 05:53
昨日は上野ファームまで行って来ました。南空知は雪融けが進んでいたけれど、滝川以北はまだまだかなりの雪の山。ここは滝川駅を出たところの根室本線との分岐点あたりですが、背丈を超える雪壁が続いていました。今年の中空知のドカ雪は、特急が進めなくなって雪に埋まるほどでしたからねぇ…
滝川

旭川駅で、上川行きの普通列車に乗り換えて桜岡駅へ。JRで来たのは初めてで、鈍行の旅は短いけれど、国鉄時代の残党であるキハ40に乗れたので、楽しかったです。駅まで上野さんが迎えに来てくれました。
桜岡

大雪森のガーデンは、これまでNPOが指定管理者として運営してきましたが、今月からは観光や地域おこしを担うDMCという枠組みの組織(会社)が(詳しくはこちらを)指定管理を受けて運営することになりました。専属のマネジャーもいなくなって、一体どのような運営になるのか話を聞きたかったのです。まず初めにNAYAcafeで、上野さんと今後の二人の関わり方についてのすりあわせ。その後ガーデナー達がやってきたので、細かくヒアリングしていきながら、春以降どのようにガーデンを運営していこうか話し合いました。
納屋カフェ

お昼には、雪が融け始めたガーデンを上野さんの案内で一回り。スノードロップやエランチス、シクラメン・コウムなどが咲いてきていました。今年の開園は、例年より一週間早い21日だけれど、これらの花はスタッフだけのお楽しみになることでしょう。
スノードロップ

真鍋さんのカタログに、ピンクの花の咲くネコヤナギが載っていて、面白いなと思いましたが、これもやはり開園前に咲いてしまうので、ちょっと使えないかなぁ… 森のガーデンはまだまだ背丈ほどの雪に埋まっているというので、ここならちょうどいいかもしれません。
ネコヤナギ

午後からは新たに運営を担う会社の方達と、役場の担当者が参加して、意見交換を行いました。まだ赴任して間もないし、ガーデンがどんなものなのかも把握できていないので、他の公園やガーデンでの問題点なども踏まえながら、今後の課題について有意義な意見交換を行うことができました。私もこれまでの5年間は植物管理の指導に専念し、技術的なことは教えきったのでそろそろ身を引こうと思っていたのですが、これからはガーデンの運営管理全般に関わりながら、フェードアウトしていくことになりそうです。ガーデンチームは、スタートからがんばってくれたMさんが新たな道へ旅立ち、代わりにショップにいたA君がガーデナーへの転身。このメンバーでがんばりますので、よろしくお願いいたします。
ガーデンチーム

帰りもまた桜岡の駅まで送っていただき、旭川行きの鈍行に乗りました。上野ファームはこの駅から徒歩15分なので、この経路での利用も少なからずいるとのこと。森のガーデンは駅からのアクセスがタクシーしかないのを何とかしてほしいとずっとお願いしてきたけれど、新会社には真っ先にこれを解決してくれないかなぁ…
帰り道

ガーデナー募集

  • 2018.02.24 Saturday
  • 05:59
上川町の大雪森のガーデンに通い始めて、丸7年。2013年春からは4人のガーデナーと2人のアシスタントガーデナーが管理を始めたので、管理作業のアドバイスをするために、シーズン中月に2回ずつ通い始めて約束の5年が経ちました。そろそろ手を引いても大丈夫かな…と思っていたところが、一期生のうち最後まで残っていたMさんが退職することに…(>_<)

残された2人のガーデナーとアシスタント1名ではいくらなんでも管理できないので、新たにガーデナーを募集することになりました。私もこのまま「はいさようなら〜」とはいかなくなったので、引き続きサポートしていきたいとは思っています。やる気のある方はぜひ応募していただきたいと思います。(詳細はこちらから)

募集

正式にはハローワークからの応募になりますので、詳しい情報もこちらから確認してください。

ハローワーク1
ハローワーク2
ハローワーク3

ガーデン管理を始めて5年経過し、ガーデナーたちのがんばりで‘初期不良’はほぼ改善され、新たな見どころ作りも着々と進めている状態です。いわばこれから美味しいところに関われるのですから、ガーデナーとしては恵まれたスタートになるはずです。花園の方は、引き続き上野さんが関わっていくので、得るところは大きいです。
花園

迎賓館の方は、植えられた植物が回りの自然に同化しつつ、存在感を発揮できるような仕掛けを続けてきました。こちらはエンドレスにやることがあるので、楽しみはいくらでも作り出すことができますよ〜
迎賓館

ガーデンは、これまで町から委託を受けたNPOが運営してきましたが、春からは今流行のDMO(Destination Management Organization)に衣替えするとのこと。何がどう変わるのか、早く示してくださいとずっとお願いしているのに、この時期になってもまだ立ち上がっていないとか。まぁ組織体がどうあれ、ガーデンとしてやることは変わらないので、挑戦してみたいという方は、ぜひ応募していただければと思います。


※観光庁が規定した日本版DMOは以下の通り。
『地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人』
しかし、いまだにDMOの日本語訳がないのはなぜ??

春を想う

  • 2018.01.21 Sunday
  • 05:51
これから一週間は、この冬1番の寒さとなりそう。とはいえ、冬至から一ヶ月過ぎたので、朝晩少〜し日が長くなってきた実感があります。この寒さを乗り切れば、春が近づいてくる実感が湧いてきそうです。久しぶりに森のガーデンのHPをのぞいてみたら、ガーデナーたちも春が待ち遠しいのか、一年を振り返りながら、各エリアの特徴ある植物が紹介されていました。

スタッフブログ

森の花園に比べて、森の迎賓館の雪融けは半月近く遅れます。樹木の密度が高いので、それだけ雪が吹き溜まりやすく、また日当たりが少ないので融けにくくなってしまうようです。そんなところに先ず咲いてくるのがカタクリです。カタクリはこのあたりに自生はないけれど、暖かみのある花の色がほしくて植え込みました。やっぱり白や黄色の花は寒々しく感じてしまいますから。

カタクリ

森の絨毯には、三年前にオンファロデス・ウェルナを植え込みました。どんどんランナーを伸ばして広がって行くので、そのうちにこれだけでスカイブルーのカーペットになるかもしれません。

オンファロデス

各号には解説付きでいろんな植物が紹介されているので、真っ白な雪を見飽きたときには、たまにのぞいてみてください。

上川町内向けになりますが、毎月「旭ヶ丘だより」が作られています。冬の間もスノーアクティビティが行われているので、層雲峡の冬まつりなどでお出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。春からの案内も出ていました。今年は4月28日の開園から5月18日までが森の花園のみ無料開放。5月19日からは全面公開で有料入園になります。
旭ヶ丘だより

ここの管理指導に通い始めて5年が経ち、当初植えられた植物達もすっかり環境になじんで、それぞれ素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれるようになりました。うまくいかないところの手直しも一通りやったので、今が一番いい姿になっていると自負しています。ガーデンショーの時は、それがまだまだだったので、本当は今頃やってくれればよかったのにと残念に思ってしまいます。今年も何度か通うことになりそうですが、素晴らしいガーデンになっていますので、ぜひ訪れていただきたいとスタッフ一同願っています。

反省会

  • 2017.11.30 Thursday
  • 05:59
昨日は上川への出張。森のガーデンの管理について、最後の打合せと反省会がありました。昨年までは9時40分発のオホーツクがあったけれど、これがなくなって、昼前後に上川に着く列車がなくなってしまいました。そこでやむなく旭川でバスに乗り換え、上川に向かうことに。これまでより40分以上余計にかかってしまいます。
バス

旭川駅前から乗ったのは二人、その人も途中で下りてしまい、数人が前後して乗り降りしたけれど、上川まで通しで乗ったのは私一人でした。昨年も何回かJRで上川まで行ったけれど、降りたのは私一人だったことがもありました。なんだかんだといって普段利用されていないのだから、この期に及んで慌てふためくのはいかがなものかと思います。どうやって地域の路線を維持していくのか、真剣に考えなければならないでしょう。それにしても、普通の路線バスなんだけれど、携帯の充電施設が設置されているのにはびっくり。そこまでやる意味があるのかな?
充電器

上川には時刻表通り12時に到着。降りる時に思わず運転手さんに、本当にピッタリに付くのですねぇと言ったら苦笑いしてました。乗り降りがほとんどなく、ひたすら走ってきたので、定刻に付くことができたのでしょう。ちょうどエスポワールの鐘が、ポワンポワンと鳴り響いておりました。いつものように「しばやま」で「‘日本一’のラーメン」を。味は美味しかったけれど、お客さんの少なさが気になりました。
ラーメン

打合せの前半は、上野さんと私とガーデンスタッフによる反省会。ガーデンの入場者の集計を見ながら、今年の足りなかった点や改善の方向性を話し合いました。昨年に比べて横ばいながら、想定していた数字にはほど遠い結果になったので、反省点は結構山積みになりました。
反省会

その後役場のスタッフを含めてさらに詳細の詰めを。整備開始から5年を経過し、一区切り着いた時期にあるだけに、更なるブラッシュアップをどうやっていくのか、いろいろ関係スタッフがしっかりと戦略を立てていく必要があります。夜の部には場所を変えて懇親会を開いていただきました。冒頭にはみなさんから造園学会賞受賞のお祝いまで頂戴し、恐縮しきり。本当にありがとうございました。
お祝い

昼までは雨が降っていたけれど、夕方にはかなりの吹雪に。そういえば昨年もJRが止まって大変だったなぁと思いだしました。駅で待っていても何も連絡はないし、本当に来るのかしらんと思っていたら、10分遅れで列車が到着。上野さんはじめ、みなさんが見送っていただき感謝感激でした。
見送り

来年も少し形は変わりますが、しっかりとガーデンを支えていこうと思っています。いろいろ仕掛けも仕込んでいますので、ぜひご覧になっていただきたいです。

最後の作業

  • 2017.10.14 Saturday
  • 05:30
旅館で朝食を食べていると、かなり強い雨が降ってきました。雨雲ズームレーダーで雨雲がないことを確認したばかりだったので、え〜なんで〜という感じでしたが、ガーデンに向かう途中でもずっと降ったり止んだりと不安定な天気。最後の作業日なんだから、なんとか降らないでほしいと、運転しながら龍神さまにお祈りしました…(笑) ようやくガスが晴れてきて見え始めた山の木々は、もうかなり落ちてしまっているようです。
森の紅葉

ガーデンに着くと雨は降っておらず、なんとか作業ができそうでホッとしました。ようやく入手できたメコノプシスの苗は、これでちゃんと冬が越せるのかなぁと心配になるほどの軟弱さ。滝野公園での越冬率はほとんど100%なので、このままちゃんと休眠してくれると思いますが、不安をそそる柔らかさです。
メコノプシス

開園準備が終わったガーデナーが集まってきて、てきぱきと苗を植えてくれました。ここの場所はこれ以上拡張の余地がないので、この株数をマックスに維持していこうと思います。来年は無理としても、再来年にはこの株がしっかりと大株になり、たくさんの花を咲かせてくれることでしょう。
定植

メコノプシスはまだまだ増やしていきたいので、ここ以外にも植栽場所を確保しなければなりません。森のリビングの芝生脇に、西日が当たらずほどよい半日陰地があるので、そこにも試験的に3株植えておきました。来年の育ち具合が楽しみです。
リビング

新たな魅力づくりを進めているうるおいの森にも、いろんな植物を補植しておきました。来春には目玉になる植物も入ってくるので、乞うご期待です〜 ふと見上げると、真っ黄色に色付いたアカイタヤが、茶色のミズナラと競っておりました。日が差せば、もっときれいに輝いてくれたでしょうに。
アカイタヤ

あちこちに補植をしながら歩いていると、思わぬ美しさに引き付けられました。4年前に植えたヤマアジサイが、今年ようやくたくさんの花を咲かせてくれたけれど、葉も装飾花も紫色に色づき、今頃まだ花も咲いてきて、素晴らしいコントラストになっているのです。毎年こんな姿を見せてくれるのでしょうか。
ヤマアジサイ

最後に、花の泉の敷石がガタガタになってきているというので、補修の仕方を覚えてもらいました。土が減って石の基礎が下がってしまい、敷石がのめってしまっておりました。小さな植木屋で先輩たちにもまれてきたので、どんなことでも対応できるようになったのは、今にしてみればありがたいことでした。
敷石直し

朝方にいろいろあったので、お昼で急きょ帰ることになり、カフェで今年最後の食事を食べていきました。今年で約束の5年間の現地指導を終えることになりますが、それでは困ると先日にも言われたばかり。来年もまた来ることになるのかなぁ…?と思いながら、ぼんやりと茶色が目立つガーデンを眺めておりました。
ハヤシライス

残念な雨

  • 2017.10.13 Friday
  • 05:42
昨日から森のガーデン最後の作業に来ています。例年この時期には、雪が積もってガーデンにたどり着けなかったり、昨年も数日前に降った雪が残っていたりと、いつも冷や冷やな思いをしておりました。今年は雪の心配はなかったものの、残念な雨に。途中は洗車機の中のように降っているところもありましたが、森のガーデンに着くと、しとしとと降る程度。気温が6℃では、ガーデンを訪れる人もなく、寒々しい風景になってしまいました。
ガーデン入り口

これでは土仕事をすることができないので、午前中は春に挙げてもらっていた各エリアごとの課題を見直して、済ませたものと手がつけられていなかったものとを、一つずつチェックしていきました。4人のガーデナーで、これだけのことをすべてこなしていくのはとても大変だけど、少しでも前に進んでいくためには、欠かせない作業になっています。お昼はカフェでいただきましたが、やはり私が最初の客でした…(^_^;) でもそのあとすぐにやってきたカップルが、いろいろたくさん頼んでいたので、少しは息をついたのではないでしょうか。
カフェ

午後からも雨が止まないので、植物をいじるのをあきらめ、ショップ前のペーブの拡張をやることに。階段とペーブがなぜかずれており、端っこの方しか繋がっていないために、とても不便なことになっていたのです。
階段下

ちょうど枕木が2本あったので、それをカットして3枚分拡張することができました。雨の中での作業はなかなか大変だったけれど、お客さんが誰も来なくてよかったのは皮肉なものですが…
完成

終わってからガーデン内を一回り。紅葉もほとんど落ちてしまい、園内はすっかり明るくなっておりました。咲き残っているのはシュウメイギクやアスター類、コルチカムなど少数ですが、せめて天気がよくないと、とても秋の名残を楽しむ雰囲気にはならないです。昨年植えた赤カノコは、ようやく今頃になって花が咲いてきたけれど、来年には少しここの気候に順応して、もう少し早く咲いてくれるようになるのでしょうか。
赤カノコ

森のリビングに植えたガルトニアも、もっと雪融けが早く、気温が高くなる場所に植え替えてやります。高標高地で積算温度の足りない場所では、いろいろと考えなければならないことが多いようです。
ガルトニア

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